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その2
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「おーい、マルコ!!!貴様は何をしているんだ!!!」
暫くして、王子様がマルコの邸宅にやってきました。マルコは、王子様がやって来ることを想定していました。
「これはこれは、王子様。御機嫌よう!!!」
「御機嫌よう……じゃないよ、全く!!!これは何だ???」
「何とは……なんですか???」
「貴様……しらばっくれるつもりか???ああ、いい度胸をしているじゃないか。場合によっては、この場で貴様を処刑してもいいくらいなんだぞ……」
「王子様、冷静になってくださいよ。一体、私が何をしたとおっしゃるのですか???」
「貴様……いい加減にしろ!!!」
王子様は借金の帳簿を見せつけた。
「これに見覚えがあるだろうが!!!」
「あらあら……見つかってしまいましたか?」
「どうして、君は隣国の国王と内通して、金を借りたのだ?」
「決まってるじゃないですか。向こうの国王が、私のことを哀れに思って、金銭の援助を提案してくれたんですよ???」
「なんだって……そんなこと……あるわけないだろう!!!」
動揺する王子様を、マルコは押さえつけました。
「王子様……もうじき、この国は亡ぶことになりますよ?隣国が攻めてきますから……。ああ、ちょうどよかった。戦利品として、王子様を向こうに差し出すことにしましょうか?向こうには、男に飢えた女たちがわんさかいるみたいですからね?王子様も無類の女好きであるわけですから、ちょうどいいではありませんか???」
マルコは王子様を拘束しました。ああ、女の復讐はなかなか怖いものなのです。
その後、王子様がどうなったのか、その便りは来ませんでした。
暫くして、王子様がマルコの邸宅にやってきました。マルコは、王子様がやって来ることを想定していました。
「これはこれは、王子様。御機嫌よう!!!」
「御機嫌よう……じゃないよ、全く!!!これは何だ???」
「何とは……なんですか???」
「貴様……しらばっくれるつもりか???ああ、いい度胸をしているじゃないか。場合によっては、この場で貴様を処刑してもいいくらいなんだぞ……」
「王子様、冷静になってくださいよ。一体、私が何をしたとおっしゃるのですか???」
「貴様……いい加減にしろ!!!」
王子様は借金の帳簿を見せつけた。
「これに見覚えがあるだろうが!!!」
「あらあら……見つかってしまいましたか?」
「どうして、君は隣国の国王と内通して、金を借りたのだ?」
「決まってるじゃないですか。向こうの国王が、私のことを哀れに思って、金銭の援助を提案してくれたんですよ???」
「なんだって……そんなこと……あるわけないだろう!!!」
動揺する王子様を、マルコは押さえつけました。
「王子様……もうじき、この国は亡ぶことになりますよ?隣国が攻めてきますから……。ああ、ちょうどよかった。戦利品として、王子様を向こうに差し出すことにしましょうか?向こうには、男に飢えた女たちがわんさかいるみたいですからね?王子様も無類の女好きであるわけですから、ちょうどいいではありませんか???」
マルコは王子様を拘束しました。ああ、女の復讐はなかなか怖いものなのです。
その後、王子様がどうなったのか、その便りは来ませんでした。
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