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壊れゆく花嫁
調教の結果、私は真祖が大嫌いになった!!
しおりを挟む若干苦痛すら感じる快感ともどかしい感覚がルリの脳みそを汚染していた。
早くこれから逃れたい、これをどうにかしたい、でもどうすればいいのか分からない。
真祖の手が止まる感覚を感じた。
押し倒すような恰好を取り、真祖は耳元で囁く。
「言わなければ私にはわからぬよ」
その言葉に、ぶわっと羞恥心が噴き出す。
――言う?――
羞恥心と体の欲求が喧嘩を始める。
言いたくない、言って、その喧嘩だ。
この喧嘩は時間が経過する毎に欲求の方が肥大化していった。
真祖がルリの下腹部への刺激を与える行為がまた再開された為、欲求が一気に爆発する。
「さ、わ、っ、て」
「何処をだ?」
「~~さ、っき、へん、な、えき、たい、かけ、た、とこ、ろと……な、ナカ!!」
ルリの僅かに残った羞恥心が部位を直接言うのを避けさせた。
「まぁよしとしよう」
真祖はそう言うと、下腹部から手を離し両胸の先端を強くつねった。
「っひ!!」
痛みと快感が胸の先端を走る。
ぐりぐりと潰されたり、引っ張られたり、舌で舐られたり、吸われたりして強い快感がそこを走る。
両胸の先端のもどかしさはそれでようやく消えた。
あとは股、女性器がある箇所の一部分が酷くもどかしいのと、ナカがぐつぐつと快楽でゆだった状態だった。
真祖は指で、赤く充血した陰核を摘まんだ。
「~~!!」
それだけで軽くイったのかルリの体が震え、愛液がだらだらと零れた。
しかしこれだけで液体の効果が消えるわけではないのを真祖は知っていたので、執拗に愛撫を行う。
こね、つぶし、擦り、舌で舐ってやる。
こちらでも強くイったのか、今度は潮を吹いた。
ルリはのけ反り、声にならない声を上げて震えていた。
恥部はぱっくりと口を開け、だらだらと愛液をこぼしている。
真祖はどろどろの肉壺を堪能しようと舌を挿入した。
みずみずしい膣肉が舌に絡まり締め付けてくる。
人間や吸血鬼ならばいずれ緩くなってしまいかねないが、不死人ならば体は快楽に順応しているのに、生娘のような瑞々しさを保ち続けるから無理は効くのを知っている。
だが、苦痛で堕とすのは本意ではない、あくまでこの娘を快楽で堕とすのが目的だ。
苦痛で堕とせば自分へ抱くのは恐怖感情。
それだけは避けたい。
快楽で堕として、自分に依存させたい、もう二度と、自分の手からすり抜けぬように。
膣肉の柔らかさと甘美さを舌で堪能した後、舌を抜き、今度はどこに指を入れる。
最初のポルチオマッサージで下りてきた子宮口が指にあたる。
子宮口をこりこりと押してやるとルリの口から嬌声が上がる。
子宮口を執拗に愛撫してやると、嬌声を上げ続けて、表情はどろどろに快楽に浸ったものへと変質した。
反抗的の瑠璃色の目が、快楽びたりの淫靡な色へと変化する。
ルリ何度も潮を吹き、可愛らしい嬌声を上げ続けている。
指を抜けば、恥部は雄をねだるように開いてとろとろと愛液をこぼしている。
何度も繰り返される強い快感で頭がうまく働かない。
下腹部――おそらく子宮がきゅんきゅんとうずいてる、今までされてきた行為が原因だろうと考える程度の思考はあったが、拘束されてベッドに寝かされた体でこれからどうされるのかとかは考える余裕はなかった。
ぐっしょりと濡れたそこに、真祖は自身の雄を挿入する。
粘質的な音を立てて、今回は膣内に完全に収まった。
「~~~~!!」
子宮を刺激するように押しつぶすように収まってぎっちりと膣肉を広げている感触にルリは声にならない声を上げている。
真祖はまた、押し倒すような体勢になりルリの首筋に口を近づけた、そして牙を食い込ませる。
「っあ、あ、あ゛~~!!」
敏感になった膣内と子宮を押され、その上快楽を与える意味での吸血をされルリは度の過ぎた快楽に苦鳴じみた声を上げていた。
甘美な血を味わったままのセックスもかまわないが、それは目的ではない、ただ快楽を与える為の行為だからだ。
真祖は吸血を止めると、ルリの開きっぱなしの口に口づけをした。
口づけはこれで二度目、一度目はついばむようなものだったから、二度目は深く口づけをした。
長い舌で、ルリの口内を犯す。
逃れようとする舌をとらえ、絡ませる。
口づけをしながら、深く突いてやると膣肉は痙攣し、締め付けが強くなる。
ずりゅずちゅぐちゅばちゅんと粘質的な音を立てながら腰を動かし、女の箇所を責め立ててやる。
絶頂する度に、ルリ口づけから逃れようとするが真祖は逃がさず深く口を犯す。
――犯されてる――
舌を絡められ、女性器を多分男性器で執拗に嬲られ、際限なく与えらえれる強い快感を感じながらルリは思った。
なんの恨みがあって自分がこんな目に合わなければいけないのか辛かった。
花嫁という名目の性欲のはけ口じゃないかと。
死にたい、でも死ねないんだった、と絶望する。
そんなことを考えてても、体の蹂躙は終わってくれなかった。
ルリの口内舌で舐り、膣内と子宮口に強い刺激を何度も真祖は与えた。
そして一際深く突いて、強い締め付けをする膣内で射精した。
射精でもルリは達したのか体を痙攣させて、膣内もより強く締め付けてきた。
ずりゅと膣肉が絡みついてくる感触を楽しみながら雄を抜く。
口も開放してやる。
ルリは荒い呼吸を繰り返してから、ぎろりと真祖を睨みつけてきた。
数え切れぬ年月を生きてきた真祖には分る視線だ。
軽蔑、憎悪、嫌悪、そう言った負の感情で煮え立った目だ。
先ほどまで快楽浸りの目をしていたとは到底思えない。
「……ゲス野郎、私はアンタの玩具じゃない……!」
表情も怒りに満ちた色に染めていた。
――なんてことだ――
真祖は何故ルリがこうも自分を軽蔑し憎悪しているのか理解できなかった。
こんなにも愛でているというのに。
それが全く伝わっていないことを今理解した。
何故伝わらぬと自問自答して、でた答えが――
「――そうか、私の思いが伝わらぬなら、伝わるまで抱き続けるしかあるまいな」
真祖は笑みを浮かべてルリの首筋を舐めた。
そして精液を垂らすソコにずりゅっと雄を挿入した。
「~~~~!!」
ルリは唇を噛んで、声を必死に押し殺し始めた。
ルリには、この真祖が頭のねじがぶっ飛んでいるように思えた。
心の底からこの状況が嫌で仕方がなかった、好意の欠片も抱いてない相手に、体を好き勝手にされて、抱かれて、快感を与えられて、無理やりキスされて、精液を吐き出されて、頭がおかしくなりそうになるこの状態が嫌だった。
――こんな場所から逃げ出したい。――
ルリは目から涙をにじませながら、されるがままだった。
朝、ルリ目を覚ました。
自分にあてがわれた部屋だ。
ヴィオレとアルジェントが入ってくる。
「奥方様お早うございます」
「お早うございます」
「……」
あの真祖に仕えている者というだけでこの二人も憎く感じた。
「……出て行って」
「しかし、お召し物を――」
「いいから出ていけ!! 入ってくるな!!」
ルリは怒鳴り声を上げて二人に対して部屋から出ていくようにいった。
ヴィオレは何かを言おうとしたが、アルジェントは静かに頭を下げて部屋から出て行った。
ヴィオレもそれを見て何か言いたげだが頭を下げた。
「……畏まりました」
そう一言だけ言って部屋を出ていく。
ルリはベッドから起き上がり、鍵をかけるものがないか探し、見つけると扉に鍵をかけた。
そしてベッドに戻り声を張り上げて泣き出す。
「もういやだああああああ!! 帰りたい!! お家に帰りたいよ……!! 元の生活に戻りたいよ……!!」
枕に顔をうずめて泣き続けた。
こんな生が永遠に続くと考えると絶望しかなかった。
我慢できなかった。
「おやおや、ヴァイスったらこんなかわいい子泣かせて、しかも泣きたい理由もあれじゃないか」
自分以外だれもいないはずの部屋に、自分以外の声がした。
声に振り向けば、窓のところに真っ白な髪に、灰色の目をした男とも女ともつかない人物が立っていた。
「……誰?」
ルリは問いかける。
その人物は笑みを浮かべたまま口を開いた。
「グリース。二千年前の吸血鬼と人間の戦争を終わらせた――」
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