32 / 38
モブっと巻き戻し
白虎柄の桜姫誕生
しおりを挟む
モゾモゾ。
ふかふかで暖かい。
目を閉じたまま頬をスり寄せればフワフワの毛皮が気持ちがいい。
そっと目を開けるとライトグレーの毛並み………デカい?小さいけど5歳の私の膝に蹲っていた毛玉よりも、遥かに大きなモフモフの毛並みに抱き込まれていた。
猫神様が白って言ってた………つまり、薄汚れている筈…………………そこに頬擦り…あはは(乾いた笑い)
あれ?このモミジの手は、私の??
「うにゃーーーーーーーーっ!!」
言葉にならない泣き声が口から出て、やっぱり身体が縮まっているんだと実感しました。
慌てて頭を確認する為に手を伸ばして………届かねぇ。なんで?子供って頭が大きいよね(遠い目)気を取り直して尻尾を確認すると黒いのがある。
黒猫の獣人の子供に戻った!
「あらあら、桜姫ちゃんがオッキしたわね」
この声はお母様?
リリアンお母様に抱っこされて、上から寝ていた場所を見下ろせば、大きなモフモフのライトグレーの猫と小さいカメリアとノエルが一緒に丸まって寝ていた。
すぴょ~っと寝息を立てるカメリア達は、どう見ても3歳くらいです。
「カメリア達は、まだネンネしているから静かにしましょうね?お昼寝の時間だから静かにしましょうね?」
「あぃ」
私の視線に気が付いたライトグレーの猫は、大きな身体を伸ばし………猫じゃねぇ。
まだ子供みたいだけど、カメリアやノエルの倍くらいあるじゃん!
あれだ!虎!!白い虎柄じゃなくて本物の虎!!
しかも尻尾が2本あって、フリフリ揺れている。
なんで汚れてるのかな?
あ!!私って水属性の魔法が使えんじゃん!光属性の魔法と掛け合わせて綺麗に………いやいや、3歳の私には早いわ。
魔力量が足りない。
これは物理的に洗うしかない!と自分の手を見れば小さい!小さ過ぎる!!!
『僕は精霊だから、桜姫様以外には見えないよ』
猫神様も精霊を付けるって言ってたけど、そもそも猫じゃねぇ。
『桜姫様………僕に名前をください』
え?今??
お母様に抱っこされてる状態で?
白猫だと聞いていてたけど、白い虎でした。白虎は捻りが無いし、琥白は女の子っぽくて可愛いよね。なら読み方を変えるか。
「白虎」
「桜姫ちゃん?」
『白虎………僕の名前。これで桜姫様と、ずっと一緒だ』
すると白虎の体が光を放ち、汚れが空中に吹き飛んでしまうと、白い虎が床に座っていた。
「あらあらあらあら!桜姫ちゃんは精霊魔道士として目覚めてしまったわ!!白虎柄の耳と尻尾が似合うわぁ~♡凄く可愛い♡」
なんですと?!!
白虎柄の耳と尻尾とな?
『桜姫様は白が似合う』
少し落ち着いた男の子の声は、耳に心地よく落ち着く気がする。
この声………好きかも。
待てよ。
白が似合う?
恐る恐る尻尾に力を入れて持ち上げると白地に黒の虎柄で先だけが黒くなっている。
あーーーーーーーーーっ!
また黒猫じゃなくなった……ガックリ。
またカメリアとお揃いじゃなくなったショックでお母様の肩に顔を埋めながらしがみついた。
甘えていると勘違いされているのか、優しい頭を撫でながらクスクス笑われています。
『桜姫様の母君、僕は白虎と申します。よろしくお願いします』
「まぁ~っこれはご丁寧に」
『桜姫様は、僕が死ぬまで守ります』
チラッと目だけで見下ろすと、白虎の空色の目が私を真っ直ぐ見詰めている。
『桜姫様が僕の主です』
「よろちく?」
『よろしくお願いします』
すると白虎が光り出して、いつの間にか中学生くらいの男の子になりました。
随分と小さい虎との大きさの違いにビックリしながら見ていると、お母様の手が後頭部を持って肩に埋められた。
「うにゅ?」
まだ鼻も小さいので息が止まりそうなほど埋まってしまい、変な声が出ちゃいました。
「ぷはっ」
とりあえず呼吸する為に、お母様の肩の上に顎を乗せた。
「とりあえず白虎の洋服を用意するわね」
あ………真っ裸だったの?一瞬だったから気が付き……………見てない!見てません!!思い出すな!私!!!!!!
