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21世紀
tk11 エジプト・究極の冒険野郎の土地、SIDE-D
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サイモンフレイザー大学は、バンクーバーの隣り町バーナビーにある。
そこは、グリーンのあふれる町。
美しい湖、ディアレイクもある。
ディアレイクは、こころを落ち着けさせてくれる。
天国のような湖だ。
わたしは、BFA時代をサイモンフレイザーで過ごし、文学を学び、カイル・ゴダード教授に師事した。
サイモンフレイザーはバーナビーの山の方にあるから、夏はすずしいが、冬はちょっと寒い事もあった。だけど、カナダのホスピタリティは温かく、不思議と冬も、こころがあたたかくなったのを、私は覚えている。
今回、カイル・ゴダード博士とは、ディアレイクのハートコートレストランで会食した。
そこで、ドクター・カイル・ゴダードは、彼が若いときにエジプトで出会った冒険を語った。
彼と、彼のアシスタント、スティーブ・バーグマンが、1992年にエジプトで体験したこと。
エジプトの極秘ゾーン、SIDE-Dで。。。。。
SIDE-D
そうさ、エジプトはいつだって、冒険の世界さ。
風が砂丘を鳴らし、細かな砂がカイル・ゴダードのブーツに絡みついた。古代地図が風でめくれる。ひどい砂嵐だ。だが、ここを外せば、十年の研究が無駄になる。カイルは自分に言い聞かせるように呟いた。カイルは知っていた。古い写本の誤植のような余白に、必ず歴史の影は潜んでいる。
「カイル、これを見ろ」砂にまみれた防護ゴーグルを上げ、助手のスティーブ・バーグマンが大きな声で言った。元軍人の彼にしては珍しく、声に震えがあった。スティーブが見つけた粘土板の破片には、不格好な、しかしどこか計算された文字が刻まれている。カイルの背筋に冷たい震えが走った。これは、どの語族にも属さない。だが、似ている。すべての文明が生まれる前、言語が枝分かれする以前の……。「まさか……“原初文字”の派生系だと?」
胸が熱くなる。指先が震えた。そのとき、砂丘の向こうから、金属を擦るような異音が響いた。スティーブが即座に腰のホルスターへ手を伸ばす。カイルは息を呑んだ。
敵か? 此処迄来る間にも、世界支配を再度計画していたネオナチの一派と戦い、やつらを撃退した。やつらの要塞を爆破し、壊滅させた。だが、まだ残党がいるのか?
しかし、今度の異音は何かが違う。何か、地球上のものではない。そのとき、地中から見たことも無い材質の建造物が、巨大な建造物がせりだすのだった。
驚愕だ。
カイル・ゴダードは、砂漠の地平に沈む夕陽を背に、巨大な石の壁を見上げていた。ギザから遠く離れた、政府の地図にも載らない──封鎖区域。
それは“失われたピラミッド”と呼ばれ、存在自体が学会では噂扱いされていた。
「本当に、入る気か」スティーブ・バーグマンは低く呟いた。彼の視線は、壁面にわずかに露出した黒い金属のラインに向けられていた。「ピラミッドの内部構造と合わない材質だ。しかも配置は……星図に一致している」カイルの声は興奮とわずかな恐怖で震えていた。
エジプト文明が形成される以前。地球に知性が芽生えるよりも早い時代。人類は“始まり”ではなく、誰かの“続き”なのではないか。
カイルは幼少期、父に連れられて見た夜空を思い出していた。父はNASAの技術者だった。科学を信じた男。だが、ある日突然、狂気を宿した目で言った。「古代の記録は、空から来た“建築者”を語っている。」
誰も信じなかった。父は学界から追放され、失意のまま姿を消した。
……カイルが真実を求める理由は、それだけで十分だった。
