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第二章
39. 判決 1
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大地の間。ここは国王も同席するような重要な裁判の時に使用される。深い赤色と白を基調とした重厚感のある部屋に入って正面に玉座があり、その背後に側近と国王の護衛が立つ。部屋の両脇には椅子が並べられ、玉座に向かって左側には俺、ジョン、グショウ隊長、ダン、リュン、トト、ライファの順に椅子に座った。反対側にはアーバン伯爵が夫妻で座っている。
部屋の中央にはキース、トーニャ、クラウス、キースを殺しにきた暗殺者が床に跪いていた。ウエストロン公爵夫人からは3人とは別に話を聞くようにしてある。裁かれる姿をあまり多くの人には見せないようにというせめてもの温情だ。
全員が揃ったところで国王が現れ、皆が頭を下げ敬意を示した。
「よい。顔をあげよ。」
国王の凛とした声が響く。
「其の方ら、クオン王子を殺害しようとしたというのは本当か。ガジェに関しては始末屋だと聞いている。」
国王の言葉にキースが傍で見ていても分かるように震え、頭を床にこすり付けるかのようにした。
「わ、わたくしがクオン王子の皿に毒を盛りました。」
キースは呼吸を吐き出すかのように一気に話した。
「キース、顔を上げて真実を話せ。」
「はい。」
覚悟を決めたかのようにキース目に力が宿る。
「私はここにいるトーニャと密かに交際をしておりました。トーニャにはクオン王子の側近をしていることもターザニアに行くことも話してはおりません。ターザニアを出る一週間前のこと、匿名の隠密石が私の元へ飛んできました。中にはトーニャを誘拐したこと、王子を暗殺しなければトーニャを殺すこと、そしてトーニャの髪の毛が入っていました。」
キースの話すその内容は先日俺たちが聞いたものと同じ内容だった。
「王子とは幼少のころからずっと共に歩んでまいりました。そんな王子を殺すなどと私にできるはずがありません。犯人を見つけることも出来ず、自分が死ぬことでトーニャを返してもらおうと、浅はかな私はそう思ってしまいました。これが私の知っている全てです。」
「国王様!!恐れながら発言をお許しください!」
キースが話し終わるのを待って、トーニャが叫んだ。
「わたくしは無罪です。何も知らなかったのです。クラウス様に頼まれて髪の毛は渡しました。平民の私では断ることなど出来やしません。国王様、信じてください。」
トーニャのその言葉を聞き、クラウスは信じられないというようにトーニャを見た後、嘲る様な視線を送った。そして俺の目をじっと見た。
嘘か本当か、お前にはわかるのだろう?クラウスの目が雄弁にそう語っている。
俺のスキルは嘘か本当かを見分けるものだ。見分け方は単純明快。スキルを使って見れば、見た者の目の脇あたりに【嘘】と文字が現れるのだ。本当の時、文字は現れない。だがスキルで確認するまでもなくトーニャが嘘をついていることは、クラウス伯爵夫妻とキース以外、ここにいる者たち全員が知っているのだ。
「往生際の悪い女だな。キース、お前の女はな、俺に抱かれたくてお前を売ったんだよ!」
「やめて!!」
トーニャの声が響き、呆然とした表情のキースがトーニャを見た。
「まさか・・・トーニャは全て知っていて髪の毛を渡したのか?」
「違う!違うわ!私はあなたを愛しているのよ。」
トーニャがキースに手を伸ばす。その手がキースに触れようとした時、もうこんな茶番など耐えられないと思った。
「触るな!その汚い手でキースに触るな!ここに証拠がある。言い逃れは出来ない。国王、ここで映像を流す許可を!」
「よかろう。」
国王の承諾を得て、映像を流す。
ライファが俺に流してきたあの音声だ。クラウスの低い声が大地の間に響き渡る。
「あぁ、王子は今ターザニアからこちらに向かっている。その最中に殺るそうだ。成功しても失敗してもお前は返してほしいと言ってきたぞ。」
「くすっ、あの人らしいわね。」
