40 / 45
# 40 歴代当主
しおりを挟む
「おい、嘘だろ……やめろ!」
刑務所で周囲の人を恐怖で支配していた男を蔦で縛ったまま、ストレージから出し、真っ暗な道路の上へ放り出した。
深夜の高速道路。化け物が活性化している時間帯なので、リーダー格の男にとっては死刑執行に等しい行為。万が一、生き延びたとしても、例の刑務所から100キロ以上は離れた場所なので、自力で戻るのは至難の業。それに刑務所にはある保険をかけてきたので、男が戻れたとしても、問題ない。
この男が最後で、他の男たちも同様に放置してきたので、同じく生き延びるのは難しいだろう。この方法は直接、手を汚さないように雨に勧められたものだった。
それから半日後に例の廃ホテルに到着し、地下から斎宮家の門まで移動した。途中、鳥居前にいた2体の天狗は、一度通ったことがある者は止めないようにできているらしく、素通りすることができた。
「瑞果を取ってきました」
斎宮家の巨大な門の前で、上の方にいるエン婆と爺2体を見上げた。
苦労して、取ってきたので少しは見直してくれるかと期待していたが、ミイラたちの表情がなぜか険しい。
「……お主ら、尾けられおったな?」
「えっ?」
エン婆と他2体のミイラが巨大な門の上から飛び降りてきた。
3体とも豆丸たちを無視して通り過ぎて、この門前と廃ホテルの地下とをつなぐ境界線の近くで身構えた。
嘘、どうしてここに?
見覚えのある人型が次々と姿を現す。
腕をドリルに変形できる男や、寺で襲ってきた元Playerの人たち……。
9体目の人型を見て、カグヤが驚いた。
「嘘……あれって荒御家のウサギじゃない?」
どうやら五家の人間が人型になっているらしい。
そして、9体目が出てきた後にあの怪物が現れた。
「──蟲動!」
先に仕掛けたのは、斎宮家の三老の一人である爺。気持ち悪いほどのおびただしい虫が、生き物のようにうねりながら、人型たちを飲み込んだ。
「エン様、お達者で」
「イロハ、世話になったの……」
エン婆にイロハと呼ばれた爺が、瞬間移動したかと思うと、怪物の背後から抱き着き、エン婆と言葉を交わして、怪物と一緒に姿を消した。
──いったい、どこに消えた?
「海の底、あるいは天に昇ったやもしれぬな」
エン婆いわく、イロハの巫術は接触している物体や生き物ごと遠くまでテレポートできる術だそう。あの怪物を倒すのは困難と見たイロハが、海溝の底か宇宙にでも転移したのではないかと話した。
「さて、残りを片付けるとするかの……」
エン婆が、ブツブツと唱えながら術発動に向けて準備を始める。
その間に無数の虫をドリルを高速回転させて、すり潰したドリル男が、術の発動中のエン婆に飛びかかった。
「せっかちな者よ、とんと味わうがよい──〝溶鉄操冶〟!」
あれは溶けた鉄なのか。白くドロドロした液体がエン婆の前に現れて、ドリルの回転を止める。すぐに変形して触手状に複数に分岐してドリル男の他、まだ虫の大群に捕らわれている他の人型にも同時に伸びていった。
人型のうち、ドリル男以外でエン婆の術を逃れたのは、カグヤが言っていた五大家の家系の者一人のみ。残りはエン婆の術に触れると蒸発して跡形もなく消えていった。これだけでただの高熱で溶けた鉄ではないことがわかる。
ドリル男の方は、右に左に動いたり飛んだりして、エン婆の術をかわしている。五大家の荒御家の者は、エン婆の術を空間を歪めて受け流していた。
エン婆は触手状の攻撃を放った後は白い液体を薙刀状に変え、触れていないのに手元で自由自在に振るっている。
エン婆の術の射程距離はテニスコートの半面ぐらい。ミイラとは思えない身のこなしで、ドリル男を追い詰めていく。
──うわっ!
ドリル男が突然、方向を変えた。
その方向とは豆丸と歩茶がいる場所。雨が少し離れたところで、ヤ●ザの事務所で手に入れた拳銃で的確に数発、横腹やこめかみに当てたが止まらない。豆丸は戦闘が始まってすぐにストレージからモリ達を出し始めたが、まだ、ツタ忍と朽葉ツキ影しか呼び出せておらず、あと少しで斬オークを出せそうなところまでカウントが進んでいた。ちなみに斎宮ハガネは、八雲カグヤに釘を刺されたのでエン婆たちの前では彼を出すことができない。
「おじいちゃん!」
急に歩茶が前に出た。
その瞬間、豆丸の時間が引き延ばされたように長く感じた。
──ダメだよ、歩茶。
オカッパ頭の少年、斎宮ミカドや歩茶のような少年、少女がこの壊れた世界を建て直すには必要不可欠なんだから……こんな老体をかばって、自分の命を放り出すなんて真似は、絶対に許さない。
それなのに、引き延ばされた時間の中でノロマな亀みたいにしか動けない自分の身体を呪った。
目の前で歩茶が髪の毛を操り、回転したドリルを止めようとした。──だが、ドリルの回転は止まらず、髪を弾き、歩茶のお腹に突き刺さる……さらにドリルの腕が歩茶の背中を突き抜け、豆丸の胸に届かんとした。
「──ボフン⁉」
え?
次の瞬間、ドリル男から10メートル以上離れた場所に立っていた。
並行思考で、現在地の把握とドリル男との距離、そして隣に立っている歩茶に怪我がないことを確認し、それが朽葉ツキ影の枯葉を使った変わり身の術が発動したことに気づいた。
「ぬっ――、なかなかやりおるの。じゃが、幕じゃ」
目前の歩茶と豆丸が姿を消したことから、標的を素早く切り替え、踵を返して再びエン婆へ真っ向から勝負を挑む。ドリル男は両腕をエン婆の白濁とした熔鉄で溶かされながらも、口を開き、舌をドリルに変えてエン婆の顔に穴を開けようとした。だが、間一髪エン婆が頭を横に振ってかわして、頬に傷を負いながらも、複数の溶鉄の矛がドリル男を串刺しにした。
刑務所で周囲の人を恐怖で支配していた男を蔦で縛ったまま、ストレージから出し、真っ暗な道路の上へ放り出した。
深夜の高速道路。化け物が活性化している時間帯なので、リーダー格の男にとっては死刑執行に等しい行為。万が一、生き延びたとしても、例の刑務所から100キロ以上は離れた場所なので、自力で戻るのは至難の業。それに刑務所にはある保険をかけてきたので、男が戻れたとしても、問題ない。
この男が最後で、他の男たちも同様に放置してきたので、同じく生き延びるのは難しいだろう。この方法は直接、手を汚さないように雨に勧められたものだった。
それから半日後に例の廃ホテルに到着し、地下から斎宮家の門まで移動した。途中、鳥居前にいた2体の天狗は、一度通ったことがある者は止めないようにできているらしく、素通りすることができた。
「瑞果を取ってきました」
斎宮家の巨大な門の前で、上の方にいるエン婆と爺2体を見上げた。
苦労して、取ってきたので少しは見直してくれるかと期待していたが、ミイラたちの表情がなぜか険しい。
「……お主ら、尾けられおったな?」
「えっ?」
エン婆と他2体のミイラが巨大な門の上から飛び降りてきた。
3体とも豆丸たちを無視して通り過ぎて、この門前と廃ホテルの地下とをつなぐ境界線の近くで身構えた。
嘘、どうしてここに?
見覚えのある人型が次々と姿を現す。
腕をドリルに変形できる男や、寺で襲ってきた元Playerの人たち……。
9体目の人型を見て、カグヤが驚いた。
「嘘……あれって荒御家のウサギじゃない?」
どうやら五家の人間が人型になっているらしい。
そして、9体目が出てきた後にあの怪物が現れた。
「──蟲動!」
先に仕掛けたのは、斎宮家の三老の一人である爺。気持ち悪いほどのおびただしい虫が、生き物のようにうねりながら、人型たちを飲み込んだ。
「エン様、お達者で」
「イロハ、世話になったの……」
エン婆にイロハと呼ばれた爺が、瞬間移動したかと思うと、怪物の背後から抱き着き、エン婆と言葉を交わして、怪物と一緒に姿を消した。
──いったい、どこに消えた?
「海の底、あるいは天に昇ったやもしれぬな」
エン婆いわく、イロハの巫術は接触している物体や生き物ごと遠くまでテレポートできる術だそう。あの怪物を倒すのは困難と見たイロハが、海溝の底か宇宙にでも転移したのではないかと話した。
「さて、残りを片付けるとするかの……」
エン婆が、ブツブツと唱えながら術発動に向けて準備を始める。
その間に無数の虫をドリルを高速回転させて、すり潰したドリル男が、術の発動中のエン婆に飛びかかった。
「せっかちな者よ、とんと味わうがよい──〝溶鉄操冶〟!」
あれは溶けた鉄なのか。白くドロドロした液体がエン婆の前に現れて、ドリルの回転を止める。すぐに変形して触手状に複数に分岐してドリル男の他、まだ虫の大群に捕らわれている他の人型にも同時に伸びていった。
人型のうち、ドリル男以外でエン婆の術を逃れたのは、カグヤが言っていた五大家の家系の者一人のみ。残りはエン婆の術に触れると蒸発して跡形もなく消えていった。これだけでただの高熱で溶けた鉄ではないことがわかる。
ドリル男の方は、右に左に動いたり飛んだりして、エン婆の術をかわしている。五大家の荒御家の者は、エン婆の術を空間を歪めて受け流していた。
エン婆は触手状の攻撃を放った後は白い液体を薙刀状に変え、触れていないのに手元で自由自在に振るっている。
エン婆の術の射程距離はテニスコートの半面ぐらい。ミイラとは思えない身のこなしで、ドリル男を追い詰めていく。
──うわっ!
ドリル男が突然、方向を変えた。
その方向とは豆丸と歩茶がいる場所。雨が少し離れたところで、ヤ●ザの事務所で手に入れた拳銃で的確に数発、横腹やこめかみに当てたが止まらない。豆丸は戦闘が始まってすぐにストレージからモリ達を出し始めたが、まだ、ツタ忍と朽葉ツキ影しか呼び出せておらず、あと少しで斬オークを出せそうなところまでカウントが進んでいた。ちなみに斎宮ハガネは、八雲カグヤに釘を刺されたのでエン婆たちの前では彼を出すことができない。
「おじいちゃん!」
急に歩茶が前に出た。
その瞬間、豆丸の時間が引き延ばされたように長く感じた。
──ダメだよ、歩茶。
オカッパ頭の少年、斎宮ミカドや歩茶のような少年、少女がこの壊れた世界を建て直すには必要不可欠なんだから……こんな老体をかばって、自分の命を放り出すなんて真似は、絶対に許さない。
それなのに、引き延ばされた時間の中でノロマな亀みたいにしか動けない自分の身体を呪った。
目の前で歩茶が髪の毛を操り、回転したドリルを止めようとした。──だが、ドリルの回転は止まらず、髪を弾き、歩茶のお腹に突き刺さる……さらにドリルの腕が歩茶の背中を突き抜け、豆丸の胸に届かんとした。
「──ボフン⁉」
え?
次の瞬間、ドリル男から10メートル以上離れた場所に立っていた。
並行思考で、現在地の把握とドリル男との距離、そして隣に立っている歩茶に怪我がないことを確認し、それが朽葉ツキ影の枯葉を使った変わり身の術が発動したことに気づいた。
「ぬっ――、なかなかやりおるの。じゃが、幕じゃ」
目前の歩茶と豆丸が姿を消したことから、標的を素早く切り替え、踵を返して再びエン婆へ真っ向から勝負を挑む。ドリル男は両腕をエン婆の白濁とした熔鉄で溶かされながらも、口を開き、舌をドリルに変えてエン婆の顔に穴を開けようとした。だが、間一髪エン婆が頭を横に振ってかわして、頬に傷を負いながらも、複数の溶鉄の矛がドリル男を串刺しにした。
30
あなたにおすすめの小説
神様、ありがとう! 2度目の人生は破滅経験者として
たぬきち25番
ファンタジー
流されるままに生きたノルン伯爵家の領主レオナルドは貢いだ女性に捨てられ、領政に失敗、全てを失い26年の生涯を自らの手で終えたはずだった。
だが――気が付くと時間が巻き戻っていた。
一度目では騙されて振られた。
さらに自分の力不足で全てを失った。
だが過去を知っている今、もうみじめな思いはしたくない。
※他サイト様にも公開しております。
※※皆様、ありがとう! HOTランキング1位に!!読んで下さって本当にありがとうございます!!※※
※※皆様、ありがとう! 完結ランキング(ファンタジー・SF部門)1位に!!読んで下さって本当にありがとうございます!!※※
『急所』を突いてドロップ率100%。魔物から奪ったSSRスキルと最強装備で、俺だけが規格外の冒険者になる
仙道
ファンタジー
気がつくと、俺は森の中に立っていた。目の前には実体化した女神がいて、ここがステータスやスキルの存在する異世界だと告げてくる。女神は俺に特典として【鑑定】と、魔物の『ドロップ急所』が見える眼を与えて消えた。 この世界では、魔物は倒した際に稀にアイテムやスキルを落とす。俺の眼には、魔物の体に赤い光の点が見えた。そこを攻撃して倒せば、【鑑定】で表示されたレアアイテムが確実に手に入るのだ。 俺は実験のために、森でオークに襲われているエルフの少女を見つける。オークのドロップリストには『剛力の腕輪(攻撃力+500)』があった。俺はエルフを助けるというよりも、その腕輪が欲しくてオークの急所を剣で貫く。 オークは光となって消え、俺の手には強力な腕輪が残った。 腰を抜かしていたエルフの少女、リーナは俺の圧倒的な一撃と、伝説級の装備を平然と手に入れる姿を見て、俺に同行を申し出る。 俺は効率よく強くなるために、彼女を前衛の盾役として採用した。 こうして、欲しいドロップ品を狙って魔物を狩り続ける、俺の異世界冒険が始まる。
12/23 HOT男性向け1位
処刑された王女、時間を巻き戻して復讐を誓う
yukataka
ファンタジー
断頭台で首を刎ねられた王女セリーヌは、女神の加護により処刑の一年前へと時間を巻き戻された。信じていた者たちに裏切られ、民衆に石を投げられた記憶を胸に、彼女は証拠を集め、法を武器に、陰謀の網を逆手に取る。復讐か、赦しか——その選択が、リオネール王国の未来を決める。
これは、王弟の陰謀で処刑された王女が、一年前へと時間を巻き戻され、証拠と同盟と知略で玉座と尊厳を奪還する復讐と再生の物語です。彼女は二度と誰も失わないために、正義を手続きとして示し、赦すか裁くかの決断を自らの手で下します。舞台は剣と魔法の王国リオネール。法と証拠、裁判と契約が逆転の核となり、感情と理性の葛藤を経て、王女は新たな国の夜明けへと歩を進めます。
幼女はリペア(修復魔法)で無双……しない
しろこねこ
ファンタジー
田舎の小さな村・セデル村に生まれた貧乏貴族のリナ5歳はある日魔法にめざめる。それは貧乏村にとって最強の魔法、リペア、修復の魔法だった。ちょっと説明がつかないでたらめチートな魔法でリナは覇王を目指……さない。だって平凡が1番だもん。騙され上手な父ヘンリーと脳筋な兄カイル、スーパー執事のゴフじいさんと乙女なおかんマール婆さんとの平和で凹凸な日々の話。
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
魚夢ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
無能令嬢、『雑役係』として辺境送りされたけど、世界樹の加護を受けて規格外に成長する
タマ マコト
ファンタジー
名門エルフォルト家の長女クレアは、生まれつきの“虚弱体質”と誤解され、家族から無能扱いされ続けてきた。
社交界デビュー目前、突然「役立たず」と決めつけられ、王都で雑役係として働く名目で辺境へ追放される。
孤独と諦めを抱えたまま向かった辺境の村フィルナで、クレアは自分の体調がなぜか安定し、壊れた道具や荒れた土地が彼女の手に触れるだけで少しずつ息を吹き返す“奇妙な変化”に気づく。
そしてある夜、瘴気に満ちた森の奥から呼び寄せられるように、一人で足を踏み入れた彼女は、朽ちた“世界樹の分枝”と出会い、自分が世界樹の血を引く“末裔”であることを知る——。
追放されたはずの少女が、世界を動かす存在へ覚醒する始まりの物語。
悪女の針仕事〜そのほころび、見逃しません!〜
陰陽@4作品商業化(コミカライズ他)
ファンタジー
公爵令嬢として生まれながら、子ども時代からメイドや周囲の陰謀で、次々と濡れ衣を着せられ、「悪女」扱いされてきたミリアム。
第3王子との婚約を聖女に奪われ、聖女への嫌がらせの冤罪で国外追放された後、平民として生き延びる中で、何度も5年前へのロールバック(逆行)を繰り返すことに。
生計をたてる為に、追放後の平民生活で極めた針仕事が、ロールバックが繰り返されることで、針仕事の能力だけは引き継がれ、天才的な実力を手に入れる。
その時女神「アテナ」の加護を得て、2つの力を手にすることに。
「加護縫い」
(縫った布に強力な祝福を込められる)
「嘘のほころびを見抜く力」
(相手の嘘を布のほころびとして視覚的に捉え、引き抜く、または繕うことで、真実を暴いたり修正したりする)
を手にしたミリアムは、5歳の幼女時代まで遡り、2つの力で悪評をぬりかえ、仲違いしていた家族も、加護の力を与えることで協力な味方へと変貌。
さらに、女神から可愛いしもべ「アリアドネ」を授かり、元婚約者と聖女にザマァを狙う中、加護縫いの能力が最も高い人間を王太子妃に迎える決まりのある大国、ルーパート王国の王太子が近付いて来て……?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる