異世界で美少女『攻略』スキルでハーレム目指します。嫁のために命懸けてたらいつの間にか最強に!?雷撃魔法と聖剣で俺TUEEEもできて最高です。

真心糸

文字の大きさ
49 / 100
4章 青髪騎士団長お姉さん

第49話 騎士団長の騎士団での立場

しおりを挟む
------------------------------------------
ステラ・ファビアーノ・エルネスタ
 好感度
  62/100
------------------------------------------

 グリフォンとの戦いで一度大きく減った好感度は、改めて食事を一緒にとることで大きく回復した。
 というか、回復どころか前より上がっている。なんでだろう?

 疑問に思いつつも、それから3日間、リングベルでのいつもの日常を過ごしていると、攻略さんから新しいアドバイスが表示された。

-------------------------------------------------------------------------------------
冒険者ギルドにて、エルネスタ王国騎士団からの依頼を受けてください。
-------------------------------------------------------------------------------------

 とのことだ。
 ほー、今日からそんな依頼が出るんだ?

 これでもっとステラさんとお近づきになれるのかな?

 オレはワクワクしながら、みんなでギルドに向かうことにした。

 攻略さんの言う通り、ギルドにはエルネスタ王国騎士団からの依頼が出ていた。

------------------------------------------------------------------------------
【依頼内容】
  人員不足のため、町周辺の巡回とモンスター討伐を依頼したい。
  本依頼には騎士団が同行する。

【条件】
  冒険者ランク上級以上の方。
------------------------------------------------------------------------------

 という内容だ。

「人員不足ってなんでですかね?」と受付嬢に聞いてみる。

 リングベルには騎士団員が100名ほどが常駐しているはずなのだが。

「どうも他の地域でモンスターが大量発見したとかで、西方支部の騎士団がかなり応援に向かうみたいですよ?」

「なるほど、この依頼って報酬いくらなんですか?」

「ギルドの方では〈働きに応じて決める〉としか伺っていません…」

「ふーむ?」

「なんだか、めんどくさそうな予感がするわ」
 とソフィア。

 たしかに、いちゃもんつけられて報酬がぜんぜん出ない、みたいな匂いがする。

「まぁでも、1日受けてみて、割に合わなかったら、明日からはやめればいいんじゃない?
 リーフシープを狩り続けてもシケてるしさ」

「そうですね」
 リリィは同意してくれた。

「まぁそれならいいわよ」
 ソフィアも渋々ながらOKだ。

 オレたちは依頼を受諾して、騎士団の駐屯地に向かうことにした。



 門番に依頼書を見せると門をあけてくれた。
「建物の中へどうぞ」とのことだ。

 門から建物までは少し距離があり、運動場?というのか訓練場として使うようなスペースが広がっていた。そこに数多くの騎士たちが整列している。

 歩を進めると、柱の物陰から声が聞こえてくる。

「クソっ、あの化け物にリングベルを任せることになるとは…」

「しかし、オズワルド様、遠征で功績をあげれば、あいつよりもオズワルド様が優秀だと見聞できるのでは?」

 ……あのキザやろうだった。

 また、ステラさんの悪口を言っている。しかも取り巻きまで同調したような口振りで話していて、非常に気分が悪い。
 こんなところで話していたらステラさん本人の耳にも入りそうなのに、そんなこともわからないのか?それとも、わざとなのか?

 オレは歩きながらも、イライラとそいつらを睨んでいると、オズワルドと目が合った。オズワルドは、オレのことを確認すると、露骨に不快そうな顔をしてきたが特に何も言ってこないので、無視することにした。

 建物の扉を開けると、目の前のホールで数名の騎士とステラさんが立ち話しているのを見つけることができた。なにか打合せしていたようだ。

「あ、依頼を受けてくれた冒険者の方ですか?」
 騎士の1人が声をかけてきた。ステラさんはオレたちにまだ気づいていない。

「はい、ギルドから伺いました」
 オレは依頼書を見せながら答える。

「ありがとうございます。非常に助かります。それでは、そちらの席で少しお待ちいただけるでしょうか?」

 オレたちは訓練場がよく見える大きな窓がある席に案内された。訓練場には相変わらず大勢の騎士たちが整列している。

 そこに、ステラさんとオズワルドのやろうが現れた。

 2人は何かを会話したあと、オズワルドが馬に乗り馬を走らせた。その後ろを追うように大勢の騎士たちが馬に乗ってかけていく。少しして整列していたすべての騎士が門から出て行くのを確認できた。

 つまり、今まさに、他の地方に大量発生したというモンスターの討伐に出かけた、ということだろうか。
 騎士団の都合を想像していると、ステラさんが近づいてきた。

「お待たせしました。グリフォンのとき以来ですね。改めまして、エルネスタ王国騎士団 西方支部の騎士団長を務めております ステラ・ファビアーノ・エルネスタと申します。以後、お見知りおきを」

 およ?ステラさんはあくまでファビノ食堂でのことは言わないようだ。
 ふむふむ?初対面を装えばいいんですよね?

「はい、あのときは助けていただき、ありがとうございました」
 とりあえず空気を読んでおくことにした。

「いえいえ、わたしは最後のトドメを刺しただけですので」

 実に謙虚である。オレたちはダメージらしきものを与えることはできなかったのに。

「皆さんにお願いしたいのは、私たちと一緒にリングベル周辺の巡回と、そこに発生するモンスターの討伐になります。皆さんは馬には乗れますか?」

「え?いや、オレは乗ったことないです…」

「わたしもです…」

「わたしは乗れるわよ」

「でしたら、えーと」

「リリアーナ・クローバーです」
「ソフィア・アメジストよ」
「ライ・ミカヅチです」

「私の後ろにリリアーナさん。ソフィアさんとライさんは一緒に乗っていただけますか?」

「わかりました」

 馬に乗る布陣が決まったところで、各自の武器や魔法、何が得意かを打ち合わせていると、1人の騎士が近づいてきた。

「ファビアーノ殿!」

 なんだか機嫌が悪そうなその男は、オズワルドとステラさんの悪口を言っていたやつだった。

「なにか?」

「やはり、誇り高き騎士の務めに冒険者ごときを同行させるのは納得できません!」

「…そのことについては結論が出たはずです。それに、失礼ですよ」

 オレたちが目の前にいることをこいつは忘れているのだろうか?
 ほんま失礼やで。

「くそっ」
 そいつは騎士団長に注意されたのに悪態をついてくる。

「下がりなさい!これは団長命令です!」

 男は不満を露わにしたまま、後ろにさがる。

「ちっ、化け物が…」
 そいつは、あえて聞こえるように呟いてきた。

「なんなの、あいつ?あなたの部下じゃないの?」
 ソフィアが気に入らなそうに尋ねる。

「組織上はそうなのですが、平民上がりの私を嫌っている団員も多く…それと、この角のこともあり…」
 彼女は角をそっと触る。

「お恥ずかしいところをお見せしました…」

「平民とか貴族とかめんどくさいわね。
 ところで、なんで角があると嫌味言われるのよ?魔法学校では角がある人なんて、たくさんいたわよ?」

「え?そんな学校があるんですか?」

「えぇ、もちろんあるわよ、わたし自身が通っていたんだもの」

 ステラさんが興味深そうに聞いている。

「身分や人の容姿で差別するのは、わたしも正直不快ですね」
 めずらしくリリィも不快感を露わにした。

 ステラさんは、目をパチパチさせたあと、
「あなたたちは、なんというか、素晴らしいですね」と、少し柔らかい表情をする。

  騎士団の中では、オレたちの考え方は珍しい意見だったようだ。もちろん、オレも同意見だというのは言うまでもない。

「わたし、あいつと一緒に仕事するならパスするわ」

「わたしもちょっと…」

「いえ!大丈夫です!巡回は私と、私に従ってくれる騎士しか同行させませんので!」

「なら、大丈夫かな?2人とも?」

「まぁそれなら」という感じで2人が頷いてくれる。

 騎士団の中は、色々と複雑な状況のように感じたが、ひとまずステラさんと一緒に仕事をこなすことができそうだ。

 これでもっと仲良くなれたらいいな、そんな期待をしながら、業務内容について詳しい話をつめていくことにした。
しおりを挟む
感想 5

あなたにおすすめの小説

レベルが上がらない【無駄骨】スキルのせいで両親に殺されかけたむっつりスケベがスキルを奪って世界を救う話。

玉ねぎサーモン
ファンタジー
絶望スキル× 害悪スキル=限界突破のユニークスキル…!? 成長できない主人公と存在するだけで周りを傷つける美少女が出会ったら、激レアユニークスキルに! 故郷を魔王に滅ぼされたむっつりスケベな主人公。 この世界ではおよそ1000人に1人がスキルを覚醒する。 持てるスキルは人によって決まっており、1つから最大5つまで。 主人公のロックは世界最高5つのスキルを持てるため将来を期待されたが、覚醒したのはハズレスキルばかり。レベルアップ時のステータス上昇値が半減する「成長抑制」を覚えたかと思えば、その次には経験値が一切入らなくなる「無駄骨」…。 期待を裏切ったため育ての親に殺されかける。 その後最高レア度のユニークスキル「スキルスナッチ」スキルを覚醒。 仲間と出会いさらに強力なユニークスキルを手に入れて世界最強へ…!? 美少女たちと冒険する主人公は、仇をとり、故郷を取り戻すことができるのか。 この作品はカクヨム・小説家になろう・Youtubeにも掲載しています。

うっかり女神さまからもらった『レベル9999』は使い切れないので、『譲渡』スキルで仲間を強化して最強パーティーを作ることにしました

akairo
ファンタジー
「ごめんなさい!貴方が死んだのは私のクシャミのせいなんです!」 帰宅途中に工事現場の足台が直撃して死んだ、早良 悠月(さわら ゆずき)が目覚めた目の前には女神さまが土下座待機をして待っていた。 謝る女神さまの手によって『ユズキ』として転生することになったが、その直後またもや女神さまの手違いによって、『レベル9999』と職業『譲渡士』という謎の職業を付与されてしまう。 しかし、女神さまの世界の最大レベルは99。 勇者や魔王よりも強いレベルのまま転生することになったユズキの、使い切ることもできないレベルの使い道は仲間に譲渡することだった──!? 転生先で出会ったエルフと魔族の少女。スローライフを掲げるユズキだったが、二人と共に世界を回ることで国を巻き込む争いへと巻き込まれていく。 ※9月16日  タイトル変更致しました。 前タイトルは『レベル9999は転生した世界で使い切れないので、仲間にあげることにしました』になります。 仲間を強くして無双していく話です。 『小説家になろう』様でも公開しています。

異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します

桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる

侯爵家三男からはじまる異世界チート冒険録 〜元プログラマー、スキルと現代知識で理想の異世界ライフ満喫中!〜【奨励賞】

のびすけ。
ファンタジー
気づけば侯爵家の三男として異世界に転生していた元プログラマー。 そこはどこか懐かしく、けれど想像以上に自由で――ちょっとだけ危険な世界。 幼い頃、命の危機をきっかけに前世の記憶が蘇り、 “とっておき”のチートで人生を再起動。 剣も魔法も、知識も商才も、全てを武器に少年は静かに準備を進めていく。 そして12歳。ついに彼は“新たなステージ”へと歩み出す。 これは、理想を形にするために動き出した少年の、 少し不思議で、ちょっとだけチートな異世界物語――その始まり。 【なろう掲載】

S級冒険者の子どもが進む道

干支猫
ファンタジー
【12/26完結】 とある小さな村、元冒険者の両親の下に生まれた子、ヨハン。 父親譲りの剣の才能に母親譲りの魔法の才能は両親の想定の遥か上をいく。 そうして王都の冒険者学校に入学を決め、出会った仲間と様々な学生生活を送っていった。 その中で魔族の存在にエルフの歴史を知る。そして魔王の復活を聞いた。 魔王とはいったい? ※感想に盛大なネタバレがあるので閲覧の際はご注意ください。

1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!

マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。 今後ともよろしくお願いいたします! トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕! タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。 男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】 そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】 アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です! コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】 マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。 見てください。

【完結】487222760年間女神様に仕えてきた俺は、そろそろ普通の異世界転生をしてもいいと思う

こすもすさんど(元:ムメイザクラ)
ファンタジー
 異世界転生の女神様に四億年近くも仕えてきた、名も無きオリ主。  億千の異世界転生を繰り返してきた彼は、女神様に"休暇"と称して『普通の異世界転生がしたい』とお願いする。  彼の願いを聞き入れた女神様は、彼を無難な異世界へと送り出す。  四億年の経験知識と共に異世界へ降り立ったオリ主――『アヤト』は、自由気ままな転生者生活を満喫しようとするのだが、そんなぶっ壊れチートを持ったなろう系オリ主が平穏無事な"普通の異世界転生"など出来るはずもなく……?  道行く美少女ヒロイン達をスパルタ特訓で徹底的に鍛え上げ、邪魔する奴はただのパンチで滅殺抹殺一撃必殺、それも全ては"普通の異世界転生"をするために!  気が付けばヒロインが増え、気が付けば厄介事に巻き込まれる、テメーの頭はハッピーセットな、なろう系最強チーレム無双オリ主の明日はどっちだ!?    ※小説家になろう、エブリスタ、ノベルアップ+にも掲載しております。

独身貴族の異世界転生~ゲームの能力を引き継いで俺TUEEEチート生活

髙龍
ファンタジー
MMORPGで念願のアイテムを入手した次の瞬間大量の水に押し流され無念の中生涯を終えてしまう。 しかし神は彼を見捨てていなかった。 そんなにゲームが好きならと手にしたステータスとアイテムを持ったままゲームに似た世界に転生させてやろうと。 これは俺TUEEEしながら異世界に新しい風を巻き起こす一人の男の物語。

処理中です...