『洋服を着たら桜姫を抱っこできますか?』
「そうね」
『分かりました』
しばらくすると美少女………じゃなくて執事風の美少年が、私を抱っこしていました。
『桜姫様のお世話は、お任せ下さい』
「ふふふっ桜姫ちゃんは可愛いから、精霊が守ってくれるなら安心ね」
『カス野郎共は近寄らせません』
「頼もしいわ♡」
お母様は白虎を気に入ったみたいです。
そんな私も白虎に抱っこされるのは好きだけど。シトラスみたいな爽やかな香りがして安心します。
ギューッと抱き着く。
『僕は精霊なので年齢等は関係ありません。ご希望の大きさになるますので、遠慮なく 仰ってください』
「うぅ~ん?わかった」
『僕と桜姫様は一心同体なので、心の中で呼び掛けてください。何時でも、何処でも駆け付けられますから』
「うん」
その後、帰って来た お父様が半泣きで『なんで契約した精霊が男なんだ!』と白虎の肩を掴んでガクガクと揺らす姿を微笑ましい気持ちで見ていました。
ふかふかで暖かい。
目を閉じたまま頬をスり寄せればフワフワの毛皮が気持ちがいい。
そっと目を開けるとライトグレーの毛並み………デカい?小さいけど5歳の私の膝に蹲っていた毛玉よりも、遥かに大きなモフモフの毛並みに抱き込まれていた。
猫神様が白って言ってた………つまり、薄汚れている筈…………………そこに頬擦り…あはは(乾いた笑い)
あれ?このモミジの手は、私の??
「うにゃーーーーーーーーっ!!」
言葉にならない泣き声が口から出て、やっぱり身体が縮まっているんだと実感しました。
慌てて頭を確認する為に手を伸ばして………届かねぇ。なんで?子供って頭が大きいよね(遠い目)気を取り直して尻尾を確認すると黒いのがある。
黒猫の獣人の子供に戻った!
「あらあら、桜姫ちゃんがオッキしたわね」
この声はお母様?
リリアンお母様に抱っこされて、上から寝ていた場所を見下ろせば、大きなモフモフのライトグレーの猫と小さいカメリアとノエルが一緒に丸まって寝ていた。
すぴょ~っと寝息を立てるカメリア達は、どう見ても3歳くらいです。
「カメリア達は、まだネンネしているから静かにしましょうね?お昼寝の時間だから静かにしましょうね?」
「あぃ」
私の視線に気が付いたライトグレーの猫は、大きな身体を伸ばし………猫じゃねぇ。
まだ子供みたいだけど、カメリアやノエルの倍くらいあるじゃん!
あれだ!虎!!白い虎柄じゃなくて本物の虎!!
しかも尻尾が2本あって、フリフリ揺れている。
なんで汚れてるのかな?
あ!!私って水属性の魔法が使えんじゃん!光属性の魔法と掛け合わせて綺麗に………いやいや、3歳の私には早いわ。
魔力量が足りない。
これは物理的に洗うしかない!と自分の手を見れば小さい!小さ過ぎる!!!
『僕は精霊だから、桜姫様以外には見えないよ』
猫神様も精霊を付けるって言ってたけど、そもそも猫じゃねぇ。
『桜姫様………僕に名前をください』
え?今??
お母様に抱っこされてる状態で?
白猫だと聞いていてたけど、白い虎でした。白虎は捻りが無いし、琥白は女の子っぽくて可愛いよね。なら読み方を変えるか。
「白虎」
「桜姫ちゃん?」
『白虎………僕の名前。これで桜姫様と、ずっと一緒だ』
すると白虎の体が光を放ち、汚れが空中に吹き飛んでしまうと、白い虎が床に座っていた。
「あらあらあらあら!桜姫ちゃんは精霊魔道士として目覚めてしまったわ!!白虎柄の耳と尻尾が似合うわぁ~♡凄く可愛い♡」
なんですと?!!
