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近いようで遠い関係性、幼馴染。六日目。
たかだか彼氏
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「さ、宋都……」
「慈光弟、お前――」
「ああ? なんだぁ? ……あー、なるほど? お前あれか、俺らに混ざりたくて堪んなくなって思わずここまで来ちゃったってやつ? ……やってんなぁ、爽やかな面して案外むっつり野郎なんだな、サダ」
「んな゛……ッ」
お前はもう余計なことを言うな。
口を開けばろくなこと言わない宋都に我慢できず、「サダをお前と同じにすんな!」と慌ててリビングへと押し戻そうとするが、そのまま腕を掴まれて引っ張られた。
「は、離せ~~っ!」
「おい、慈光弟やめろ! 美甘が可哀想だろ……っ!」
「おいおい馬鹿だなぁ、お前。……美甘が嫌がってるように見えんのか?」
「馬鹿宋都……っ、どう見ても嫌がってるだろ! むきゅ……っ!」
「まーいいや。サダ、お前も上がれよ。わざわざ遊びに来てくれたんだしな」
人の口を腕で塞いだまま、サダと向き合った宋都は「水くらい出してやるよ」と笑った。
こいつ、何考えてやがるんだ。
思わず宋都の腕を齧って抜け出そうとするが、腕無駄に硬い。俺の顎のが壊れる。
「むぐ、むぐ……っ!」
サダ、こいつの言うこと気にしなくて良いからな。絶対ろくなことにならないから!と必死にアイコンタクトを送るも、サダの表情は険しいまま変わらない。それどころか。
「……わかった」
「もご……っ?!」
「お邪魔させてもらう。……けど、その前に美甘を開放してやれ。……苦しそうだ」
「……へえ。腰抜かして逃げ出すかと思った」
「それで逃げ出すくらいならわざわざ来るわけないだろ」
「……ぷはっ! ……けほ、……っ、さ、サダ……」
なんだか覚悟を決めたような気迫すら感じさせるサダに、胸の奥がざわつく。
対する宋都は「へえ」と相変わらずニタニタと嫌な顔で笑うのだ。俺はその反応がとにかく嫌で、正直言えばサダに帰ってほしかった。サダにこいつらとの関係を知られてて、その上で俺のことを受け入れてくれたとしてもだ。
慈光家にはあまりにも嫌な思い出しかなさすぎるのだ。
廊下、リビング、洗面所に風呂場、そして二階の私室――この慈光家の空気をこいつに吸われると思うとなんだか恥ずかしいところを見られるよりももっと嫌でたまらなかった。
なのに、その反面サダが俺のことを気にかけてくれるというだけで喜んでしまうのだから我ながら自分というものがよくわからなくなってしまう。
それから、「そんじゃ勝手に上がってこいよ」という客人をもてなす態度とはかけ離れた宋都の言葉によりサダが慈光家の玄関の扉を開くことになった。
そして慈光家リビングにて。俺、俺の横に宋都、そして向かい側にサダという最悪の三者面談のような構図ができあがってしまうのだった。
「それで? サダ君は俺たちと3Pしたいんだっけ?」
「んなわけないだろっ、サダに変なこと言うなっ!」
「サダがきて急に元気になったな~お前。……ったく、話進まねえから静かにしてろ」
「むぐっ!」
ソファーの上に転がってたクッションを顔面に押し付けられ、物理的に黙らせられる。寧ろ脱線させてるのはお前のセクハラ発言だろという俺の叫びは届かなかった。
サダはそんな俺たちのやり取りを見て眉根を寄せるばかりだ。そう、これが普通の反応だ。
「単刀直入に言うぞ、慈光弟」
「はいはい、どうぞ」
「俺は美甘と付き合うことなった。金輪際、こいつに手を出さないでくれ」
「もご……」
――本当にそこまで言うのか。
もう少しオブラートに包むと思っていただけに、寧ろわざわざ自らこいつらの前に出ていくような真似をするサダに俺は青褪める。