「未練はないのか?どう転がってもあいつは死ぬぞ。」
「えぇ、いいの。私はずっと私の側にいてくれる人がいい。愛して、褒めて、お花を育てるように私を愛でてくれる、権力も財力もあるあなたのような人がいいの。キースは私に優しかったけど、私をキースの一番にはしてくれなかったわ。仕事、仕事で私の側にはいてくれなかった。クラウス様からキースの仕事が王子の側近だと聞いた時に、キースの一番は永遠に王子なのだと気付いたのよ。最愛の王子と殺し合う、本望でしょう?」
「君は恐ろしい女だな。」
「ふふふ、そんな私を引き出したのはクラウス様、あなたですよ。ねぇ、抱いてくださる?」
音声を受けてトーニャの絶望した絶叫が大地の間に響いた。
キースは呆然とした表情のままただひたすら頭を下げていた。こんな女の為に自らの命さえ捨てようとしたキース、その姿が哀れで痛々しくて見ていられなかった。
「弁明の余地はないな。クラウス、トーニャ、ガジェこの三人は死刑とする。死をもって罪を償え。連れていけ。」
国王の言葉に騎士団が三人を掴んで連れて行った。連れていかれながら、トーニャは必死に体を捻り「国王様、私は騙されたのです。お慈悲を!お慈悲を!」と叫び続けていた。
アーバン伯爵は連行される息子の姿を唇を噛んで見つめ、伯爵夫人は夫にしがみついて泣いていた。肩を震わせては時折すすり上げるような音が聞こえる。
「さて、アーバン伯爵、お前にも息子の責任を取って貰う。」
国王の言葉にアーバン伯爵が顔を上げた。拒否など出来るわけもない。伯爵は拳をぎゅっと握って次の言葉を待った。
「魔力を縛り爵位剥奪。オーヴェル国内で平民として暮らすが良い。国外へ行くことは認めぬ。」
「こ、国王様、それはあんまりでは・・・。」
今まで蔑ろにしてきた平民の元で平民として暮らす、それが何を意味するのか気が付いたのだろう。
「アーバン伯爵、本来ならば一家揃って死刑になってもおかしくはないのだ。お前が今まで領地の平民に対して誠実に接していたというのなら、平民の皆がお前たちの助けになってくれるだろう。これは極めて温情のある措置である。」
国王の言葉にアーバン伯爵はもはや言葉を話すことは出来ず、夫人はただ泣くばかりだった。
「夫妻も連れていけ。それから、アーバン伯爵家へ向かい、家族全員を連行しろ。」
夫妻が大地の間を出ていくのを見送ってから国王はキースに向き直った。
「キース・・・。なんて愚かなことを。お前は一言、たった一言、我々に助けを求めればよかったのだ。」
国王はキースを見て初めて表情を歪めた。
「・・・申し訳ございません。」
キースはただただ頭を下げるしかなかった。
「クオン、キースへの罰は主であるお前が言い渡せ。」
「はい。」
俺はキースに向き合った。頭を下げたままのキースを見つめ、共に過ごしてきた日々が走馬灯のように蘇る。
「面をあげよ。」
その言葉にキースが真っ直ぐとこちらを見た。
初めて会ったのは俺が10歳になった時だ。今までの毒味係が高齢の為に体調を崩すことが多くなり、その代わりとして連れてこられたのがキースだった。俺より年上のやさしそうな男の子といった印象だった。俺が悪戯をするたびにキースも巻き込まれ、捕まって叱られるのはいつも鈍くさいキースの役割。父上に悪戯を仕掛けた時のキースのおどおどした表情が面白くて、何度も何度も悪戯をした。
大きくなってからも、俺が少しでも無茶をすると大変だと大げさに騒いで、そんなキースの行動に癒されていたのだ。キースに対してはスキルを使ってみようなどと思わなくても良い、俺にとっては特別な存在だった。
そのキースが今、大地の間の罪人の席で跪いている。
「キース。」
ついキースを呼ぶ声が甘くなってしまう。罪人だというのに思い出が優しすぎるのだ。
「判決を言い渡す。お前はこれより神殿仕えとなる。神殿から一歩も出ることは許さぬ。それがお前の償いだ。」
償い、その言葉を使いながらも誰に対しての償いだ?と心に反響した。キースに対して怒りなど微塵もない。むしろ、キースが抱えていたものに気付かなかった自分自身を裁きたいくらいなのだ。
「ありがとうございます。」
キースが丁寧に頭を下げた。
本当ならキースを無罪にしてなかったことにしてしまいたい。でも、それを一番許さないのはキース自身だろう。
「キースを連れていけ。」
国王の一言で、キースは騎士に付き添われながら大地の間を出ていった。
部屋の中央にはキース、トーニャ、クラウス、キースを殺しにきた暗殺者が床に跪いていた。ウエストロン公爵夫人からは3人とは別に話を聞くようにしてある。裁かれる姿をあまり多くの人には見せないようにというせめてもの温情だ。
全員が揃ったところで国王が現れ、皆が頭を下げ敬意を示した。
「よい。顔をあげよ。」
国王の凛とした声が響く。
「其の方ら、クオン王子を殺害しようとしたというのは本当か。ガジェに関しては始末屋だと聞いている。」
国王の言葉にキースが傍で見ていても分かるように震え、頭を床にこすり付けるかのようにした。
「わ、わたくしがクオン王子の皿に毒を盛りました。」
キースは呼吸を吐き出すかのように一気に話した。
「キース、顔を上げて真実を話せ。」
「はい。」
覚悟を決めたかのようにキース目に力が宿る。
「私はここにいるトーニャと密かに交際をしておりました。トーニャにはクオン王子の側近をしていることもターザニアに行くことも話してはおりません。ターザニアを出る一週間前のこと、匿名の隠密石が私の元へ飛んできました。中にはトーニャを誘拐したこと、王子を暗殺しなければトーニャを殺すこと、そしてトーニャの髪の毛が入っていました。」
キースの話すその内容は先日俺たちが聞いたものと同じ内容だった。
「王子とは幼少のころからずっと共に歩んでまいりました。そんな王子を殺すなどと私にできるはずがありません。犯人を見つけることも出来ず、自分が死ぬことでトーニャを返してもらおうと、浅はかな私はそう思ってしまいました。これが私の知っている全てです。」
「国王様!!恐れながら発言をお許しください!」
キースが話し終わるのを待って、トーニャが叫んだ。
「わたくしは無罪です。何も知らなかったのです。クラウス様に頼まれて髪の毛は渡しました。平民の私では断ることなど出来やしません。国王様、信じてください。」
トーニャのその言葉を聞き、クラウスは信じられないというようにトーニャを見た後、嘲る様な視線を送った。そして俺の目をじっと見た。
嘘か本当か、お前にはわかるのだろう?クラウスの目が雄弁にそう語っている。
俺のスキルは嘘か本当かを見分けるものだ。見分け方は単純明快。スキルを使って見れば、見た者の目の脇あたりに【嘘】と文字が現れるのだ。本当の時、文字は現れない。だがスキルで確認するまでもなくトーニャが嘘をついていることは、クラウス伯爵夫妻とキース以外、ここにいる者たち全員が知っているのだ。
「往生際の悪い女だな。キース、お前の女はな、俺に抱かれたくてお前を売ったんだよ!」
「やめて!!」
トーニャの声が響き、呆然とした表情のキースがトーニャを見た。
「まさか・・・トーニャは全て知っていて髪の毛を渡したのか?」
「違う!違うわ!私はあなたを愛しているのよ。」
トーニャがキースに手を伸ばす。その手がキースに触れようとした時、もうこんな茶番など耐えられないと思った。
「触るな!その汚い手でキースに触るな!ここに証拠がある。言い逃れは出来ない。国王、ここで映像を流す許可を!」
「よかろう。」
国王の承諾を得て、映像を流す。
ライファが俺に流してきたあの音声だ。クラウスの低い声が大地の間に響き渡る。
「あぁ、王子は今ターザニアからこちらに向かっている。その最中に殺るそうだ。成功しても失敗してもお前は返してほしいと言ってきたぞ。」
「くすっ、あの人らしいわね。」
「未練はないのか?どう転がってもあいつは死ぬぞ。」
「えぇ、いいの。私はずっと私の側にいてくれる人がいい。愛して、褒めて、お花を育てるように私を愛でてくれる、権力も財力もあるあなたのような人がいいの。キースは私に優しかったけど、私をキースの一番にはしてくれなかったわ。仕事、仕事で私の側にはいてくれなかった。クラウス様からキースの仕事が王子の側近だと聞いた時に、キースの一番は永遠に王子なのだと気付いたのよ。最愛の王子と殺し合う、本望でしょう?」
