【完結】World cuisine おいしい世界~ほのぼの系ではありません。恋愛×調合×料理

SAI

文字の大きさ
168 / 226
第三章

64. ジンの訪問

しおりを挟む
私とルカを遮るように二人の間に現れたのはシルクハットを被った小さな首だ。ヌッと現れた首に驚いて固まる私たちに首は、おや、と顔を傾けてみせた。首は足元から30cmの高さにスッと下りると体を現した。

「驚かせてしまいましたね。これは失礼しました。私、ヘイゼル公爵家のお家小人、ジンと申します。」

紳士風の服を着たジンは帽子を取ると私たちにお辞儀をしてみせた。そして言葉を続ける。

「散歩をしておりましたところ、なんともいえぬいい匂いに誘われてやってまいりました。私もこの素敵なお茶会に混ぜては貰えないでしょうか?」

「どうぞ、一緒に食べましょ。まだ熱いので気を付けてくださいね。」
「熱っ、熱っ。」

ジンはクッキーを上に投げてはキャッチし、上に投げてはキャッチし、そうして少し冷ますと大きな口を開けてかぶりついた。

「ふぉっ、ふぉっ、ふぉっ、これは美味っ!!」

ジンの姿を見ていたルカは僕も、と言って鍋の中からクッキーを摘まんだ。サクッ。鍋の中のクッキーは鍋の冷たさに触れ外側がいくらか冷めていたようで、サクッとした音が鳴る。

「美味しい・・・。こんな食感は初めてだ。これなんていうお菓子?ユーリスアのお菓子なの?」
「いや、これは私オリジナルお菓子・・・になると思う。」

夢の中の世界のレシピだなんて言っても誰も信じないだろう。クッキーを次々と焼きながら3人でお茶会をしているとまた部屋のドアをノックする音がした。

「レイだ。」
「どうぞ。」

急いでドアを開けた途端、ベルが真っ先にバルコニーへと飛んでいく。素早い。

「いい匂いがする。クッキーでも焼いてるの?」
「あたり。」
「レイ様も一緒にいかがですか?」

ルカがバルコニーから顔を覗かせた。ジンがいるから部屋の中でもレイの従者続行らしい。私も慌てて口調を正した。

「お茶もお飲みになられますか?」
レイは私たちの様子に、部屋に他の者もいるのだと察したようだ。

「あぁ、いただこう。」

人数が増えたせいもあり、お茶会の場所を室内へと移動した。私はバルコニーと部屋を行き来いながらお茶会に参加する。

「ジェンダーソン侯爵家のご子息、レイ様でいらっしゃいますな。私はこの家のお家小人、ジンと申します。」
「はじめまして。ジンさん。」

「ほほう、ジンさん。さん、ですな。大変結構!近頃、呼び捨てにする輩ばかりでな。ふぉっ、ふぉっ、ふぉっ。」

ジンさんは嬉しそうにクルクルッと回った。通常、お家小人は家の中では一番位が低い。侍女や料理人よりもだ。したがって皆呼び捨てで呼ぶのだ。

「サリア嬢とのデートはいかがでしたかの?」
ジンさんは一度私の顔を見てから、そっとした手つきでクッキーをもう一枚摘まんだ。

「見ていたのですか?」
「なに、ちょびっとだけですよ。私、空間移動が得意でしてね。」

ジンさんはそう言うと、まるで空間を両手で開くかのような動きをしてみせた。

「デートだなんて。中庭を案内していただいただけですよ。寒い季節だというのに見事に花が咲き乱れていて美しい庭でした。」

「サリア嬢はもう数年も経てば、美しい女性に成長しますぞ。この庭の花のように。」
「えぇ、そうでしょうね。」

レイが笑顔で答える。その言葉から逃れるようにバルコニーにクッキーを取りに向かった。こんなことで気持ちが揺れるとは。ため息をついた瞬間、鍋の淵に手首が触れた。

「熱っ!」

思わず手が跳ね、クッキーを落としそうになるところをハッとして堪える。

「あ、危うく落とすところだった・・・。こんなことじゃ、先が思いやられるな・・・。」
「何してんの!ちゃんと冷やさないと!!冷やすものないからとりあえず、ここに手首乗せといて!」

ルカは私の手を掴むと、バルコニーの冷たい手すりに手首を乗せた。ヒリヒリしていた痛みが少し静まる。

「気持ちいい・・・。」
「熱って声が聞こえたから覗いてみれば、ぼーっと突っ立ってるし。僕、薬持ってるから今、持ってくるよ。」
「あぁ、いいよ。売り物でしょ?こうやって冷やしていればすぐに良くなるし。」
「だーめ。ったく、女の子なんだからそういう所もちゃんとしなさい。」

ルカは急いで部屋に戻ると、薬を持って戻ってきた。葉っぱにぬるっとした薬を塗り、止めるものがないから魔力でいいか、とルカの魔力を私の手首に巻いた。

「ありがとう。」
「どういたしまして。」

ルカはそう言うと私の頭をポンポンと叩いて部屋に戻って行った。その後を追うように私もクッキーを持って部屋に戻る。

「その手、どうしたの?」
部屋に戻るなりレイが私の手首を指さした。

「火傷をしてしまいましてルカさんに手当をして貰いました。」
「そうか。ヒーリングで治してあげようか?」
「いいえ、大丈夫でございます。もう痛みもないですし、レイ様のお手を煩わせるわけにはまいりません。」
「そうか。」

我ながら完璧な受け答えだったと思う。ルカを見ると複雑な顔であらぬ方を見ていた。むぅ、今の完璧な受け答えを聞いていて欲しかったのに。

「ジンさん、お茶のおかわりはいかがですか?」
ジンさんに声をかけると、ジンさんは私の手にあるクッキーを見てニコリと微笑んだ。

「うむ、クッキーも増えたことだし、もう一杯いただこうか。」
「ジンさんはこの島のことはよくご存じなのですか?」

レイがクッキーを手に取りながらジンさんを見た。

「うむ、そうじゃな。存じておるぞ。」
「ジンさんはこの屋敷の外にも出るのですか?」

ジンさんの前にお茶を置きながら、私は驚いて質問した。お家小人は仕えている家の敷地から外に出ることはない。お家小人は仕える屋敷の主人と契約することで魔力を得る。その魔力の有効範囲が主の家の敷地内なのだ。敷地外に出ると魔力を使うことが出来ず危険度が増すので、お家小人が敷地外に出ることはまずない。

「いえいえ、敷地外には出ませんよ。私も命が惜しいですからね。でも、毎日毎日敷地のパトロールを欠かさないとね、案外色々な出会いがあるというものです。あなたたちと出会えたように。」

ジンさんはウィンクをするとクッキーを一口頬張った。

「ん?おや、主が私を呼んでいるようです。これにて失礼いたします。あぁ、もう少し食べたかったのに・・・。はっ、また近々お茶会に招待していただけますかの?」

「えぇ、勿論です。」
ジンさんは嬉しそうににっこりと笑うと、ではまた明日、と言って消えた。


ジンさんが完全に部屋から去ったのを確認するとレイはふぅ、と息を吐いて、疲れた、と言った。

「お疲れ、お疲れ。マッサージでもしようか?気分転換にもなるよ。」
ルカがやってきてレイの肩に手を置く。

「じゃあお願いしようかな。」
ルカはレイをソファにあおむけに寝かせて背中の骨に沿うようにギュギュっと指圧しを始めた。

「う~、気持ちいい。気持ち良すぎてゾクゾクする・・・。」
「サリア嬢から何か情報は貰えた?ただ散歩していたわけじゃないんだろ?」

ルカはレイの体を起こすと、右手の肩をグッと回してストレッチをさせるような動きをした。

「うん、チェルシー鳥を捕まえようとした人たちが今までどんなことをしたのか聞いてきたよ。」
「どんなだって?」

「森をくまなく捜索したり、供え物をして儀式めいたことをしたこともあるって言ってたな。あとは占い師に居場所を占って貰ったり、ハンターたちに森のあちこちで騒がせて一か所に追い込むって言う作戦も行ったみたいだ。」

「結構いろいろやってみたんだねぇ。」
「何か新しい方法を考えないとだな。」

二人の会話を聞きながら、そうだね、と頷く。お茶を飲みながらクッキーを摘まんでいると、レイと目が合った。なんとなく目を逸らす。

「ルカ、もういいよ。ありがとう。ライファ、ちょっと来て。」

ソファに座りなおしたレイの元へ行くと、私が火傷をした方の手を持って不満そうにその手首を見つめた。そして私の手首に優しく触れると何かを払うような動作をする。私の手首に巻かれていた葉っぱが頼りなさげに揺れ、レイがその葉っぱが落ちないように注意しながら私の手首の周りに手を這わせた。するとルカがそうしたように葉っぱが私の手首に固定された。

「これでいい。」
レイがした行動の意味が分からず、キョトンとしているとルカが笑い出した。

「独占欲。」
「うるさい。ワザとだろ?」

拗ねたようなレイの声。

「さぁ、どうでしょう?」

二人のやり取りの意味がよくわからず、二人の様子をじっと見ているとルカが私を見て笑った。

「レイは私の魔力をライファが身に着けていることが気に入らなかったんだよ。レイ、ちゃんと言葉にしないとライファには伝わらないようだよ。」

ルカはそう言うとまた笑った。

しおりを挟む
感想 5

あなたにおすすめの小説

『処刑されるたびに12歳に戻る悪役令嬢、7回目の人生は「何もせず寝て過ごす」ことに決めたら、なぜか周囲が勝手に勘違いして聖女扱いされています

六角
恋愛
公爵令嬢リリアーナは、18歳の誕生日に必ず断罪・処刑されては12歳に戻るという地獄のループを6回も繰り返していた。 真面目に努力しても、剣を極めても、裏社会を支配しても、結局は殺される運命。 心折れた彼女は、7回目の人生でついに決意する。 「もう頑張らない。どうせ死ぬなら、今回はひたすら寝て過ごそう」と。 しかし、安眠を求めて「うるさい」と敵を黙らせれば『王者の覇気』と恐れられ、寝ぼけて放った魔法は『神の奇跡』と崇められ、枕への異常なこだわりは『深遠なる儀式』と誤解されてしまう。 気がつけば、ストーカー気味のヤンデレ王子、パン屋の元ヒロイン、狂犬の如きライバル令嬢、元部下の暗殺者、そして不眠症の魔王までもが彼女の信者となり、リリアーナは意図せずして国を、そして世界を救う「最強の聖女」へと祭り上げられていく。 「お願いだから、私を寝かせて!」 睡眠欲だけで運命(システム)さえもねじ伏せる、無気力悪役令嬢の痛快勘違いサクセス(?)ストーリー!

転生調理令嬢は諦めることを知らない!

eggy
ファンタジー
リュシドール子爵の長女オリアーヌは七歳のとき事故で両親を失い、自分は片足が不自由になった。 それでも残された生まれたばかりの弟ランベールを、一人で立派に育てよう、と決心する。 子爵家跡継ぎのランベールが成人するまで、親戚から暫定爵位継承の夫婦を領地領主邸に迎えることになった。 最初愛想のよかった夫婦は、次第に家乗っ取りに向けた行動を始める。 八歳でオリアーヌは、『調理』の加護を得る。食材に限り刃物なしで切断ができる。細かい調味料などを離れたところに瞬間移動させられる。その他、調理の腕が向上する能力だ。 それを「貴族に相応しくない」と断じて、子爵はオリアーヌを厨房で働かせることにした。 また夫婦は、自分の息子をランベールと入れ替える画策を始めた。 オリアーヌが十三歳になったとき、子爵は隣領の伯爵に加護の実験台としてランベールを売り渡してしまう。 同時にオリアーヌを子爵家から追放する、と宣言した。 それを機に、オリアーヌは弟を取り戻す旅に出る。まず最初に、隣町まで少なくとも二日以上かかる危険な魔獣の出る街道を、杖つきの徒歩で、武器も護衛もなしに、不眠で、歩ききらなければならない。 弟を取り戻すまで絶対諦めない、ド根性令嬢の冒険が始まる。

3回目の人生は、悪役令嬢を辞めて引きこもります~一歩も出ずに国を救ったら、なぜか「聖女」として崇められ最強の男たちが部屋を包囲してくる件~

放浪人
恋愛
公爵令嬢エリザベートは、1度目は悪役令嬢として断罪され処刑、2度目は改心して聖女となり国に尽くしたが過労死……という悲惨な最期を遂げた。 記憶を持ったまま3度目の人生が始まった瞬間、彼女は固く決意する。 「もう絶対に働きません! 今世は部屋から一歩も出ず、睡眠と趣味に命をかけます!」 最強の拒絶結界『絶対領域』で部屋に籠城し、婚約破棄イベントも夜会も全て無視して惰眠を貪ろうとするエリザベート。 しかし、彼女の「働きたくない」一心からの行動――適当な農業アドバイスや、安眠妨害への容赦ない迎撃――が、周囲には「国を憂う深慮遠謀」「慈愛に満ちた奇跡」として超好意的に解釈されてしまう!? ヤンデレ化した元婚約者の王太子、物理で愛を語る脳筋騎士団長、効率厨の隣国王子、さらには古代の引きこもり少年までをも巻き込み、事態は国家規模の大騒動へ。 部屋ごと空を飛んで戦場を浄化し、パジャマ姿で古代兵器を操り、地下牢をスイートルームに変えながら、エリザベートは究極の安眠を手に入れることができるのか? 塩対応すればするほど愛され、逃げれば逃げるほど伝説になる、最強引きこもり令嬢の勘違いドタバタ溺愛ファンタジー、ここに完結!

せっかく傾国級の美人に生まれたのですから、ホントにやらなきゃ損ですよ?

志波 連
恋愛
病弱な父親とまだ学生の弟を抱えた没落寸前のオースティン伯爵家令嬢であるルシアに縁談が来た。相手は学生時代、一方的に憧れていた上級生であるエルランド伯爵家の嫡男ルイス。 父の看病と伯爵家業務で忙しく、結婚は諦めていたルシアだったが、結婚すれば多額の資金援助を受けられるという条件に、嫁ぐ決意を固める。 多忙を理由に顔合わせにも婚約式にも出てこないルイス。不信感を抱くが、弟のためには絶対に援助が必要だと考えるルシアは、黙って全てを受け入れた。 オースティン伯爵の健康状態を考慮して半年後に結婚式をあげることになり、ルイスが住んでいるエルランド伯爵家のタウンハウスに同居するためにやってきたルシア。 それでも帰ってこない夫に泣くことも怒ることも縋ることもせず、非道な夫を庇い続けるルシアの姿に深く同情した使用人たちは遂に立ち上がる。 この作品は小説家になろう及びpixivでも掲載しています ホットランキング1位!ありがとうございます!皆様のおかげです!感謝します!

夫に顧みられない王妃は、人間をやめることにしました~もふもふ自由なセカンドライフを謳歌するつもりだったのに、何故かペットにされています!~

狭山ひびき
恋愛
もう耐えられない! 隣国から嫁いで五年。一度も国王である夫から関心を示されず白い結婚を続けていた王妃フィリエルはついに決断した。 わたし、もう王妃やめる! 政略結婚だから、ある程度の覚悟はしていた。けれども幼い日に淡い恋心を抱いて以来、ずっと片思いをしていた相手から冷たくされる日々に、フィリエルの心はもう限界に達していた。政略結婚である以上、王妃の意思で離婚はできない。しかしもうこれ以上、好きな人に無視される日々は送りたくないのだ。 離婚できないなら人間をやめるわ! 王妃で、そして隣国の王女であるフィリエルは、この先生きていてもきっと幸せにはなれないだろう。生まれた時から政治の駒。それがフィリエルの人生だ。ならばそんな「人生」を捨てて、人間以外として生きたほうがましだと、フィリエルは思った。 これからは自由気ままな「猫生」を送るのよ! フィリエルは少し前に知り合いになった、「廃墟の塔の魔女」に頼み込み、猫の姿に変えてもらう。 よし!楽しいセカンドラウフのはじまりよ!――のはずが、何故か夫(国王)に拾われ、ペットにされてしまって……。 「ふふ、君はふわふわで可愛いなぁ」 やめてえ!そんなところ撫でないで~! 夫(人間)妻(猫)の奇妙な共同生活がはじまる――

【完結済】悪役令嬢の妹様

ファンタジー
 星守 真珠深(ほしもり ますみ)は社畜お局様街道をひた走る日本人女性。  そんな彼女が現在嵌っているのが『マジカルナイト・ミラクルドリーム』というベタな乙女ゲームに悪役令嬢として登場するアイシア・フォン・ラステリノーア公爵令嬢。  ぶっちゃけて言うと、ヒロイン、攻略対象共にどちらかと言えば嫌悪感しかない。しかし、何とかアイシアの断罪回避ルートはないものかと、探しに探してとうとう全ルート開き終えたのだが、全ては無駄な努力に終わってしまった。  やり場のない気持ちを抱え、気分転換にコンビニに行こうとしたら、気づけば悪楽令嬢アイシアの妹として転生していた。  ―――アイシアお姉様は私が守る!  最推し悪役令嬢、アイシアお姉様の断罪回避転生ライフを今ここに開始する! ※長編版をご希望下さり、本当にありがとうございます<(_ _)>  既に書き終えた物な為、激しく拙いですが特に手直し他はしていません。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ ※小説家になろう様にも掲載させていただいています。 ※作者創作の世界観です。史実等とは合致しない部分、異なる部分が多数あります。 ※この物語はフィクションです。実在の人物・団体等とは一切関係がありません。 ※実際に用いられる事のない表現や造語が出てきますが、御容赦ください。 ※リアル都合等により不定期、且つまったり進行となっております。 ※上記同理由で、予告等なしに更新停滞する事もあります。 ※まだまだ至らなかったり稚拙だったりしますが、生暖かくお許しいただければ幸いです。 ※御都合主義がそこかしに顔出しします。設定が掌ドリルにならないように気を付けていますが、もし大ボケしてたらお許しください。 ※誤字脱字等々、標準てんこ盛り搭載となっている作者です。気づけば適宜修正等していきます…御迷惑おかけしますが、お許しください。

【完結】使えない令嬢として一家から追放されたけど、あまりにも領民からの信頼が厚かったので逆転してざまぁしちゃいます

腕押のれん
ファンタジー
アメリスはマハス公国の八大領主の一つであるロナデシア家の三姉妹の次女として生まれるが、頭脳明晰な長女と愛想の上手い三女と比較されて母親から疎まれており、ついに追放されてしまう。しかしアメリスは取り柄のない自分にもできることをしなければならないという一心で領民たちに対し援助を熱心に行っていたので、領民からは非常に好かれていた。そのため追放された後に他国に置き去りにされてしまうものの、偶然以前助けたマハス公国出身のヨーデルと出会い助けられる。ここから彼女の逆転人生が始まっていくのであった! 私が死ぬまでには完結させます。 追記:最後まで書き終わったので、ここからはペース上げて投稿します。 追記2:ひとまず完結しました!

虚弱体質?の脇役令嬢に転生したので、食事療法を始めました

たくわん
恋愛
「跡継ぎを産めない貴女とは結婚できない」婚約者である公爵嫡男アレクシスから、冷酷に告げられた婚約破棄。その場で新しい婚約者まで紹介される屈辱。病弱な侯爵令嬢セラフィーナは、社交界の哀れみと嘲笑の的となった。

処理中です...