62 / 212
二章 濡れ衣の男を救え!!
第十話 面倒くさいヤツに絡まれる
しおりを挟む
「弁護士?何で?」
「控訴するんですよ、控訴。この世界の裁判も三審制でしょ?」
裁判で不服な判決を言い渡されても、2回だけやり直しのチャンスが与えられる。それが控訴と上告だ。この世界はファンタジーを抜けば、ほとんど元いた世界と同じだ。ならば、裁判も三審制のはず。自警団リーダーの顔を見るに、どうやらその読みは当たっていたらしい。
「詳しいな。あっちの世界で法律でも学んでいたのか?」
「法律を学ぼうとしてたんですよ。その前に死にましたけど」
「だが、どうやって判決を覆すんだ?真実の神の前で裁かれているんたぞ?」
「それなんですが・・・本当に真実の神の前で裁かれたんでしょうか?」
「・・・どういう事だ?」
「裁判長、裁判官が金か何かを握らされて真実の神の教徒の力をジェイクさんの裁判の時に使っていない可能性を考えているんですよ」
「な、なんだと!?」
人間は金に1番弱い。この世界の裁判官達が買収されたとは思いたくないが、可能性はゼロではない。俺はその可能性にかけている。
「というわけで、弁護士を紹介して下さいな!金は全額俺が負担するんで!」
「・・・弁護士の知り合いか~いたっけな~」
「もし、失敗したらリーダーさんは無関係、成功したらリーダーさんの手柄」
「俺の甥っ子が最近弁護士になったばかりだわ!新人で仕事が無いって言ってたから是非雇ってやってくれ!」
「リーダーさん、マジ大好きです」
自警団リーダーの瞳が札束の形に変形する。やっぱり、お金には人間は勝てないというわけだ。
★
「よいしょっと・・・看守、鍵サンキューな・・・って、うわぁ!!」
一足先に地上に上がったリーダーさんの驚く声が聞こえてきた。
「どうしたんですか?リーダーさん・・・って、誰?」
気になって急いで梯子を駆け上がると、先程まではいなかった鎧姿の男が立っていた。
「うわぁ!!とは何だ、失礼なヤツだなこの町の平和を守る王国騎士のポール様に向かって」
鎧男の正体は全く動かないで巷で有名な王国騎士団の騎士だった。実質的な自警団の上司に当たる為、リーダーさんの腰が腰の曲がった老人のように低くなる。
「いやぁ、すみません~ポール様~まさか出くわすとは思っていなかったのでつい~」
「ふんっ、どうだか。それよりも見回り担当のお前がなんでこんな所にいる?見回りはどうした!!それくらいしか能のないお前が見回りをサボってどうする?えぇ?言ってみろ?」
リーダーさんの眉間がピクピクと動いている。そうとうムカついているようだ。しかし、流石は社会人と言ったところだろうか、ニッコリ笑顔を顔にはっつけて見事な対応をしてみせる。
「いやぁ、すみません!ポール様!実はそこにいる彼がどうしても貴族殺しのジェイクと面会したいと言うものですから!血涙流しながら見回りを止め、彼を連れてきたしだいであります!!」
全然見事な対応じゃないわ。俺の方に丸投げしてきたわ。
「なんだ?この薄汚い盗賊みたいな奴は。冒険者か?」
「はい、その通りです!流石はポール様!彼は冒険者ギルドのコウスケ・イズミ!銀行強盗のジョンと、狂信者アンリの逮捕に貢献してくれたギルドのスーパールーキーでございます!!」
「へぇ~あのジョンを逮捕?やるじゃん、農民に毛が生えたようなクズが」
どうやらポール様は褒めるながら貶すのが大の得意のようだ。舐められたら殺すの精神の持ち主である蘭丸さんだったらキレていただろうが、俺にはバイトで培ってきたウザい上司との接し方スキルがある。
「いや~大変でしたよ~ジョンの逮捕の時は!選択ミスってたら死んでましたもん、ボク。あんな危険な奴らを毎日のように相手してる王国騎士団の方々の苦労が身に染みて分かりました!いつも、命をかけたご勤務ご苦労様です!!」
ぺこりと90度頭を下げる。こうする事でこういうタイプのバカは
「ほうほう。中々分かってるじゃないか!農民ごときのクセに~。まあ、でも、どんなに頑張っても僕達王国騎士には到底勝てないからあ・き・ら・め・な?それじゃあな~」
最後の最後まで人の神経を逆撫でしたポール様は愉快そうにスキップを踏みながら牢獄入り口から出ていった。そして、出ていった瞬間、近くにあった机を思い切り殴った。
