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同床異夢
あの子の問題点※
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――二階、自室。ベッドの上。
ゆっくり休めと言われたものの、やはりサダの様子が気になって仕方なかった。
なんだったら、俺よりもサダの方が疲れているのではないか?
そう考えだしたら悶々とし、結果的に居ても立っても居られなくなった俺は抱き抱えていた抱き枕を転がし、慌てて飛び起きる。
やっぱりサダのところに行こう。
それから一緒にいたいって伝えよう。……もし嫌がられたら今度こそ大人しく帰ってこればいいだけだし。悲しくはあるが。
そんな覚悟を胸に、俺はそわそわと部屋を出て階段を降りる。転がらないように気をつけつつ、リビングへとやってこれば、リビングは薄暗かった。
……もしかして、もう眠ってしまったのだろうか?
なるべく静かにそっとリビングの扉に近付き、ドアノブを撚る。リビングの中はテレビの明かりだけがついてるようだった。
そしてテレビの前、サダの背中を見つける。
「……サダ?」
恐る恐る声をかければ、「美甘?」とこちらを振り返る。
「どうしたんだ、休めないのか?」
「い、いや……ううん、そうなんだ。なんか、考え出したら止まんなくて」
「そうか。……そうだよな」
「……サダもか?」
そう、ソファーの隣に腰を下ろす。ちらりと相手の顔を伺えば、サダは複雑そうな顔をして俺から目を反らすのだ。
「俺のことは心配しなくていいよ、美甘」
「……サダ、無理してないか?」
「無理とか、してないよ。……俺よりもお前の方が大変なんだし」
「そうじゃなくて、その、それもだけど……色々」
「色々?」とサダがこちらを見る。俺も言いながら自分が何言ってるのか分からなくなってきたが、それでもサダに伝えたいことがあったのだ。
「……あの、こんなこと言ってる場合じゃないってのもわかるんだけどさ、俺、ちゃんとした友達とか――す、好きなやつが、家に泊まりに来てくれたの初めてで」
「……」
「えと、その、だから……サダが見張ってくれるっていうのも嬉しいんだけど、その、サダも、普通に寛いでほしいっていうか……」
「……美甘」
「お、俺の部屋……来ないか?」
言葉を探り、探って、ようやく口にしたあと、サダの表情から自分が言葉のチョイスをミスったのだと気付いた。
「あ、ぅ、その、変な意味じゃなくて……誰かきたらやりたかったゲームとかあるから、その、サダと話したいし……えと、それに、その……」
「……それに?」
サダの声がワントーン低くなる。今度はサダに見詰められ、なんだか俺はサダの顔を直視できなくなっていた。
だって、サダの顔が少しだけ怖かったから。
「それに、なんだ。……美甘」
「ぁ、えと……サダ……」
「うん?」
小さな子供に対するみたいに優しく問いかけられる。それなのに、なんだろう。肌がびりびりと痺れるような緊張に、胸の奥が締め付けられるように苦しくなる。
ドクンドクンと大きく脈打つ心臓からは大量の血液が押し出され、熱は全身を駆け巡って顔面に集まっていくのだ。
「――ひ、一人は……寂しい……」
しんと、テレビの音も全部消えたリビングの中に静けさが訪れる。テレビのリモコンを手にしたサダは、そのまま俺の手を取った。
「さ、さだ」
「ごめん、美甘」
「ぁ、な、なにが?」
掌を重ね合うように握り締められる手に気を取られ、呂律が回ってないとかそんなことを気にする暇などなかった。もう一度「ごめん」と呟くサダ。薄暗くなるリビングの中、唯一窓から射し込む月明かりに照らされたサダと確かに目が合った。
俺でも分かる。分かるようになっていた。多分これ、キスされるやつだって。
熱の籠もった目に、じんわりと汗ばむ掌に、脳の奥がぴりぴりと痺れていく。
――多分、煽ったのは俺だって。
「……っ、ぃ、いいよ」
「サダがしたいなら、俺」何されても。さっきみたいに拒絶されるよりもよっぽど、求められたときの方が心が喜んでいることに気付いてしまったから。
距離を置いて真綿に包めるように優しくされるよりも、側にいて、触れていてほしい。
そんな方に明確に感じてしまった。知ってしまった。
「み、かも」
細められる目。唇に触れる吐息の熱がより一層熱く感じた。掠れた声で名前を呼ばれる。まだ、サダには躊躇いがあった。理性と優しさがあった。それがサダの良いところだと分かっていたはずなのに。
「ぃ……嫌か……?」
「違う、美甘……嫌とかじゃないんだ。俺は、あいつらと同じになりたくない」
「……ぉ、なじって」
「……自分の快感のために、相手に無理させるような真似は――」
させたくない、と絞り出すサダの言葉に、全身から一気に熱が引いていくのを感じた。
それは正に俺のことだったから。サダに無理強いしたのは、俺で。
「……そ、だよな。わ、悪い……変なこといって」
「美甘……?」
「ご、めん、やっぱいい、なし、……俺――ちょっと、頭冷やしてくるわ」
美甘、とサダに呼び止められそうになるが、止まらなかった。俺は逃げ出し、何度か躓きなりそうになりながらも自分の部屋へと飛び込む。そして、慌てて閉じた扉を背に、恐る恐る自分の体へと目を向けた。
「……っ、な、んだよ……これ」
下着の下、必死に押し上げ、スウェットにテント張った下半身を見て絶望した。萎えるどころか、サダの熱に充てられた体は収まらない。
『美甘、お前だって分かってんだろ? だってサダで満足できねえだろ、お前』
頭の中で宋都の笑い声が響く。違う、そんなわけがない。そう頭を振り、必死に声を振り払う。こびりついた声を紛らわすため、俺は恐る恐る下着の中に手を潜り込ませた。
「……っ、ちが、う……こんなの、こんなはずじゃ……っ、ぁ、……っ、ぅ……っ!」
先走りですでに濡れた下着の中から性器を取り出し、唾液を垂らして性器を扱く。俺の指では足りない。力も、あいつらの長い指で乱暴に扱かれたときのような強い刺激とは程遠い。
「っ、ふー……っ、ぅ、ちが、ちがう……ちがう……っ、サダ……っ」
俺は変態じゃない。俺は、サダが好きなのだ。別に、こんなことが目的でサダと一緒にいると決めたわけではない。そう何度も自分に言い聞かせながら性器を扱いた。けれど、どんだけ扱こうとも、どんだけ溜まってた精液を出そうとも、心の底から満たされることはなかった。
虚しさとイカ臭さに満たされた部屋の中、俺はケツ丸出しのままその場にへたり込む。
あいつらは、俺が求めようともせずとも一方的に体に触れ、俺を求めた。違う、そんな優しいものではない。分かっている。利用され、弄ばれてただけだ。
それなのに。
「……っ、ふ、……っ、ぅ……っ」
きゅ、と口を閉じた肛門に触れる。宋都に乱暴に犯され、何度も中に出されたときのことを考えれば再び性器に熱が集まった。俺は、自分の精液で濡れた指で恐る恐る自分の尻の穴に指を入れる。
自慰でこちらを触ったことなんてなかった。大抵一度でも処理すれば満足したし、それ以上なにかを求めることもなかったのにだ。
尻の穴が疼く。あいつらにされたときみたいに指を一本、また一本と追加して、見様見真似で前立腺を探すが、見つからない。あいつらほど長くはない自分の指では満足に気持ちよくなることすらもできない。
「……ふ、ぅ、……っ、ゃ、なんで、きもちよくない……っ、ん、ぅ……っ」
床の上、シャツの裾を噛んで捲くったまま俺は一人手に肛門をイジる。脚を開き、自分のいいところを探る。傍から見れば変態だと思われようが、気にならなかった。
ふうふうと呼吸と粘着質な音だけが響く。それでもどれだけ弄っても粘膜は乾いていくばかりで、結局、どれほど時間が経過しても満たされることはなかった。
ゆっくり休めと言われたものの、やはりサダの様子が気になって仕方なかった。
なんだったら、俺よりもサダの方が疲れているのではないか?
そう考えだしたら悶々とし、結果的に居ても立っても居られなくなった俺は抱き抱えていた抱き枕を転がし、慌てて飛び起きる。
やっぱりサダのところに行こう。
それから一緒にいたいって伝えよう。……もし嫌がられたら今度こそ大人しく帰ってこればいいだけだし。悲しくはあるが。
そんな覚悟を胸に、俺はそわそわと部屋を出て階段を降りる。転がらないように気をつけつつ、リビングへとやってこれば、リビングは薄暗かった。
……もしかして、もう眠ってしまったのだろうか?
なるべく静かにそっとリビングの扉に近付き、ドアノブを撚る。リビングの中はテレビの明かりだけがついてるようだった。
そしてテレビの前、サダの背中を見つける。
「……サダ?」
恐る恐る声をかければ、「美甘?」とこちらを振り返る。
「どうしたんだ、休めないのか?」
「い、いや……ううん、そうなんだ。なんか、考え出したら止まんなくて」
「そうか。……そうだよな」
「……サダもか?」
そう、ソファーの隣に腰を下ろす。ちらりと相手の顔を伺えば、サダは複雑そうな顔をして俺から目を反らすのだ。
「俺のことは心配しなくていいよ、美甘」
「……サダ、無理してないか?」
「無理とか、してないよ。……俺よりもお前の方が大変なんだし」
「そうじゃなくて、その、それもだけど……色々」
「色々?」とサダがこちらを見る。俺も言いながら自分が何言ってるのか分からなくなってきたが、それでもサダに伝えたいことがあったのだ。
「……あの、こんなこと言ってる場合じゃないってのもわかるんだけどさ、俺、ちゃんとした友達とか――す、好きなやつが、家に泊まりに来てくれたの初めてで」
「……」
「えと、その、だから……サダが見張ってくれるっていうのも嬉しいんだけど、その、サダも、普通に寛いでほしいっていうか……」
「……美甘」
「お、俺の部屋……来ないか?」
言葉を探り、探って、ようやく口にしたあと、サダの表情から自分が言葉のチョイスをミスったのだと気付いた。
「あ、ぅ、その、変な意味じゃなくて……誰かきたらやりたかったゲームとかあるから、その、サダと話したいし……えと、それに、その……」
「……それに?」
サダの声がワントーン低くなる。今度はサダに見詰められ、なんだか俺はサダの顔を直視できなくなっていた。
だって、サダの顔が少しだけ怖かったから。
「それに、なんだ。……美甘」
「ぁ、えと……サダ……」
「うん?」
小さな子供に対するみたいに優しく問いかけられる。それなのに、なんだろう。肌がびりびりと痺れるような緊張に、胸の奥が締め付けられるように苦しくなる。
ドクンドクンと大きく脈打つ心臓からは大量の血液が押し出され、熱は全身を駆け巡って顔面に集まっていくのだ。
「――ひ、一人は……寂しい……」
しんと、テレビの音も全部消えたリビングの中に静けさが訪れる。テレビのリモコンを手にしたサダは、そのまま俺の手を取った。
「さ、さだ」
「ごめん、美甘」
「ぁ、な、なにが?」
掌を重ね合うように握り締められる手に気を取られ、呂律が回ってないとかそんなことを気にする暇などなかった。もう一度「ごめん」と呟くサダ。薄暗くなるリビングの中、唯一窓から射し込む月明かりに照らされたサダと確かに目が合った。
俺でも分かる。分かるようになっていた。多分これ、キスされるやつだって。
熱の籠もった目に、じんわりと汗ばむ掌に、脳の奥がぴりぴりと痺れていく。
――多分、煽ったのは俺だって。
「……っ、ぃ、いいよ」
「サダがしたいなら、俺」何されても。さっきみたいに拒絶されるよりもよっぽど、求められたときの方が心が喜んでいることに気付いてしまったから。
距離を置いて真綿に包めるように優しくされるよりも、側にいて、触れていてほしい。
そんな方に明確に感じてしまった。知ってしまった。
「み、かも」
細められる目。唇に触れる吐息の熱がより一層熱く感じた。掠れた声で名前を呼ばれる。まだ、サダには躊躇いがあった。理性と優しさがあった。それがサダの良いところだと分かっていたはずなのに。
「ぃ……嫌か……?」
「違う、美甘……嫌とかじゃないんだ。俺は、あいつらと同じになりたくない」
「……ぉ、なじって」
「……自分の快感のために、相手に無理させるような真似は――」
させたくない、と絞り出すサダの言葉に、全身から一気に熱が引いていくのを感じた。
それは正に俺のことだったから。サダに無理強いしたのは、俺で。
「……そ、だよな。わ、悪い……変なこといって」
「美甘……?」
「ご、めん、やっぱいい、なし、……俺――ちょっと、頭冷やしてくるわ」
美甘、とサダに呼び止められそうになるが、止まらなかった。俺は逃げ出し、何度か躓きなりそうになりながらも自分の部屋へと飛び込む。そして、慌てて閉じた扉を背に、恐る恐る自分の体へと目を向けた。
「……っ、な、んだよ……これ」
下着の下、必死に押し上げ、スウェットにテント張った下半身を見て絶望した。萎えるどころか、サダの熱に充てられた体は収まらない。
『美甘、お前だって分かってんだろ? だってサダで満足できねえだろ、お前』
頭の中で宋都の笑い声が響く。違う、そんなわけがない。そう頭を振り、必死に声を振り払う。こびりついた声を紛らわすため、俺は恐る恐る下着の中に手を潜り込ませた。
「……っ、ちが、う……こんなの、こんなはずじゃ……っ、ぁ、……っ、ぅ……っ!」
先走りですでに濡れた下着の中から性器を取り出し、唾液を垂らして性器を扱く。俺の指では足りない。力も、あいつらの長い指で乱暴に扱かれたときのような強い刺激とは程遠い。
「っ、ふー……っ、ぅ、ちが、ちがう……ちがう……っ、サダ……っ」
俺は変態じゃない。俺は、サダが好きなのだ。別に、こんなことが目的でサダと一緒にいると決めたわけではない。そう何度も自分に言い聞かせながら性器を扱いた。けれど、どんだけ扱こうとも、どんだけ溜まってた精液を出そうとも、心の底から満たされることはなかった。
虚しさとイカ臭さに満たされた部屋の中、俺はケツ丸出しのままその場にへたり込む。
あいつらは、俺が求めようともせずとも一方的に体に触れ、俺を求めた。違う、そんな優しいものではない。分かっている。利用され、弄ばれてただけだ。
それなのに。
「……っ、ふ、……っ、ぅ……っ」
きゅ、と口を閉じた肛門に触れる。宋都に乱暴に犯され、何度も中に出されたときのことを考えれば再び性器に熱が集まった。俺は、自分の精液で濡れた指で恐る恐る自分の尻の穴に指を入れる。
自慰でこちらを触ったことなんてなかった。大抵一度でも処理すれば満足したし、それ以上なにかを求めることもなかったのにだ。
尻の穴が疼く。あいつらにされたときみたいに指を一本、また一本と追加して、見様見真似で前立腺を探すが、見つからない。あいつらほど長くはない自分の指では満足に気持ちよくなることすらもできない。
「……ふ、ぅ、……っ、ゃ、なんで、きもちよくない……っ、ん、ぅ……っ」
床の上、シャツの裾を噛んで捲くったまま俺は一人手に肛門をイジる。脚を開き、自分のいいところを探る。傍から見れば変態だと思われようが、気にならなかった。
ふうふうと呼吸と粘着質な音だけが響く。それでもどれだけ弄っても粘膜は乾いていくばかりで、結局、どれほど時間が経過しても満たされることはなかった。
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