33 / 212
一章 クソみたいな女神とクソみたいな異世界転移
第三十一話 怒り狂う狂信者
しおりを挟む
メアリーさんはゆっくりと眠りに落ちた。死んではいない、しっかりと寝息を立てて眠っている。
胴体には問題ないようだが、顔面は痣だらけになっており、手の指はほとんど全滅、足はアキレス腱が切られてしまっており、人間としては再起不能だと一目で分かる。
だが、ここは魔法が存在する世界だ。立ち上がる事が不可能になった身体でもきっと治せるはず。
「行けるか?ボニーさん?」
「は、はい!ワタシの全魔力を使って治して見せます!!」
「OK。それじゃあ、ここから離れて。俺はコイツと話したいから」
ボニーさんを連れてきておいて本当に良かったと心の底から安心する。同時に、目の前にいる友達だった敵に今まで抱いた事もないようなどす黒い殺意を覚えた。
一方、アンリは頬を赤らめ火照った顔でこちらを見つめている。その顔はまさに発情するメスの顔。普段の明るい彼女からは考えられない顔だ。
「コウスケ♡私の大事な人・・・♡どうしてここが分かったの?」
「路地裏をくまなく探してたら見つけた。ただそれだけの事さ」
場所を絞って探したのは正解だった。お陰で早期に発見する事ができた。
「何故、こんな事をした。確かに前からアモーラ教にお熱なのは分かっていたが、ここまでする必要は無かったんじゃないか?」
幸助は怒っている。静かに心の奥底で怒りを燃やしている。
「あの時、俺が話した事覚えてる。メアリーを仲間に引き入れたあの日の話」
「あの、妄言?勿論覚えてるよ!確か・・・『他の神は存在していると証明もできないし、存在していないとも証明できない』だっけ?」
「一言で纏められるくらいには覚えていてくれたみたいだな。だけども、意味は無かったみたいだな」
「当たり前じゃん!頭のおかしい人に頭をおかしくさせられちゃった愛する人の言葉なんて納得するわけがないじゃん!もし、あの妄言を言ったのがコウスケじゃなくて他の誰かだったら私、殺してたかも?」
「・・・まさかとは思うが、メアリー以外の人にも既に手を加えたのか?」
「うん♪勿論!!契約の神とか、医療の神とか、闘神とか!!そんな存在しない神を信じてるヤツなんてここで、というかこの世界で生きてる価値無いでしょ!」
もしかしたら、説得で考えを改めてくれると思っていた俺がバカだったようだ。コイツは既に手遅れだ。考え方も犯した罪の数も。既に後戻りできない領域まで達してしまっている。
諦めた幸助はゆっくりと剣を抜き、構えた。
「・・・やるの?勝てると思ってるの?私はあれからすっごい強くなったんだよ?コウスケのパーティに入る為にね、いっぱいいっぱい頭のおかしい人を斬って来たんだよ?ほら、みてよこのステータスカード!レベルが11まで上がった!!」
レベルだけじゃない。筋力等のステータスも大幅に向上している。俺よりも遥かに強い。彼女のいう通り、数字だけみたら勝ち目はないだろう。だが、数字が全てではない。
幸助は構えを解く事な無かった。
「あ、そう。やるんだ。なら、良いや。ちょっと早くなっちゃったけど、結婚のプラン始めちゃおっか♡」
「・・・そのプランって?」
「ちょっと長い計画だから、最初の方だけ簡潔的に話すね♪まずは~~・・・」
アンリは抜剣するや、否や幸助を斬りにかかった。幸助は既に戦闘体勢に入っているという事もあり、難なく盾で防いでみせる。
「コウスケの手足を斬って、ワタシの助けなしじゃ生きられない身体にしてあげる♡」
「介護だけはあと、数十年待ってほしい・・・なッッ!!」
はじき返してがら空きになったアンリの胴体を幸助のブロードソードが襲う。だが、彼女は意図も簡単に避けてしまった。
「へぇ~~腕を上げたねコウスケ♪魔物に襲われてた時とは別人みたい♪」
「なあ、一体いつ俺に惚れたんだ?俺は君に惚れられるような事はした覚えはないが」
「したじゃん!私のハート!私の庇護欲を湧き上がらせるような事を!目の前で!!」
「・・・もしかして初めて会った時?俺が魔物に襲われて、アンリに助けられたあの日?」
「そう、正解。あの時に血まみれになりながらびくびくしてる姿を見てたらさぁ、その・・・うずいちゃってさ。気持ち悪いよね・・・でも、そんな私もしっかりと愛してくれると嬉しいなって・・・」
「ああ、相当気持ち悪い。それにオマエ到底愛する事ができなさそうだ。何故なら今のオマエに抱いてる感情は憎しみだからな!!」
幸助の怒りの混じったラッシュが始まる。力強くて、それでも剣筋はしっかりとした斬撃の連続。しかし、そんな攻撃もかけ離れたレベル差の前では無意味。レベルの上昇と共に上がった身体能力で避けられ、カウンターを受けてしまう。
カウンターもとても強力で足で踏ん張っていなければ吹き飛ばされてもおかしくない威力だ。
「フフフ、カワイイ♡勝てない事は分かってるのに一生懸命頑張っちゃってさ♪」
愉快そうな口調と共に鋭いアンリの剣の一撃が防具も何も装備していない幸助の腹部に刺さる。
「イテェ!?」
深く刺さる前に後ろに下がって、致命傷になるのは防げたが、幸助は今の一撃でアンリに勝てない事を確信してしまったようだ。
だが、ここでアンリを倒さなくてはまた俺とメアリーを痛めつけに戻ってくるのは目に見えている。だが、攻撃が俺のよりも遥かに鋭くて、強くて勝てる気がしない。攻撃さえなければ倒せるのだが──────
「・・・!!そうか、その手があったか!!」
何かを閃いた幸助は、剣を下ろすと、木の盾を前に構え始めた。
「本当にカワイイね!コウスケはさぁ!!そんな安物の盾で私の攻撃が防ぎきれるわけないじゃんっ!!」
アンリの容赦ない連続攻撃が幸助の盾を壊していく。縁取っていた鉄の輪は外れ、盾を構成する木は外側からじわじわと破壊されていく。
「アハハ!もろーーい!!まるでコウスケみたい!!それじゃあ、仲良く一緒に貫いてあげる!!」
アンリの鋭い突きの一撃が襲い掛かってくる。幸助は避けることなく、盾を構え続ける。
ザクッ!・・・肉が裂かれる音が路地裏に響く。裂かれたのは幸助の右腕、盾を握っている腕だ。腕の肉を斬られた痛みで幸助の顔が苦痛で歪むが、すぐに幸助の顔は笑みを浮かべた。
「かかったな、バカアマ!!」
アンリに向かって暴言を吐き捨てると、現在進行形で右腕の肉に食い込んでいるアンリの剣の刃を素手で掴み、攻撃を封じた。
「死ねぇぇぇぇ!!」
怒りがこもった一撃がアンリの首筋を襲う。幸助は素早く剣を引き、首の動脈を斬ってみせた。
「ぐ・・・あああ・・・!!」
「へへへ・・・ざまぁみろ・・・」
剣を掴み、攻撃手段を失わせる作戦大成功である。レベル差による身体能力の差があるので、肉を斬らせて骨を断つ状態になってしまったが、まあ、良いだろう。
「この勝負・・・俺の勝ちだぜ・・・」
そう言い残すと幸助は仰向けになって倒れた。
胴体には問題ないようだが、顔面は痣だらけになっており、手の指はほとんど全滅、足はアキレス腱が切られてしまっており、人間としては再起不能だと一目で分かる。
だが、ここは魔法が存在する世界だ。立ち上がる事が不可能になった身体でもきっと治せるはず。
「行けるか?ボニーさん?」
「は、はい!ワタシの全魔力を使って治して見せます!!」
「OK。それじゃあ、ここから離れて。俺はコイツと話したいから」
ボニーさんを連れてきておいて本当に良かったと心の底から安心する。同時に、目の前にいる友達だった敵に今まで抱いた事もないようなどす黒い殺意を覚えた。
一方、アンリは頬を赤らめ火照った顔でこちらを見つめている。その顔はまさに発情するメスの顔。普段の明るい彼女からは考えられない顔だ。
「コウスケ♡私の大事な人・・・♡どうしてここが分かったの?」
「路地裏をくまなく探してたら見つけた。ただそれだけの事さ」
場所を絞って探したのは正解だった。お陰で早期に発見する事ができた。
「何故、こんな事をした。確かに前からアモーラ教にお熱なのは分かっていたが、ここまでする必要は無かったんじゃないか?」
幸助は怒っている。静かに心の奥底で怒りを燃やしている。
「あの時、俺が話した事覚えてる。メアリーを仲間に引き入れたあの日の話」
「あの、妄言?勿論覚えてるよ!確か・・・『他の神は存在していると証明もできないし、存在していないとも証明できない』だっけ?」
「一言で纏められるくらいには覚えていてくれたみたいだな。だけども、意味は無かったみたいだな」
「当たり前じゃん!頭のおかしい人に頭をおかしくさせられちゃった愛する人の言葉なんて納得するわけがないじゃん!もし、あの妄言を言ったのがコウスケじゃなくて他の誰かだったら私、殺してたかも?」
「・・・まさかとは思うが、メアリー以外の人にも既に手を加えたのか?」
「うん♪勿論!!契約の神とか、医療の神とか、闘神とか!!そんな存在しない神を信じてるヤツなんてここで、というかこの世界で生きてる価値無いでしょ!」
もしかしたら、説得で考えを改めてくれると思っていた俺がバカだったようだ。コイツは既に手遅れだ。考え方も犯した罪の数も。既に後戻りできない領域まで達してしまっている。
