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第2.5章 崩壊するゲーム
第135話 問い詰められた(当然だけど)
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~次の日~
「なんで来ないのよ!」
朝、食堂で朝食を食べているとメジーナに睨みつけられながらそう言われた。
「突然なんだよ」
「突然じゃないわよ!わたしとの約束を破って何処に行ってたのよ!」
「秘密」
「はぁ!?」
エムルの所に行ってましたと言えばいいのだが、エムルとはそう言う打ち合わせをしていない為、話しのすれ違いでボロが出たらまずいので取り敢えず黙っておく。
「こっちにも事情があったんだ、お前だけに構ってる時間はないんだよ」
「あるわよね!?時間なんてたっぷりあるじゃない!!!」
あるけどメジーナに構っている時間はない、この件はリュークに任せたいし、余計な事をして学園から『クロウとメジーナは付き合っている』と言う噂が立つのは避けたい。
「悪かったよ、でも、お前と戦う理由なんて昨日も言ったがないだろ?」
「あるわよ、貴方に洗脳されている彼女達を元に戻すのよ」
「洗脳?」
どう言う事だ?ゲームでは洗脳なんてものはないし、R18の寝取られ系の寝取り役の男でもない、そう言う胸糞キャラじゃないし、ただ単に主人公達に事あるごとに邪魔して来てプレイヤーから滅茶苦茶ヘイトを貯めるキャラクターなだけだ、そんな要素はない。
「可笑しいのよ、貴方がフィオナ達と仲良くしているのが」
「なんで可笑しいんだ?お前は転校して来たばかりで何も知らないだろ?」
「そうね、貴方にとってはそうなのよね」
この発言、この言い方、まさかコイツも転生者か?勘弁してくれ、普通こう言う時って転生者なんて1人で十分だろ…まぁエムルとリュークがいるけど。
「どう言う事だ?」
「言わないわよ、貴方に話しても意味ないし」
「あっそ」
確かに転生者なら話しても理解してくれるだろうが、そうでない場合は話した所で『頭大丈夫か?』と信じないだろう。
だからこそ面倒事は避けたい俺にとっては『お前には興味ない』と言う風に装ってこの面倒な時間を終わらせたい。
「それよりも、貴方どうやって彼女達を洗脳したのよ」
「は?」
「は?じゃないわよ、可笑しいのよ貴方がこんなにもモテるなんて」
それには同感する、好かれる要素なんてコチラにはない、ラブコメ主人公はリュークだし、そう言った補正もリュークに入る、
コチラは所謂負けヒロイン枠に入るのだ、それなのにこんなにも女子が周りに多いのは可笑しい。
「男友達もアイツしかいないからなぁ、絡んでくるのもこう言う面倒な奴だけだし」
「失礼ね、わたしは貴方と絡みたくありませんから」
「…Hな方想像した?」
「…してない、殺すぞ?」
だって現在進行形で絡んできているのに、絡みたくないって言うのならそう言う事なのかなぁって思っちゃうじゃん。
「だったら絡んで来ないでくれ、俺、今朝食中なんだけど?」
隣に座ってずっと黙々と食べているメイディは『どうやって殺そうかしら?』と悍ましい程の殺気をなんとか抑え込みながら食べている…頼むからこのまま我慢してくれ。
「だから、そんなのわたしには関係ないの、貴方には拒否権も何もないの、ただ黙ってわたしの言う事を聞けばいいの?いい?」
「やだ、めんどい、だるい、帰れ」
「即答しないで!あと帰らないから!」
「本当に面倒臭いな、俺は何もしてないよ、してるんならなんでお前は変化ないんだよ」
洗脳しているのならメジーナだってその洗脳にやられているはずだ、それがないと言う事は俺は何もしていないと言う事だ。
「薬、話術、調教…魔法や魔術以外でもやろうと思えば出来るわ、貴方がしているのはそれでしょ?」
それ、と言うのは魔法や魔術以外の洗脳術でしょ?と言う意味だ、確かに惚れ薬がある以上そう言う卑猥な物がないとは限らない。
しかしそう言う妄想が出来ると言う事はそう言う知識があると言う事…つまり
「…お前、女の癖にそっち方面に興味があるんだな」
「っ///////////はぁ!!??べ…べべつそんなんじゃないから!!!」
「いやだって、薬とか話術とか…しまいには調教とか言ってるし…うわぁ…妄想しないでくれます?」
「してないから!!!そんな妄想してないからぁぁぁぁぁぁぁ///////!!!!!」
そう叫んでメジーナは顔を真っ赤にして走っていってしまった。
——————————————————————
