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2021
「夜伽話」のラストについて
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昨年ノクターンさんに投稿し今年の一月に完結した「夜伽話」という小説にいくつかご感想をいただきました。これはいわゆる「寝取られ」モノです。前後してここアルファさんにも投稿しました。「現代文学」カテゴリーです。
ノクターンさんには結構な「コア」な読者さんがいて、小作も深く読み込んでいただけたのは嬉しかったのですが、そのラストについて厳しいご意見もいただきました。
あらすじはここには書きませんが、主人公が死ぬ結末に納得できないというご意見が多かったのです。
ある方のご感想にその点についての考えを盛り込んで返信させていただきました。ここにその返信を抜粋で揚げたく思います。再掲載にあたり、一部修正したことをあらかじめおことわりします。
以下、抜粋です。
・・・ご感想中、ラストの件については他の方々にも厳しいご指摘をいただきました。
ですが、反論を受容いただける方であることを信じて、敢えて一言申し述べさせていただきます。
小生は「寝取られモノ好き」です。なんというか、「究極の愛」的なものを感じるのです。
人間は、動物です。ですが、野性の動物とはだいぶ、違います。その違いの一つが「寝取られ」だと思うのです。
野生のケモノのオスは自分のメスが盗られれば怒り狂い、寝取った相手を殺すまで、あるいは自分が殺されるまで攻撃します。それが彼の生存する理由だからです。自分の種を残すためにオスは戦います。弱いオスは死に、強いオスだけが子孫を残します。弱いオスには、生きている権利と理由が無いのです。
ですが、人間は違います。
まず、弱いオスでも法的なものに守られてます。人権という、非常にあやふやなものに守られてます。むしろ自分のメスを盗られたからと言っていちいち相手のオスを殺していては自分が牢屋に入り、挙句、死刑になります。メスを盗られて盗ったヤツを殺すと自分が死ぬのです。野生の法則からかけ離れたところに、人間は住んでいます。
精神的にも人間の弱いオスは非常に興味深いです。弱いオスの中には自分のメスを盗られて生理的な快感を感じる者がいます。こんなオスは野生にはいません。人間だけが、自分のメスを盗られて、種を仕込めないのに、その生存理由を否定されるにもかかわらず、快感を覚える性質を持っている個体があるのです。
自分の種じゃなく、他のオスの種を孕む、元は自分のものだったメスに昂奮するのです。
これは言わば「タナトゥスの快感・快楽」ではないかと思うのです。
エロス(生)とタナトゥス(死)は対立した概念として捉えられていますが、小生は違うと思います。何故なら、エロスが無ければタナトゥスは存在しないからです。その逆は成立しません。
つまり、人は誰でも死を自らの内に持って生まれて来るのです。生まれたばかりの赤ん坊は、何日後か何十年後かは別として、必ず、死ぬのです。そして人間はそれを俯瞰し予期することができます。
ですので、野生の動物にはありませんが、元々自分が持っている「死」を愛でる者がいたとしても、絶対オカシイとは言えないと思うのです。
そう考えますと、究極のネトラレとは何かと考えるとき、それは必然的に「死」になってしまうのです。自分の種を残せないまま死ぬオスは生きていても仕方がないのですから。それが快感というのは「死」を愛でるのと同義です。「ネトラレ」て初めて勃起するのは死を予期するからなのです。殿方には「疲れまら」というのがありましょう。アレは生命の危機に際し子孫を残すための本能だと聞きました。それと似ているのかもしれません。「ネトラレ」てますから子孫は残せないのに、です。
「LOVE」の最も適切な訳は「お大切」だと言います。
わたしはあなたを大切に思うよ=I love you なのです。
わたしはあなたに種を仕込めなかったけれど、わたしじゃない他のオスのより強い種を宿し、育むあなたが美しいと思うよ。美しいあなたを大切に思うよ。わたしは死ぬけれど、あなたは新しい美しい強い種による命と共に末永く生きておくれ。それがわたしの願いであり、快楽なのだ・・・。
それが究極の「ネトラレ」ではないかと。その行き着く先は自分の血統の絶える死であっても、自分のメスだった女を愛さずにはいられない。悔しいが、気持ちいいのだ。それが、快感なのだと。「ネトラレ」は「ピュア・ラヴ」なのです。
理屈が過ぎました。リキ入っちゃいました。
でも、本稿はそうした考えで書き始めました。ですので、ラストはどうしても、アレになってしまうのです。内科の診察など、随所に伏線も張りましたが、それはこのラストのためでした。
ですので、このラストだけはどうしても、お譲りできないのです。
これ書いて疲れましたので、しばらくは激エロものは書けません。
