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第4章~魔王討伐~
第185話 1時間
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~1時間後~
魔王軍と人類連合軍が戦い始めてから約1時間が経過した。
「ハァァァァ!!!!!」
「ぐぎゃァァァ!!!」
クロウは襲いかかって来た魔物を斬ると周りを見る
兵士や敵達が乱れながら戦っていた。
「…数の上ではコチラが上…だけど」
クロウは仲間達を援護しながら前へと進んでいる…しかし
「…若干劣勢か」
クロウのチート並みのステータスを使っても劣勢は免れないだろう、な○う小説の様に何十万と言う大軍を一瞬で倒す事なんてクロウには出来ない。
ここでのステータスはあくまでも彼個人の力のみで仲間には反映されていない、つまり魔法での誤射の恐れもあるのだ。
(俺の力なら素早く動く事は出来る、けど高速移動をしながら敵と味方を区別して敵だけを正確に一瞬で殺すと言う高等技術は持っていない)
1対多数なら遠慮はいらないが、仲間がいる戦場でそれは無理だ、魔法も同じ
敵だけを捕捉して味方を危害が出ない様にして、一瞬で殺す程の力を一瞬でやるのは不可能だ。
「…取り敢えず、仲間を守る事だけを考えよう、全てを救おうと動くのは勇者の仕事だ」
自分で自己完結を終わらせると苦戦している仲間の元へと向かう。
「リューク!」
「クロウ様!」
ゴブリンの巨人版…おそらくジェネラルとかキングとかそんな感じの名前だった魔物…取り敢えずゴブリンと戦っているリュークをクロウは見つけた。
「気をつけてください!後ろにはまだ残ってます!!」
「分かった、後ろだな?」
右手に持っている剣を🗡️後ろに回転させながら動かす。
「ギャァァァァァァァァァァァ!!!!!」
「ぴぎゅっ!??」
すると大きなゴブリン達は身体ごと切断されて、そのまま絶命する。
「メイディ!」
「はい!」
そして近くに気配を感じたのでメイディの名前を呼んで苦戦しているリュークに加勢に入る。
「ハァァァァ!!!」
「っ!?」
「トドメだぁ!!!」
アキレス腱を切断し体勢を崩す、その勢いのままリュークはゴブリンの頭を切り落とした。
「ハァ…ハァ…ハァ…」
「大丈夫か?戦いは始まったばかりだぞ?」
「クロウ様こそ…なんなんですかその体力」
リュークは激しい息切れをしているが、クロウは呼吸一つ乱していない、ステータスの差もあるがトレーニングの成果も含まれている。
「毎日走ってたからな、体力には自信がある」
「流石です、クロウ様」
褒めてくれるメイディの頭を撫でながら、クロウは襲いかかって来た鳥型の魔物を一体斬った。
「…休息イベントはなしか…メイディ、行けるか?」
「もちろんです」
「よし、ミオ達の援護に行く、リューク、お前は俺達の後ろにいろ」
「何故ですか?」
「お前は対魔王の必要不可欠な存在だ、ここで体力を温存させとかないと」
ゴブリン…の上位個体に苦戦していたとは言え、周りを見たら沢山の魔物達がやられていた、おそらく連戦による疲労で押されたのだろう。
「フィオナ達も苦戦はしてないが善戦もしていない、何とかして全員生き残るぞ!」
「はい!」
「わかりました!」
クロウの指示に従い、仲間達の加勢に入る、本当なら最初っからまとまって戦いたかったが、数が多過ぎて離れてしまったのだ。
「シャル!」
「クロウ!?」
アフロ頭の骸骨とシャルは戦っており、周囲には骨が沢山散らばっていた。
「骸骨騎士か!」
「うん!でも!!!たぁぁぁ!!!」
「っっっ!!!???」
シャルはクロウと一緒に鍛えた剣の腕で上位個体であろう骸骨騎士を撃破した。
「ボクは大丈夫だよ、敵もまだまだいるし、この程度で疲れるわけにはいかないよ!」
「流石だな…」
クロウと(半ば強引に)一緒に鍛えた剣の腕と体力は騎士団との訓練時代も含めてかなり強化されたのだろう、リュークもそうだがメインキャラクターはズルをしなくてもこう言った状況に対応出来るようだ。
