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第四章
36. 最後の戦い
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「なんて様ですの!?リベルダ!!」
マリア様の横でリアン王女が厳しい視線をローザに向けている。ジョンとルカもおり、ルカはレイの元へと駆け寄って行くところだった。
「ヒーリング薬はどこですの?」
マリア様がリベルダ様のローブの中を漁ろうと引っ張るのもなすがままにリベルダ様が「全部飲んだ」と答えた。
「んまーっ、魔力が足りないなら頭を使えといつも言っている癖にヒーリング薬さえ使い切るなんてっ!!だいたいいつもリベルダは・・・」
「そんなことはいいから、早く癒せ。」
「まーっ!偉そうにっ。」
ここが戦場だと分かっているのだろうかと呆れと笑みを零したところで覆い被さる様に抱き付く影があった。
「ジョン・・・。」
「良かった、生きていて。」
「えぇ、なんとか。さぁ、離れてください。まだ戦いは終わっていません。」
全員の視線がローザに向く。
「忌々しい・・・。」
それは呟くような声だったにも関わらずその場にいる全員に聴こえる程よく響いた。
「どこまでも邪魔をするのね。」
「ローザ、ここには魔女が3人いる。魔力ランクの高い騎士団もいる。お前が敵うと思うか?」
リベルダ様の問いにローザは笑って答えた。
「手負いの魔女など数には入らないわ。相手が誰で何人であろうと、私の計画を阻む者は殺すだけよ。」
「ジョン、ルカ、怪我人を連れて下がっていなさい。ここに魔女以外は邪魔ですわ。」
マリア様の言葉を受けてジョンが私の腕を掴んだ。
「グショウ隊長、行きましょう。」
ライファが駆けてきてルカと一緒にレイを支えているのが視界の片隅に映る。
「私は・・・私はここに残ります。」
「何を言っているのですか!」
思わず口をついた言葉に私自身さえ驚いていた。
「今のあなたではここにいても何も出来ません。戦いに巻き込まれて死んでしまう。」
ジョンのいう通りだ。だが、ここに残ると言葉にしてようやく理解した。先ほどから胸の中に私とは異なる感情の動きがある。ローザだ。私の中にいるあの小さなローザがここに留まるようにと私に訴えているのだ。
「お願いです、ジョン。この戦いの結末をちゃんと見ていたいのです。」
私の真剣さが通じたのかジョンがあきれ顔であっさりと頷いた。
「ここから連れ出したらあなたに嫌われてしまいそうだ。わかりました。ただし、私も一緒にいます。」
ここにいればジョン自身の身すら危ないというのに。きっと私が何を言っても私を置いて自分だけ避難するということはしないのだろう。そう思うと厄介な人物に惚れられたものだなと思う。私に惚れるなど可哀想な男だ。
私の中にいるローザが泣いている。その涙を隠そうともせずに。
自分一人で魔女3人を相手にするこの状況で勝てるはずなどないということをローザも理解しているはずだ。目の前のローザは時折罵倒するような声を上げながら魔女二人を相手にしていた。リベルダ様は魔力の残量が少ないこともあって今のところ戦いには参加していない。
つまり、参加しなくても魔女二人で大丈夫だと判断しているという事だろう。ローザは二人の魔女に攻撃され、その攻撃を防ぐことすらままならない様子だ。マリア様の魔力刀がローザの頬を掠める。頬から流れる血を気にする余裕もなくリアン王女の魔力弾を避けた。魔力弾はローザの右脇をすり抜けた後、後方で向きを変えローザを目がけて飛ぶ。その魔力弾に自身の魔力弾を当てて相殺するとローザは別の魔力弾と向き合った。
くそっ、くそっ、くそっ。
どうして、どうして、どうして。
私の中のローザが叫んでいる。
幽閉された日の事、今まで笑顔で接してくれた侍女たちの冷たい後姿、どんなに求めても姿を見せない両親。
孤独と言う言葉で表すには余りにも深さが足りない。そんな深い暗闇に包まれた日々が映像のように流れ、ローザの心が痙攣したかのように震えている。
そして毒を飲まされたあの日の映像が脳裏を過ると、ローザの怒りは一気に燃え盛った。
誰も私の生を望んではいない。
両親さえ、両親さえ!
憎い。憎い。憎い。憎い。
ローザの体を包んでいた魔力がローザの体内から溢れだす魔力に押され、行き場を失くして炎のように揺らめいた。
「いけない。一旦退きますわよ!!」
マリア様の声に従い、リアン王女とリベルダ様も退いた。リベルダ様が私の側にやってくる。もう少し下がる様に言われるかと思ったがリベルダ様は何も言わなかった。
私の何が悪かったというの?
