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ラシア編 Side 空
6日目 グロリアとゾーイ
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ゾーイは、談話室の暖炉の前で、ワインを飲んでいた。
左隣には、グロリアがいる。
闇落ちのドラゴンの復活、ヴェルがその闇落ちのドラゴンだと思われているということ、早いところ、あちらに戻って調査をしたいということ、一緒に来てくれると助かること、それらを話し終えて、ゾーイとしては、一段落がついたところだった。「どう?」
グロリアは、タバコの煙を吐いた。「これは、学園の仕事ってことで良いの?」
ゾーイは頷いた。「そうなるわ」
グロリアは、頷きながら、灰皿に灰を落とし、ワイングラスを持ち上げた。「報酬は?」
「何が良い?」
「30歳まで、タダで学生寮に住まわせて」
「良いわ。他には?」
「あちらでの食費は全部経費で落として」
「あとは?」
「ソラは無事?」
ゾーイは頷いた。「セウェードゥンの人が警護してくれてる」
グロリアは頷いた。「あとは、そうね……、ヴェルと話す機会が欲しいわね」
「良いわ」
「そんなもんかな」グロリアは、タバコの吸い殻を、暖炉に捨て、新しいタバコを取った。「別に不自由してないし。いつ行くの?」
ゾーイは、懐中時計を見た。
シンプルで質素なデザインのもので、日本人の人間である、6人目の夫から、100年ほど前にもらった物だった。
彼女は、それを気に入っていた。
その夫との思い出も、同様に気に入っていた。
当時は、日本特有の暦の数え方では大正時代と呼ばれており、この国はあまり裕福ではなかった。
その男性の家は、そんな時代の中でも、さらに裕福ではなかった。
それでも、優しく、物腰柔らかで、いざというときには頼りになる、良い男だった。
ゾーイが、男に、自分は魔法族であると打ち明けたのは、男の齢が五十を迎えた時だった。
それ以前も、男は、ゾーイがいつまでも若々しい容姿をしていることについて、冗談めかしながらも怪訝に思っていた。
自分は、恐らくこれから先数百年を生き続けるだろう、男が死ねば、新しい男性と結ばれることになる、と、ゾーイは、全てを男に打ち明けた。
男は、ゾーイを不気味に思うこともなく、彼女の人柄と運命を受け入れ、そして、ゾーイとの間に生まれた子供たちのことを思い、少しばかり涙を流した。
魔力を分け与えるための指輪を受け取れば、男性はもっと長生き出来ただろう。
だが、男性は、自分が先に死ぬこともまた、ゾーイとの間にある愛の形の行く末、人間と魔法族の愛のあるべき形、迎えるべき行き先だとして、その指輪を拒んだ。
人間の男は、みんな同じだ……、そう思いながら、暖かな微笑みを浮かべるゾーイは、優しい手つきでその懐中時計を閉じた。「今夜は?」
グロリアは、暖炉の火をぼんやりと見つめながら、タバコの煙を吐いた。「ゆっくりしてて良いの?」
ゾーイは頷いた。「今、セントラル・ニホニアのあたりに情報を流してるの。ヴェルが来たってね」
「なんでそんなこと?」
「クラリッサを誘き寄せるため」
グロリアは、うあぁ……、と、唸った。「大変な事態だってのに、それに加えてあの変態が何かやらかしたっての?」
「違うわ。彼女からなら、ヴェルの現状を知れるかなって思って」ゾーイは、グラスのワインを全て飲み干し、グラスを消した。
グロリアは頷いた。「それについちゃ間違いないでしょうね」
「あなたは?」ゾーイは、立ち上がった。
「わたし?」
「ヴェルについて、何か知ってる?」
グロリアは首を横に振った。「知らないわ。もう長いこと会ってない」
「そう」
グロリアは頷いた。「でも、一つだけ言えることがある」
「なに?」
グロリアは、ふと、ソラの顔を頭に思い浮かべた。「ヴェルの性格と、あの世界でのヴェルの評価、それらを鑑みたら、ヴェルが次の闇落ちのドラゴンかもしれないっていう話には、信憑性がある」グロリアは、タバコを加えて、その先に火をつけた。濃い煙を吐き、トントン、と、灰皿に灰を落とす。「もっとも、あいつが人を傷つけるとは思えないけれどね。そうするくらいなら自分を傷つけるタイプよ」
ゾーイは頷いた。「じゃ、今夜、またここでね」
グロリアは頷いた。
ゾーイは、談話室を後にした。
グロリアは、タバコを吸い、ため息とともに煙を吐くと、小さく呟いた。「めんどくさ……」グロリアは、かつて、AWを旅した時のことを思い出し、そっと、口元に微笑を浮かべた。
ほんと、どいつもこいつもめんどくさいよね……、ヴェル。
グロリアは、窓の外を見た。
窓の外は、吹雪いていた。
15:45
窓の外が、また吹雪いてきた。
クスクスを食べ終えたぼくは、本を読んでいた。
【ヴェルの冒険】だ。
ヴェルもこの街を訪れたらしい。
何度も読んだのに気が付かなかったが、読み返してみると、あぁ、確かにこんな章もあったな……、と思い出すから不思議なものだ。
彼女はこの街について、ハバネロシキとハバネロシチくらいしか魅力のない、平凡な街と記していた。
ぼくは、明日の朝、この街を出ることにした。
ユアンさんからいただいた地図の写しによると、ここから少し離れたところに、グレイシャーという街があるらしい。
響きがロシア語らしくないと思ったが、その疑問についてのこれといった記述はなかった。
まあ、行けばわかるだろう。
ウェイトレスさんがやってきた。「吹雪いてきたわね……」と、うんざりした様子で、彼女は言った。「この感じだと、もっと酷くなるわよ」
「昨日の夜よりも?」
「昨晩は酷かったわね……。でも、あんなのは滅多にないわ」
ぼくは頷いて、立ち上がった。
壁掛け時計を見て、少し驚いた。
随分と長い事居座ってしまっていた。
ジェロームくんは目を覚ますと、椅子から飛び降りて、ぼくの足元に顔をすりすりした。『もう行くのか?』
「うん。吹雪いてきたし、もっと酷くなるって」
『うへー』
ぼくは笑って、ウェイトレスさんを見た。「美味しかったです。大聖堂を見て、宿に帰りますね」
ウェイトレスさんは微笑んだ。「また来てね」
ぼくは微笑んだ。
支払いを終えて、店を出ると、風が強く、雪も降っていたが、昨日ほどじゃなかった。
薄い雪雲の向こうにある太陽が、うっすらと見えた。
観光客たちは、楽しそうな悲鳴をあげて、どこかへ走っていった。
ぼくは、人のいなくなった広場を、大聖堂へ向かって歩いた。
左隣には、グロリアがいる。
闇落ちのドラゴンの復活、ヴェルがその闇落ちのドラゴンだと思われているということ、早いところ、あちらに戻って調査をしたいということ、一緒に来てくれると助かること、それらを話し終えて、ゾーイとしては、一段落がついたところだった。「どう?」
グロリアは、タバコの煙を吐いた。「これは、学園の仕事ってことで良いの?」
ゾーイは頷いた。「そうなるわ」
グロリアは、頷きながら、灰皿に灰を落とし、ワイングラスを持ち上げた。「報酬は?」
「何が良い?」
「30歳まで、タダで学生寮に住まわせて」
「良いわ。他には?」
「あちらでの食費は全部経費で落として」
「あとは?」
「ソラは無事?」
ゾーイは頷いた。「セウェードゥンの人が警護してくれてる」
グロリアは頷いた。「あとは、そうね……、ヴェルと話す機会が欲しいわね」
「良いわ」
「そんなもんかな」グロリアは、タバコの吸い殻を、暖炉に捨て、新しいタバコを取った。「別に不自由してないし。いつ行くの?」
ゾーイは、懐中時計を見た。
シンプルで質素なデザインのもので、日本人の人間である、6人目の夫から、100年ほど前にもらった物だった。
彼女は、それを気に入っていた。
その夫との思い出も、同様に気に入っていた。
当時は、日本特有の暦の数え方では大正時代と呼ばれており、この国はあまり裕福ではなかった。
その男性の家は、そんな時代の中でも、さらに裕福ではなかった。
それでも、優しく、物腰柔らかで、いざというときには頼りになる、良い男だった。
ゾーイが、男に、自分は魔法族であると打ち明けたのは、男の齢が五十を迎えた時だった。
それ以前も、男は、ゾーイがいつまでも若々しい容姿をしていることについて、冗談めかしながらも怪訝に思っていた。
自分は、恐らくこれから先数百年を生き続けるだろう、男が死ねば、新しい男性と結ばれることになる、と、ゾーイは、全てを男に打ち明けた。
男は、ゾーイを不気味に思うこともなく、彼女の人柄と運命を受け入れ、そして、ゾーイとの間に生まれた子供たちのことを思い、少しばかり涙を流した。
魔力を分け与えるための指輪を受け取れば、男性はもっと長生き出来ただろう。
だが、男性は、自分が先に死ぬこともまた、ゾーイとの間にある愛の形の行く末、人間と魔法族の愛のあるべき形、迎えるべき行き先だとして、その指輪を拒んだ。
人間の男は、みんな同じだ……、そう思いながら、暖かな微笑みを浮かべるゾーイは、優しい手つきでその懐中時計を閉じた。「今夜は?」
グロリアは、暖炉の火をぼんやりと見つめながら、タバコの煙を吐いた。「ゆっくりしてて良いの?」
ゾーイは頷いた。「今、セントラル・ニホニアのあたりに情報を流してるの。ヴェルが来たってね」
「なんでそんなこと?」
「クラリッサを誘き寄せるため」
グロリアは、うあぁ……、と、唸った。「大変な事態だってのに、それに加えてあの変態が何かやらかしたっての?」
「違うわ。彼女からなら、ヴェルの現状を知れるかなって思って」ゾーイは、グラスのワインを全て飲み干し、グラスを消した。
グロリアは頷いた。「それについちゃ間違いないでしょうね」
「あなたは?」ゾーイは、立ち上がった。
「わたし?」
「ヴェルについて、何か知ってる?」
グロリアは首を横に振った。「知らないわ。もう長いこと会ってない」
「そう」
グロリアは頷いた。「でも、一つだけ言えることがある」
「なに?」
グロリアは、ふと、ソラの顔を頭に思い浮かべた。「ヴェルの性格と、あの世界でのヴェルの評価、それらを鑑みたら、ヴェルが次の闇落ちのドラゴンかもしれないっていう話には、信憑性がある」グロリアは、タバコを加えて、その先に火をつけた。濃い煙を吐き、トントン、と、灰皿に灰を落とす。「もっとも、あいつが人を傷つけるとは思えないけれどね。そうするくらいなら自分を傷つけるタイプよ」
ゾーイは頷いた。「じゃ、今夜、またここでね」
グロリアは頷いた。
ゾーイは、談話室を後にした。
グロリアは、タバコを吸い、ため息とともに煙を吐くと、小さく呟いた。「めんどくさ……」グロリアは、かつて、AWを旅した時のことを思い出し、そっと、口元に微笑を浮かべた。
ほんと、どいつもこいつもめんどくさいよね……、ヴェル。
グロリアは、窓の外を見た。
窓の外は、吹雪いていた。
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窓の外が、また吹雪いてきた。
クスクスを食べ終えたぼくは、本を読んでいた。
【ヴェルの冒険】だ。
ヴェルもこの街を訪れたらしい。
何度も読んだのに気が付かなかったが、読み返してみると、あぁ、確かにこんな章もあったな……、と思い出すから不思議なものだ。
彼女はこの街について、ハバネロシキとハバネロシチくらいしか魅力のない、平凡な街と記していた。
ぼくは、明日の朝、この街を出ることにした。
ユアンさんからいただいた地図の写しによると、ここから少し離れたところに、グレイシャーという街があるらしい。
響きがロシア語らしくないと思ったが、その疑問についてのこれといった記述はなかった。
まあ、行けばわかるだろう。
ウェイトレスさんがやってきた。「吹雪いてきたわね……」と、うんざりした様子で、彼女は言った。「この感じだと、もっと酷くなるわよ」
「昨日の夜よりも?」
「昨晩は酷かったわね……。でも、あんなのは滅多にないわ」
ぼくは頷いて、立ち上がった。
壁掛け時計を見て、少し驚いた。
随分と長い事居座ってしまっていた。
ジェロームくんは目を覚ますと、椅子から飛び降りて、ぼくの足元に顔をすりすりした。『もう行くのか?』
「うん。吹雪いてきたし、もっと酷くなるって」
『うへー』
ぼくは笑って、ウェイトレスさんを見た。「美味しかったです。大聖堂を見て、宿に帰りますね」
ウェイトレスさんは微笑んだ。「また来てね」
ぼくは微笑んだ。
支払いを終えて、店を出ると、風が強く、雪も降っていたが、昨日ほどじゃなかった。
薄い雪雲の向こうにある太陽が、うっすらと見えた。
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