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第4章 馬車
第49話 再会2
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アリーのその言葉に、俺はふと……彼女と出会った時のことを思い出した。
確かに、あの頃のアリーは、人間不信になりかけていた。きっと、今のルネサスたちも、似たような『何か』を背負っているのかもしれない。
「……ルネサスさんたちは、人間不信になってるんですか?」
気になって、つい聞いてしまった。でも、言葉にしてから……しまった、と思った。
「す、すみません……今の、忘れてください……」
けれどルネサスは、少しだけ苦笑いを浮かべながら答えた。
「いや……あながち間違ってない。確かに、それに近くなってるかもな」
「リーダー……」
マックが心配そうにルネサスを見つめた。俺とアリーは目を合わせて、なんとなく分かった気がした。
――きっと、『パーティー』と勘違いされるのも、そのあたりが関係している。
アリーが、ふと思いついたように話し始めた。
「あの……たぶん、皆さんが『パーティー』だと思われるのって……呼び方のせいじゃないかなって」
「えっ⁉ それって、どういう意味だ!?」
マックが勢いよく食いつく。アリーは少しおろおろしながらも、はっきりと答えた。
「皆さん、ルネサスさんのことを『リーダー』って呼んでるので……。それで、周りから見たらパーティーに見えちゃうのかも」
その言葉に、ディーンがポンと手を打った。
「……ああ、なるほど。確かにそうだな。無意識に『リーダー』って呼んでたし……そりゃ勘違いされるよな」
その場にいた全員が「……ああ~」と納得したような空気になった。
ディーンがふわりと微笑みながら言った。
「アリー、パーティーと勘違いされる理由を教えてくれてありがとう」
「い、いえ……。私が思ったことを言っただけなので……」
アリーは少し照れたように視線を逸らす。……このまま話が変な方向にループしそうな雰囲気になってきた……そう感じた瞬間、
「で、ランとアリーはこれからどこに行くんだ?」
マックが空気を読むように、強引に話題を変えてくれた。
「えっと……この乗り合いバスで行けるところまで行ってみようかと」
「へぇ、そうか。……それじゃ、俺たちと同じだな」
「えっ!?」
思わず、俺もアリーも声を揃えてしまった。
「じゃあ……ルネサスさんたちと、そこまでは一緒にいられるんだ……」
そう言うと、マックがちょっと意地悪そうに眉を上げた。
「ん? なんでそんなに嬉しそうなんだ?」
その問いに、すかさずディーンが笑いながら口を挟む。
「あー、分かった。2人でもいいけど、人数がいればその分、話が弾むからな。そういうことだろ?」
「……そ、そうだよ。そういうことだってば……!」
少し慌てて返したアリーの様子が可笑しくて、俺も思わず笑ってしまった。
確かに、あの頃のアリーは、人間不信になりかけていた。きっと、今のルネサスたちも、似たような『何か』を背負っているのかもしれない。
「……ルネサスさんたちは、人間不信になってるんですか?」
気になって、つい聞いてしまった。でも、言葉にしてから……しまった、と思った。
「す、すみません……今の、忘れてください……」
けれどルネサスは、少しだけ苦笑いを浮かべながら答えた。
「いや……あながち間違ってない。確かに、それに近くなってるかもな」
「リーダー……」
マックが心配そうにルネサスを見つめた。俺とアリーは目を合わせて、なんとなく分かった気がした。
――きっと、『パーティー』と勘違いされるのも、そのあたりが関係している。
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「あの……たぶん、皆さんが『パーティー』だと思われるのって……呼び方のせいじゃないかなって」
「えっ⁉ それって、どういう意味だ!?」
マックが勢いよく食いつく。アリーは少しおろおろしながらも、はっきりと答えた。
「皆さん、ルネサスさんのことを『リーダー』って呼んでるので……。それで、周りから見たらパーティーに見えちゃうのかも」
その言葉に、ディーンがポンと手を打った。
「……ああ、なるほど。確かにそうだな。無意識に『リーダー』って呼んでたし……そりゃ勘違いされるよな」
その場にいた全員が「……ああ~」と納得したような空気になった。
ディーンがふわりと微笑みながら言った。
「アリー、パーティーと勘違いされる理由を教えてくれてありがとう」
「い、いえ……。私が思ったことを言っただけなので……」
アリーは少し照れたように視線を逸らす。……このまま話が変な方向にループしそうな雰囲気になってきた……そう感じた瞬間、
「で、ランとアリーはこれからどこに行くんだ?」
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「えっと……この乗り合いバスで行けるところまで行ってみようかと」
「へぇ、そうか。……それじゃ、俺たちと同じだな」
「えっ!?」
思わず、俺もアリーも声を揃えてしまった。
「じゃあ……ルネサスさんたちと、そこまでは一緒にいられるんだ……」
そう言うと、マックがちょっと意地悪そうに眉を上げた。
「ん? なんでそんなに嬉しそうなんだ?」
その問いに、すかさずディーンが笑いながら口を挟む。
「あー、分かった。2人でもいいけど、人数がいればその分、話が弾むからな。そういうことだろ?」
「……そ、そうだよ。そういうことだってば……!」
少し慌てて返したアリーの様子が可笑しくて、俺も思わず笑ってしまった。
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