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圏外生活はじめました!
性悪美少年
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車椅子の男は、スバルの回収を待つのは得策ではないと、オレたちの反応を見て悟ったらしい。
静かに移動する車椅子は、オレたちの目の前にあるマイクへと近づく。本来なら執事モドキが使うはずだったのか、マイクはかなり高い位置にセッティングされていた。席を立つべきか迷っていると、オリエンテーションの手伝いにかり出されたのだろう、二年生らしき一人がスッと歩み寄って、丁寧にマイクの位置を調整した。
「坊ちゃん、これでご不便はございませんね」
なんだか違和感を感じさせる言葉遣いに思えた。敬語のくせに上から目線と言うか……華奢な体付きをこれでもかと強調するような、勘違いした女のような痛々しさが印象的なそいつは、確かに女っぽい顔に女の腐ったような表情を乗せている。
「ああ、問題無い」
簡潔に答える車椅子の男を一瞥すると、そいつは非の打ち所の無い所作で、壁際に待機するように戻ったが、男に背を向けるやフンと不愉快そうに鼻を鳴らした。執事モドキの同僚か? と思ったが、こちらは普通の学生服のようなシンプルな格好をしている。
車椅子の男との関係が気になり、露骨に視線をやってしまったのは不味かった。そいつはオレの視線に気付き、
「何、なんか文句でもある訳? ふうん……随分と生意気な顔してるね、お前」
スッと近づいて来たかと思うと、いきなりオレの髪を掴むと、そのまま顔を机に叩きつけた。隣で由々式と小さいのが短く悲鳴を上げる。咄嗟に顔を横に振り、僅かに鼻を避けられたのは良かったが、打ち付けた顔よりも掴まれた髪がとにかく痛かった。このまま引き抜くつもりなのか、掴んだ髪を思いきり引っぱられ顔を上げさせられると、愉快と不愉快をない交ぜにしたような歪んだ顔を正面から拝むことになった。本当にロクなのが居ない。そいつの目を見ていると、自分も同じような顔をしているのだと実感させられて、心底不快な気分になる。当然、向こうも面白く思っていないのは明白だ。そいつが更に口を開こうとした所で、抑揚の全くない、さっきと全く同じテンションの、ある意味場違いな
「その手を離せ、操」
マイクを通さない車椅子の男の声が響いた。
「失礼いたしました。けれど、これは指導ですよ、坊ちゃん。礼儀を知らない一年への。我々二年に課せられた義務と言ってもいい。そんな非難めいた目で見られるのは心外です」
オレの髪から手を離したそいつは、悪びれる事なくヘラヘラと笑って答える。その言葉に興味を引かれ車椅子の男の表情を窺うが、別に非難めいた目などはしていなかった。単にオリエンテーションを始められないから止めろと注意した、そんな印象だけがあった。
髪を引き抜かれかけた頭皮のダメージと、打ち付けた頬の辺りがジンジンと痛む。この程度の仕打ちが日常茶飯事なのは、食堂内に居る教師らしきオッサンの態度でよく分かった。この事以外でも、執事モドキの実力行使だってそうだ、誘導なんて名目で行っていい類いのモノではない。けれど、まとめて黙認、か。これも生徒の自主性とやらを尊重した結果なのだろうか? しかし、先行きが不安になる校風をいきなり目の当たりにしてしまったな。
「あ、あの、これ……使って、下さい」
申し訳なさそうな小声が聞こえ視線をやると、顔色が真っ白になった由々式越しに、小さいのがハンカチを差し出していた。別に必要ない、そう答えようとした時、ふいに鼻の奥からドロリと一筋血が垂れる。まあ鼻血も出るわな、結構派手に打ち付けられた訳だから。手持ちにティッシュなんて物もなく、小さいのの申し出をありがたく受け取る。血を拭うが、後から後から溢れて来て、どうにもすぐに止まってはくれそうになかった。