「君は恐ろしい女だな。」
「ふふふ、そんな私を引き出したのはクラウス様、あなたですよ。ねぇ、抱いてくださる?」
音声を受けてトーニャの絶望した絶叫が大地の間に響いた。
キースは呆然とした表情のままただひたすら頭を下げていた。こんな女の為に自らの命さえ捨てようとしたキース、その姿が哀れで痛々しくて見ていられなかった。
「弁明の余地はないな。クラウス、トーニャ、ガジェこの三人は死刑とする。死をもって罪を償え。連れていけ。」
国王の言葉に騎士団が三人を掴んで連れて行った。連れていかれながら、トーニャは必死に体を捻り「国王様、私は騙されたのです。お慈悲を!お慈悲を!」と叫び続けていた。
アーバン伯爵は連行される息子の姿を唇を噛んで見つめ、伯爵夫人は夫にしがみついて泣いていた。肩を震わせては時折すすり上げるような音が聞こえる。
「さて、アーバン伯爵、お前にも息子の責任を取って貰う。」
国王の言葉にアーバン伯爵が顔を上げた。拒否など出来るわけもない。伯爵は拳をぎゅっと握って次の言葉を待った。
「魔力を縛り爵位剥奪。オーヴェル国内で平民として暮らすが良い。国外へ行くことは認めぬ。」
「こ、国王様、それはあんまりでは・・・。」
今まで蔑ろにしてきた平民の元で平民として暮らす、それが何を意味するのか気が付いたのだろう。
「アーバン伯爵、本来ならば一家揃って死刑になってもおかしくはないのだ。お前が今まで領地の平民に対して誠実に接していたというのなら、平民の皆がお前たちの助けになってくれるだろう。これは極めて温情のある措置である。」
国王の言葉にアーバン伯爵はもはや言葉を話すことは出来ず、夫人はただ泣くばかりだった。
「夫妻も連れていけ。それから、アーバン伯爵家へ向かい、家族全員を連行しろ。」
夫妻が大地の間を出ていくのを見送ってから国王はキースに向き直った。
「キース・・・。なんて愚かなことを。お前は一言、たった一言、我々に助けを求めればよかったのだ。」
国王はキースを見て初めて表情を歪めた。
「・・・申し訳ございません。」
キースはただただ頭を下げるしかなかった。
「クオン、キースへの罰は主であるお前が言い渡せ。」
「はい。」
俺はキースに向き合った。頭を下げたままのキースを見つめ、共に過ごしてきた日々が走馬灯のように蘇る。
「面をあげよ。」
その言葉にキースが真っ直ぐとこちらを見た。
初めて会ったのは俺が10歳になった時だ。今までの毒味係が高齢の為に体調を崩すことが多くなり、その代わりとして連れてこられたのがキースだった。俺より年上のやさしそうな男の子といった印象だった。俺が悪戯をするたびにキースも巻き込まれ、捕まって叱られるのはいつも鈍くさいキースの役割。父上に悪戯を仕掛けた時のキースのおどおどした表情が面白くて、何度も何度も悪戯をした。
大きくなってからも、俺が少しでも無茶をすると大変だと大げさに騒いで、そんなキースの行動に癒されていたのだ。キースに対してはスキルを使ってみようなどと思わなくても良い、俺にとっては特別な存在だった。
そのキースが今、大地の間の罪人の席で跪いている。
「キース。」
ついキースを呼ぶ声が甘くなってしまう。罪人だというのに思い出が優しすぎるのだ。
「判決を言い渡す。お前はこれより神殿仕えとなる。神殿から一歩も出ることは許さぬ。それがお前の償いだ。」
償い、その言葉を使いながらも誰に対しての償いだ?と心に反響した。キースに対して怒りなど微塵もない。むしろ、キースが抱えていたものに気付かなかった自分自身を裁きたいくらいなのだ。
「ありがとうございます。」
キースが丁寧に頭を下げた。
本当ならキースを無罪にしてなかったことにしてしまいたい。でも、それを一番許さないのはキース自身だろう。
「キースを連れていけ。」
国王の一言で、キースは騎士に付き添われながら大地の間を出ていった。
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