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マルクル兄様が戻られた後、熱が再び上がり私はボンヤリとした意識の中で、仕事の山を眺めていました。
私はあれほどの迷惑をかけているのですね……。
そう思えば自分に呆れ溜息が出てしまうのです。 直ぐにでも仕事に取り掛かりたいと言う思いと……思った通りに動けない身体……私は……頭を過る疑念に首を振るいます。
きっと熱のせいだわ。
マルクル兄様との会話に疲れるだなんて、あってはならない事ですもの。
疑念……。
私は顔を横に振る。
「レーネ様、失礼いたします」
「ぇ、あ、ごめんなさい」
「レーネ様。 レーネ様は何も謝る必要などありません。 ただ、早く元気になってくださればよいのです」
熱が上がり過ぎないよう冷えたタオルが額、首、腋、足の付け根に添えられそっと布団がかけられました。 何時もは厳しい筆頭侍女のマイラですが、久しぶりに体調を崩したせいか妙に優しくて……そう……優しすぎて……マルクル兄様の言葉が脳裏をぐるぐるとめぐるのです。
『どれほど優しくされても、甘い言葉をかけられても、貴方のような人間は、未熟で迷惑な子供だとしか思われていないのです』
「何か欲しいものはございますか?」
「お仕事を……」
「今、仕事をされては治るのが遅れるばかりですよ。 迷惑をかけたくないとお思いになっていられるのでしたら、今はユックリ休んでシッカリと風邪を治す事ですよ」
優しい声……だけど、私の中では迷惑と言う言葉だけが繰り返し響くのです。
「マイラ様!! 少し、よろしいですか……」
神妙な顔つきのノーラ。
「ノーラどうしたの……」
私が聞けばノーラは小さく笑みを向けます。
「新入りが少しミスをしたので、マイラ様に相談したくて。 体調を崩されて不安に思っていらっしゃるところすみませんが、マイラ様をお借りしますね」
「えぇ」
ノーラが小さな子に言い含めるように言っている横で、マイラはバラバラにされたウサギのヌイグルミを拾っていた。
あぁ……。
その惨めな様子が私のようで悲しくなる。
「マイラ、マイラ……お願い、ウサギさんを連れて行かないで……」
「ウサギさんは少しばかり怪我をしたので病院で見てもらうだけです。 直ぐに良くなってレーネ様の元に戻ってきますから。 レーネ様も負けずに元気になってください」
「代わりの者がシバラク付き添いますが、何か飲みたいものや食べたいものはございますか?」
「……あの……ヒルデミット侯爵が持って来てくださった果物を頂けますか?」
「はい……ぁ……どうやら、珍しい痛みが早かったようですね。 誰かが始末してしまったのでしょう」
置かれていたテーブルを見れば、そこには山積みの書類で、ボンヤリとする頭で私は思い出す。
「そういえば……先ほど、マルクル兄様がテーブルの上がごちゃごちゃとしていて汚いと、付き添いの者に片付けさせておりました。 きっと……その時に一緒に片付けてしまったのかもしれません」
マイラ―とノーラが視線を交わした。
「殿下はお忙しい方ですので、何処にしまったかお伺いするのに時間がかかるでしょう。 変わりの果物をお持ちいたしますので、食べて頂けますか」
「はい……よろしくお願いします」
「では、シバラクの間、この場を失礼させて頂きます」
頭を下げ私の側からいなくなる二人。
「あの」
「どうかなさいましたか?」
「早く、帰って来て下さいね……」
僅かな間があった。
私はそんな些細な時間も不安で……。
だけど二人は、同時に微笑みを向けてくれて
「直ぐに戻りますから安心なさってくださいませ」
私は安心して眠る事が出来たのです。
「マイラ様、マルクル殿下が書類をお持ちになった際、お見舞いの品を持ち帰ってしまったのですがいかがいたしましょう? 殿下の宮の者に相談しレーネ様が食べたいとおっしゃった果物だけでも返してもらってきましょうか?」
「皆さんがお見舞いの品としてお持ちになったのは、身体に良いとても貴重なものばかりです。 殿下を無視してレーネ様ばかりが贈物を頂いていると気分が良く無かったのでしょう。 刺激を避けた方が良いかもしれません。 事を荒立てぬよう、侯爵から入手経路を伺ってみる事にしましょう」
「そうですね……。 昔からあの方は嫉妬深くて、幼いレーネ様相手にも容赦のない方でしたから。 きっと池に落ちたのだってあの方が何か下に違いありません!!」
「そのような事を無暗に言葉にするものではありませんよ」
マイラが厳しい様子でノーラに言えば、少しだけシュンと落ち込んだ様子を見せノーラは言う。
「申し訳ございませんでした。 以後気を付けます」
そして2人はまだ年若く未熟な主のために動くのだった。
山のような書類を見てフェルザー・バルテンは顔を顰めた。
謹慎処分は解けたと言うのに老齢した騎士団長からの呼び出し、そして……長々と付き合わされるボードゲームと別れ際にクドイほど繰り返された謝罪の言葉。
「なるほど……今後は、向こうから来ていただくか、代理の者を遣わせた方がいいようだ……いや、いっそ現団長はお年だ……王宮騎士団長を改めさせた方が良いかもしれないな……」
マルクルの願いを断りきれず足止めされていた事を知れば苛立ち、そしてフェルザーは公爵家の者としての顔を覗かせるのだった。
「バルテン様、お茶をお持ちしました」
護衛騎士ではあるがその地位の高さに戸惑う者が多いが、フェルザーは護衛任務中だからと拒否する事もなくお茶を受け取り、レーネが眠る寝台側のサイドテーブルにお茶を置いた。
荒い息、赤い顔、汗が酷い。
「席を外すから、汗を拭ってやってはくれないか?」
「はい、わかりました」
側に付き添うなら自ら気づいて欲しい物だと思いながらも、フェルザーは部屋を出た。
そして30分。
「身体を拭い、着替えが済みました」
「あぁ、ありがとう」
足を踏み入れれば……書類の前に座るレーネの姿。
「一体何をしているんですか!!」
「仕事をため込み過ぎては、他の方々に迷惑をかけてしまいます」
「……病人はそんな心配をしなくていい。 必要があれば俺が手伝いますから」
「フェルザーが?」
「これでも次期公爵候補ですよ。 頼って下さい」
「そう、そっか……」
グランと倒れそうになるレーネを受け止め、フェルザーは溜息と共にレーネをベッドへと戻しそして戻ってきたマイラとノーラに、今、側にいる侍女を二度とレーネの側付きとして使うな!! と指摘し……彼自身は、部下を引きつれ、テーブルの上に一度は山積みにされた書類をマルクルの元に返しに言った。
本来なら、ソレはマルクルの仕事であり、マルクルが隣国へ留学していた間、レーネが未来の王妃としての予行練習をしたいと、国王陛下に願い仕事を請け負っていたに過ぎないのだから……当然の対応と言えるだろう。
私はあれほどの迷惑をかけているのですね……。
そう思えば自分に呆れ溜息が出てしまうのです。 直ぐにでも仕事に取り掛かりたいと言う思いと……思った通りに動けない身体……私は……頭を過る疑念に首を振るいます。
きっと熱のせいだわ。
マルクル兄様との会話に疲れるだなんて、あってはならない事ですもの。
疑念……。
私は顔を横に振る。
「レーネ様、失礼いたします」
「ぇ、あ、ごめんなさい」
「レーネ様。 レーネ様は何も謝る必要などありません。 ただ、早く元気になってくださればよいのです」
熱が上がり過ぎないよう冷えたタオルが額、首、腋、足の付け根に添えられそっと布団がかけられました。 何時もは厳しい筆頭侍女のマイラですが、久しぶりに体調を崩したせいか妙に優しくて……そう……優しすぎて……マルクル兄様の言葉が脳裏をぐるぐるとめぐるのです。
『どれほど優しくされても、甘い言葉をかけられても、貴方のような人間は、未熟で迷惑な子供だとしか思われていないのです』
「何か欲しいものはございますか?」
「お仕事を……」
「今、仕事をされては治るのが遅れるばかりですよ。 迷惑をかけたくないとお思いになっていられるのでしたら、今はユックリ休んでシッカリと風邪を治す事ですよ」
優しい声……だけど、私の中では迷惑と言う言葉だけが繰り返し響くのです。
「マイラ様!! 少し、よろしいですか……」
神妙な顔つきのノーラ。
「ノーラどうしたの……」
私が聞けばノーラは小さく笑みを向けます。
「新入りが少しミスをしたので、マイラ様に相談したくて。 体調を崩されて不安に思っていらっしゃるところすみませんが、マイラ様をお借りしますね」
「えぇ」
ノーラが小さな子に言い含めるように言っている横で、マイラはバラバラにされたウサギのヌイグルミを拾っていた。
あぁ……。
その惨めな様子が私のようで悲しくなる。
「マイラ、マイラ……お願い、ウサギさんを連れて行かないで……」
「ウサギさんは少しばかり怪我をしたので病院で見てもらうだけです。 直ぐに良くなってレーネ様の元に戻ってきますから。 レーネ様も負けずに元気になってください」
「代わりの者がシバラク付き添いますが、何か飲みたいものや食べたいものはございますか?」
「……あの……ヒルデミット侯爵が持って来てくださった果物を頂けますか?」
「はい……ぁ……どうやら、珍しい痛みが早かったようですね。 誰かが始末してしまったのでしょう」
置かれていたテーブルを見れば、そこには山積みの書類で、ボンヤリとする頭で私は思い出す。
「そういえば……先ほど、マルクル兄様がテーブルの上がごちゃごちゃとしていて汚いと、付き添いの者に片付けさせておりました。 きっと……その時に一緒に片付けてしまったのかもしれません」
マイラ―とノーラが視線を交わした。
「殿下はお忙しい方ですので、何処にしまったかお伺いするのに時間がかかるでしょう。 変わりの果物をお持ちいたしますので、食べて頂けますか」
「はい……よろしくお願いします」
「では、シバラクの間、この場を失礼させて頂きます」
頭を下げ私の側からいなくなる二人。
「あの」
「どうかなさいましたか?」
「早く、帰って来て下さいね……」
僅かな間があった。
私はそんな些細な時間も不安で……。
だけど二人は、同時に微笑みを向けてくれて
「直ぐに戻りますから安心なさってくださいませ」
私は安心して眠る事が出来たのです。
「マイラ様、マルクル殿下が書類をお持ちになった際、お見舞いの品を持ち帰ってしまったのですがいかがいたしましょう? 殿下の宮の者に相談しレーネ様が食べたいとおっしゃった果物だけでも返してもらってきましょうか?」
「皆さんがお見舞いの品としてお持ちになったのは、身体に良いとても貴重なものばかりです。 殿下を無視してレーネ様ばかりが贈物を頂いていると気分が良く無かったのでしょう。 刺激を避けた方が良いかもしれません。 事を荒立てぬよう、侯爵から入手経路を伺ってみる事にしましょう」
「そうですね……。 昔からあの方は嫉妬深くて、幼いレーネ様相手にも容赦のない方でしたから。 きっと池に落ちたのだってあの方が何か下に違いありません!!」
「そのような事を無暗に言葉にするものではありませんよ」
マイラが厳しい様子でノーラに言えば、少しだけシュンと落ち込んだ様子を見せノーラは言う。
「申し訳ございませんでした。 以後気を付けます」
そして2人はまだ年若く未熟な主のために動くのだった。
山のような書類を見てフェルザー・バルテンは顔を顰めた。
謹慎処分は解けたと言うのに老齢した騎士団長からの呼び出し、そして……長々と付き合わされるボードゲームと別れ際にクドイほど繰り返された謝罪の言葉。
「なるほど……今後は、向こうから来ていただくか、代理の者を遣わせた方がいいようだ……いや、いっそ現団長はお年だ……王宮騎士団長を改めさせた方が良いかもしれないな……」
マルクルの願いを断りきれず足止めされていた事を知れば苛立ち、そしてフェルザーは公爵家の者としての顔を覗かせるのだった。
「バルテン様、お茶をお持ちしました」
護衛騎士ではあるがその地位の高さに戸惑う者が多いが、フェルザーは護衛任務中だからと拒否する事もなくお茶を受け取り、レーネが眠る寝台側のサイドテーブルにお茶を置いた。
荒い息、赤い顔、汗が酷い。
「席を外すから、汗を拭ってやってはくれないか?」
「はい、わかりました」
側に付き添うなら自ら気づいて欲しい物だと思いながらも、フェルザーは部屋を出た。
そして30分。
「身体を拭い、着替えが済みました」
「あぁ、ありがとう」
足を踏み入れれば……書類の前に座るレーネの姿。
「一体何をしているんですか!!」
「仕事をため込み過ぎては、他の方々に迷惑をかけてしまいます」
「……病人はそんな心配をしなくていい。 必要があれば俺が手伝いますから」
「フェルザーが?」
「これでも次期公爵候補ですよ。 頼って下さい」
「そう、そっか……」
グランと倒れそうになるレーネを受け止め、フェルザーは溜息と共にレーネをベッドへと戻しそして戻ってきたマイラとノーラに、今、側にいる侍女を二度とレーネの側付きとして使うな!! と指摘し……彼自身は、部下を引きつれ、テーブルの上に一度は山積みにされた書類をマルクルの元に返しに言った。
本来なら、ソレはマルクルの仕事であり、マルクルが隣国へ留学していた間、レーネが未来の王妃としての予行練習をしたいと、国王陛下に願い仕事を請け負っていたに過ぎないのだから……当然の対応と言えるだろう。
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