ハンカチを鼻の穴に詰める訳にもいかず、少し上向き加減で押さえていると、投げ捨てるように机の上にプリントが置かれた。
「ちょっとは可愛げのある顔になったじゃない。まだ反抗的なその目は気に入らないけどね。まあ、今は見逃してあげるよ」
オリエンテーションのプリントを配っている鼻血の原因を作った奴が、ニヤニヤしながら、こちらを見下ろしていた。多少暴れても黙認されるなら、大人しくしている理由はない。その締まりの無い顔の矯正を手伝ってやろうと、立ち上がろうとして出来なかった。隣で放心していたはずの由々式が、かなりの力でオレを椅子に押さえつけていたからだ。
「おい、離せ」
「夷川、堪えろ。それだけは、やっちゃ駄目だ。ここで先輩に手を出したら終わりだべ」
由々式の必死な顔を初めて見た。それは当然と言えば当然なんだが、こいつでもこんな顔出来るんだなと、茹で上がった頭に冷水をぶっかけられたような気分になった。
「良い友達が居てよかったね。ボク的には残念だけど、さ」
嫌らしい笑いを残して、そいつは自分の割り当てられた仕事に戻って行く。立ち上がる理由が去ったと言うのに、オレの体を押さえ続ける由々式に、いい加減離せと言うと、なんとも情けない顔に戻って一気に脱力したようだった。
「い、生きた心地がしねーべ」
机にぐったりと伏せる由々式に、大きいのが苦笑しながら「お疲れ」と声をかけた。
「短気起こすのも大概にするべ」
責めるような視線を寄越す由々式に、鼻血の止まらぬ顔で同じような視線を返してやった。別にいきなり殴りかかろうとした訳ではないのに、どうして短気などと言われるのか不思議だ。むしろ気の長い方だろうが、一度は何事もなかったように流してやったんだから。
「ネットで調べたんじゃなかったのか? 圏ガクでは、わしら一年は」
『手元に資料は渡っただろうか』
由々式が呆れた顔で説教モードに入ろうとした時、マイクを通した車椅子の男の声がそれを遮った。
『一名足らないが、ここに今年度の新入生全てが集っている事になる。今後、君ら全員は、上級生からは一括りに一年生として扱われる事を肝に銘じるといい。誰が石を蹴ろうと関係ない、上級生の目からは一年が石を蹴ったという認識を持たれる事を忘れてはならない』
男が何の話しているのか、意味が分からなかった。同じように疑問に思っている奴も少なからずいるらしく、多少ざわついていたが、おかしな事に大半の生徒は黙っている。
『今、この場にいない一名が、三年寮でしでかした事で発生する、いかなる災難も等しく君らに降りかかるだろう』
なんでスバルのやらかした事が、オレたちに関係あるのか、由々式に説明を求めるように視線をやると、なぜか青い顔をしていた。青くなったり白くなったり、忙しい奴だな。
『これから君らが過ごす一年は理不尽で満ちている。それに異議を唱えたい者が居るならば、個ではなく群れで行動する事を勧めよう。隣に居る者の存在は、この一年、少なくともこの学校の一年生でいる間は、君たちの命綱であると頭の隅に置いておくといいだろう』
何を言いたいのか、大半が意味の分からない持って回った言い方だが『一年には理不尽を』という標語があるらしい事は理解した。鼻を押さえていた血で真っ赤になったハンカチを見て、思わず舌打ちしてしまう。
『前置きが長くなってしまったが、今から君たちに課せられる義務と、許されている権利について説明していこう』
「坊ちゃん、ご自分のお立場を先に明確にした方がよろしいかと思いますが」
淡々と語り、淡々と説明に移ろうとした車椅子の男に、横から指示が飛ぶ。癇に障る声に一瞬イラッとしたが、由々式に手首を強めに掴まれ、それを顔に出すのは阻止できた。オレは平気だと視線をやれば、自分の信用度がかなり低い事をその表情から読み取ってしまった。
車椅子の男は、きっと癖なのだろう、目を伏せて沈黙する。そして、ゆっくり顔を上げるとさきの言葉への返事を「そうだな」と口にし、
『僕はこの旧館で寮長を務める二年の葛見光樹と言う者だ。君たちへの指導を一任されている』
淀みなく、無駄の一切無い、簡潔な自己紹介を終えた。
静かに移動する車椅子は、オレたちの目の前にあるマイクへと近づく。本来なら執事モドキが使うはずだったのか、マイクはかなり高い位置にセッティングされていた。席を立つべきか迷っていると、オリエンテーションの手伝いにかり出されたのだろう、二年生らしき一人がスッと歩み寄って、丁寧にマイクの位置を調整した。
「坊ちゃん、これでご不便はございませんね」
なんだか違和感を感じさせる言葉遣いに思えた。敬語のくせに上から目線と言うか……華奢な体付きをこれでもかと強調するような、勘違いした女のような痛々しさが印象的なそいつは、確かに女っぽい顔に女の腐ったような表情を乗せている。
「ああ、問題無い」
簡潔に答える車椅子の男を一瞥すると、そいつは非の打ち所の無い所作で、壁際に待機するように戻ったが、男に背を向けるやフンと不愉快そうに鼻を鳴らした。執事モドキの同僚か? と思ったが、こちらは普通の学生服のようなシンプルな格好をしている。
車椅子の男との関係が気になり、露骨に視線をやってしまったのは不味かった。そいつはオレの視線に気付き、
「何、なんか文句でもある訳? ふうん……随分と生意気な顔してるね、お前」
スッと近づいて来たかと思うと、いきなりオレの髪を掴むと、そのまま顔を机に叩きつけた。隣で由々式と小さいのが短く悲鳴を上げる。咄嗟に顔を横に振り、僅かに鼻を避けられたのは良かったが、打ち付けた顔よりも掴まれた髪がとにかく痛かった。このまま引き抜くつもりなのか、掴んだ髪を思いきり引っぱられ顔を上げさせられると、愉快と不愉快をない交ぜにしたような歪んだ顔を正面から拝むことになった。本当にロクなのが居ない。そいつの目を見ていると、自分も同じような顔をしているのだと実感させられて、心底不快な気分になる。当然、向こうも面白く思っていないのは明白だ。そいつが更に口を開こうとした所で、抑揚の全くない、さっきと全く同じテンションの、ある意味場違いな
「その手を離せ、操」
マイクを通さない車椅子の男の声が響いた。
「失礼いたしました。けれど、これは指導ですよ、坊ちゃん。礼儀を知らない一年への。我々二年に課せられた義務と言ってもいい。そんな非難めいた目で見られるのは心外です」
オレの髪から手を離したそいつは、悪びれる事なくヘラヘラと笑って答える。その言葉に興味を引かれ車椅子の男の表情を窺うが、別に非難めいた目などはしていなかった。単にオリエンテーションを始められないから止めろと注意した、そんな印象だけがあった。
髪を引き抜かれかけた頭皮のダメージと、打ち付けた頬の辺りがジンジンと痛む。この程度の仕打ちが日常茶飯事なのは、食堂内に居る教師らしきオッサンの態度でよく分かった。この事以外でも、執事モドキの実力行使だってそうだ、誘導なんて名目で行っていい類いのモノではない。けれど、まとめて黙認、か。これも生徒の自主性とやらを尊重した結果なのだろうか? しかし、先行きが不安になる校風をいきなり目の当たりにしてしまったな。
「あ、あの、これ……使って、下さい」
申し訳なさそうな小声が聞こえ視線をやると、顔色が真っ白になった由々式越しに、小さいのがハンカチを差し出していた。別に必要ない、そう答えようとした時、ふいに鼻の奥からドロリと一筋血が垂れる。まあ鼻血も出るわな、結構派手に打ち付けられた訳だから。手持ちにティッシュなんて物もなく、小さいのの申し出をありがたく受け取る。血を拭うが、後から後から溢れて来て、どうにもすぐに止まってはくれそうになかった。
ハンカチを鼻の穴に詰める訳にもいかず、少し上向き加減で押さえていると、投げ捨てるように机の上にプリントが置かれた。