「クロウ様も大概変態ですよね?」
「お前が言うな」
「なんで来ないのよ!」
朝、食堂で朝食を食べているとメジーナに睨みつけられながらそう言われた。
「突然なんだよ」
「突然じゃないわよ!わたしとの約束を破って何処に行ってたのよ!」
「秘密」
「はぁ!?」
エムルの所に行ってましたと言えばいいのだが、エムルとはそう言う打ち合わせをしていない為、話しのすれ違いでボロが出たらまずいので取り敢えず黙っておく。
「こっちにも事情があったんだ、お前だけに構ってる時間はないんだよ」
「あるわよね!?時間なんてたっぷりあるじゃない!!!」
あるけどメジーナに構っている時間はない、この件はリュークに任せたいし、余計な事をして学園から『クロウとメジーナは付き合っている』と言う噂が立つのは避けたい。
「悪かったよ、でも、お前と戦う理由なんて昨日も言ったがないだろ?」
「あるわよ、貴方に洗脳されている彼女達を元に戻すのよ」
「洗脳?」
どう言う事だ?ゲームでは洗脳なんてものはないし、R18の寝取られ系の寝取り役の男でもない、そう言う胸糞キャラじゃないし、ただ単に主人公達に事あるごとに邪魔して来てプレイヤーから滅茶苦茶ヘイトを貯めるキャラクターなだけだ、そんな要素はない。
「可笑しいのよ、貴方がフィオナ達と仲良くしているのが」
「なんで可笑しいんだ?お前は転校して来たばかりで何も知らないだろ?」
「そうね、貴方にとってはそうなのよね」
この発言、この言い方、まさかコイツも転生者か?勘弁してくれ、普通こう言う時って転生者なんて1人で十分だろ…まぁエムルとリュークがいるけど。
「どう言う事だ?」
「言わないわよ、貴方に話しても意味ないし」
「あっそ」
確かに転生者なら話しても理解してくれるだろうが、そうでない場合は話した所で『頭大丈夫か?』と信じないだろう。
だからこそ面倒事は避けたい俺にとっては『お前には興味ない』と言う風に装ってこの面倒な時間を終わらせたい。
「それよりも、貴方どうやって彼女達を洗脳したのよ」
「は?」
「は?じゃないわよ、可笑しいのよ貴方がこんなにもモテるなんて」
それには同感する、好かれる要素なんてコチラにはない、ラブコメ主人公はリュークだし、そう言った補正もリュークに入る、
コチラは所謂負けヒロイン枠に入るのだ、それなのにこんなにも女子が周りに多いのは可笑しい。
「男友達もアイツしかいないからなぁ、絡んでくるのもこう言う面倒な奴だけだし」
「失礼ね、わたしは貴方と絡みたくありませんから」
「…Hな方想像した?」
「…してない、殺すぞ?」
だって現在進行形で絡んできているのに、絡みたくないって言うのならそう言う事なのかなぁって思っちゃうじゃん。
「だったら絡んで来ないでくれ、俺、今朝食中なんだけど?」
隣に座ってずっと黙々と食べているメイディは『どうやって殺そうかしら?』と悍ましい程の殺気をなんとか抑え込みながら食べている…頼むからこのまま我慢してくれ。
「だから、そんなのわたしには関係ないの、貴方には拒否権も何もないの、ただ黙ってわたしの言う事を聞けばいいの?いい?」
「やだ、めんどい、だるい、帰れ」
「即答しないで!あと帰らないから!」
「本当に面倒臭いな、俺は何もしてないよ、してるんならなんでお前は変化ないんだよ」
洗脳しているのならメジーナだってその洗脳にやられているはずだ、それがないと言う事は俺は何もしていないと言う事だ。
「薬、話術、調教…魔法や魔術以外でもやろうと思えば出来るわ、貴方がしているのはそれでしょ?」
それ、と言うのは魔法や魔術以外の洗脳術でしょ?と言う意味だ、確かに惚れ薬がある以上そう言う卑猥な物がないとは限らない。
しかしそう言う妄想が出来ると言う事はそう言う知識があると言う事…つまり
「…お前、女の癖にそっち方面に興味があるんだな」
「っ///////////はぁ!!??べ…べべつそんなんじゃないから!!!」
「いやだって、薬とか話術とか…しまいには調教とか言ってるし…うわぁ…妄想しないでくれます?」
「してないから!!!そんな妄想してないからぁぁぁぁぁぁぁ///////!!!!!」
そう叫んでメジーナは顔を真っ赤にして走っていってしまった。
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「クロウ様も大概変態ですよね?」
「お前が言うな」
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