婚約破棄と聞いてテンションの上がる悪役令嬢の後日談

tartan321

文字の大きさ
1 / 4

その1

しおりを挟む
「マリア……私の話を……聞きなさい!!!!!」

王子様で私の婚約者でもあるマック様が、怒っていました。

「マック様???何をそんなに亢奮しておりますの???ああ、ひょっとして、私があまりにも美しくてセクシーだから……襲いたくなっちゃったんですか???さあさあ、どうぞどうぞ!!!私の心はいつでもオッケーですわ!!!!!」

「お前はバカか???」

「何か言いましたか???」

「お前はバカかと聞いているんだ」

「いいえ、私は利口です」

「ほお……そうなのか???それならば、今から私が何を言うか、当ててみなさい!!!」

「ええ、それは分かりません」

「そうか、ならば言ってやろう。お前との婚約を破棄する!!!!」

「????????なんですって!!!!!!!!」

「驚くことでもないだろう!!!」


婚約破棄ですって??????

おお、なるほどなるほど……ええ、本日も晴天なりって……違いますううっ!!!!!!

婚約破棄です!!!!!!!

私の、待ち望んだ、あの、待望の、婚約破棄、なのです!!!!!!!!

ああ、一体、どれだけの年月が経ったことやら……いや、実に素晴らしいことなのです!!!!

「おい、どうしたんだ???喜んでいるのか????」

おっとおっと、危ない危ないです。

「はっ……そんなわけないでしょう!!!!!それよりも……どうしてなのですか?????」

「ああ、それなんだが……」

理由はともあれ、私の勝利!!!!!!!!!!!!

なのです。




しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

元婚約者が修道院送りになった令嬢を呼び戻すとき

岡暁舟
恋愛
「もう一度やり直そう」 そんなに上手くいくのでしょうか???

妹に裏切られた聖女は娼館で競りにかけられてハーレムに迎えられる~あれ? ハーレムの主人って妹が執心してた相手じゃね?~

サイコちゃん
恋愛
妹に裏切られたアナベルは聖女として娼館で競りにかけられていた。聖女に恨みがある男達は殺気立った様子で競り続ける。そんな中、謎の美青年が驚くべき値段でアナベルを身請けした。彼はアナベルをハーレムへ迎えると言い、船に乗せて隣国へと運んだ。そこで出会ったのは妹が執心してた隣国の王子――彼がこのハーレムの主人だったのだ。外交と称して、隣国の王子を落とそうとやってきた妹は彼の寵姫となった姉を見て、気も狂わんばかりに怒り散らす……それを見詰める王子の目に軽蔑の色が浮かんでいることに気付かぬまま――

私との婚約を破棄した王子が捕まりました。良かった。良かった。

狼狼3
恋愛
冤罪のような物を掛けられて何故か婚約を破棄された私ですが、婚約破棄をしてきた相手は、気付けば逮捕されていた。 そんな元婚約者の相手の今なんか知らずに、私は優雅に爺とお茶を飲む。

お母様が国王陛下に見染められて再婚することになったら、美麗だけど残念な義兄の王太子殿下に婚姻を迫られました!

奏音 美都
恋愛
 まだ夜の冷気が残る早朝、焼かれたパンを店に並べていると、いつもは慌ただしく動き回っている母さんが、私の後ろに立っていた。 「エリー、実は……国王陛下に見染められて、婚姻を交わすことになったんだけど、貴女も王宮に入ってくれるかしら?」  国王陛下に見染められて……って。国王陛下が母さんを好きになって、求婚したってこと!? え、で……私も王宮にって、王室の一員になれってこと!?  国王陛下に挨拶に伺うと、そこには美しい顔立ちの王太子殿下がいた。 「エリー、どうか僕と結婚してくれ! 君こそ、僕の妻に相応しい!」  え……私、貴方の妹になるんですけど?  どこから突っ込んでいいのか分かんない。

聖女クローディアの秘密

雨野六月(旧アカウント)
恋愛
神託によって選ばれた聖女クローディアは、癒しの力もなく結界も張れず、ただ神殿にこもって祈るだけの虚しい日々を送っていた。自分の存在意義に悩むクローディアにとって、唯一の救いは婚約者である第三王子フィリップの存在だったが、彼は隣国の美しい聖女に一目ぼれしてクローディアを追放してしまう。 しかし聖女クローディアには、本人すら知らない重大な秘密が隠されていた。 これは愚かな王子が聖女を追い出し、国を亡ぼすまでの物語。

ベッドの上で婚約破棄されました

フーツラ
恋愛
 伯令嬢ニーナはベッドの上で婚約破棄を宣告された。相手は侯爵家嫡男、ハロルド。しかし、彼の瞳には涙が溜まっている。何か事情がありそうだ。

婚約破棄の甘さ〜一晩の過ちを見逃さない王子様〜

岡暁舟
恋愛
それはちょっとした遊びでした

俺の可愛い幼馴染

SHIN
恋愛
俺に微笑みかける少女の後ろで、泣きそうな顔でこちらを見ているのは、可愛い可愛い幼馴染。 ある日二人だけの秘密の場所で彼女に告げられたのは……。 連載の気分転換に執筆しているので鈍いです。おおらかな気分で読んでくれると嬉しいです。 感想もご自由にどうぞ。 ただし、作者は木綿豆腐メンタルです。

処理中です...