「ちょっとは可愛げのある顔になったじゃない。まだ反抗的なその目は気に入らないけどね。まあ、今は見逃してあげるよ」
オリエンテーションのプリントを配っている鼻血の原因を作った奴が、ニヤニヤしながら、こちらを見下ろしていた。多少暴れても黙認されるなら、大人しくしている理由はない。その締まりの無い顔の矯正を手伝ってやろうと、立ち上がろうとして出来なかった。隣で放心していたはずの由々式が、かなりの力でオレを椅子に押さえつけていたからだ。
「おい、離せ」
「夷川、堪えろ。それだけは、やっちゃ駄目だ。ここで先輩に手を出したら終わりだべ」
由々式の必死な顔を初めて見た。それは当然と言えば当然なんだが、こいつでもこんな顔出来るんだなと、茹で上がった頭に冷水をぶっかけられたような気分になった。
「良い友達が居てよかったね。ボク的には残念だけど、さ」
嫌らしい笑いを残して、そいつは自分の割り当てられた仕事に戻って行く。立ち上がる理由が去ったと言うのに、オレの体を押さえ続ける由々式に、いい加減離せと言うと、なんとも情けない顔に戻って一気に脱力したようだった。
「い、生きた心地がしねーべ」
机にぐったりと伏せる由々式に、大きいのが苦笑しながら「お疲れ」と声をかけた。
「短気起こすのも大概にするべ」
責めるような視線を寄越す由々式に、鼻血の止まらぬ顔で同じような視線を返してやった。別にいきなり殴りかかろうとした訳ではないのに、どうして短気などと言われるのか不思議だ。むしろ気の長い方だろうが、一度は何事もなかったように流してやったんだから。
「ネットで調べたんじゃなかったのか? 圏ガクでは、わしら一年は」
『手元に資料は渡っただろうか』
由々式が呆れた顔で説教モードに入ろうとした時、マイクを通した車椅子の男の声がそれを遮った。
『一名足らないが、ここに今年度の新入生全てが集っている事になる。今後、君ら全員は、上級生からは一括りに一年生として扱われる事を肝に銘じるといい。誰が石を蹴ろうと関係ない、上級生の目からは一年が石を蹴ったという認識を持たれる事を忘れてはならない』
男が何の話しているのか、意味が分からなかった。同じように疑問に思っている奴も少なからずいるらしく、多少ざわついていたが、おかしな事に大半の生徒は黙っている。
『今、この場にいない一名が、三年寮でしでかした事で発生する、いかなる災難も等しく君らに降りかかるだろう』
なんでスバルのやらかした事が、オレたちに関係あるのか、由々式に説明を求めるように視線をやると、なぜか青い顔をしていた。青くなったり白くなったり、忙しい奴だな。
『これから君らが過ごす一年は理不尽で満ちている。それに異議を唱えたい者が居るならば、個ではなく群れで行動する事を勧めよう。隣に居る者の存在は、この一年、少なくともこの学校の一年生でいる間は、君たちの命綱であると頭の隅に置いておくといいだろう』
何を言いたいのか、大半が意味の分からない持って回った言い方だが『一年には理不尽を』という標語があるらしい事は理解した。鼻を押さえていた血で真っ赤になったハンカチを見て、思わず舌打ちしてしまう。
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「坊ちゃん、ご自分のお立場を先に明確にした方がよろしいかと思いますが」
淡々と語り、淡々と説明に移ろうとした車椅子の男に、横から指示が飛ぶ。癇に障る声に一瞬イラッとしたが、由々式に手首を強めに掴まれ、それを顔に出すのは阻止できた。オレは平気だと視線をやれば、自分の信用度がかなり低い事をその表情から読み取ってしまった。
車椅子の男は、きっと癖なのだろう、目を伏せて沈黙する。そして、ゆっくり顔を上げるとさきの言葉への返事を「そうだな」と口にし、
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