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琥珀編 ③
今、なんて
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家を出る前に、左江内さんに貸して頂いた服をしっかりと洗って畳んで置いた
…左江内さんが仕事に行かれた後、洗濯をしながら泣いてしまった
これで最後なんだなぁと思った途端涙が止まらなくて、苦しくて堪らなかった
そして、溢れ出しそうな心に蓋をして
左江内さんの家に別れを告げた
午後四時、僕は今
琥「…ここが、Find talent ですか」
大「そ。てか俺も初めて見た、思ったよりデカくてウケる」
かつての敵会社に入ろうとしていた
琥「…大都さん、わざわざ案内して下さりありがとうございます」
大「おう。てか前より元気ないじゃん、大丈夫かよ」
琥「……はい、吹っ切れましたから」
大「…あそ、でも俺に聞く権利とかあったりしねーの?」
……そうだ、思えば大都さんには世話になってばっかりだ
聞いて貰っても不愉快しか感じないような話だけれど、伝えるべきだよね
琥「…路頭に迷っていた所を助けて頂いた方に、恋をしていたんです。でも、告白する前にフラれちゃいました、あはは……」
大「………はぁ?」
カッと目を見開いて、僕を凝視する
きっと呆れたんだろうなぁ…告白すら出来てないんだもん
琥「向こうには、いい感じの女性がいらっしゃったから…あはは、僕なんかが適うわけないですよね」
大「兄貴に彼女なんていねぇけど」
琥「………え?今、なんて」
大「兄貴が彼女作るなんて無理だろ、ウケる」
琥「そ、そうじゃなくて!!!なんで、住んでるって」
大「あ?だって兄貴がーーー」
「よぉ、新しい従業員連れてきたってぇ~???」
…左江内さんが仕事に行かれた後、洗濯をしながら泣いてしまった
これで最後なんだなぁと思った途端涙が止まらなくて、苦しくて堪らなかった
そして、溢れ出しそうな心に蓋をして
左江内さんの家に別れを告げた
午後四時、僕は今
琥「…ここが、Find talent ですか」
大「そ。てか俺も初めて見た、思ったよりデカくてウケる」
かつての敵会社に入ろうとしていた
琥「…大都さん、わざわざ案内して下さりありがとうございます」
大「おう。てか前より元気ないじゃん、大丈夫かよ」
琥「……はい、吹っ切れましたから」
大「…あそ、でも俺に聞く権利とかあったりしねーの?」
……そうだ、思えば大都さんには世話になってばっかりだ
聞いて貰っても不愉快しか感じないような話だけれど、伝えるべきだよね
琥「…路頭に迷っていた所を助けて頂いた方に、恋をしていたんです。でも、告白する前にフラれちゃいました、あはは……」
大「………はぁ?」
カッと目を見開いて、僕を凝視する
きっと呆れたんだろうなぁ…告白すら出来てないんだもん
琥「向こうには、いい感じの女性がいらっしゃったから…あはは、僕なんかが適うわけないですよね」
大「兄貴に彼女なんていねぇけど」
琥「………え?今、なんて」
大「兄貴が彼女作るなんて無理だろ、ウケる」
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大「あ?だって兄貴がーーー」
「よぉ、新しい従業員連れてきたってぇ~???」
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