白虎柄の耳と尻尾とな?
『桜姫様は白が似合う』
少し落ち着いた男の子の声は、耳に心地よく落ち着く気がする。
この声………好きかも。
待てよ。
白が似合う?
恐る恐る尻尾に力を入れて持ち上げると白地に黒の虎柄で先だけが黒くなっている。
あーーーーーーーーーっ!
また黒猫じゃなくなった……ガックリ。
またカメリアとお揃いじゃなくなったショックでお母様の肩に顔を埋めながらしがみついた。
甘えていると勘違いされているのか、優しい頭を撫でながらクスクス笑われています。
『桜姫様の母君、僕は白虎と申します。よろしくお願いします』
「まぁ~っこれはご丁寧に」
『桜姫様は、僕が死ぬまで守ります』
チラッと目だけで見下ろすと、白虎の空色の目が私を真っ直ぐ見詰めている。
『桜姫様が僕の主です』
「よろちく?」
『よろしくお願いします』
すると白虎が光り出して、いつの間にか中学生くらいの男の子になりました。
随分と小さい虎との大きさの違いにビックリしながら見ていると、お母様の手が後頭部を持って肩に埋められた。
「うにゅ?」
まだ鼻も小さいので息が止まりそうなほど埋まってしまい、変な声が出ちゃいました。
「ぷはっ」
とりあえず呼吸する為に、お母様の肩の上に顎を乗せた。
「とりあえず白虎の洋服を用意するわね」
あ………真っ裸だったの?一瞬だったから気が付き……………見てない!見てません!!思い出すな!私!!!!!!
『洋服を着たら桜姫を抱っこできますか?』
「そうね」
『分かりました』
しばらくすると美少女………じゃなくて執事風の美少年が、私を抱っこしていました。
『桜姫様のお世話は、お任せ下さい』
「ふふふっ桜姫ちゃんは可愛いから、精霊が守ってくれるなら安心ね」
『カス野郎共は近寄らせません』
「頼もしいわ♡」
お母様は白虎を気に入ったみたいです。
そんな私も白虎に抱っこされるのは好きだけど。シトラスみたいな爽やかな香りがして安心します。
ギューッと抱き着く。
『僕は精霊なので年齢等は関係ありません。ご希望の大きさになるますので、遠慮なく 仰ってください』
「うぅ~ん?わかった」
『僕と桜姫様は一心同体なので、心の中で呼び掛けてください。何時でも、何処でも駆け付けられますから』
「うん」
その後、帰って来た お父様が半泣きで『なんで契約した精霊が男なんだ!』と白虎の肩を掴んでガクガクと揺らす姿を微笑ましい気持ちで見ていました。
102
あなたにおすすめの小説
私の生前がだいぶ不幸でカミサマにそれを話したら、何故かそれが役に立ったらしい
あとさん♪
ファンタジー
その瞬間を、何故かよく覚えている。
誰かに押されて、誰?と思って振り向いた。私の背を押したのはクラスメイトだった。私の背を押したままの、手を突き出した恰好で嘲笑っていた。
それが私の最後の記憶。
※わかっている、これはご都合主義!
※設定はゆるんゆるん
※実在しない
※全五話
ぽっちゃり令嬢の異世界カフェ巡り~太っているからと婚約破棄されましたが番のモフモフ獣人がいるので貴方のことはどうでもいいです~
翡翠蓮
ファンタジー
幼い頃から王太子殿下の婚約者であることが決められ、厳しい教育を施されていたアイリス。王太子のアルヴィーンに初めて会ったとき、この世界が自分の読んでいた恋愛小説の中で、自分は主人公をいじめる悪役令嬢だということに気づく。自分が追放されないようにアルヴィーンと愛を育もうとするが、殿下のことを好きになれず、さらに自宅の料理長が作る料理が大量で、残さず食べろと両親に言われているうちにぶくぶくと太ってしまう。その上、両親はアルヴィーン以外の情報をアイリスに入れてほしくないがために、アイリスが学園以外の外を歩くことを禁止していた。そして十八歳の冬、小説と同じ時期に婚約破棄される。婚約破棄の理由は、アルヴィーンの『運命の番』である兎獣人、ミリアと出会ったから、そして……豚のように太っているから。「豚のような女と婚約するつもりはない」そう言われ学園を追い出され家も追い出されたが、アイリスは内心大喜びだった。これで……一人で外に出ることができて、異世界のカフェを巡ることができる!?しかも、泣きながらやっていた王太子妃教育もない!?カフェ巡りを繰り返しているうちに、『運命の番』である狼獣人の騎士団副団長に出会って……
転生令嬢の食いしん坊万罪!
ねこたま本店
ファンタジー
訳も分からないまま命を落とし、訳の分からない神様の手によって、別の世界の公爵令嬢・プリムローズとして転生した、美味しい物好きな元ヤンアラサー女は、自分に無関心なバカ父が後妻に迎えた、典型的なシンデレラ系継母と、我が儘で性格の悪い妹にイビられたり、事故物件王太子の中継ぎ婚約者にされたりつつも、しぶとく図太く生きていた。
そんなある日、プリムローズは王侯貴族の子女が6~10歳の間に受ける『スキル鑑定の儀』の際、邪悪とされる大罪系スキルの所有者であると判定されてしまう。
プリムローズはその日のうちに、同じ判定を受けた唯一の友人、美少女と見まごうばかりの気弱な第二王子・リトス共々捕えられた挙句、国境近くの山中に捨てられてしまうのだった。
しかし、中身が元ヤンアラサー女の図太い少女は諦めない。
プリムローズは時に気弱な友の手を引き、時に引いたその手を勢い余ってブン回しながらも、邪悪と断じられたスキルを駆使して生き残りを図っていく。
これは、図太くて口の悪い、ちょっと(?)食いしん坊な転生令嬢が、自分なりの幸せを自分の力で掴み取るまでの物語。
こちらの作品は、2023年12月28日から、カクヨム様でも掲載を開始しました。
今後、カクヨム様掲載用にほんのちょっとだけ内容を手直しし、1話ごとの文章量を増やす事でトータルの話数を減らした改訂版を、1日に2回のペースで投稿していく予定です。多量の加筆修正はしておりませんが、もしよろしければ、カクヨム版の方もご笑覧下さい。
※作者が適当にでっち上げた、完全ご都合主義的世界です。細かいツッコミはご遠慮頂ければ幸いです。もし、目に余るような誤字脱字を発見された際には、コメント欄などで優しく教えてやって下さい。
※検討の結果、「ざまぁ要素あり」タグを追加しました。
転生ヒロインは不倫が嫌いなので地道な道を選らぶ
karon
ファンタジー
デビュタントドレスを見た瞬間アメリアはかつて好きだった乙女ゲーム「薔薇の言の葉」の世界に転生したことを悟った。
しかし、攻略対象に張り付いた自分より身分の高い悪役令嬢と戦う危険性を考え、攻略対象完全無視でモブとくっつくことを決心、しかし、アメリアの思惑は思わぬ方向に横滑りし。
《完結》当て馬悪役令息のツッコミ属性が強すぎて、物語の仕事を全くしないんですが?!
犬丸大福
ファンタジー
ユーディリア・エアトルは母親からの折檻を受け、そのまま意識を失った。
そして夢をみた。
日本で暮らし、平々凡々な日々の中、友人が命を捧げるんじゃないかと思うほどハマっている漫画の推しの顔。
その顔を見て目が覚めた。
なんと自分はこのまま行けば破滅まっしぐらな友人の最推し、当て馬悪役令息であるエミリオ・エアトルの双子の妹ユーディリア・エアトルである事に気がついたのだった。
数ある作品の中から、読んでいただきありがとうございます。
幼少期、最初はツラい状況が続きます。
作者都合のゆるふわご都合設定です。
日曜日以外、1日1話更新目指してます。
エール、お気に入り登録、いいね、コメント、しおり、とても励みになります。
お楽しみ頂けたら幸いです。
***************
2024年6月25日 お気に入り登録100人達成 ありがとうございます!
