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第五章
第六十三話 いろいろな結末
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神話や伝承で語り継がれているような神々の戦争の一幕を見た気分で、夢の世界が終わるのを見届けたアニスは、咄嗟に叫んでいた。
「どうするのよ、エリオット! 全部終わっちゃったじゃない!」
「いやどうすると言われても。あんなところに力入れるはずがないだろう!」
「あなたがぐずぐずしているせいよ、あんなところに変な話し合いを持たなければ、もっとちゃんと早くきちんと復讐が……いや、なんでもない」
エリオットに詰め寄ると、その胸倉をつかんで文句を言うアニスは、思わず発した自分の失言にきづいて口を閉じる。
アニスなりの決着を望んでいたとしても、復讐は大っぴらに公言していい内容ではない。
そのことが分かっているからこそ、アニスは掴んでいたエリオットの胸から手を離して、背を背けた。
もう終わってしまったのだ。今更、復讐するべき相手はもうどこにもいない。父親に意趣返しをしようにも、使える道具が消滅したのだ。報復のしようがない。
「アニス、どこに?」
「……戻るのよ、部屋に。ほっておいて」
「アニス……」
自分をこんな目に合わせたという父親への復讐の執念を糧にして、アニスは精一杯胸を張り、二本の足を踏ん張って立ってきたのだ。
その支えをいきなり失ってしまった彼女は、がっくりと肩を落とし、敗残兵のようになりながら廊下をトボトボと歩いて行く。
駆け寄って行ってその背中を抱きしめてやりたい衝動に駆られたが、エリオットは自分の心を無理やり抑え込む。
そのやり方は紳士らしくない。今は彼女を放っておいてやるべきだ。
「行かなくてよろしいのですか?」
「聖女様……。彼女はいま、己の全てを失って自暴自記になっているようなもんですよ。心の傷が深い。そんな時に彼女の側に立って癒そうとすることほど、弱者の弱みにつけこむようなことをしたくない」
「私は反対だと思いますけどね」
「私も反対だと思います」
聖女とボブに同じように言われ、エリオットはふと自分の本心に気づく。
怖がっているのは彼自身なのだ。アニスに拒絶されることを、今のエリオットは何よりも恐れていた。
「あれほど美しい女性が、あんな悲しそうな顔しているのに、そばにいてやらない男なんてろくなやつじゃないですね」
「本当にそう思います。大事にしたいならおそばにいるべきではありませんか?」
「二人して俺で遊ばないでいただきたい」
「でも行くなら今しかないですよ?」
さあ、ほら、早く。聖女がエリオットの背中をどんっと押した。
この階は広々としているものの、周りの壁は大理石だから、声がよく響く。
エリオットたち三人の会話の内容は、足下確認しながら一歩、一歩を踏みしめるようにして歩いているアニスに筒抜けだった。
背中を押され、前につんのめりそうになるエリオットがでも、と言い淀むと、生まれながらにして気の短いアニスは、腕を横に突き出してさっさと来い! と手招きする。エリオットは灯りに誘われる蛾のように、それに応じるしかなかった。
「あの二人、仲良くいくでしょうか?」
祖父が孫を案じて不安そうに見送ると、聖女は「まあ、アニスの方が年上だし、どうにかなるでしょう」と適当なことを言って励ます中、聖女は廊下の窓から見える運河にじっと視線を注いでいた。
「あれほどの魔獣と精霊が戦ったのですから、痕に残る傷跡もさんざんなものでしょうね」
「私はこの国の人間ではありませんが、王国としてはせっかくお越しいただいたのですから。浄化の炎の女神様の聖女であらせられる、シオンライナ様のお力添えを期待したいところですな」
「私そんなに大したもんじゃないんですけどね」
「しかし不思議です。。でこうなることを見越したかのように、浄化の炎の女神様の関係者がいらっしゃるなんて」
「……気のせいじゃないかしら。明日から忙しくなりそうなので部屋に戻ります」
「この国をどうかよろしくお願いいたします」
銀色の髪を揺らし、去っていく聖女の背中を見送って、ボブはやれやれと首を振る。
これからたくさんの後始末が待っていそうだった。
「まずは皇帝陛下に……。どう言ってお詫びをしたものか、兄上はいつも気性が荒いからな……」
とぼやいて、ゲストアテンダントは自分の執務室に戻って行った。
***
アニスはエリオットの腕にしがみつくようにして、悔し涙を拭き、彼のシャツで鼻を噛み、用意させたスパークリングワインとその他の高級酒に溺れて数時間を過ごした。
周囲には酒瓶が数本転がり、エリオットのシャツはアニスの唾液だの涙だの、そのほかのものでぐちょぐちょになってしまった頃。
「そ、そろそろ……離れてもいいかな?」
「ダメよ! あなたは抱き枕なの! 私の安眠枕なの! ストレス発散道具なの! そこに溜まっていなさい!」
酔っ払う年上のお姉さんなんて、何の魅力もない。
ただの酔っ払いだ。酒癖の悪い、絡み癖の強い、少しでもお酒が入ると泣いてしまうそんな、普段とは違うアニスがそこにはいた。
頭の悪い男なら、もしくは要領のいい男なら、優しい言葉と抱擁と溶けるようなキスでもって、彼女の心を蕩けさせて、ベッドへと連れ込んでいたことだろう。
あいにくと、エリオットはそこまで馬鹿ではない。
馬鹿ではないし、弱っている女性にそんなことをするほど、恐れ知らずでもなかった。
彼にとって女性というものは敬意を持って扱うべき存在なのだ。
決して、男の都合のいいように扱っていいものではない。
――とは、表面上の問題で。内面的には良心と持ってはいけないはずの背徳感が生み出す、ものすごい葛藤に彼は苛まやまれていた。
我慢するんだ、もうすぐすればアニスは寝てしまうだろう。そうすれば、彼女を寝かしつけて解放される……。
そうやって自分を叱咤激励し鼓舞すること、数時間。
青白かった夜は明け、ほの明るい太陽の陽ざしがベランダを通り抜けて、室内へとお邪魔する。
その頃になってようやく、アニスは撃沈した。自分の煽った酒の勢いに任せて、意識を暗い闇のなかへと埋めてしまったのだ。
「終わった……」
腕を抱きしめていたアニスの力が解けると、彼女の上半身はぐったりとしてしまい、エリオットの腹にその顔を埋めてすうすう、と軽やかな寝息を立て始める。
この短い戦いの勝者はエリオットだった。
「どうするのよ、エリオット! 全部終わっちゃったじゃない!」
「いやどうすると言われても。あんなところに力入れるはずがないだろう!」
「あなたがぐずぐずしているせいよ、あんなところに変な話し合いを持たなければ、もっとちゃんと早くきちんと復讐が……いや、なんでもない」
エリオットに詰め寄ると、その胸倉をつかんで文句を言うアニスは、思わず発した自分の失言にきづいて口を閉じる。
アニスなりの決着を望んでいたとしても、復讐は大っぴらに公言していい内容ではない。
そのことが分かっているからこそ、アニスは掴んでいたエリオットの胸から手を離して、背を背けた。
もう終わってしまったのだ。今更、復讐するべき相手はもうどこにもいない。父親に意趣返しをしようにも、使える道具が消滅したのだ。報復のしようがない。
「アニス、どこに?」
「……戻るのよ、部屋に。ほっておいて」
「アニス……」
自分をこんな目に合わせたという父親への復讐の執念を糧にして、アニスは精一杯胸を張り、二本の足を踏ん張って立ってきたのだ。
その支えをいきなり失ってしまった彼女は、がっくりと肩を落とし、敗残兵のようになりながら廊下をトボトボと歩いて行く。
駆け寄って行ってその背中を抱きしめてやりたい衝動に駆られたが、エリオットは自分の心を無理やり抑え込む。
そのやり方は紳士らしくない。今は彼女を放っておいてやるべきだ。
「行かなくてよろしいのですか?」
「聖女様……。彼女はいま、己の全てを失って自暴自記になっているようなもんですよ。心の傷が深い。そんな時に彼女の側に立って癒そうとすることほど、弱者の弱みにつけこむようなことをしたくない」
「私は反対だと思いますけどね」
「私も反対だと思います」
聖女とボブに同じように言われ、エリオットはふと自分の本心に気づく。
怖がっているのは彼自身なのだ。アニスに拒絶されることを、今のエリオットは何よりも恐れていた。
「あれほど美しい女性が、あんな悲しそうな顔しているのに、そばにいてやらない男なんてろくなやつじゃないですね」
「本当にそう思います。大事にしたいならおそばにいるべきではありませんか?」
「二人して俺で遊ばないでいただきたい」
「でも行くなら今しかないですよ?」
さあ、ほら、早く。聖女がエリオットの背中をどんっと押した。
この階は広々としているものの、周りの壁は大理石だから、声がよく響く。
エリオットたち三人の会話の内容は、足下確認しながら一歩、一歩を踏みしめるようにして歩いているアニスに筒抜けだった。
背中を押され、前につんのめりそうになるエリオットがでも、と言い淀むと、生まれながらにして気の短いアニスは、腕を横に突き出してさっさと来い! と手招きする。エリオットは灯りに誘われる蛾のように、それに応じるしかなかった。
「あの二人、仲良くいくでしょうか?」
祖父が孫を案じて不安そうに見送ると、聖女は「まあ、アニスの方が年上だし、どうにかなるでしょう」と適当なことを言って励ます中、聖女は廊下の窓から見える運河にじっと視線を注いでいた。
「あれほどの魔獣と精霊が戦ったのですから、痕に残る傷跡もさんざんなものでしょうね」
「私はこの国の人間ではありませんが、王国としてはせっかくお越しいただいたのですから。浄化の炎の女神様の聖女であらせられる、シオンライナ様のお力添えを期待したいところですな」
「私そんなに大したもんじゃないんですけどね」
「しかし不思議です。。でこうなることを見越したかのように、浄化の炎の女神様の関係者がいらっしゃるなんて」
「……気のせいじゃないかしら。明日から忙しくなりそうなので部屋に戻ります」
「この国をどうかよろしくお願いいたします」
銀色の髪を揺らし、去っていく聖女の背中を見送って、ボブはやれやれと首を振る。
これからたくさんの後始末が待っていそうだった。
「まずは皇帝陛下に……。どう言ってお詫びをしたものか、兄上はいつも気性が荒いからな……」
とぼやいて、ゲストアテンダントは自分の執務室に戻って行った。
***
アニスはエリオットの腕にしがみつくようにして、悔し涙を拭き、彼のシャツで鼻を噛み、用意させたスパークリングワインとその他の高級酒に溺れて数時間を過ごした。
周囲には酒瓶が数本転がり、エリオットのシャツはアニスの唾液だの涙だの、そのほかのものでぐちょぐちょになってしまった頃。
「そ、そろそろ……離れてもいいかな?」
「ダメよ! あなたは抱き枕なの! 私の安眠枕なの! ストレス発散道具なの! そこに溜まっていなさい!」
酔っ払う年上のお姉さんなんて、何の魅力もない。
ただの酔っ払いだ。酒癖の悪い、絡み癖の強い、少しでもお酒が入ると泣いてしまうそんな、普段とは違うアニスがそこにはいた。
頭の悪い男なら、もしくは要領のいい男なら、優しい言葉と抱擁と溶けるようなキスでもって、彼女の心を蕩けさせて、ベッドへと連れ込んでいたことだろう。
あいにくと、エリオットはそこまで馬鹿ではない。
馬鹿ではないし、弱っている女性にそんなことをするほど、恐れ知らずでもなかった。
彼にとって女性というものは敬意を持って扱うべき存在なのだ。
決して、男の都合のいいように扱っていいものではない。
――とは、表面上の問題で。内面的には良心と持ってはいけないはずの背徳感が生み出す、ものすごい葛藤に彼は苛まやまれていた。
我慢するんだ、もうすぐすればアニスは寝てしまうだろう。そうすれば、彼女を寝かしつけて解放される……。
そうやって自分を叱咤激励し鼓舞すること、数時間。
青白かった夜は明け、ほの明るい太陽の陽ざしがベランダを通り抜けて、室内へとお邪魔する。
その頃になってようやく、アニスは撃沈した。自分の煽った酒の勢いに任せて、意識を暗い闇のなかへと埋めてしまったのだ。
「終わった……」
腕を抱きしめていたアニスの力が解けると、彼女の上半身はぐったりとしてしまい、エリオットの腹にその顔を埋めてすうすう、と軽やかな寝息を立て始める。
この短い戦いの勝者はエリオットだった。
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