「あ~最悪。今日は酒飲みまくろ」
「いつもあんな感じなんですか?」
「うん、あんな感じ。それにしても対応完璧だったぞ、コウスケ」
「ああいうのは無意味に褒めてれば良いのは知ってたので」
「知っててくれて助かる。下手したら30分説教コースだったからな、俺より弱いクセに。それじゃあ、また明日」
久しぶりに前の世界のバイトの思い出をつまみに今日はワインを楽しんだ。
★
次の日も仲間の依頼の誘いを断って、自警団の集会所へとやってきた。リーダーさんによって弁護士を紹介されるからである。
いつものように集会所に入ると、いつもはいない爽やかな青年が椅子に座って紅茶を優雅に飲んでいた。
「おう、来たかコウスケ。コイツが昨日言った俺の甥で新人弁護士のマートルだ」
マートルさんは立ち上がると、右手を差し出してきた。
「よろしくお願いします。お互いに頑張りましょう!!」
見た目通りの爽やかな人だ。もっと物静かな人が来ると思っていたから内心ちょっと驚いている。
「それじゃあ、早速ですが報酬はどうします?」
「勝訴はほぼ不可能な裁判なんで100万・・・と言いたいのですが、私もまだ新人で名前を売り出し中ですので75%オフの25万で手を打つのはいかがでしょう?」
「25万ですね。分かりました」
少し前までなら躊躇していた金額だが、前よりも報酬の高い依頼をできるようになった為、25万なら揃えるのは難しくはない。
「ただ、弁護をする前に1つ頼みたい事があるのですが・・・よろしいでしょうか?」
「何でしょうか?私には弁護しかできることはありませんが・・・」
「その弁護をする前に確かめてほしい事があるんです。真実の神の教徒の力を使ってね」
裁判に関わる職種は全員真実の神の教徒ではければならない。なら、裁判官でなくても真偽は判断できるはずだ。
「控訴するんですよ、控訴。この世界の裁判も三審制でしょ?」
裁判で不服な判決を言い渡されても、2回だけやり直しのチャンスが与えられる。それが控訴と上告だ。この世界はファンタジーを抜けば、ほとんど元いた世界と同じだ。ならば、裁判も三審制のはず。自警団リーダーの顔を見るに、どうやらその読みは当たっていたらしい。
「詳しいな。あっちの世界で法律でも学んでいたのか?」
「法律を学ぼうとしてたんですよ。その前に死にましたけど」
「だが、どうやって判決を覆すんだ?真実の神の前で裁かれているんたぞ?」
「それなんですが・・・本当に真実の神の前で裁かれたんでしょうか?」
「・・・どういう事だ?」
「裁判長、裁判官が金か何かを握らされて真実の神の教徒の力をジェイクさんの裁判の時に使っていない可能性を考えているんですよ」
「な、なんだと!?」
人間は金に1番弱い。この世界の裁判官達が買収されたとは思いたくないが、可能性はゼロではない。俺はその可能性にかけている。
「というわけで、弁護士を紹介して下さいな!金は全額俺が負担するんで!」
「・・・弁護士の知り合いか~いたっけな~」
「もし、失敗したらリーダーさんは無関係、成功したらリーダーさんの手柄」
「俺の甥っ子が最近弁護士になったばかりだわ!新人で仕事が無いって言ってたから是非雇ってやってくれ!」
「リーダーさん、マジ大好きです」
自警団リーダーの瞳が札束の形に変形する。やっぱり、お金には人間は勝てないというわけだ。
★
「よいしょっと・・・看守、鍵サンキューな・・・って、うわぁ!!」
一足先に地上に上がったリーダーさんの驚く声が聞こえてきた。
「どうしたんですか?リーダーさん・・・って、誰?」
気になって急いで梯子を駆け上がると、先程まではいなかった鎧姿の男が立っていた。
「うわぁ!!とは何だ、失礼なヤツだなこの町の平和を守る王国騎士のポール様に向かって」
鎧男の正体は全く動かないで巷で有名な王国騎士団の騎士だった。実質的な自警団の上司に当たる為、リーダーさんの腰が腰の曲がった老人のように低くなる。
「いやぁ、すみません~ポール様~まさか出くわすとは思っていなかったのでつい~」
「ふんっ、どうだか。それよりも見回り担当のお前がなんでこんな所にいる?見回りはどうした!!それくらいしか能のないお前が見回りをサボってどうする?えぇ?言ってみろ?」