私の中の小さなローザが手で自身を抱きしめるかのような仕草をすると目の前のローザも同じ仕草をした。
ひとり。さみしい。痛い。
疲れた。もう、疲れた。
これで終わりにしよう。終わりに、しよう。
「グショウ隊長、大丈夫ですか?」
ジョンに言われて泣いていることに気が付く。
「魔力の暴走だ。」
リベルダ様の言葉に、あぁ、やはりそうか、と思った。ローザにはもう破滅の道しか残されていない。自身の道を邪魔する者たちへの怒りがローザの内側へとこもり、ローザの目は我々ではなく過去を見つめていた。あれほど雄弁に語っていたローザの心の内が今は言葉を持たず、大きな渦の様な感情が吹き荒れている。
寂しさと孤独の色を従えたその感情は私の心をもかき乱していく。ローザのしたことは決して許されないことだ。私自身、何があっても許すことは無く、何をどうしても償えるものではない。だが私はローザが生きてきた世界の残酷さを知っている。
『愛されたかった。』
感情の渦の中から突然その言葉が浮かび上がった。
そうだ。ローザはずっと飢えていた。愛されて、望まれてこの世界に生きたかった、それだけだったに違いない。ローザへの憎しみは消えない。だが、ここに行きつくしかなかったローザの人生が哀しくてたまらない。このまま一人で死んでいくのだろうか。
一人で・・・。
ふと私の中に今までは考えもつかなかった感情が生まれた。ターザニアを滅ぼした犯人をこの手でつかまえるまでは死ねないとずっと思っていた。ローザが自爆しようとしている今、私の願いは叶ったも同然だ。
ふっと体が軽くなる様な、自ら進んでローザの感情の渦に飛び込むような衝動が現れ、思わず顔をあげてローザを見た。何かを察したのか、私の体を支えているジョンの手に力がこもる。自身の過去しか見ていないはずのローザと目が合った。
『お前はその気持ちを抱いたまま生きていくがいい。私は一人で良い。誰も信じられない。ひとりがいい。もう疲れた。』
小さなローザではない、目の前のローザの声が頭の中に響いた。
うぅおおおおおおおおおおおおおおおー
魔力が激しく燃え、ローザの肉体を焼き尽くす直前、地を這い全てを飲み込むようなローザの叫び声が響いた。同じように私の中のローザも叫び、思わず服の上から自分の心臓を掴むかのように胸に手を置いた。
「グショウ、お前が何を思っても誰もお前を責めたりはしない。もう自身を開放してやれ。」
リベルダ様に言われて頭を地面にこすり付けるようにして叫び泣いた。
感情がぐちゃぐちゃで何に対して泣いているのかさえ分からなかった。
マリア様の横でリアン王女が厳しい視線をローザに向けている。ジョンとルカもおり、ルカはレイの元へと駆け寄って行くところだった。
「ヒーリング薬はどこですの?」
マリア様がリベルダ様のローブの中を漁ろうと引っ張るのもなすがままにリベルダ様が「全部飲んだ」と答えた。
「んまーっ、魔力が足りないなら頭を使えといつも言っている癖にヒーリング薬さえ使い切るなんてっ!!だいたいいつもリベルダは・・・」
「そんなことはいいから、早く癒せ。」
「まーっ!偉そうにっ。」
ここが戦場だと分かっているのだろうかと呆れと笑みを零したところで覆い被さる様に抱き付く影があった。
「ジョン・・・。」
「良かった、生きていて。」
「えぇ、なんとか。さぁ、離れてください。まだ戦いは終わっていません。」
全員の視線がローザに向く。
「忌々しい・・・。」
それは呟くような声だったにも関わらずその場にいる全員に聴こえる程よく響いた。
「どこまでも邪魔をするのね。」
「ローザ、ここには魔女が3人いる。魔力ランクの高い騎士団もいる。お前が敵うと思うか?」
リベルダ様の問いにローザは笑って答えた。
「手負いの魔女など数には入らないわ。相手が誰で何人であろうと、私の計画を阻む者は殺すだけよ。」
「ジョン、ルカ、怪我人を連れて下がっていなさい。ここに魔女以外は邪魔ですわ。」
マリア様の言葉を受けてジョンが私の腕を掴んだ。
「グショウ隊長、行きましょう。」
ライファが駆けてきてルカと一緒にレイを支えているのが視界の片隅に映る。
「私は・・・私はここに残ります。」
「何を言っているのですか!」
思わず口をついた言葉に私自身さえ驚いていた。
「今のあなたではここにいても何も出来ません。戦いに巻き込まれて死んでしまう。」
ジョンのいう通りだ。だが、ここに残ると言葉にしてようやく理解した。先ほどから胸の中に私とは異なる感情の動きがある。ローザだ。私の中にいるあの小さなローザがここに留まるようにと私に訴えているのだ。
「お願いです、ジョン。この戦いの結末をちゃんと見ていたいのです。」
私の真剣さが通じたのかジョンがあきれ顔であっさりと頷いた。
