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5章 合法ロリBBAエルフ
第69話 4人目は合法ロリBBAエルフ
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モンスター討伐からの帰り道、オレたちはガルガントナの入り口からギルドへ向かって歩いていた。
「今日も楽勝でしたね~」
「ははは、ステラのおかげでオレたちも心強いよ」
「ほんとですね。前衛が2人いると安心感が違います」
リリィがいう通り、ステラが前衛に加わってくれたことで、オレたちのパーティはかなりバランスが良くなった。
例えば、もし前衛の1人がモンスターを後ろに通してしまっても、もう1人がカバーすることもできるし、2人して斬りかかれば敵の隙も作り易く、ソフィアの魔法も当てやすくなった。
オレとステラの息はピッタリで、互いの動きを見てカバーし合って動けている。
なので、3人で戦っていたときより、ステラが入ったことで各段にパーティが強くなったと実感していた。
ちなみに、雷龍様の助力がないオレは、たぶんステラにはぜんぜん歯が立たないくらいの強さに戻ってしまっていた。
一応、雷帝剣キルクを持っている間はかなり強くなれるのだが、雷龍様の雷撃魔力ブーストがないと、ステラを圧倒するまでにはなり得ない。あの雷撃には魔力の補充だけでなく身体強化の効果もあったようだ。
なので、うちの最高戦力はステラ様だ。
「オレもステラみたいに強くならないとなー」
「ライさんは今のままでも素敵です♪」
「嬉しいけど、甘やかすようなこと言うのはほどほどにね。さぼっちゃいそうだから」
「じゃあ、ステラが甘やかす分、わたしが厳しくしてあげるわ」
「……お手柔らかにお願いします」
オレたちが楽しく会話してると、後ろから大きな声が聞こえてくる。
「1週間後ー!ここにいるエルフのオークションを取り行いまーす!皆々様!こぞって御参加くださーい!滅多に出ないエルフの出品!お見逃しのないよーう!」
そんな声と共に、ゆっくりと馬車が近づいてきた。
ガラガラと動く馬車の荷台を見てみる。荷台は檻になっていた。鉄柵の中には、小さな少女が首輪をかけられて座り込んでいる。
目は虚だ。
しかし、とても美しい少女だった。
黄緑色の髪を長く伸ばしており、その後ろ髪を先端付近でまとめている。両方のもみあげから伸びる横髪は三つ編みになっていて、その三つ編みの先端付近にはクリスタル状のアクセサリーが付いていた。
服装は、シンプルな黒のワンピースを着ている。
身長はソフィアよりも小さいように見える。とても小柄だ。女性の膨らみもあんまりないように見える。
とても白い肌は人間離れしているように感じ、特に耳の長さは異種属であることを認識させる。
これがエルフか。この世界にもいるんだな。
幼いように見えるが、どこか気品のようなものを感じる上品な顔立ちだ。目が死んでるのが残念でならない。
ジッと観察していると、その少女の目に生気が宿る。
なんというか、正気を取り戻したかのように、そしてその表情は驚きと怒りに変わっていった。
「っ!カイリ!どうしたのじゃ!なぜココにおる!」
ガシャン!
少女が檻にしがみつき、手を伸ばす。
手を伸ばした先には、ボロボロの服をきた少年が荷台を引いていた。
「ティナねぇちゃん!お!オレ!奴隷にされちゃったよ!」
「なんじゃと!?貴様ら!わしとの約束はどうした!!」
「はぁ~?奴隷との約束なんて守るわけねぇだろ?バカが」
「くそっ!許さん!許さんぞ!」
ガチャガチャと檻を揺さぶるエルフの少女。
「静かにしろ!」
奴隷商らしき男が右手をかざして命令すると、
「グッ!」
ティナねぇちゃんと呼ばれた少女が首輪に両手をかけ苦しそうに悶える。
「ふん、ご主人様に逆らうからそうなるんだ、大人しくしておけ」
「グッ……カイリ……絶対に助けてやる……」
少年の方に手を伸ばす少女。
「ねぇちゃん!ティナねぇちゃん!」
少年は主人らしき男から、「早く荷台を引け」と言われて遠ざかっていく。
そして少女は気絶した。
「さぁさぁ!この美しきエルフ!1週間後に我がドルダナ商会にてオークションが行われます!こぞって御参加ください!」
奴隷商の男がなにごともなかったように宣伝を再開すると、また馬車が動き出した。
「なによあれ、気分悪いわね……」
「こんなことが許されるんですか……この国は……」
「私もここまでひどいなんて知らなかった……」
「クソッ……胸くそ悪いな……」
そう思いながら、ふと気になった。あんなに可愛い美少女がなぜ攻略スキルの検索に引っ掛からなかったのだろう?
もしかして、と思い、目をつむって検索条件を変更する。
--------------------------------------------------
検索条件
delete ・美少女
new ・美女
・処女
・現在、恋愛対象がいない
・一夫多妻制への抵抗が少ない
・条件が揃えば旅に出れる
・妻たちと仲良くなれる
--------------------------------------------------
エルフは長寿というのがファンタジーの鉄則だ。
もしかしたら、〈少女〉ではないのかもしれない。〈わし〉って言ってたし。
だから、検索条件の〈美少女〉を〈美女〉に変更した。
『検索開始』そう念じる。
すると、マップ上に赤い点が一つだけ表示された。馬車が消えていった方に少しずつ動いている。
やっぱりそうか。
つまり、次の攻略対象は、合法ロリBBAエルフ のじゃっ子のティナに決定した。
「今日も楽勝でしたね~」
「ははは、ステラのおかげでオレたちも心強いよ」
「ほんとですね。前衛が2人いると安心感が違います」
リリィがいう通り、ステラが前衛に加わってくれたことで、オレたちのパーティはかなりバランスが良くなった。
例えば、もし前衛の1人がモンスターを後ろに通してしまっても、もう1人がカバーすることもできるし、2人して斬りかかれば敵の隙も作り易く、ソフィアの魔法も当てやすくなった。
オレとステラの息はピッタリで、互いの動きを見てカバーし合って動けている。
なので、3人で戦っていたときより、ステラが入ったことで各段にパーティが強くなったと実感していた。
ちなみに、雷龍様の助力がないオレは、たぶんステラにはぜんぜん歯が立たないくらいの強さに戻ってしまっていた。
一応、雷帝剣キルクを持っている間はかなり強くなれるのだが、雷龍様の雷撃魔力ブーストがないと、ステラを圧倒するまでにはなり得ない。あの雷撃には魔力の補充だけでなく身体強化の効果もあったようだ。
なので、うちの最高戦力はステラ様だ。
「オレもステラみたいに強くならないとなー」
「ライさんは今のままでも素敵です♪」
「嬉しいけど、甘やかすようなこと言うのはほどほどにね。さぼっちゃいそうだから」
「じゃあ、ステラが甘やかす分、わたしが厳しくしてあげるわ」
「……お手柔らかにお願いします」
オレたちが楽しく会話してると、後ろから大きな声が聞こえてくる。
「1週間後ー!ここにいるエルフのオークションを取り行いまーす!皆々様!こぞって御参加くださーい!滅多に出ないエルフの出品!お見逃しのないよーう!」
そんな声と共に、ゆっくりと馬車が近づいてきた。
ガラガラと動く馬車の荷台を見てみる。荷台は檻になっていた。鉄柵の中には、小さな少女が首輪をかけられて座り込んでいる。
目は虚だ。
しかし、とても美しい少女だった。
黄緑色の髪を長く伸ばしており、その後ろ髪を先端付近でまとめている。両方のもみあげから伸びる横髪は三つ編みになっていて、その三つ編みの先端付近にはクリスタル状のアクセサリーが付いていた。
服装は、シンプルな黒のワンピースを着ている。
身長はソフィアよりも小さいように見える。とても小柄だ。女性の膨らみもあんまりないように見える。
とても白い肌は人間離れしているように感じ、特に耳の長さは異種属であることを認識させる。
これがエルフか。この世界にもいるんだな。
幼いように見えるが、どこか気品のようなものを感じる上品な顔立ちだ。目が死んでるのが残念でならない。
ジッと観察していると、その少女の目に生気が宿る。
なんというか、正気を取り戻したかのように、そしてその表情は驚きと怒りに変わっていった。
「っ!カイリ!どうしたのじゃ!なぜココにおる!」
ガシャン!
少女が檻にしがみつき、手を伸ばす。
手を伸ばした先には、ボロボロの服をきた少年が荷台を引いていた。
「ティナねぇちゃん!お!オレ!奴隷にされちゃったよ!」
「なんじゃと!?貴様ら!わしとの約束はどうした!!」
「はぁ~?奴隷との約束なんて守るわけねぇだろ?バカが」
「くそっ!許さん!許さんぞ!」
ガチャガチャと檻を揺さぶるエルフの少女。
「静かにしろ!」
奴隷商らしき男が右手をかざして命令すると、
「グッ!」
ティナねぇちゃんと呼ばれた少女が首輪に両手をかけ苦しそうに悶える。
「ふん、ご主人様に逆らうからそうなるんだ、大人しくしておけ」
「グッ……カイリ……絶対に助けてやる……」
少年の方に手を伸ばす少女。
「ねぇちゃん!ティナねぇちゃん!」
少年は主人らしき男から、「早く荷台を引け」と言われて遠ざかっていく。
そして少女は気絶した。
「さぁさぁ!この美しきエルフ!1週間後に我がドルダナ商会にてオークションが行われます!こぞって御参加ください!」
奴隷商の男がなにごともなかったように宣伝を再開すると、また馬車が動き出した。
「なによあれ、気分悪いわね……」
「こんなことが許されるんですか……この国は……」
「私もここまでひどいなんて知らなかった……」
「クソッ……胸くそ悪いな……」
そう思いながら、ふと気になった。あんなに可愛い美少女がなぜ攻略スキルの検索に引っ掛からなかったのだろう?
もしかして、と思い、目をつむって検索条件を変更する。
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検索条件
delete ・美少女
new ・美女
・処女
・現在、恋愛対象がいない
・一夫多妻制への抵抗が少ない
・条件が揃えば旅に出れる
・妻たちと仲良くなれる
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エルフは長寿というのがファンタジーの鉄則だ。
もしかしたら、〈少女〉ではないのかもしれない。〈わし〉って言ってたし。
だから、検索条件の〈美少女〉を〈美女〉に変更した。
『検索開始』そう念じる。
すると、マップ上に赤い点が一つだけ表示された。馬車が消えていった方に少しずつ動いている。
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