俺の推し♂が路頭に迷っていたので

木野 章

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琥珀編 ③

僕は、いつも

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カ「へぇw……俺ここの社長に気に入られてっからさぁ、俺が直接言えば陰キャちゃん一匹くらい余裕で雇えるよ」

琥「……そ、そうですか…」


にっこりと綺麗な顔を歪めた顔から分かる

これは搾取しようとしている顔だ、何度も見た

…大都君には申し訳ないけれど、カルサ君の手は借りたくない

面接してもらえるか、中の人に聞いてみよう


琥「…ぼ、僕、面接して貰えるか聞いてくるので、っ」

カ「言ったよねぇ、俺ここのお気に入りって」


通せんぼするかのように、入口の前で立ち塞がられる

トントンッと、胸元を指で突かれた


カ「その気なら、陰キャちゃんを雇ってあげる事全部パーにしたげてもいいんだけど」

琥「……そ、それは」


……いや、食い下がっちゃだめだ

…他のバイトを探そう、きっと、雇ってくれるところがあるはず


琥「なら、…他のところ探します」

カ「陰キャちゃんって、変わらずバカだよなぁw大都から聞いたけど、住む家無いんだって?住み込みが出来るとこなんてここしかねーよ」

琥「そ、そんな…」

カ「なぁ、陰キャちゃんでも分かったかな?」


……

…僕は、いつも弱くて負けてばかりなんだなぁ





琥「……お願い、します」

カ「んははっ!!大人しく最初からお願いしときゃいいんだってのw」


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