———————————————————————
続く
魔王軍と人類連合軍が戦い始めてから約1時間が経過した。
「ハァァァァ!!!!!」
「ぐぎゃァァァ!!!」
クロウは襲いかかって来た魔物を斬ると周りを見る
兵士や敵達が乱れながら戦っていた。
「…数の上ではコチラが上…だけど」
クロウは仲間達を援護しながら前へと進んでいる…しかし
「…若干劣勢か」
クロウのチート並みのステータスを使っても劣勢は免れないだろう、な○う小説の様に何十万と言う大軍を一瞬で倒す事なんてクロウには出来ない。
ここでのステータスはあくまでも彼個人の力のみで仲間には反映されていない、つまり魔法での誤射の恐れもあるのだ。
(俺の力なら素早く動く事は出来る、けど高速移動をしながら敵と味方を区別して敵だけを正確に一瞬で殺すと言う高等技術は持っていない)
1対多数なら遠慮はいらないが、仲間がいる戦場でそれは無理だ、魔法も同じ
敵だけを捕捉して味方を危害が出ない様にして、一瞬で殺す程の力を一瞬でやるのは不可能だ。
「…取り敢えず、仲間を守る事だけを考えよう、全てを救おうと動くのは勇者の仕事だ」
自分で自己完結を終わらせると苦戦している仲間の元へと向かう。
「リューク!」
「クロウ様!」
ゴブリンの巨人版…おそらくジェネラルとかキングとかそんな感じの名前だった魔物…取り敢えずゴブリンと戦っているリュークをクロウは見つけた。
「気をつけてください!後ろにはまだ残ってます!!」
「分かった、後ろだな?」
右手に持っている剣を🗡️後ろに回転させながら動かす。
「ギャァァァァァァァァァァァ!!!!!」
「ぴぎゅっ!??」
すると大きなゴブリン達は身体ごと切断されて、そのまま絶命する。
「メイディ!」
「はい!」
そして近くに気配を感じたのでメイディの名前を呼んで苦戦しているリュークに加勢に入る。
「ハァァァァ!!!」
「っ!?」
「トドメだぁ!!!」
アキレス腱を切断し体勢を崩す、その勢いのままリュークはゴブリンの頭を切り落とした。
「ハァ…ハァ…ハァ…」
「大丈夫か?戦いは始まったばかりだぞ?」
「クロウ様こそ…なんなんですかその体力」
リュークは激しい息切れをしているが、クロウは呼吸一つ乱していない、ステータスの差もあるがトレーニングの成果も含まれている。
「毎日走ってたからな、体力には自信がある」
「流石です、クロウ様」
褒めてくれるメイディの頭を撫でながら、クロウは襲いかかって来た鳥型の魔物を一体斬った。
「…休息イベントはなしか…メイディ、行けるか?」
「もちろんです」
「よし、ミオ達の援護に行く、リューク、お前は俺達の後ろにいろ」
「何故ですか?」
「お前は対魔王の必要不可欠な存在だ、ここで体力を温存させとかないと」
ゴブリン…の上位個体に苦戦していたとは言え、周りを見たら沢山の魔物達がやられていた、おそらく連戦による疲労で押されたのだろう。
「フィオナ達も苦戦はしてないが善戦もしていない、何とかして全員生き残るぞ!」
「はい!」
「わかりました!」
クロウの指示に従い、仲間達の加勢に入る、本当なら最初っからまとまって戦いたかったが、数が多過ぎて離れてしまったのだ。
「シャル!」
「クロウ!?」
アフロ頭の骸骨とシャルは戦っており、周囲には骨が沢山散らばっていた。
「骸骨騎士か!」
「うん!でも!!!たぁぁぁ!!!」
「っっっ!!!???」
シャルはクロウと一緒に鍛えた剣の腕で上位個体であろう骸骨騎士を撃破した。
「ボクは大丈夫だよ、敵もまだまだいるし、この程度で疲れるわけにはいかないよ!」
「流石だな…」
クロウと(半ば強引に)一緒に鍛えた剣の腕と体力は騎士団との訓練時代も含めてかなり強化されたのだろう、リュークもそうだがメインキャラクターはズルをしなくてもこう言った状況に対応出来るようだ。
———————————————————————
続く
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