そして、顔面からクッションを外し、俺は「サダ」と声をあげた。サダも俺の言わんことに気付いたのだろう、それを「分かってる」と制するサダ。
「悪い、美甘。けど、やっぱりお前が酷い目に遭ってるってのに見てみぬふりするのは――無理だ」
「さ、サダ……」
「慈光弟、先に言っておく。美甘とお前らの関係のことは概ね知ってる。知った上で俺はこいつと一緒にいたいと思ってる、だから――」
「だから? だから、こいつと遊ぶのをやめてくれって?」
「……ああ。そうだ」
サダが言い切ってくれたことに対する喜びよりも、今は恐怖の方が大きかった。リビングの壁に掛かった時計の秒針の音が俺の心音と混ざり合う。冷や汗が滲み、俺は隣の宋都をちらりと見た。瞬間、宋都は「ぶはっ」と噴き出すのだ。
「お前さぁ……はー……本当、もったいねえよな。ああ、優しくて理解もある彼氏なんて、こいつには勿体ねえよ。悪いことは言わねえ、俺から言えることは『こいつはやめとけ』だな」
そう、俺の肩に手を回す宋都は続ける。
「俺のオススメは、今すぐこいつのことを忘れて今まで通り友達として付き合ってやれってやつ」
「な、なんだよそれ……」
「そのままだよ。美甘、お前だって分かってんだろ? だってサダで満足できねえだろ、お前」
「……っ、ゃ……っ! めろ……っ!」
サダの目の前、当たり前のように人の胸に手を伸ばし、シャツの上から乳首を摘みあげてくる宋都に顔が熱くなる。宋都の手を離そうとするよりも、立ち上がったサダが宋都の手を掴む方が早かった。
「――ほら、そういうとこだよ。サダ。お前は向いてねえよ、諦めろ」
「お前らが変態行動に美甘を付き合わせてるだけだろ、決め付けるな」
「さ、サダ……っ?」
見たことのないサダの顔に、聞いたことのないサダの声に、空気が一気に貼り詰めるのが分かった。たじろいでいると、そのままサダに腕を掴まれ、宋都から引き離される。
「さ、サダ……お、俺は大丈夫……だから」
「お前が大丈夫でも俺が大丈夫じゃないって言ってるんだよ、美甘。……好きなやつが無理してるところを見て平気な男なんていないだろ」
「……っ、さ……だ……」
ぎゅう、とサダの手に抱き締められる。ドキドキよりも、困惑の方が大きかった。嬉しくないわけではない、けど、なんだかサダの苦しそうな顔を見ると心配の方が大きくなってくる。
そんな俺達を止めるわけでもなく、大きく背もたれに沈んだ宋都は「仲良さそうで何よりだな」と他人事のように笑う。
「お前らが勝手に恋人ごっこしようが俺には関係ねえけど、これだけは言っておいてやるよ、サダ。俺は別にこいつに恋人が出来ようが億が一結婚しようが別に今更なんも変わんねえから」
「……」
「たかが彼氏ってだけで俺らの関係に口出しできるって思うなよ」
「さ、宋都……っ」
なんだよその言い方は。
あまりにも自分勝手な物言いに頭にきて反論しそうになったが、それは叶わなかった。サダに腕を引かれたのだ。「美甘、行くぞ」と腕を掴んだままサダはリビングの扉へと歩いていく。
「さ、サダ……? 待って、どこに」
「……」
「さ、さだ、っ、わ、ぁわ……っ」
転びそうになるのをなんと耐え、そのままサダに支えられて俺は靴に履き替えさせられるのだ。昼下がりの住宅街、ちらほらと空から降ってくる雪の中サダは無言で慈光家を後にした。
服とか、薬とか、色んなもの宋都の部屋に置いてきぼりになってしまってるが、『今から取りに戻っていいか』なんてサダに聞けるような雰囲気でもなかった。
サダは優しくて、いいやつで、真面目で、俺みたいなやつでも対等に話してくれる。――はずなのに、無言で歩いていくサダの横顔を見て、俺は何故だかいつの日かの燕斗の横顔を思い出していた。
――サダのマンションから連れ出されたときの燕斗のあの目を、サダに重ねて見たのだ。
「慈光弟、お前――」
「ああ? なんだぁ? ……あー、なるほど? お前あれか、俺らに混ざりたくて堪んなくなって思わずここまで来ちゃったってやつ? ……やってんなぁ、爽やかな面して案外むっつり野郎なんだな、サダ」
「んな゛……ッ」
お前はもう余計なことを言うな。
口を開けばろくなこと言わない宋都に我慢できず、「サダをお前と同じにすんな!」と慌ててリビングへと押し戻そうとするが、そのまま腕を掴まれて引っ張られた。
「は、離せ~~っ!」
「おい、慈光弟やめろ! 美甘が可哀想だろ……っ!」
「おいおい馬鹿だなぁ、お前。……美甘が嫌がってるように見えんのか?」
「馬鹿宋都……っ、どう見ても嫌がってるだろ! むきゅ……っ!」
「まーいいや。サダ、お前も上がれよ。わざわざ遊びに来てくれたんだしな」
人の口を腕で塞いだまま、サダと向き合った宋都は「水くらい出してやるよ」と笑った。
こいつ、何考えてやがるんだ。
思わず宋都の腕を齧って抜け出そうとするが、腕無駄に硬い。俺の顎のが壊れる。
「むぐ、むぐ……っ!」
サダ、こいつの言うこと気にしなくて良いからな。絶対ろくなことにならないから!と必死にアイコンタクトを送るも、サダの表情は険しいまま変わらない。それどころか。
「……わかった」
「もご……っ?!」
「お邪魔させてもらう。……けど、その前に美甘を開放してやれ。……苦しそうだ」
「……へえ。腰抜かして逃げ出すかと思った」
「それで逃げ出すくらいならわざわざ来るわけないだろ」
「……ぷはっ! ……けほ、……っ、さ、サダ……」
なんだか覚悟を決めたような気迫すら感じさせるサダに、胸の奥がざわつく。
対する宋都は「へえ」と相変わらずニタニタと嫌な顔で笑うのだ。俺はその反応がとにかく嫌で、正直言えばサダに帰ってほしかった。サダにこいつらとの関係を知られてて、その上で俺のことを受け入れてくれたとしてもだ。
慈光家にはあまりにも嫌な思い出しかなさすぎるのだ。
廊下、リビング、洗面所に風呂場、そして二階の私室――この慈光家の空気をこいつに吸われると思うとなんだか恥ずかしいところを見られるよりももっと嫌でたまらなかった。
なのに、その反面サダが俺のことを気にかけてくれるというだけで喜んでしまうのだから我ながら自分というものがよくわからなくなってしまう。
それから、「そんじゃ勝手に上がってこいよ」という客人をもてなす態度とはかけ離れた宋都の言葉によりサダが慈光家の玄関の扉を開くことになった。
そして慈光家リビングにて。俺、俺の横に宋都、そして向かい側にサダという最悪の三者面談のような構図ができあがってしまうのだった。
「それで? サダ君は俺たちと3Pしたいんだっけ?」
「んなわけないだろっ、サダに変なこと言うなっ!」
「サダがきて急に元気になったな~お前。……ったく、話進まねえから静かにしてろ」
「むぐっ!」
ソファーの上に転がってたクッションを顔面に押し付けられ、物理的に黙らせられる。寧ろ脱線させてるのはお前のセクハラ発言だろという俺の叫びは届かなかった。
サダはそんな俺たちのやり取りを見て眉根を寄せるばかりだ。そう、これが普通の反応だ。
「単刀直入に言うぞ、慈光弟」
「はいはい、どうぞ」
「俺は美甘と付き合うことなった。金輪際、こいつに手を出さないでくれ」
「もご……」
――本当にそこまで言うのか。
もう少しオブラートに包むと思っていただけに、寧ろわざわざ自らこいつらの前に出ていくような真似をするサダに俺は青褪める。
そして、顔面からクッションを外し、俺は「サダ」と声をあげた。サダも俺の言わんことに気付いたのだろう、それを「分かってる」と制するサダ。
「悪い、美甘。けど、やっぱりお前が酷い目に遭ってるってのに見てみぬふりするのは――無理だ」
「さ、サダ……」
「慈光弟、先に言っておく。美甘とお前らの関係のことは概ね知ってる。知った上で俺はこいつと一緒にいたいと思ってる、だから――」
「だから? だから、こいつと遊ぶのをやめてくれって?」
「……ああ。そうだ」
サダが言い切ってくれたことに対する喜びよりも、今は恐怖の方が大きかった。リビングの壁に掛かった時計の秒針の音が俺の心音と混ざり合う。冷や汗が滲み、俺は隣の宋都をちらりと見た。瞬間、宋都は「ぶはっ」と噴き出すのだ。
「お前さぁ……はー……本当、もったいねえよな。ああ、優しくて理解もある彼氏なんて、こいつには勿体ねえよ。悪いことは言わねえ、俺から言えることは『こいつはやめとけ』だな」
そう、俺の肩に手を回す宋都は続ける。
「俺のオススメは、今すぐこいつのことを忘れて今まで通り友達として付き合ってやれってやつ」
「な、なんだよそれ……」
「そのままだよ。美甘、お前だって分かってんだろ? だってサダで満足できねえだろ、お前」
「……っ、ゃ……っ! めろ……っ!」
サダの目の前、当たり前のように人の胸に手を伸ばし、シャツの上から乳首を摘みあげてくる宋都に顔が熱くなる。宋都の手を離そうとするよりも、立ち上がったサダが宋都の手を掴む方が早かった。
「――ほら、そういうとこだよ。サダ。お前は向いてねえよ、諦めろ」
「お前らが変態行動に美甘を付き合わせてるだけだろ、決め付けるな」
「さ、サダ……っ?」
見たことのないサダの顔に、聞いたことのないサダの声に、空気が一気に貼り詰めるのが分かった。たじろいでいると、そのままサダに腕を掴まれ、宋都から引き離される。
「さ、サダ……お、俺は大丈夫……だから」
「お前が大丈夫でも俺が大丈夫じゃないって言ってるんだよ、美甘。……好きなやつが無理してるところを見て平気な男なんていないだろ」
「……っ、さ……だ……」
ぎゅう、とサダの手に抱き締められる。ドキドキよりも、困惑の方が大きかった。嬉しくないわけではない、けど、なんだかサダの苦しそうな顔を見ると心配の方が大きくなってくる。
そんな俺達を止めるわけでもなく、大きく背もたれに沈んだ宋都は「仲良さそうで何よりだな」と他人事のように笑う。
「お前らが勝手に恋人ごっこしようが俺には関係ねえけど、これだけは言っておいてやるよ、サダ。俺は別にこいつに恋人が出来ようが億が一結婚しようが別に今更なんも変わんねえから」
「……」
「たかが彼氏ってだけで俺らの関係に口出しできるって思うなよ」
「さ、宋都……っ」
なんだよその言い方は。
あまりにも自分勝手な物言いに頭にきて反論しそうになったが、それは叶わなかった。サダに腕を引かれたのだ。「美甘、行くぞ」と腕を掴んだままサダはリビングの扉へと歩いていく。
「さ、サダ……? 待って、どこに」
「……」
「さ、さだ、っ、わ、ぁわ……っ」
転びそうになるのをなんと耐え、そのままサダに支えられて俺は靴に履き替えさせられるのだ。昼下がりの住宅街、ちらほらと空から降ってくる雪の中サダは無言で慈光家を後にした。
服とか、薬とか、色んなもの宋都の部屋に置いてきぼりになってしまってるが、『今から取りに戻っていいか』なんてサダに聞けるような雰囲気でもなかった。
サダは優しくて、いいやつで、真面目で、俺みたいなやつでも対等に話してくれる。――はずなのに、無言で歩いていくサダの横顔を見て、俺は何故だかいつの日かの燕斗の横顔を思い出していた。
――サダのマンションから連れ出されたときの燕斗のあの目を、サダに重ねて見たのだ。
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