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14 多視点
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「・・・ブラッド、何故ここに・・・」
思ってもみない人物の登場に、室内は騒然とする。
兄とは似ても似つかない美しいその顔は、冴え凍る月を思わせた。
「ご無沙汰しておりました、兄上。本日は私もベアトリス殿下に招待されていたのですよ」
だが、そう言ってにっこり笑うその顔は、確かに兄弟なだけあって、とてもよく似ていた。
「ベアトリス殿下、ご招待頂き有難うございます」
「いいえ。お忙しいところ御出で頂き感謝しかありませんわ」
アイザックがベアトリスの隣の椅子を引き、席を勧めた。
「さて、兄上。事の次第は隣の部屋で全て聞かせて頂きました」
「なっ・・・」
「この件に関しては、ある意味国際問題へと発展する可能性があります」
「なぜ・・・この件は確かに悪質ではあるが、我が国内での事であって国際問題になる事では無いはずだ!」
「いいえ、初めから問題だらけだったのですよ」
そう言いながらブラッドリーはベアトリスに確認するように視線を向けてきたので、彼女は頷いて了承する。
「兄上はこれが何かわかりますか?」
そう言って一枚の書状を渡した。
それに目を通していたダリウスの顔が段々険しくなっていき、怒りも顕わにそれをアルフの目の前に翳した。
「・・・これは、どういう事だ・・・・戦争だと?――― 一体どう言う事なのか説明しろっ!!」
声を荒げ怒鳴るその姿は、きっと誰もが初めて目にする姿。
室内の空気はビリビリと震え、誰もが動けずに硬直する。
普段の彼は、どちらかと言えば穏やかでベアトリスが抱いた印象を大概の者は抱く。
だがそれだけでは当然、国王と言う職は務まらない。誰にも見せていない顔というものが、それこそ誰にでもあるのだ。
彼の場合は、見せる機会が無かったと言う方が正しいのだが。
そんな彼が激高している。見たこともないその姿に、誰もが恐れおののいた。
「俺は確かにベアトリス王女と結婚したいと言った。だが、脅してまで結婚したいとは言ってないっ!」
まさか証拠を、嫁ぎ先にまで持ってくるとは思っていなかったアルフ。
アルフはダリウスの剣幕に、何も言えずただただ無言を貫く。
今にも殴り掛かりそうな勢いの兄に、ブラッドリーが静かに「兄上、落ち着いて下さい」と、座る様促した。
「この件に関してアルフ・サットンは確かに、戦争の火種を蒔こうとしました。ですが、その責任は兄上にもあるのですよ」
「・・・部下の不始末は・・・確かに・・・」
「いえ、そうではありません。それ以前の問題だと言っているのです」
最も信頼していた者の裏切りにショックを隠し切れない表情のダリウスは、弟の言葉ですら理解できているのかも怪しい。
「アルフ・サットンは妹のカレンを兄上の妻にしようと画策していたのは知っていますか?」
「あぁ・・・それは、何度も断っていた」
病弱であるだけではなく正直、頭も弱い。友の妹としては付き合えるが、恋人や妻としては絶対に無理な存在だったと語るダリウスに、兄であるアルフは驚愕した様に目を見開き、妹であるカレンは初めて聞く国王の本音に羞恥と失恋の悲しみが同時に訪れ、顔を真っ赤にしている。
「確かにカレン・サットンは王妃に相応しくありません。ですが兄妹揃って諦める事は無かった。そして結果的に増長し今の様な事態になっています。それは兄上、貴方が無条件に彼を信頼し疑う事をしなかった事が、今の事態を招いているのです。彼等は兄上から与えられた『信用・信頼』を武器に、他国に戦争を吹っ掛けようとしていたのです」
「・・・・何も、疑っては・・・いなかった・・・・」
「幸いにも戦争を避ける為に、ベアトリス殿下は嫁いでくださった。くださったのにも関わらず、王宮の侍女達は殿下に嫌がらせをしていたのです。全く知らなかったでしょ?」
ダリウスは悔しそうに頷く。
「殿下が来られて半年。兄上は妻である殿下と一度も会っていなかったようですね。それは何故です?」
「それは・・・」
グッと握る拳に力が入る。
そう、アルフ・サットンの言葉を全て、鵜呑みにしていたから。
彼女は我侭で侍女と折り合いが悪く、夫であるダリウスとも会いたくない、と聞いていた。
だが、何度も話を聞きに行くと言ったのに、アルフが引き止めていたのだ。
「本日も伺いを立てましたが、拒否されました」と。
それを信じてしまった結果がこれだ。今思えば、何故疑う事をしなかったのか・・・
ダリウスがベアトリスを見初めたのは、それこそ初めて会った三年前。親善国訪問の時だった。
亡くなった前国王でもある父からは、シュルファ国王家の容姿は格段に美しいのだと聞いてはいた。
だが、互いに君主になる事を定められ、結ばれる事はないと思っていたし、何よりも平凡な容姿である自分が傾国と呼ばれる姫君に気に入られるとも思っていなかった。
だから「一度会ってみたいな」位は思っていたが、どうなりたいとはその時は夢にも思っていなかったのだ。
それが、彼女を一目見た瞬間、全てを持っていかれた・・・としか、言いようがないほど囚われてしまったのだ。
形式的な挨拶しかしなかったし、シュルファ国王自らホストをしてくれた為、言葉を交わす事もあまりなかった。
だが滞在中の彼の目は、常にベアトリスを探していた。
そんな気持ちを胸に秘め、帰国。どこか様子のおかしいダリウスを心配し、アルフが問い詰めるとベアトリスに対する気持ちを告白されたのだ。
驚き危機感を感じたアルフだったが、互いに国の王となる存在。いずれは気持ちの整理も付くだろうと、楽観視していた。
アルフの目的は己の妹をダリウスの妻とする事なのだから。
可愛くて病弱な妹。哀れで愚かな妹。彼女には自分だけしか頼れる者がいない。
だからこそ、彼女の願いを叶えなければならなかった。
だが、ダリウスはカレンとの婚姻に決して頷く事は無かった。それは、ベアトリスが関わるずっと前から。
そこで気付けばよかったのに、アルフもカレンも現実を見ようとはせず、自分が思い描く理想へと近づけようとする。
それで誰もが幸せになるのだと疑いもしないで。
何故、ダリウスはカレンを拒絶するのか。あんなにも可愛らしくて、彼の事を誰よりも想っているのに。
あぁ・・そうだ、ダリウスはシュルファ国の王女に懸想していたな。
彼女には是非とも嫁いできてもらい、悪女になってもらおう。
そして傷心のダリウスをカレンが慰めれば、きっと彼はカレンを好きになるはず。
そんな、幼稚な考えを実行に移した。それが、どんな事態を招くのかという事も考えずに。
思ってもみない人物の登場に、室内は騒然とする。
兄とは似ても似つかない美しいその顔は、冴え凍る月を思わせた。
「ご無沙汰しておりました、兄上。本日は私もベアトリス殿下に招待されていたのですよ」
だが、そう言ってにっこり笑うその顔は、確かに兄弟なだけあって、とてもよく似ていた。
「ベアトリス殿下、ご招待頂き有難うございます」
「いいえ。お忙しいところ御出で頂き感謝しかありませんわ」
アイザックがベアトリスの隣の椅子を引き、席を勧めた。
「さて、兄上。事の次第は隣の部屋で全て聞かせて頂きました」
「なっ・・・」
「この件に関しては、ある意味国際問題へと発展する可能性があります」
「なぜ・・・この件は確かに悪質ではあるが、我が国内での事であって国際問題になる事では無いはずだ!」
「いいえ、初めから問題だらけだったのですよ」
そう言いながらブラッドリーはベアトリスに確認するように視線を向けてきたので、彼女は頷いて了承する。
「兄上はこれが何かわかりますか?」
そう言って一枚の書状を渡した。
それに目を通していたダリウスの顔が段々険しくなっていき、怒りも顕わにそれをアルフの目の前に翳した。
「・・・これは、どういう事だ・・・・戦争だと?――― 一体どう言う事なのか説明しろっ!!」
声を荒げ怒鳴るその姿は、きっと誰もが初めて目にする姿。
室内の空気はビリビリと震え、誰もが動けずに硬直する。
普段の彼は、どちらかと言えば穏やかでベアトリスが抱いた印象を大概の者は抱く。
だがそれだけでは当然、国王と言う職は務まらない。誰にも見せていない顔というものが、それこそ誰にでもあるのだ。
彼の場合は、見せる機会が無かったと言う方が正しいのだが。
そんな彼が激高している。見たこともないその姿に、誰もが恐れおののいた。
「俺は確かにベアトリス王女と結婚したいと言った。だが、脅してまで結婚したいとは言ってないっ!」
まさか証拠を、嫁ぎ先にまで持ってくるとは思っていなかったアルフ。
アルフはダリウスの剣幕に、何も言えずただただ無言を貫く。
今にも殴り掛かりそうな勢いの兄に、ブラッドリーが静かに「兄上、落ち着いて下さい」と、座る様促した。
「この件に関してアルフ・サットンは確かに、戦争の火種を蒔こうとしました。ですが、その責任は兄上にもあるのですよ」
「・・・部下の不始末は・・・確かに・・・」
「いえ、そうではありません。それ以前の問題だと言っているのです」
最も信頼していた者の裏切りにショックを隠し切れない表情のダリウスは、弟の言葉ですら理解できているのかも怪しい。
「アルフ・サットンは妹のカレンを兄上の妻にしようと画策していたのは知っていますか?」
「あぁ・・・それは、何度も断っていた」
病弱であるだけではなく正直、頭も弱い。友の妹としては付き合えるが、恋人や妻としては絶対に無理な存在だったと語るダリウスに、兄であるアルフは驚愕した様に目を見開き、妹であるカレンは初めて聞く国王の本音に羞恥と失恋の悲しみが同時に訪れ、顔を真っ赤にしている。
「確かにカレン・サットンは王妃に相応しくありません。ですが兄妹揃って諦める事は無かった。そして結果的に増長し今の様な事態になっています。それは兄上、貴方が無条件に彼を信頼し疑う事をしなかった事が、今の事態を招いているのです。彼等は兄上から与えられた『信用・信頼』を武器に、他国に戦争を吹っ掛けようとしていたのです」
「・・・・何も、疑っては・・・いなかった・・・・」
「幸いにも戦争を避ける為に、ベアトリス殿下は嫁いでくださった。くださったのにも関わらず、王宮の侍女達は殿下に嫌がらせをしていたのです。全く知らなかったでしょ?」
ダリウスは悔しそうに頷く。
「殿下が来られて半年。兄上は妻である殿下と一度も会っていなかったようですね。それは何故です?」
「それは・・・」
グッと握る拳に力が入る。
そう、アルフ・サットンの言葉を全て、鵜呑みにしていたから。
彼女は我侭で侍女と折り合いが悪く、夫であるダリウスとも会いたくない、と聞いていた。
だが、何度も話を聞きに行くと言ったのに、アルフが引き止めていたのだ。
「本日も伺いを立てましたが、拒否されました」と。
それを信じてしまった結果がこれだ。今思えば、何故疑う事をしなかったのか・・・
ダリウスがベアトリスを見初めたのは、それこそ初めて会った三年前。親善国訪問の時だった。
亡くなった前国王でもある父からは、シュルファ国王家の容姿は格段に美しいのだと聞いてはいた。
だが、互いに君主になる事を定められ、結ばれる事はないと思っていたし、何よりも平凡な容姿である自分が傾国と呼ばれる姫君に気に入られるとも思っていなかった。
だから「一度会ってみたいな」位は思っていたが、どうなりたいとはその時は夢にも思っていなかったのだ。
それが、彼女を一目見た瞬間、全てを持っていかれた・・・としか、言いようがないほど囚われてしまったのだ。
形式的な挨拶しかしなかったし、シュルファ国王自らホストをしてくれた為、言葉を交わす事もあまりなかった。
だが滞在中の彼の目は、常にベアトリスを探していた。
そんな気持ちを胸に秘め、帰国。どこか様子のおかしいダリウスを心配し、アルフが問い詰めるとベアトリスに対する気持ちを告白されたのだ。
驚き危機感を感じたアルフだったが、互いに国の王となる存在。いずれは気持ちの整理も付くだろうと、楽観視していた。
アルフの目的は己の妹をダリウスの妻とする事なのだから。
可愛くて病弱な妹。哀れで愚かな妹。彼女には自分だけしか頼れる者がいない。
だからこそ、彼女の願いを叶えなければならなかった。
だが、ダリウスはカレンとの婚姻に決して頷く事は無かった。それは、ベアトリスが関わるずっと前から。
そこで気付けばよかったのに、アルフもカレンも現実を見ようとはせず、自分が思い描く理想へと近づけようとする。
それで誰もが幸せになるのだと疑いもしないで。
何故、ダリウスはカレンを拒絶するのか。あんなにも可愛らしくて、彼の事を誰よりも想っているのに。
あぁ・・そうだ、ダリウスはシュルファ国の王女に懸想していたな。
彼女には是非とも嫁いできてもらい、悪女になってもらおう。
そして傷心のダリウスをカレンが慰めれば、きっと彼はカレンを好きになるはず。
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