諦めた幸助はゆっくりと剣を抜き、構えた。
「・・・やるの?勝てると思ってるの?私はあれからすっごい強くなったんだよ?コウスケのパーティに入る為にね、いっぱいいっぱい頭のおかしい人を斬って来たんだよ?ほら、みてよこのステータスカード!レベルが11まで上がった!!」
レベルだけじゃない。筋力等のステータスも大幅に向上している。俺よりも遥かに強い。彼女のいう通り、数字だけみたら勝ち目はないだろう。だが、数字が全てではない。
幸助は構えを解く事な無かった。
「あ、そう。やるんだ。なら、良いや。ちょっと早くなっちゃったけど、結婚のプラン始めちゃおっか♡」
「・・・そのプランって?」
「ちょっと長い計画だから、最初の方だけ簡潔的に話すね♪まずは~~・・・」
アンリは抜剣するや、否や幸助を斬りにかかった。幸助は既に戦闘体勢に入っているという事もあり、難なく盾で防いでみせる。
「コウスケの手足を斬って、ワタシの助けなしじゃ生きられない身体にしてあげる♡」
「介護だけはあと、数十年待ってほしい・・・なッッ!!」
はじき返してがら空きになったアンリの胴体を幸助のブロードソードが襲う。だが、彼女は意図も簡単に避けてしまった。
「へぇ~~腕を上げたねコウスケ♪魔物に襲われてた時とは別人みたい♪」
「なあ、一体いつ俺に惚れたんだ?俺は君に惚れられるような事はした覚えはないが」
「したじゃん!私のハート!私の庇護欲を湧き上がらせるような事を!目の前で!!」
「・・・もしかして初めて会った時?俺が魔物に襲われて、アンリに助けられたあの日?」
「そう、正解。あの時に血まみれになりながらびくびくしてる姿を見てたらさぁ、その・・・うずいちゃってさ。気持ち悪いよね・・・でも、そんな私もしっかりと愛してくれると嬉しいなって・・・」
「ああ、相当気持ち悪い。それにオマエ到底愛する事ができなさそうだ。何故なら今のオマエに抱いてる感情は憎しみだからな!!」
幸助の怒りの混じったラッシュが始まる。力強くて、それでも剣筋はしっかりとした斬撃の連続。しかし、そんな攻撃もかけ離れたレベル差の前では無意味。レベルの上昇と共に上がった身体能力で避けられ、カウンターを受けてしまう。
カウンターもとても強力で足で踏ん張っていなければ吹き飛ばされてもおかしくない威力だ。
「フフフ、カワイイ♡勝てない事は分かってるのに一生懸命頑張っちゃってさ♪」
愉快そうな口調と共に鋭いアンリの剣の一撃が防具も何も装備していない幸助の腹部に刺さる。
「イテェ!?」
深く刺さる前に後ろに下がって、致命傷になるのは防げたが、幸助は今の一撃でアンリに勝てない事を確信してしまったようだ。
だが、ここでアンリを倒さなくてはまた俺とメアリーを痛めつけに戻ってくるのは目に見えている。だが、攻撃が俺のよりも遥かに鋭くて、強くて勝てる気がしない。攻撃さえなければ倒せるのだが──────
「・・・!!そうか、その手があったか!!」
何かを閃いた幸助は、剣を下ろすと、木の盾を前に構え始めた。
「本当にカワイイね!コウスケはさぁ!!そんな安物の盾で私の攻撃が防ぎきれるわけないじゃんっ!!」
アンリの容赦ない連続攻撃が幸助の盾を壊していく。縁取っていた鉄の輪は外れ、盾を構成する木は外側からじわじわと破壊されていく。
「アハハ!もろーーい!!まるでコウスケみたい!!それじゃあ、仲良く一緒に貫いてあげる!!」
アンリの鋭い突きの一撃が襲い掛かってくる。幸助は避けることなく、盾を構え続ける。
ザクッ!・・・肉が裂かれる音が路地裏に響く。裂かれたのは幸助の右腕、盾を握っている腕だ。腕の肉を斬られた痛みで幸助の顔が苦痛で歪むが、すぐに幸助の顔は笑みを浮かべた。
「かかったな、バカアマ!!」
アンリに向かって暴言を吐き捨てると、現在進行形で右腕の肉に食い込んでいるアンリの剣の刃を素手で掴み、攻撃を封じた。
「死ねぇぇぇぇ!!」
怒りがこもった一撃がアンリの首筋を襲う。幸助は素早く剣を引き、首の動脈を斬ってみせた。
「ぐ・・・あああ・・・!!」
「へへへ・・・ざまぁみろ・・・」
剣を掴み、攻撃手段を失わせる作戦大成功である。レベル差による身体能力の差があるので、肉を斬らせて骨を断つ状態になってしまったが、まあ、良いだろう。
「この勝負・・・俺の勝ちだぜ・・・」
そう言い残すと幸助は仰向けになって倒れた。
23
あなたにおすすめの小説
目つきが悪いと仲間に捨てられてから、魔眼で全てを射貫くまで。
桐山じゃろ
ファンタジー
高校二年生の横伏藤太はある日突然、あまり接点のないクラスメイトと一緒に元いた世界からファンタジーな世界へ召喚された。初めのうちは同じ災難にあった者同士仲良くしていたが、横伏だけが強くならない。召喚した連中から「勇者の再来」と言われている不東に「目つきが怖い上に弱すぎる」という理由で、森で魔物にやられた後、そのまま捨てられた。……こんなところで死んでたまるか! 奮起と同時に意味不明理解不能だったスキル[魔眼]が覚醒し無双モードへ突入。その後は別の国で召喚されていた同じ学校の女の子たちに囲まれて一緒に暮らすことに。一方、捨てた連中はなんだか勝手に酷い目に遭っているようです。※小説家になろう、カクヨムにも同じものを掲載しています。
【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~
ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。
王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。
15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。
国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。
これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。
特に呼ばれた記憶は無いが、異世界に来てサーセン。
黄玉八重
ファンタジー
水無月宗八は意識を取り戻した。
そこは誰もいない大きい部屋で、どうやら異世界召喚に遭ったようだ。
しかし姫様が「ようこそ!」って出迎えてくれないわ、不審者扱いされるわ、勇者は1ヶ月前に旅立ってらしいし、じゃあ俺は何で召喚されたの?
優しい水の国アスペラルダの方々に触れながら、
冒険者家業で地力を付けながら、
訪れた異世界に潜む問題に自分で飛び込んでいく。
勇者ではありません。
召喚されたのかも迷い込んだのかもわかりません。
でも、優しい異世界への恩返しになれば・・・。
知識スキルで異世界らいふ
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
他の異世界の神様のやらかしで死んだ俺は、その神様の紹介で別の異世界に転生する事になった。地球の神様からもらった知識スキルを駆使して、異世界ライフ
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
パーティーを追放されるどころか殺されかけたので、俺はあらゆる物をスキルに変える能力でやり返す
名無し
ファンタジー
パーティー内で逆境に立たされていたセクトは、固有能力取得による逆転劇を信じていたが、信頼していた仲間に裏切られた上に崖から突き落とされてしまう。近隣で活動していたパーティーのおかげで奇跡的に一命をとりとめたセクトは、かつての仲間たちへの復讐とともに、助けてくれた者たちへの恩返しを誓うのだった。
ReBirth 上位世界から下位世界へ
小林誉
ファンタジー
ある日帰宅途中にマンホールに落ちた男。気がつくと見知らぬ部屋に居て、世界間のシステムを名乗る声に死を告げられる。そして『あなたが落ちたのは下位世界に繋がる穴です』と説明された。この世に現れる天才奇才の一部は、今のあなたと同様に上位世界から落ちてきた者達だと。下位世界に転生できる機会を得た男に、どのような世界や環境を希望するのか質問される。男が出した答えとは――
※この小説の主人公は聖人君子ではありません。正義の味方のつもりもありません。勝つためならどんな手でも使い、売られた喧嘩は買う人物です。他人より仲間を最優先し、面倒な事が嫌いです。これはそんな、少しずるい男の物語。
1~4巻発売中です。
備蓄スキルで異世界転移もナンノソノ
ちかず
ファンタジー
久しぶりの早帰りの金曜日の夜(但し、矢作基準)ラッキーの連続に浮かれた矢作の行った先は。
見た事のない空き地に1人。異世界だと気づかない矢作のした事は?
異世界アニメも見た事のない矢作が、自分のスキルに気づく日はいつ来るのだろうか。スキル【備蓄】で異世界に騒動を起こすもちょっぴりズレた矢作はそれに気づかずマイペースに頑張るお話。
鈍感な主人公が降り注ぐ困難もナンノソノとクリアしながら仲間を増やして居場所を作るまで。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる