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マリアの話
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魔が刺したとしか言いようがない。
絶対に誰にも言うつもりのなかった気持ちを、気がつけば好きな人の婚約者で友人でもあるエイミーに吐露していた。
リチャード殿下のことが好きだった。
でも私の好きなリチャード殿下は、エイミーのことを好きなリチャード殿下だった。
顔を合わせればエイミーとの惚気ばかり。自分でもなんで好きになったのかよくわからない。
もしかしたら、うらやましかっただけかもしれない。
私もこんな風に誰かに愛されてみたい。そんな気持ちが気付けば恋心に変わっていた。
どう考えてもバカみたいな理由だ。
なのにリチャード殿下の婚約者であるエイミーはいつも自信がなさげだった。
あんなに愛されているのに、どうしてそんなに自信がないの? もっと堂々としてればいいのに!
そんなのあまりにリチャード殿下が可哀想だ。
だから言ってしまった。私もリチャード殿下が好きなのだと。
気が付けばいい、気が付いて欲しい。
自分がどれだけ恵まれた立場にいるのかを!
私の恋心は叶うことはない。だけど貴女は違うでしょう? と。
婚約者で相思相愛で、なんてうらやましい!
なのに、帰ってきた反応はあまりにもあれだった。
婚約者は貴女でしょう。なんで貴女が落ち込むの。なんで貴女はそんなに自信がないの。
その時私は「私が婚約者なの! 渡さないわ!」そんな反応を期待していたのだと気が付いた。
だって私の恋心は叶わないのだ。だったらエイミーには幸せになってもらわないと困る。困るのだ。
折角築いた友情を捨ててまで自分の気持ちを口にしたのに!
エイミーのことが大好きなリチャード殿下。
同じくらいリチャード殿下のことが大好きなはずのエイミー。
相思相愛の婚約者。そうであって欲しいと何よりも願っているのに。
「なんでよ……」
一人になった中庭で気が付けばそんな言葉をこぼしていた。
全くもって予測していなかった言葉を返されて、私は途方にくれていた。
こんなことなら言うべきではなかった。
あんな風に思い悩ませるなんて思ってもみなかった。
それも全ては後の祭りだ。一度吐き出した言葉は覆らない。
自分の短慮さにほとほと嫌気が差す。
こんなことを思うのはどうかしてる。だけど私は諦めさせて欲しかった。
2人の幸せな姿を見て満足したかった。
私なんてエイミーの足元にも及ばないのだと知らしめてほしかった。
そして、どうあがいても叶うはずのないこの恋に終止符を打ちたかったのだ。
だけど結果は散々だった。
こんな時まで私のことを思いやるなんて本当にどうかしてるとしか思えない。
だけど、あの子はそういう子だった。
いつも優しくて穏やかな大切な友達。
恋に曇った私の目はそんなことすら忘れていたようだ。
あの告白劇があってから私とエイミーはよそよそしい関係に変わっていた。
大切な友人であるエイミーを浅はかな言動で惑わせた。今更、後悔したってどうしようもない。
だけど、そんな日々を何日が過ごしたある日のこと。
「マリア、話があるの」
そう言ってエイミーは私を中庭に呼び出した。
「色々と考えたんだけど……」
そう言って口火を切ったエイミーは私のことを真っ直ぐに見つめてくる。
「この間の話は聞かなかったことにしようかと思って」
そして、そんなことを告げてくるものだから私は面食らってしまった。
「え?」
この友人――今は違うかもしれないが――はどこまでお人好しなのだ。
あの時は勢いで告げてしまった部分があるとはいえ、後から考えてみると好きな人の婚約者に向かって自分の気持ちを吐露することがどれだけ重大な出来事だったのかがわかる。
今はエイミーが心の中で留めておいてくれているから何もないけれど、話が大きくなればリチャード殿下の妾の立場を狙っているだとか、婚約者の座を奪うつもりだとか、そんなことを疑われてもおかしくはないのだ。
当たり前だけど、友情はそこで終わってしまった。そう思っていた。
それなのに、なかったことにする? 一体何を言っているのだ。
「あのね……リチャード様はマリアには渡せないわ」
「最初から知ってるわ、そんなこと」
今更何を言い出すのだという気持ちで返事がぶっきらぼうになる。なんでこの前それ言わなかったのだこの子は!
だけど、やっと待ち望んでいた台詞を聞けて私は安堵のため息を吐いた。
リチャード殿下とエイミーは相思相愛でお似合いの婚約者。そうでいてもらわないと困るのだ。
「やっぱり……」
そう言うとエイミーはそっと目を伏せる。
「マリアはリチャード様とどうにかなりたくて、あんなこと口に出した訳じゃないんでしょう?」
それはそうだ。私はリチャード殿下のエイミーへの溺愛具合を嫌というほど知っている。
そこに自分が入る隙がないことくらい十分承知していた。
「だとしたら、何でそんなことを言い出したんだろうって考えたの。多分……私に勇気をくれようとしたのよね?」
エイミーの発言に目を丸くする。私があんなことを言ってしまったのにそんな理由なんてない。
愛されているにも関わらず、自信がなさげなエイミーの姿にイライラしていただけだ。
「そんな深い理由なんてないわよ」
だから返事はそっけない物になった。
「そうなの? じゃあ、それでもいいわ。でもね、私やっぱりマリアのことお友達だと思ってるの」
続く発言に驚きを隠せない。まだ友人だと思ってるだなんて、いくらなんでもおかしいだろう。
「あんなこと言った私に対して友達ですって?」
「おかしいかしら?」
「おかしいわよ!」
思わず口調が荒くなった。いくらなんでもお人好しが過ぎて心配にさえなってくる。
「うーん……でも、私マリアのことが好きなのよ」
困ったように笑ってそんなことを言ってくるエイミーに毒気すら抜かれそうな気分だ。
「貴方って人は……」
はぁ、とため息が漏れた。私だってエイミーのことは友人として好ましく思っている。
けれど、自分が口にしてしまった言葉の重さがわからない程にバカでもない。
「自分が甘いってことくらいわかってるわ。でもこんなことで大切な友人を失いたくないの。マリアは私のことなんてもうどうでもいい?」
そんな風に言われてしまうともうお手上げだった。
「私だって……エイミーのことは好きよ」
観念してぽつりとつぶやく。するとエイミーは花が咲いたように笑った。
「じゃあやっぱり私たちはお友達だわ」
「本当に……それでいいの?」
エイミーからすると、リチャード殿下を好きだなんて言い出した私は危険人物でしかないはずだ。
それなのにこうも簡単に許すなんて、どうかしてるとしか言いようがない。
「いいの。本当のことを言うとね。マリアのおかげでリチャード様の気持ちに気付けたの」
「え?」
唐突な発言に間の抜けた声を出してしまう。私のおかげでって……なんだそれ。
「ずっと自分に自信がなかったけど……この前リチャード様が私を想ってくれてるんだってやっとわかったの」
そしてそんな発言を続けるエイミーに私は思わず笑ってしまった。
あんなに溺愛されていながらリチャード殿下の想いに全くもって気が付いてなかったのというのか。
それがあの自信のなさに繋がっていたんだと思うと可笑しくて仕方がない。
「今更気が付いたの?」
「ええ、本当に今更よね……」
そう言いながら照れて笑うエイミーは恋する乙女のようで大変可愛らしかった。
「ねぇ、マリア。これからもよろしくね?」
「ええ、よろしく。エイミー」
そうやって差し出された手を取った。
ああ、本当に敵わない。
絶対に誰にも言うつもりのなかった気持ちを、気がつけば好きな人の婚約者で友人でもあるエイミーに吐露していた。
リチャード殿下のことが好きだった。
でも私の好きなリチャード殿下は、エイミーのことを好きなリチャード殿下だった。
顔を合わせればエイミーとの惚気ばかり。自分でもなんで好きになったのかよくわからない。
もしかしたら、うらやましかっただけかもしれない。
私もこんな風に誰かに愛されてみたい。そんな気持ちが気付けば恋心に変わっていた。
どう考えてもバカみたいな理由だ。
なのにリチャード殿下の婚約者であるエイミーはいつも自信がなさげだった。
あんなに愛されているのに、どうしてそんなに自信がないの? もっと堂々としてればいいのに!
そんなのあまりにリチャード殿下が可哀想だ。
だから言ってしまった。私もリチャード殿下が好きなのだと。
気が付けばいい、気が付いて欲しい。
自分がどれだけ恵まれた立場にいるのかを!
私の恋心は叶うことはない。だけど貴女は違うでしょう? と。
婚約者で相思相愛で、なんてうらやましい!
なのに、帰ってきた反応はあまりにもあれだった。
婚約者は貴女でしょう。なんで貴女が落ち込むの。なんで貴女はそんなに自信がないの。
その時私は「私が婚約者なの! 渡さないわ!」そんな反応を期待していたのだと気が付いた。
だって私の恋心は叶わないのだ。だったらエイミーには幸せになってもらわないと困る。困るのだ。
折角築いた友情を捨ててまで自分の気持ちを口にしたのに!
エイミーのことが大好きなリチャード殿下。
同じくらいリチャード殿下のことが大好きなはずのエイミー。
相思相愛の婚約者。そうであって欲しいと何よりも願っているのに。
「なんでよ……」
一人になった中庭で気が付けばそんな言葉をこぼしていた。
全くもって予測していなかった言葉を返されて、私は途方にくれていた。
こんなことなら言うべきではなかった。
あんな風に思い悩ませるなんて思ってもみなかった。
それも全ては後の祭りだ。一度吐き出した言葉は覆らない。
自分の短慮さにほとほと嫌気が差す。
こんなことを思うのはどうかしてる。だけど私は諦めさせて欲しかった。
2人の幸せな姿を見て満足したかった。
私なんてエイミーの足元にも及ばないのだと知らしめてほしかった。
そして、どうあがいても叶うはずのないこの恋に終止符を打ちたかったのだ。
だけど結果は散々だった。
こんな時まで私のことを思いやるなんて本当にどうかしてるとしか思えない。
だけど、あの子はそういう子だった。
いつも優しくて穏やかな大切な友達。
恋に曇った私の目はそんなことすら忘れていたようだ。
あの告白劇があってから私とエイミーはよそよそしい関係に変わっていた。
大切な友人であるエイミーを浅はかな言動で惑わせた。今更、後悔したってどうしようもない。
だけど、そんな日々を何日が過ごしたある日のこと。
「マリア、話があるの」
そう言ってエイミーは私を中庭に呼び出した。
「色々と考えたんだけど……」
そう言って口火を切ったエイミーは私のことを真っ直ぐに見つめてくる。
「この間の話は聞かなかったことにしようかと思って」
そして、そんなことを告げてくるものだから私は面食らってしまった。
「え?」
この友人――今は違うかもしれないが――はどこまでお人好しなのだ。
あの時は勢いで告げてしまった部分があるとはいえ、後から考えてみると好きな人の婚約者に向かって自分の気持ちを吐露することがどれだけ重大な出来事だったのかがわかる。
今はエイミーが心の中で留めておいてくれているから何もないけれど、話が大きくなればリチャード殿下の妾の立場を狙っているだとか、婚約者の座を奪うつもりだとか、そんなことを疑われてもおかしくはないのだ。
当たり前だけど、友情はそこで終わってしまった。そう思っていた。
それなのに、なかったことにする? 一体何を言っているのだ。
「あのね……リチャード様はマリアには渡せないわ」
「最初から知ってるわ、そんなこと」
今更何を言い出すのだという気持ちで返事がぶっきらぼうになる。なんでこの前それ言わなかったのだこの子は!
だけど、やっと待ち望んでいた台詞を聞けて私は安堵のため息を吐いた。
リチャード殿下とエイミーは相思相愛でお似合いの婚約者。そうでいてもらわないと困るのだ。
「やっぱり……」
そう言うとエイミーはそっと目を伏せる。
「マリアはリチャード様とどうにかなりたくて、あんなこと口に出した訳じゃないんでしょう?」
それはそうだ。私はリチャード殿下のエイミーへの溺愛具合を嫌というほど知っている。
そこに自分が入る隙がないことくらい十分承知していた。
「だとしたら、何でそんなことを言い出したんだろうって考えたの。多分……私に勇気をくれようとしたのよね?」
エイミーの発言に目を丸くする。私があんなことを言ってしまったのにそんな理由なんてない。
愛されているにも関わらず、自信がなさげなエイミーの姿にイライラしていただけだ。
「そんな深い理由なんてないわよ」
だから返事はそっけない物になった。
「そうなの? じゃあ、それでもいいわ。でもね、私やっぱりマリアのことお友達だと思ってるの」
続く発言に驚きを隠せない。まだ友人だと思ってるだなんて、いくらなんでもおかしいだろう。
「あんなこと言った私に対して友達ですって?」
「おかしいかしら?」
「おかしいわよ!」
思わず口調が荒くなった。いくらなんでもお人好しが過ぎて心配にさえなってくる。
「うーん……でも、私マリアのことが好きなのよ」
困ったように笑ってそんなことを言ってくるエイミーに毒気すら抜かれそうな気分だ。
「貴方って人は……」
はぁ、とため息が漏れた。私だってエイミーのことは友人として好ましく思っている。
けれど、自分が口にしてしまった言葉の重さがわからない程にバカでもない。
「自分が甘いってことくらいわかってるわ。でもこんなことで大切な友人を失いたくないの。マリアは私のことなんてもうどうでもいい?」
そんな風に言われてしまうともうお手上げだった。
「私だって……エイミーのことは好きよ」
観念してぽつりとつぶやく。するとエイミーは花が咲いたように笑った。
「じゃあやっぱり私たちはお友達だわ」
「本当に……それでいいの?」
エイミーからすると、リチャード殿下を好きだなんて言い出した私は危険人物でしかないはずだ。
それなのにこうも簡単に許すなんて、どうかしてるとしか言いようがない。
「いいの。本当のことを言うとね。マリアのおかげでリチャード様の気持ちに気付けたの」
「え?」
唐突な発言に間の抜けた声を出してしまう。私のおかげでって……なんだそれ。
「ずっと自分に自信がなかったけど……この前リチャード様が私を想ってくれてるんだってやっとわかったの」
そしてそんな発言を続けるエイミーに私は思わず笑ってしまった。
あんなに溺愛されていながらリチャード殿下の想いに全くもって気が付いてなかったのというのか。
それがあの自信のなさに繋がっていたんだと思うと可笑しくて仕方がない。
「今更気が付いたの?」
「ええ、本当に今更よね……」
そう言いながら照れて笑うエイミーは恋する乙女のようで大変可愛らしかった。
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