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圏外生活はじめました!
深窓の令息と
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視線をわざわざ逸らせるのも変な気がして、その姿を見る。
病院などで見かける簡素な車椅子ではなく、座り心地を追求しましたと宣伝するような見るからに豪華な造りだが、悪趣味な装飾の類は無かった。
妙な言い方だがその一角だけ、絵になるような佇まいで、座っている奴の雰囲気もどこか浮き世離れしているように思えた。気怠げに頬杖をつき目を閉じる横顔は、病弱という車椅子のイメージとは程遠い。まあ、他にも理由は考えられる。例えは、足を悪くしている……とか。その方がしっくりとくるかもしれない。
「貴様らぁ! ただ集まるだけで何分費やすつもりか!」
後方から、あの執事モドキの怒声が聞こえてくる。すると、微動だにしなかった車椅子の男の表情に変化が表れた。眉間に深々と皺が刻まれ、不快感が漏れ出したような溜め息を吐いた。そして独り言だろう「騒々しい」と呟いた。
「行動する時は口を閉じろ! 騒々しい! 黙って素早く動かんかぁ!」
間を置かず再び飛んでくる怒声に、車椅子の男は「お前が騒々しい」と、多分この食堂に居る奴ら全員が思っているであろう事を再び呟いた。すると、朗朗とした執事モドキの声が、こちらに向かって響く。
「申し訳ございません、旦那様。山野辺雫、沈黙の金を胸に抱き、早々に場を整えますので、今暫し旦那様のお時間頂戴いたします」
食堂内の空気が一瞬どよめいたが、すぐに後方から悲鳴が上がりだした。何事かと視線をやると、口を閉じた執事モドキが実力行使で新入生を誘導していた。早めに食堂内に入れてよかったと安堵しつつ視線を戻すと、車椅子の男は頬杖を崩し、頭痛を耐えるように指先で目元を押さえていた。
どうやら、メイドじゃなく執事を連れてくるような頭のおかしな金持ちの坊ちゃんは、この車椅子の奴ならしい。
しかし、今のやり取りはどうゆう事だろう。近くに居たオレの耳には確かに聞こえたが、車椅子の男の呟きは言葉通り、そう大きいものではない。合図を送った様子もなかった。……まさかテレパシー……いくら浮き世離れした雰囲気があるとは言え、随分と毒された答えが浮かんだものだなと自分に呆れた。
暫くすると、食堂内の騒動は収まり、ヒソヒソと控えめな話し声があちこちから聞こえる程度に静かになっていた。
すると、新入生の誘導が終わったのだろう、執事モドキが車椅子の男の元へ近寄り、手に持ったメモ用紙を恭しく差し出した。
手元に視線を落とした車椅子の男は、小さく溜め息を吐くと、
「口を開く事を許す。この件に対処しろ、雫」
実に『旦那様』らしい口調で、執事モドキに命令を下した。
「はい、畏まりました」
旦那様とやらに一礼する姿は、確かに執事の姿に見えもしたのだが、クルリと新入生側に振り返ると同時に、そうした謹みなど一瞬で霧散した。
「貴様らの中に、このオリエンテーションへの参加を拒む者が一人居る! 同室の者は分かるであろう、その者の所在を答えよ!」
食堂内にざわめきが広がる。大抵、オレたちみたく同室で集まって下りて来ているだろうから、確かに答えられないはずはない。けれど、当然のように誰も答えようとはしない。いや、答えられないのかもしれないな、オレもまだ同室二人の名前を知らないのだから。
「もしかして、春日野辺りがサボってるんじゃねーべか」
隣から由々式が小声で耳打ちしてくる。「そうかもな」とオレが答えると同時くらいに、明らかに苛立って来ている執事モドキは、最後通告のような言葉を口にした。
「答えなければ、その者が知れたとき、此度の件を同罪として連帯責任を負わす」
さすがに連帯責任と言われては、黙っている事は出来ない。その罪にどんな罰が付いてくるのか予想できないからな。後方でようやく踏ん切りが付いた誰かが立ち上がり、事情を説明し出した。
ジャラジャラと装飾品を山のように付けた男が居たが、同室の連中を面白半分にボコって「つまんねーの」と言い残して部屋を出て行ったとか。
サボりは予想通り完全にスバルだった。これから一緒に生活する連中をいきなりボコって、どうするつもりだろうか。……いや、心配するなら、スバルじゃなく、スバルと同室になった奴らの方か。
「どこに行ったか分からんのか! まったく、使いもんにならん奴らばかりだ!」
来て早々、災難に遭った連中に随分と酷い言い草だ。執事モドキは、車椅子の男にスバル抜きで始めるべきか、助言を求めたそうに振り向いたが、肝心の旦那様は我関せずと言った様子で、再び目を閉じていた。
その時、食堂の扉が大きな音を立てて開かれる。そして、執事モドキにも劣らぬ声量が室内を襲った。
「葛見ぃ! お前、一年を三年寮に寄越すとは、どういう了見じゃ!」
どうやら、スバルは三年寮の方で自室を確保すべく動いているらしい。そのバイタリティーには車椅子の男も驚いたらしく、しっかりと目を開けタイヤを操作して、三年生らしい闖入者の方へと体を向けた。
「すみません、先輩。僕の不手際です。すぐに回収いたします。……雫、行け」
「旦那様を呼び捨てるなど、言語道断!」
「雫。行け」
闖入者に殺気を向けていた執事モドキは、怒られた犬のようなしょげた有様で「はい」と渋々返事をする。
三年生と悔しそうな顔をした執事モドキが、食堂から出て行くのを見送った。大半の生徒は、スバルを見た事がないせいか、現状がどういった事態なのかいまいち把握出来ずにいるらしく、現物を知っているオレと由々式は、納得したような妙な顔をしていたのだろう。
「騒ぎを起こしている生徒に心当たりでもあるのか?」
突然、車椅子の男から声をかけられた。心当たりのあるオレたちは、どっちが口を開くか、互いに視線で押しつけ合い、結局少しばかし男と距離の近かったオレが答える事になった。
「学校へ来るバスが同じでした」
答えると、男は少し悩むような仕草を見せ、長すぎる間を取る。きっとオレが一言で答えられるように考えてくれたのだろう、実に的確な質問が続く。
「その生徒は、真っ当ではなかったのだな」
ただ一言「はい」とだけ答えれば十分なのだが、どうしてか躊躇われた。オレの中の物差しでは確かに異常だと思ったが、他の奴が見れば違った結論を出すかも知れない。ましてやここは悪名名高い圏ガクだ、スバルのような奴がゴロゴロ居ても不思議ではない。現に……、
「先輩はご自分の執事を真っ当だと思われますか」
あの執事モドキも冗談抜きで、真っ当とは言えないように思えたからだ。隣で由々式がギョッとした顔をしたが、ここは連帯責任だろう。面倒事を人まかせにするのは、どうかと思うぞ。
車椅子の男は、また考え込むように目を伏せ、会話の中に挟むには長すぎる間を取った。
「適切な表現ではなかったな。では、こう聞こう。その生徒は、我々が手を焼きそうか?」
男はそう言った後、微笑という表現が当て嵌まりそうな表情で「僕は自分の使用人に手を焼いている」と付け加えた。真っ正面からケンカ売ったようなモノだと思っていたので、そう返され少し面食らう。執事モドキの心酔する旦那様は、中々の人格者ならしい。
「それは保証するべ。正真正銘のキチだべ」
相手の懐が深いと分かるや、途端にしゃしゃり出て来た由々式が、オブラートに包んでくれていたモノをむき出しにして、色々と台無しにした。間違った事は何一つ言ってないだけに、オレの方へ寄越された、確認するような車椅子の男の視線に、小さく頷く事で答えると、男の顔は憂いに満ちて、実に重い溜め息を吐いた。何故だか、罪悪感を抱いてしまう。自分は何一つ悪くないのだが、不思議とそう思ってしまっていた。
病院などで見かける簡素な車椅子ではなく、座り心地を追求しましたと宣伝するような見るからに豪華な造りだが、悪趣味な装飾の類は無かった。
妙な言い方だがその一角だけ、絵になるような佇まいで、座っている奴の雰囲気もどこか浮き世離れしているように思えた。気怠げに頬杖をつき目を閉じる横顔は、病弱という車椅子のイメージとは程遠い。まあ、他にも理由は考えられる。例えは、足を悪くしている……とか。その方がしっくりとくるかもしれない。
「貴様らぁ! ただ集まるだけで何分費やすつもりか!」
後方から、あの執事モドキの怒声が聞こえてくる。すると、微動だにしなかった車椅子の男の表情に変化が表れた。眉間に深々と皺が刻まれ、不快感が漏れ出したような溜め息を吐いた。そして独り言だろう「騒々しい」と呟いた。
「行動する時は口を閉じろ! 騒々しい! 黙って素早く動かんかぁ!」
間を置かず再び飛んでくる怒声に、車椅子の男は「お前が騒々しい」と、多分この食堂に居る奴ら全員が思っているであろう事を再び呟いた。すると、朗朗とした執事モドキの声が、こちらに向かって響く。
「申し訳ございません、旦那様。山野辺雫、沈黙の金を胸に抱き、早々に場を整えますので、今暫し旦那様のお時間頂戴いたします」
食堂内の空気が一瞬どよめいたが、すぐに後方から悲鳴が上がりだした。何事かと視線をやると、口を閉じた執事モドキが実力行使で新入生を誘導していた。早めに食堂内に入れてよかったと安堵しつつ視線を戻すと、車椅子の男は頬杖を崩し、頭痛を耐えるように指先で目元を押さえていた。
どうやら、メイドじゃなく執事を連れてくるような頭のおかしな金持ちの坊ちゃんは、この車椅子の奴ならしい。
しかし、今のやり取りはどうゆう事だろう。近くに居たオレの耳には確かに聞こえたが、車椅子の男の呟きは言葉通り、そう大きいものではない。合図を送った様子もなかった。……まさかテレパシー……いくら浮き世離れした雰囲気があるとは言え、随分と毒された答えが浮かんだものだなと自分に呆れた。
暫くすると、食堂内の騒動は収まり、ヒソヒソと控えめな話し声があちこちから聞こえる程度に静かになっていた。
すると、新入生の誘導が終わったのだろう、執事モドキが車椅子の男の元へ近寄り、手に持ったメモ用紙を恭しく差し出した。
手元に視線を落とした車椅子の男は、小さく溜め息を吐くと、
「口を開く事を許す。この件に対処しろ、雫」
実に『旦那様』らしい口調で、執事モドキに命令を下した。
「はい、畏まりました」
旦那様とやらに一礼する姿は、確かに執事の姿に見えもしたのだが、クルリと新入生側に振り返ると同時に、そうした謹みなど一瞬で霧散した。
「貴様らの中に、このオリエンテーションへの参加を拒む者が一人居る! 同室の者は分かるであろう、その者の所在を答えよ!」
食堂内にざわめきが広がる。大抵、オレたちみたく同室で集まって下りて来ているだろうから、確かに答えられないはずはない。けれど、当然のように誰も答えようとはしない。いや、答えられないのかもしれないな、オレもまだ同室二人の名前を知らないのだから。
「もしかして、春日野辺りがサボってるんじゃねーべか」
隣から由々式が小声で耳打ちしてくる。「そうかもな」とオレが答えると同時くらいに、明らかに苛立って来ている執事モドキは、最後通告のような言葉を口にした。
「答えなければ、その者が知れたとき、此度の件を同罪として連帯責任を負わす」
さすがに連帯責任と言われては、黙っている事は出来ない。その罪にどんな罰が付いてくるのか予想できないからな。後方でようやく踏ん切りが付いた誰かが立ち上がり、事情を説明し出した。
