いらないスキル買い取ります!スキル「買取」で異世界最強!

町島航太

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一章 貴方のスキル買い取らせて下さい

30話 アイデア次第は最強スキル!?

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「テツロウ!これ、かなりやわいですよ!!簡単に破壊できます!!本当に金属製なんですかね?」

「さあ?ケチったんじゃない?とにかく見えなくなったみたいだからこれでこっちが有利に───うわぁ!!」

 メインカメラを破壊したはずなのだが。パワーマンにあまり変化は無し。寧ろ、先程よりもより正確に狙い始めた。叩き潰そうとするその拳に殺意や怒りが込められているように感じている。

 やはり、パワーマンは機械の故障などではなく何か別の力で操られている。それも知的生命体かそれに類似した何かに。

 怒りは到底収められそうにないので、破壊が一番手っ取り早いが・・・。

「う~~~ん、流石に四肢は頑丈に作られてますね。あたしの渾身の一撃でもヒビ一つ入りません!!」

 四肢は頭部と違って頑丈に作られている模様。体を支える部位だからだろう。無駄に頑丈に作りやがって腹が立つ。

「こういう時に俺のスキルが戦闘向きじゃない事を悔やむ・・・」

「何をおっしゃいますかテツロウ。スキルは解釈次第ですわ!!」

「解釈次第って・・・つまり、自分の想像次第で多種多様な力に変化するって事?」

「その通り!例えば、水を生成するスキルがあると仮定します。その人の解釈次第でお湯や冷水を出す事は可能ですし、水鉄砲として放出する事も可能ですわ」

 成程、そういう事か。でもそれが可能なのはシンプルかつ汎用性が高いスキルのみに言える事なのではないのだろうか?

「何をおっしゃっているのですか!貴方のスキルも十分に汎用性が高いスキルではありませんか!実際、スキルを売買できるようになったのも貴方のアイデアのお陰です!!」

「そ、そうなの?でも、俺頭硬い方だし『買取』から想像なんて・・・ん?」

 大学1年生、アパート暮らしをし始めた時の記憶が蘇ってくる。何処から聞きつけたかは不明なセールスの中年女に1万円もする土鍋を押し売りされた時の苦い記憶。

 友達が出来たら鍋パするかなと思ったが、バイトが原因で友達が出来ず、土鍋の中にはホコリのみが溜まる様になった。

 そんな思い出、スキルのアイデアに有効活用できるだなんて思いもしなかった。ただ、ぶっつけ本番なのは変わりないので成功するかかなり心配だ。そして、スキルを使うためには接触を試みる必要があるのだが、研究者がパワーマンに入っている状態では不可能だ。なので、パワーマンの中に入る必要がある。

「ニア、パワーマンの中に入りたいんだけど足止めお願いできる?」

「お任せ下さいまし!!」

 瞬間、ニアの二の腕の筋肉が一回り大きくなった。
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