「入口、見つけたぞ」スティーブが指さした岩壁には、砂で隠れた三角の溝。それはまるで、光を待つ“鍵穴”のようだった。カイルは携行したレーザー装置を溝に照射した。瞬間、岩盤が光を吸い込み、空気が震えた。
ズゥウウウン……
低い、地鳴りのような音。
砂が落ち、壁がゆっくりと開いていく。
現れたのは、古代の石ではなかった。光沢のある、未知の金属で覆われた回廊だった。
「まるで……宇宙船だ」スティーブの声がかすれる。
「ピラミッドは墓じゃない。」カイルは懐中ライトを構え、ゆっくりと足を踏み入れた。その瞬間、通路の奥に灯がともり、青白い光の線が走った。壁面の文字が、まるで生きているかのように脈動する。地球ではありえない、数学と音階のような記号。
歓迎されているのか。警告されているのか。
背後で入口が静かに閉じはじめた。
「カイル、戻れ!」
「いいや……ここが本当の歴史だ。」
暗闇の奥から、なにか音が響いた。人間ではない、規則的すぎる、金属音。スティーブは銃に手をやり、カイルは息を呑む。
風が吹き抜けた。この場所には、何かが眠っている。
通路の奥から、青白い霞が流れ出す。
光は形をとり、滑らかな金属──だが同時に有機的な“筋肉繊維”のような構造を露わにした。
それはメタリックな四足獣だ。
瞳はなく、頭部中央に一つ、脈打つ光球。
カイルは凍りついた。
「バイオ……メカニカル・ガーディアン……?」
それは四肢を爆発的に動かし、スティーブへ飛びかかる。
「来やがったかっ!」
スティーブは瞬時に身体をひねり、ベストの裏から軍用携行レーザー砲を引き抜いた。光の鞘が空を裂き、青い閃光が獣を正面から貫く。
ズガァァッッ!
外殻が割れ、金属片が飛び散った。だが獣は倒れない。裂けた場所を黒いナノ繊維が蠢き、即座に再生を始める。
スティーブが眉をしかめた。「再生型かよ。くっそ、厄介だ!」
怪物が口腔のような裂け目を開く。内部には歯の代わりに振動する結晶の刃──音と光の兵器。
咆哮。
衝撃波が通路を走り、カイルは壁へ叩きつけられた。
「ガッ……!」
「触るな、カイル!」
バーグマンは姿勢を低くし、照準を“光球”に定める。守護者が再び跳躍──空間を裂く爪。
バシュッ!
レーザーが直撃。光球が破裂し、獣は音もなく崩れた。残骸が、蒸気とともに床へ散る。動かない。スティーブは息を荒らしながら、武器を下ろした。
「……さすがに、宇宙の番犬ってとこか」
カイルは震える手で壁を支え、立ち上がる。残骸を見つめるその目は、恐怖と狂おしい情熱で輝いていた。
「見たかスティーブ……これは設計された生命だ。
ピラミッドは人類の想像をはるかに超えている。」
スティーブが肩越しに振り返り、苦笑した。
「言っとくが、俺は考古学者じゃない。戦場出身だ。ここはやばい。もう、脱出しよう。」
カイルは首を横に振った。
「いいや、ここで引くわけにはいかない。ここには“起源”がある。父が追っていた答えが……」
スティーブが舌打ちする。
二人は暗闇へ進む。
通路の光が、急に色を変えた。蒼から、柔らかな金の光へ。
カイルとスティーブは足を止めた。
壁に刻まれた文字が、まるで呼吸するように波打ち、巨大な図面を描き出す。
「……船だ」
カイルは呟いた。
ピラミッドの内部構造は、地球のどんな建築にも似ていなかった。
それは艦体だ。
中央に巨大反応炉、周囲に推進器。
惑星間移動用の恒星航行船(スターブリッジ・アーク)。
「まさか……ピラミッドそのものが、宇宙船?」
「4万年前だ……」
カイルの声は震えていた。
図面に記された時間軸──それは地球の氷期の年代と一致していた。
母星爆発──脱出者1000名──航行時間:18年──目的地:Sol-3(地球)
光が脈動し、ホールの中心が静かに開く。
霧が舞い、透明なカプセルが並ぶ冷却区画が現れた。
だが、開いているカプセルはすべて空だった。
内部には、わずかな灰と、かすれた遺跡のような布片。
1000人の“旅人”は、すでにこの世界で消えていた。
「彼らは……人類の祖先?」
スティーブが呟く。
「可能性はある。でも……全部じゃない」
カイルは唇を噛んだ。
「創られた」可能性が、脳裏に過ぎった。
人類の進化に、何者かの干渉があったとしたら──。
奥で、小さな音が響いた。
まるで誰かが眠りから目覚めるように。
光に包まれた最後のカプセルが、ゆっくりと開く。
中で横たわるのは、宇宙の女性。
胸がわずかに上下していた。まだ生きている。
長い髪は黒曜石のように光り、額には細い金属の輪。
瞼が震え、ゆっくりと開いた。
その瞳は、星の光のような色だった。
彼女はカイルを見た。
「……キ・ルア・セレイア……?」
異星の言葉。けれど不思議と意味が流れ込む。
“我々を見つけた者よ、あなたは覚悟を持つ者か”
カイルは息を呑んだ。
女性は、人間ではない。
人類より長い知性の歴史を抱いた者だ。
スティーブが銃を下げ、わずかに身構える。
「通じるのか?言葉が……」
「いや……違う。思考で理解させられてる」
女性はゆっくりと身を起こした。
その動きには、機械のような精密さと、生き物の柔らかさが同居していた。
彼女は胸に手を当て、名を告げる。
「ネフェル=アリア」
続けて彼女は、ゆっくりと周囲を見渡す。
『……仲間は?』
カイルは目を伏せた。
「……君だけだ」
ネフェル=アリアの目が冷たい炎で光る。
「彼らが来る。私を護れ。さもなくば──地球は滅ぶ」
スティーブはレーザー砲を構え、ニヤリと笑った。
「……やっぱりロマンより地獄だな、考古学ってやつは」
この冒険の記録映像は、QRリンクでも見れる。
そこは、グリーンのあふれる町。
美しい湖、ディアレイクもある。
ディアレイクは、こころを落ち着けさせてくれる。
天国のような湖だ。
わたしは、BFA時代をサイモンフレイザーで過ごし、文学を学び、カイル・ゴダード教授に師事した。
サイモンフレイザーはバーナビーの山の方にあるから、夏はすずしいが、冬はちょっと寒い事もあった。だけど、カナダのホスピタリティは温かく、不思議と冬も、こころがあたたかくなったのを、私は覚えている。
今回、カイル・ゴダード博士とは、ディアレイクのハートコートレストランで会食した。
そこで、ドクター・カイル・ゴダードは、彼が若いときにエジプトで出会った冒険を語った。
彼と、彼のアシスタント、スティーブ・バーグマンが、1992年にエジプトで体験したこと。
エジプトの極秘ゾーン、SIDE-Dで。。。。。
SIDE-D
そうさ、エジプトはいつだって、冒険の世界さ。
風が砂丘を鳴らし、細かな砂がカイル・ゴダードのブーツに絡みついた。古代地図が風でめくれる。ひどい砂嵐だ。だが、ここを外せば、十年の研究が無駄になる。カイルは自分に言い聞かせるように呟いた。カイルは知っていた。古い写本の誤植のような余白に、必ず歴史の影は潜んでいる。
「カイル、これを見ろ」砂にまみれた防護ゴーグルを上げ、助手のスティーブ・バーグマンが大きな声で言った。元軍人の彼にしては珍しく、声に震えがあった。スティーブが見つけた粘土板の破片には、不格好な、しかしどこか計算された文字が刻まれている。カイルの背筋に冷たい震えが走った。これは、どの語族にも属さない。だが、似ている。すべての文明が生まれる前、言語が枝分かれする以前の……。「まさか……“原初文字”の派生系だと?」
胸が熱くなる。指先が震えた。そのとき、砂丘の向こうから、金属を擦るような異音が響いた。スティーブが即座に腰のホルスターへ手を伸ばす。カイルは息を呑んだ。
敵か? 此処迄来る間にも、世界支配を再度計画していたネオナチの一派と戦い、やつらを撃退した。やつらの要塞を爆破し、壊滅させた。だが、まだ残党がいるのか?
しかし、今度の異音は何かが違う。何か、地球上のものではない。そのとき、地中から見たことも無い材質の建造物が、巨大な建造物がせりだすのだった。
驚愕だ。
カイル・ゴダードは、砂漠の地平に沈む夕陽を背に、巨大な石の壁を見上げていた。ギザから遠く離れた、政府の地図にも載らない──封鎖区域。
それは“失われたピラミッド”と呼ばれ、存在自体が学会では噂扱いされていた。
「本当に、入る気か」スティーブ・バーグマンは低く呟いた。彼の視線は、壁面にわずかに露出した黒い金属のラインに向けられていた。「ピラミッドの内部構造と合わない材質だ。しかも配置は……星図に一致している」カイルの声は興奮とわずかな恐怖で震えていた。
エジプト文明が形成される以前。地球に知性が芽生えるよりも早い時代。人類は“始まり”ではなく、誰かの“続き”なのではないか。
カイルは幼少期、父に連れられて見た夜空を思い出していた。父はNASAの技術者だった。科学を信じた男。だが、ある日突然、狂気を宿した目で言った。「古代の記録は、空から来た“建築者”を語っている。」
誰も信じなかった。父は学界から追放され、失意のまま姿を消した。
……カイルが真実を求める理由は、それだけで十分だった。
「入口、見つけたぞ」スティーブが指さした岩壁には、砂で隠れた三角の溝。それはまるで、光を待つ“鍵穴”のようだった。カイルは携行したレーザー装置を溝に照射した。瞬間、岩盤が光を吸い込み、空気が震えた。
ズゥウウウン……
低い、地鳴りのような音。
砂が落ち、壁がゆっくりと開いていく。
現れたのは、古代の石ではなかった。光沢のある、未知の金属で覆われた回廊だった。
「まるで……宇宙船だ」スティーブの声がかすれる。
「ピラミッドは墓じゃない。」カイルは懐中ライトを構え、ゆっくりと足を踏み入れた。その瞬間、通路の奥に灯がともり、青白い光の線が走った。壁面の文字が、まるで生きているかのように脈動する。地球ではありえない、数学と音階のような記号。
歓迎されているのか。警告されているのか。
背後で入口が静かに閉じはじめた。
「カイル、戻れ!」
「いいや……ここが本当の歴史だ。」
暗闇の奥から、なにか音が響いた。人間ではない、規則的すぎる、金属音。スティーブは銃に手をやり、カイルは息を呑む。
風が吹き抜けた。この場所には、何かが眠っている。
通路の奥から、青白い霞が流れ出す。
光は形をとり、滑らかな金属──だが同時に有機的な“筋肉繊維”のような構造を露わにした。
それはメタリックな四足獣だ。
瞳はなく、頭部中央に一つ、脈打つ光球。
カイルは凍りついた。
「バイオ……メカニカル・ガーディアン……?」
それは四肢を爆発的に動かし、スティーブへ飛びかかる。
「来やがったかっ!」
スティーブは瞬時に身体をひねり、ベストの裏から軍用携行レーザー砲を引き抜いた。光の鞘が空を裂き、青い閃光が獣を正面から貫く。
ズガァァッッ!
外殻が割れ、金属片が飛び散った。だが獣は倒れない。裂けた場所を黒いナノ繊維が蠢き、即座に再生を始める。
スティーブが眉をしかめた。「再生型かよ。くっそ、厄介だ!」
怪物が口腔のような裂け目を開く。内部には歯の代わりに振動する結晶の刃──音と光の兵器。
咆哮。
衝撃波が通路を走り、カイルは壁へ叩きつけられた。
「ガッ……!」
「触るな、カイル!」
バーグマンは姿勢を低くし、照準を“光球”に定める。守護者が再び跳躍──空間を裂く爪。
バシュッ!
レーザーが直撃。光球が破裂し、獣は音もなく崩れた。残骸が、蒸気とともに床へ散る。動かない。スティーブは息を荒らしながら、武器を下ろした。
「……さすがに、宇宙の番犬ってとこか」
カイルは震える手で壁を支え、立ち上がる。残骸を見つめるその目は、恐怖と狂おしい情熱で輝いていた。
「見たかスティーブ……これは設計された生命だ。
ピラミッドは人類の想像をはるかに超えている。」
スティーブが肩越しに振り返り、苦笑した。
「言っとくが、俺は考古学者じゃない。戦場出身だ。ここはやばい。もう、脱出しよう。」
カイルは首を横に振った。
「いいや、ここで引くわけにはいかない。ここには“起源”がある。父が追っていた答えが……」
スティーブが舌打ちする。
二人は暗闇へ進む。
通路の光が、急に色を変えた。蒼から、柔らかな金の光へ。
カイルとスティーブは足を止めた。
壁に刻まれた文字が、まるで呼吸するように波打ち、巨大な図面を描き出す。
「……船だ」
カイルは呟いた。
ピラミッドの内部構造は、地球のどんな建築にも似ていなかった。
それは艦体だ。
中央に巨大反応炉、周囲に推進器。
惑星間移動用の恒星航行船(スターブリッジ・アーク)。
「まさか……ピラミッドそのものが、宇宙船?」
「4万年前だ……」
カイルの声は震えていた。
図面に記された時間軸──それは地球の氷期の年代と一致していた。
母星爆発──脱出者1000名──航行時間:18年──目的地:Sol-3(地球)
光が脈動し、ホールの中心が静かに開く。
霧が舞い、透明なカプセルが並ぶ冷却区画が現れた。
だが、開いているカプセルはすべて空だった。
内部には、わずかな灰と、かすれた遺跡のような布片。
1000人の“旅人”は、すでにこの世界で消えていた。
「彼らは……人類の祖先?」
スティーブが呟く。
「可能性はある。でも……全部じゃない」
カイルは唇を噛んだ。
「創られた」可能性が、脳裏に過ぎった。
人類の進化に、何者かの干渉があったとしたら──。
奥で、小さな音が響いた。
まるで誰かが眠りから目覚めるように。
光に包まれた最後のカプセルが、ゆっくりと開く。
中で横たわるのは、宇宙の女性。
胸がわずかに上下していた。まだ生きている。
長い髪は黒曜石のように光り、額には細い金属の輪。
瞼が震え、ゆっくりと開いた。
その瞳は、星の光のような色だった。
彼女はカイルを見た。
「……キ・ルア・セレイア……?」
異星の言葉。けれど不思議と意味が流れ込む。
“我々を見つけた者よ、あなたは覚悟を持つ者か”
カイルは息を呑んだ。
女性は、人間ではない。
人類より長い知性の歴史を抱いた者だ。
スティーブが銃を下げ、わずかに身構える。
「通じるのか?言葉が……」
「いや……違う。思考で理解させられてる」
女性はゆっくりと身を起こした。
その動きには、機械のような精密さと、生き物の柔らかさが同居していた。
彼女は胸に手を当て、名を告げる。
「ネフェル=アリア」
続けて彼女は、ゆっくりと周囲を見渡す。
『……仲間は?』
カイルは目を伏せた。
「……君だけだ」
ネフェル=アリアの目が冷たい炎で光る。
「彼らが来る。私を護れ。さもなくば──地球は滅ぶ」
スティーブはレーザー砲を構え、ニヤリと笑った。
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