ジャラジャラと装飾品を山のように付けた男が居たが、同室の連中を面白半分にボコって「つまんねーの」と言い残して部屋を出て行ったとか。
サボりは予想通り完全にスバルだった。これから一緒に生活する連中をいきなりボコって、どうするつもりだろうか。……いや、心配するなら、スバルじゃなく、スバルと同室になった奴らの方か。
「どこに行ったか分からんのか! まったく、使いもんにならん奴らばかりだ!」
来て早々、災難に遭った連中に随分と酷い言い草だ。執事モドキは、車椅子の男にスバル抜きで始めるべきか、助言を求めたそうに振り向いたが、肝心の旦那様は我関せずと言った様子で、再び目を閉じていた。
その時、食堂の扉が大きな音を立てて開かれる。そして、執事モドキにも劣らぬ声量が室内を襲った。
「葛見ぃ! お前、一年を三年寮に寄越すとは、どういう了見じゃ!」
どうやら、スバルは三年寮の方で自室を確保すべく動いているらしい。そのバイタリティーには車椅子の男も驚いたらしく、しっかりと目を開けタイヤを操作して、三年生らしい闖入者の方へと体を向けた。
「すみません、先輩。僕の不手際です。すぐに回収いたします。……雫、行け」
「旦那様を呼び捨てるなど、言語道断!」
「雫。行け」
闖入者に殺気を向けていた執事モドキは、怒られた犬のようなしょげた有様で「はい」と渋々返事をする。
三年生と悔しそうな顔をした執事モドキが、食堂から出て行くのを見送った。大半の生徒は、スバルを見た事がないせいか、現状がどういった事態なのかいまいち把握出来ずにいるらしく、現物を知っているオレと由々式は、納得したような妙な顔をしていたのだろう。
「騒ぎを起こしている生徒に心当たりでもあるのか?」
突然、車椅子の男から声をかけられた。心当たりのあるオレたちは、どっちが口を開くか、互いに視線で押しつけ合い、結局少しばかし男と距離の近かったオレが答える事になった。
「学校へ来るバスが同じでした」
答えると、男は少し悩むような仕草を見せ、長すぎる間を取る。きっとオレが一言で答えられるように考えてくれたのだろう、実に的確な質問が続く。
「その生徒は、真っ当ではなかったのだな」
ただ一言「はい」とだけ答えれば十分なのだが、どうしてか躊躇われた。オレの中の物差しでは確かに異常だと思ったが、他の奴が見れば違った結論を出すかも知れない。ましてやここは悪名名高い圏ガクだ、スバルのような奴がゴロゴロ居ても不思議ではない。現に……、
「先輩はご自分の執事を真っ当だと思われますか」
あの執事モドキも冗談抜きで、真っ当とは言えないように思えたからだ。隣で由々式がギョッとした顔をしたが、ここは連帯責任だろう。面倒事を人まかせにするのは、どうかと思うぞ。
車椅子の男は、また考え込むように目を伏せ、会話の中に挟むには長すぎる間を取った。
「適切な表現ではなかったな。では、こう聞こう。その生徒は、我々が手を焼きそうか?」
男はそう言った後、微笑という表現が当て嵌まりそうな表情で「僕は自分の使用人に手を焼いている」と付け加えた。真っ正面からケンカ売ったようなモノだと思っていたので、そう返され少し面食らう。執事モドキの心酔する旦那様は、中々の人格者ならしい。
「それは保証するべ。正真正銘のキチだべ」
相手の懐が深いと分かるや、途端にしゃしゃり出て来た由々式が、オブラートに包んでくれていたモノをむき出しにして、色々と台無しにした。間違った事は何一つ言ってないだけに、オレの方へ寄越された、確認するような車椅子の男の視線に、小さく頷く事で答えると、男の顔は憂いに満ちて、実に重い溜め息を吐いた。何故だか、罪悪感を抱いてしまう。自分は何一つ悪くないのだが、不思議とそう思ってしまっていた。
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