リーダーさんの眉間がピクピクと動いている。そうとうムカついているようだ。しかし、流石は社会人と言ったところだろうか、ニッコリ笑顔を顔にはっつけて見事な対応をしてみせる。
「いやぁ、すみません!ポール様!実はそこにいる彼がどうしても貴族殺しのジェイクと面会したいと言うものですから!血涙流しながら見回りを止め、彼を連れてきたしだいであります!!」
全然見事な対応じゃないわ。俺の方に丸投げしてきたわ。
「なんだ?この薄汚い盗賊みたいな奴は。冒険者か?」
「はい、その通りです!流石はポール様!彼は冒険者ギルドのコウスケ・イズミ!銀行強盗のジョンと、狂信者アンリの逮捕に貢献してくれたギルドのスーパールーキーでございます!!」
「へぇ~あのジョンを逮捕?やるじゃん、農民に毛が生えたようなクズが」
どうやらポール様は褒めるながら貶すのが大の得意のようだ。舐められたら殺すの精神の持ち主である蘭丸さんだったらキレていただろうが、俺にはバイトで培ってきたウザい上司との接し方スキルがある。
「いや~大変でしたよ~ジョンの逮捕の時は!選択ミスってたら死んでましたもん、ボク。あんな危険な奴らを毎日のように相手してる王国騎士団の方々の苦労が身に染みて分かりました!いつも、命をかけたご勤務ご苦労様です!!」
ぺこりと90度頭を下げる。こうする事でこういうタイプのバカは
「ほうほう。中々分かってるじゃないか!農民ごときのクセに~。まあ、でも、どんなに頑張っても僕達王国騎士には到底勝てないからあ・き・ら・め・な?それじゃあな~」
最後の最後まで人の神経を逆撫でしたポール様は愉快そうにスキップを踏みながら牢獄入り口から出ていった。そして、出ていった瞬間、近くにあった机を思い切り殴った。
「あ~最悪。今日は酒飲みまくろ」
「いつもあんな感じなんですか?」
「うん、あんな感じ。それにしても対応完璧だったぞ、コウスケ」
「ああいうのは無意味に褒めてれば良いのは知ってたので」
「知っててくれて助かる。下手したら30分説教コースだったからな、俺より弱いクセに。それじゃあ、また明日」
久しぶりに前の世界のバイトの思い出をつまみに今日はワインを楽しんだ。
★
次の日も仲間の依頼の誘いを断って、自警団の集会所へとやってきた。リーダーさんによって弁護士を紹介されるからである。
いつものように集会所に入ると、いつもはいない爽やかな青年が椅子に座って紅茶を優雅に飲んでいた。
「おう、来たかコウスケ。コイツが昨日言った俺の甥で新人弁護士のマートルだ」
マートルさんは立ち上がると、右手を差し出してきた。
「よろしくお願いします。お互いに頑張りましょう!!」
見た目通りの爽やかな人だ。もっと物静かな人が来ると思っていたから内心ちょっと驚いている。
「それじゃあ、早速ですが報酬はどうします?」
「勝訴はほぼ不可能な裁判なんで100万・・・と言いたいのですが、私もまだ新人で名前を売り出し中ですので75%オフの25万で手を打つのはいかがでしょう?」
「25万ですね。分かりました」
少し前までなら躊躇していた金額だが、前よりも報酬の高い依頼をできるようになった為、25万なら揃えるのは難しくはない。
「ただ、弁護をする前に1つ頼みたい事があるのですが・・・よろしいでしょうか?」
「何でしょうか?私には弁護しかできることはありませんが・・・」
「その弁護をする前に確かめてほしい事があるんです。真実の神の教徒の力を使ってね」
裁判に関わる職種は全員真実の神の教徒ではければならない。なら、裁判官でなくても真偽は判断できるはずだ。
24
あなたにおすすめの小説
目つきが悪いと仲間に捨てられてから、魔眼で全てを射貫くまで。
桐山じゃろ
ファンタジー
高校二年生の横伏藤太はある日突然、あまり接点のないクラスメイトと一緒に元いた世界からファンタジーな世界へ召喚された。初めのうちは同じ災難にあった者同士仲良くしていたが、横伏だけが強くならない。召喚した連中から「勇者の再来」と言われている不東に「目つきが怖い上に弱すぎる」という理由で、森で魔物にやられた後、そのまま捨てられた。……こんなところで死んでたまるか! 奮起と同時に意味不明理解不能だったスキル[魔眼]が覚醒し無双モードへ突入。その後は別の国で召喚されていた同じ学校の女の子たちに囲まれて一緒に暮らすことに。一方、捨てた連中はなんだか勝手に酷い目に遭っているようです。※小説家になろう、カクヨムにも同じものを掲載しています。
【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~
ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。
王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。
15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。
国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。
これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。
特に呼ばれた記憶は無いが、異世界に来てサーセン。
黄玉八重
ファンタジー
水無月宗八は意識を取り戻した。
そこは誰もいない大きい部屋で、どうやら異世界召喚に遭ったようだ。
しかし姫様が「ようこそ!」って出迎えてくれないわ、不審者扱いされるわ、勇者は1ヶ月前に旅立ってらしいし、じゃあ俺は何で召喚されたの?
優しい水の国アスペラルダの方々に触れながら、
冒険者家業で地力を付けながら、
訪れた異世界に潜む問題に自分で飛び込んでいく。
勇者ではありません。
召喚されたのかも迷い込んだのかもわかりません。
でも、優しい異世界への恩返しになれば・・・。
知識スキルで異世界らいふ
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
他の異世界の神様のやらかしで死んだ俺は、その神様の紹介で別の異世界に転生する事になった。地球の神様からもらった知識スキルを駆使して、異世界ライフ
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
パーティーを追放されるどころか殺されかけたので、俺はあらゆる物をスキルに変える能力でやり返す
名無し
ファンタジー
パーティー内で逆境に立たされていたセクトは、固有能力取得による逆転劇を信じていたが、信頼していた仲間に裏切られた上に崖から突き落とされてしまう。近隣で活動していたパーティーのおかげで奇跡的に一命をとりとめたセクトは、かつての仲間たちへの復讐とともに、助けてくれた者たちへの恩返しを誓うのだった。
ReBirth 上位世界から下位世界へ
小林誉
ファンタジー
ある日帰宅途中にマンホールに落ちた男。気がつくと見知らぬ部屋に居て、世界間のシステムを名乗る声に死を告げられる。そして『あなたが落ちたのは下位世界に繋がる穴です』と説明された。この世に現れる天才奇才の一部は、今のあなたと同様に上位世界から落ちてきた者達だと。下位世界に転生できる機会を得た男に、どのような世界や環境を希望するのか質問される。男が出した答えとは――
※この小説の主人公は聖人君子ではありません。正義の味方のつもりもありません。勝つためならどんな手でも使い、売られた喧嘩は買う人物です。他人より仲間を最優先し、面倒な事が嫌いです。これはそんな、少しずるい男の物語。
1~4巻発売中です。
備蓄スキルで異世界転移もナンノソノ
ちかず
ファンタジー
久しぶりの早帰りの金曜日の夜(但し、矢作基準)ラッキーの連続に浮かれた矢作の行った先は。
見た事のない空き地に1人。異世界だと気づかない矢作のした事は?
異世界アニメも見た事のない矢作が、自分のスキルに気づく日はいつ来るのだろうか。スキル【備蓄】で異世界に騒動を起こすもちょっぴりズレた矢作はそれに気づかずマイペースに頑張るお話。
鈍感な主人公が降り注ぐ困難もナンノソノとクリアしながら仲間を増やして居場所を作るまで。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる