俺の推し♂が路頭に迷っていたので

木野 章

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左江内編③

……アイドル事務所、か

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見慣れない街を、商談へ向かう為に八雲さんと歩く


一応アドバイスを沢山くれたからと、琥珀君への告白…

というか、告白にすらたどり着かなかったという惨憺たる結果を伝えた

引「…え、振られちゃったんですか……?」

左「…うん、……あー、ありがとうね、アドバイス…」

引「………私、その恋まだ終わってないと思うんですぅ」

左「…え?だって、メッセージで匂わせて送っただけでこの有様だよ…とっくのとうに終わってるって」

引「いーや!!まだ終わってない気がしてるんですぅ!!その水無瀬さんって方、きぃっと何か勘違いしてますって!!」

左「…あはは、勘違いなんてしてないと思うよ」



琥珀君は正しい

だって、自身の過激ファンと付き合って何されるか分かったもんじゃないし…


左「…もういいんだ、ごめんね。」

引「………話し合うべきですぅ…」



まだチャンスがあるんですぅ!!

なんて、何度も言ってはくれるが…

もう一度なんてもう無理だ……
面と向かって「気持ち悪いです」なんて言われたら多分自殺する自信ある



左「…ほ、ほら商談先着いたから、この話は終わりで…」

引「むぅぅ………あっ!あの事務所!!」

左「…事務所?」

引「左江内さんは知らないかもですねぇ、アイドル事務所ですよぉ!!きゃ!!嬉しい♡」


あっという間にムスッとした顔から乙女に戻る八雲さん

さっきまで不満タラタラな顔だったから急に変わってちょっとビビった


……アイドル事務所、か

琥珀君の所属していたアイドルコレクターズしか知らないしな





引「ファイントって言う所ですよぉ~!今私の推しがソコにいるんです♡」
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