「ここから連れ出したらあなたに嫌われてしまいそうだ。わかりました。ただし、私も一緒にいます。」
ここにいればジョン自身の身すら危ないというのに。きっと私が何を言っても私を置いて自分だけ避難するということはしないのだろう。そう思うと厄介な人物に惚れられたものだなと思う。私に惚れるなど可哀想な男だ。
私の中にいるローザが泣いている。その涙を隠そうともせずに。
自分一人で魔女3人を相手にするこの状況で勝てるはずなどないということをローザも理解しているはずだ。目の前のローザは時折罵倒するような声を上げながら魔女二人を相手にしていた。リベルダ様は魔力の残量が少ないこともあって今のところ戦いには参加していない。
つまり、参加しなくても魔女二人で大丈夫だと判断しているという事だろう。ローザは二人の魔女に攻撃され、その攻撃を防ぐことすらままならない様子だ。マリア様の魔力刀がローザの頬を掠める。頬から流れる血を気にする余裕もなくリアン王女の魔力弾を避けた。魔力弾はローザの右脇をすり抜けた後、後方で向きを変えローザを目がけて飛ぶ。その魔力弾に自身の魔力弾を当てて相殺するとローザは別の魔力弾と向き合った。
くそっ、くそっ、くそっ。
どうして、どうして、どうして。
私の中のローザが叫んでいる。
幽閉された日の事、今まで笑顔で接してくれた侍女たちの冷たい後姿、どんなに求めても姿を見せない両親。
孤独と言う言葉で表すには余りにも深さが足りない。そんな深い暗闇に包まれた日々が映像のように流れ、ローザの心が痙攣したかのように震えている。
そして毒を飲まされたあの日の映像が脳裏を過ると、ローザの怒りは一気に燃え盛った。
誰も私の生を望んではいない。
両親さえ、両親さえ!
憎い。憎い。憎い。憎い。
ローザの体を包んでいた魔力がローザの体内から溢れだす魔力に押され、行き場を失くして炎のように揺らめいた。
「いけない。一旦退きますわよ!!」
マリア様の声に従い、リアン王女とリベルダ様も退いた。リベルダ様が私の側にやってくる。もう少し下がる様に言われるかと思ったがリベルダ様は何も言わなかった。
私の何が悪かったというの?
私の中の小さなローザが手で自身を抱きしめるかのような仕草をすると目の前のローザも同じ仕草をした。
ひとり。さみしい。痛い。
疲れた。もう、疲れた。
これで終わりにしよう。終わりに、しよう。
「グショウ隊長、大丈夫ですか?」
ジョンに言われて泣いていることに気が付く。
「魔力の暴走だ。」
リベルダ様の言葉に、あぁ、やはりそうか、と思った。ローザにはもう破滅の道しか残されていない。自身の道を邪魔する者たちへの怒りがローザの内側へとこもり、ローザの目は我々ではなく過去を見つめていた。あれほど雄弁に語っていたローザの心の内が今は言葉を持たず、大きな渦の様な感情が吹き荒れている。
寂しさと孤独の色を従えたその感情は私の心をもかき乱していく。ローザのしたことは決して許されないことだ。私自身、何があっても許すことは無く、何をどうしても償えるものではない。だが私はローザが生きてきた世界の残酷さを知っている。
『愛されたかった。』
感情の渦の中から突然その言葉が浮かび上がった。
そうだ。ローザはずっと飢えていた。愛されて、望まれてこの世界に生きたかった、それだけだったに違いない。ローザへの憎しみは消えない。だが、ここに行きつくしかなかったローザの人生が哀しくてたまらない。このまま一人で死んでいくのだろうか。
一人で・・・。
ふと私の中に今までは考えもつかなかった感情が生まれた。ターザニアを滅ぼした犯人をこの手でつかまえるまでは死ねないとずっと思っていた。ローザが自爆しようとしている今、私の願いは叶ったも同然だ。
ふっと体が軽くなる様な、自ら進んでローザの感情の渦に飛び込むような衝動が現れ、思わず顔をあげてローザを見た。何かを察したのか、私の体を支えているジョンの手に力がこもる。自身の過去しか見ていないはずのローザと目が合った。
『お前はその気持ちを抱いたまま生きていくがいい。私は一人で良い。誰も信じられない。ひとりがいい。もう疲れた。』
小さなローザではない、目の前のローザの声が頭の中に響いた。
うぅおおおおおおおおおおおおおおおー
魔力が激しく燃え、ローザの肉体を焼き尽くす直前、地を這い全てを飲み込むようなローザの叫び声が響いた。同じように私の中のローザも叫び、思わず服の上から自分の心臓を掴むかのように胸に手を置いた。
「グショウ、お前が何を思っても誰もお前を責めたりはしない。もう自身を開放してやれ。」
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