そのうち書きたくなるかもしれませんが、その節は、よろしくお付き合いください。ありがとうございました。
テイク
2021年 01月23日 19時33分
以上、抜粋終わり。
ノクターンさんには結構な「コア」な読者さんがいて、小作も深く読み込んでいただけたのは嬉しかったのですが、そのラストについて厳しいご意見もいただきました。
あらすじはここには書きませんが、主人公が死ぬ結末に納得できないというご意見が多かったのです。
ある方のご感想にその点についての考えを盛り込んで返信させていただきました。ここにその返信を抜粋で揚げたく思います。再掲載にあたり、一部修正したことをあらかじめおことわりします。
以下、抜粋です。
・・・ご感想中、ラストの件については他の方々にも厳しいご指摘をいただきました。
ですが、反論を受容いただける方であることを信じて、敢えて一言申し述べさせていただきます。
小生は「寝取られモノ好き」です。なんというか、「究極の愛」的なものを感じるのです。
人間は、動物です。ですが、野性の動物とはだいぶ、違います。その違いの一つが「寝取られ」だと思うのです。
野生のケモノのオスは自分のメスが盗られれば怒り狂い、寝取った相手を殺すまで、あるいは自分が殺されるまで攻撃します。それが彼の生存する理由だからです。自分の種を残すためにオスは戦います。弱いオスは死に、強いオスだけが子孫を残します。弱いオスには、生きている権利と理由が無いのです。
ですが、人間は違います。
まず、弱いオスでも法的なものに守られてます。人権という、非常にあやふやなものに守られてます。むしろ自分のメスを盗られたからと言っていちいち相手のオスを殺していては自分が牢屋に入り、挙句、死刑になります。メスを盗られて盗ったヤツを殺すと自分が死ぬのです。野生の法則からかけ離れたところに、人間は住んでいます。
精神的にも人間の弱いオスは非常に興味深いです。弱いオスの中には自分のメスを盗られて生理的な快感を感じる者がいます。こんなオスは野生にはいません。人間だけが、自分のメスを盗られて、種を仕込めないのに、その生存理由を否定されるにもかかわらず、快感を覚える性質を持っている個体があるのです。
自分の種じゃなく、他のオスの種を孕む、元は自分のものだったメスに昂奮するのです。
これは言わば「タナトゥスの快感・快楽」ではないかと思うのです。
エロス(生)とタナトゥス(死)は対立した概念として捉えられていますが、小生は違うと思います。何故なら、エロスが無ければタナトゥスは存在しないからです。その逆は成立しません。
つまり、人は誰でも死を自らの内に持って生まれて来るのです。生まれたばかりの赤ん坊は、何日後か何十年後かは別として、必ず、死ぬのです。そして人間はそれを俯瞰し予期することができます。
ですので、野生の動物にはありませんが、元々自分が持っている「死」を愛でる者がいたとしても、絶対オカシイとは言えないと思うのです。
そう考えますと、究極のネトラレとは何かと考えるとき、それは必然的に「死」になってしまうのです。自分の種を残せないまま死ぬオスは生きていても仕方がないのですから。それが快感というのは「死」を愛でるのと同義です。「ネトラレ」て初めて勃起するのは死を予期するからなのです。殿方には「疲れまら」というのがありましょう。アレは生命の危機に際し子孫を残すための本能だと聞きました。それと似ているのかもしれません。「ネトラレ」てますから子孫は残せないのに、です。
「LOVE」の最も適切な訳は「お大切」だと言います。
わたしはあなたを大切に思うよ=I love you なのです。
わたしはあなたに種を仕込めなかったけれど、わたしじゃない他のオスのより強い種を宿し、育むあなたが美しいと思うよ。美しいあなたを大切に思うよ。わたしは死ぬけれど、あなたは新しい美しい強い種による命と共に末永く生きておくれ。それがわたしの願いであり、快楽なのだ・・・。
それが究極の「ネトラレ」ではないかと。その行き着く先は自分の血統の絶える死であっても、自分のメスだった女を愛さずにはいられない。悔しいが、気持ちいいのだ。それが、快感なのだと。「ネトラレ」は「ピュア・ラヴ」なのです。
理屈が過ぎました。リキ入っちゃいました。
でも、本稿はそうした考えで書き始めました。ですので、ラストはどうしても、アレになってしまうのです。内科の診察など、随所に伏線も張りましたが、それはこのラストのためでした。
ですので、このラストだけはどうしても、お譲りできないのです。
これ書いて疲れましたので、しばらくは激エロものは書けません。
そのうち書きたくなるかもしれませんが、その節は、よろしくお付き合いください。ありがとうございました。
テイク
2021年 01月23日 19時33分
以上、抜粋終わり。
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