100人になるまで見捨てずに居て下さった99人の皆様にも感謝を!!
2024年9月9日 お気に入り登録200人達成 感謝感謝でございます!
200人になるまで見捨てずに居て下さった皆様にもこれからも見守っていただける物語を!!
2025年1月6日 お気に入り登録300人達成 感涙に咽び泣いております!
ここまで見捨てずに読んで下さった皆様、頑張って書ききる所存でございます!これからもどうぞよろしくお願いいたします!
2025年3月17日 お気に入り登録400人達成 驚愕し若干焦っております!
こんなにも多くの方に呼んでいただけるとか、本当に感謝感謝でございます。こんなにも長くなった物語でも、ここまで見捨てずに居てくださる皆様、ありがとうございます!!
2025年6月10日 お気に入り登録500人達成 ひょえぇぇ?!
なんですと?!完結してからも登録してくださる方が?!ありがとうございます、ありがとうございます!!
こんなに多くの方にお読み頂けて幸せでございます。
どうしよう、欲が出て来た?
…ショートショートとか書いてみようかな?
2025年7月8日 お気に入り登録600人達成?! うそぉん?!
欲が…欲が…ック!……うん。減った…皆様ごめんなさい、欲は出しちゃいけないらしい…
2025年9月21日 お気に入り登録700人達成?!
どうしよう、どうしよう、何をどう感謝してお返ししたら良いのだろう…
異世界ママ、今日も元気に無双中!
チャチャ
ファンタジー
> 地球で5人の子どもを育てていた明るく元気な主婦・春子。
ある日、建設現場の事故で命を落としたと思ったら――なんと剣と魔法の異世界に転生!?
目が覚めたら村の片隅、魔法も戦闘知識もゼロ……でも家事スキルは超一流!
「洗濯魔法? お掃除召喚? いえいえ、ただの生活の知恵です!」
おせっかい上等! お節介で世界を変える異世界ママ、今日も笑顔で大奮闘!
魔法も剣もぶっ飛ばせ♪ ほんわかテンポの“無双系ほんわかファンタジー”開幕!
巻き込まれて異世界召喚? よくわからないけど頑張ります。 〜JKヒロインにおばさん呼ばわりされたけど、28才はお姉さんです〜
トイダノリコ
ファンタジー
会社帰りにJKと一緒に異世界へ――!?
婚活のために「料理の基本」本を買った帰り道、28歳の篠原亜子は、通りすがりの女子高生・星野美咲とともに突然まぶしい光に包まれる。
気がつけばそこは、海と神殿の国〈アズーリア王国〉。
美咲は「聖乙女」として大歓迎される一方、亜子は「予定外に混ざった人」として放置されてしまう。
けれど世界意識(※神?)からのお詫びとして特殊能力を授かった。
食材や魔物の食用可否、毒の有無、調理法までわかるスキル――〈料理眼〉!
「よし、こうなったら食堂でも開いて生きていくしかない!」
港町の小さな店〈潮風亭〉を拠点に、亜子は料理修行と新生活をスタート。
気のいい夫婦、誠実な騎士、皮肉屋の魔法使い、王子様や留学生、眼帯の怪しい男……そして、彼女を慕う男爵令嬢など個性豊かな仲間たちに囲まれて、"聖乙女イベントの裏側”で、静かに、そしてたくましく人生を切り拓く異世界スローライフ開幕。
――はい。静かに、ひっそり生きていこうと思っていたんです。私も.....(アコ談)
*AIと一緒に書いています*
異世界人生を楽しみたい そのためにも赤ん坊から努力する
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕の名前は朝霧 雷斗(アサギリ ライト)
前世の記憶を持ったまま僕は別の世界に転生した
生まれてからすぐに両親の持っていた本を読み魔法があることを学ぶ
魔力は筋力と同じ、訓練をすれば上達する
ということで努力していくことにしました
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる