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第3話[輪廻の間]
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ライヤ様は突然、手を掲げると優しい光りで全員を包む様に降り注いだ。
ん!?何故だろう?子供の頃に優しい母に包まれる様な、何とも言えない感覚は?
「これで全員、話を聞けますね。」
あぁ魔法か何かの力を使って、俺の質問に対する答えを全員が聞ける様にしたのか。
「先ず、貴方たちは元の世界へは戻れません。何故なら世界の9割の人間は生きてはいないのと残りの1割の人間程、心が強くないからです。ここまではいいですね?」
俺達は愕然としながら続きを聞くために頷いた。
「では、どうして死んだのか、そして死んだ理由を教えます。」
「貴方たちの世界は環境を自ら破壊し、改善しようともしなかった為にあと少しで、他の幾つもの世界を巻き込んだ上に滅んでいた、それを防ぐ為に試練を与え、罰を降したのです。」
「しかし、貴方たちはまだ、魂を救うに値いする者たちであったので、此方に連れてきました。」
殆どの人が事が事だけに押し黙ってしまったが西園寺さんだけが声を荒らげて叫んでいた。
「ほぼ90億もの人間を貴女の一存だけで滅ぼしたと言うのかぁー!!!」
しかしライヤ様は歯牙にもかけない様子で淡々と答えた。
「いいえ、私だけでは御座いませんし、90億というのは、間違いです。」
「試練をもって輪廻転生をすることが適うのは約2割いましたので、70億人ですね。」
「だがそれでも其れだけの人間が死ぬ必要があったのか!!!」
「いいえ、死ぬのではなく消滅ですね。」
その言葉を聞いた西園寺さんは、絶句しその後、言葉を話すことは無くなった。
「では、ここが何処か、という質問に答えましょう。」
「ここは輪廻の間、転生が叶う者のみが訪れる事の許された場所です。」
なるほど・・・ならば俺達は、コレから何をすればいいんだ?
本とかで読んだことを参考にするなら使徒とかか?
と考えているとライヤ様は俺が思っていた事が分かったかのように答えを示した。
「貴方たちには、ただ転生し、自由に私の世界で生きてもらえれば結構です。但し、世界を破滅させるような行為などは、なるべく行わないことをお勧めします。」
「もう幾つか質問させてもらってもよろしいでしょうか?」
「はい、何でしょう?」
「これから向かう世界はどんな世界で、私たちはその世界でお役に立つことは出来るのでしょうか?」
ライヤ様は、頬杖をつくような仕草をしながら考え、答えた。
「貴方たちの世界に異世界ものの物語りがある様なので簡単に説明しますね。」
「私の世界は様々な種族がおり、貴方たちの世界の様に商い等で生計を立てる者の他にダンジョンや魔物がいて、魔法や剣などで生計を立てる者がいる世界です。」
「そんな世界ですから貴方たちが直ぐに死んでしまわないように私から加護とスキルを差し上げます。」
「後、そうですねぇ私の世界は貴方たちの世界の様に高度な文明では無いので、殆どの人は日々の生活を生きるだけで、楽しく日がな1日を過ごす事が、出来ていないのが、不憫なので、そこを改善・発展させて頂ければそれで良いですよ。」
「そこはライヤ様の御力で改善したりは、出来ないのですか?」
「それは・・・遠い昔、過保護になり過ぎて逆に滅びてしまった世界があったので、そうならない様に出来るだけ我々神は干渉しないようにしていますので、出来ません。」
「なるほど・・・では、その為の加護とスキルということですか?」
「そうですね。
全ての記憶を残す事は出来ませんが、加護にて、多少の前世の記憶を残せるように致します。
後、スキルですが、ランダムで3つのスキルを取れる様に致しますが・・・わかり易く言うならば“ガチャ”ですね。」
ガチャ!?・・・ゲームじゃあるまいし・・・。
「通常の転生であれば、加護もなく、スキルも1つなんですよ。ただスキルの中には努力で手に入るものもありますよ。」
「今回は、通常ではないと?」
「そうですね。今回は試練を乗り越えてますので。」
ライヤ様は祈る様な姿勢になると上空から穏やかな光が俺達の身体に吸い込まれる様に降り注いだ。
更にライヤ様が、手を叩くと目の前に3つの球と1枚の札が現れた。
「今、加護を与えました。そして目の前にあるのが、スキルの種です。そして、目の前の札が転生門を通る順番になりますね。」
「では、此方に進んで下さいね。」
ライヤ様が指した方向には、荘厳な門が存在したので、列を成して進んでいく。
不満に思う気持ちもあるだろうにこの辺は、国民性なんだろうなぁ
俺は進みながら色々、考える中で出来るかどうかは分からないが、ライヤ様に心の中で声を掛けてみることにした。
『ライヤ様、ライヤ様、もし聞こえていらっしゃるなら声に出さずに御答えする事は出来ますか?』
『何ですか?』
おぉ聞こえたと思いながら周りに気付かれないように質問を投げかけた。
『スキルの種って子供達に渡す事は出来ますか?』
『前世での魂の繋がりがあるので、譲渡する事は出来ますが宜しいのですか?貴方のスキルが無くなってしまったら生きていくのが大変になってしまいますよ?』
『良いんです。それで子供達が少しでも楽に生きられるなら。』
『ですが、転生してしまったら親子という関係ではありませんよ?・・・それにスキルが多いからといって幸せになるとは限りませんよ?』
『それでも良いんです。子供達が少しでも苦労する事が減る可能性が有るのであれば。』
『分かりました。決意は固そうですね。・・・では、・・・』
ライヤ様が行動を起こそうした為、慌てて止めようと心の中で叫んだ。
『ん?どうされました?・・・やはり止めるのですか?』
『いいえ違います。・・・周りに知られない様にして頂きたいと思いまして・・・出来ないでしょうか?』
『あぁその為に周りに聞こえないようにしていたんですね。うっかりしていました。』
ライヤ様はそう言うとコソッと周りに見えないように此方にウインクを投げかけると自分の手の中にあった種が忽然と消えた。
『はい、彼らそれぞれに1つずつ誰にも気付かれないように譲渡しておきましたよ。』
『但し、周りに持ってないと分からないように最後の札は貴方の1番小さいお子さんが持っていますので貴方は最後に転生する様に順番を変えて下さい。』
『分かりました。
希望を叶えて頂き、ありがとうございます。』
俺は周りに気付かれないように軽く会釈をし、子供達に声をかけた。
「真司(しんじ)、香苗(かなえ)、恵美(めぐみ)ちょっといいか?」
「「「なに?とうちゃん?」」」
「お前達の何番だったんだ?」
「私は80番」
「めぐみはねぇ~79番!お姉ちゃんの前だよ!」
「・・・僕は・・・100番・・・グズッ・・・最後はヤダよぅ・・・怖いよぅ・・・グズッ」
俺は慰める様に頭を撫でながら
「ほら、泣かなくても大丈夫だ。
父ちゃんのと変えてやるから」
「グズッ・・・ほんと?・・・何番?」
「78番、姉ちゃんの前だな」
「やったぁ!姉ちゃんと一緒だぁ」
「えぇー!とおちゃんと一緒じゃないのぅ~。まぁ真司が泣いちゃうから仕方ないかぁ~」
「僕泣いてないもん!」
「え~泣いてたじゃん。じゃあ最後でもいいの?」
「・・・ヤダ。」
「はいはい、ケンカしない。それ以上言うと怒るよ?」
「ごめんって怒らないで~かな姉ぇ」
子供達の言い合いをもうすぐ見られなくなるのかぁと思い、微笑ましい気持ちと寂しい気持ちを持って見ているとライヤ様が手を叩いたので其方を見る。
「では、1番の方から順番に通っていってくださいね。」
1人また1人と転生門へ進んで行く中、ある者は泣き別れ、ある者は喜び勇んで、またある者は仲間や家族と抱き合った後、この場から居なくなっていき、遂に俺達の子供の番になった。
ん!?何故だろう?子供の頃に優しい母に包まれる様な、何とも言えない感覚は?
「これで全員、話を聞けますね。」
あぁ魔法か何かの力を使って、俺の質問に対する答えを全員が聞ける様にしたのか。
「先ず、貴方たちは元の世界へは戻れません。何故なら世界の9割の人間は生きてはいないのと残りの1割の人間程、心が強くないからです。ここまではいいですね?」
俺達は愕然としながら続きを聞くために頷いた。
「では、どうして死んだのか、そして死んだ理由を教えます。」
「貴方たちの世界は環境を自ら破壊し、改善しようともしなかった為にあと少しで、他の幾つもの世界を巻き込んだ上に滅んでいた、それを防ぐ為に試練を与え、罰を降したのです。」
「しかし、貴方たちはまだ、魂を救うに値いする者たちであったので、此方に連れてきました。」
殆どの人が事が事だけに押し黙ってしまったが西園寺さんだけが声を荒らげて叫んでいた。
「ほぼ90億もの人間を貴女の一存だけで滅ぼしたと言うのかぁー!!!」
しかしライヤ様は歯牙にもかけない様子で淡々と答えた。
「いいえ、私だけでは御座いませんし、90億というのは、間違いです。」
「試練をもって輪廻転生をすることが適うのは約2割いましたので、70億人ですね。」
「だがそれでも其れだけの人間が死ぬ必要があったのか!!!」
「いいえ、死ぬのではなく消滅ですね。」
その言葉を聞いた西園寺さんは、絶句しその後、言葉を話すことは無くなった。
「では、ここが何処か、という質問に答えましょう。」
「ここは輪廻の間、転生が叶う者のみが訪れる事の許された場所です。」
なるほど・・・ならば俺達は、コレから何をすればいいんだ?
本とかで読んだことを参考にするなら使徒とかか?
と考えているとライヤ様は俺が思っていた事が分かったかのように答えを示した。
「貴方たちには、ただ転生し、自由に私の世界で生きてもらえれば結構です。但し、世界を破滅させるような行為などは、なるべく行わないことをお勧めします。」
「もう幾つか質問させてもらってもよろしいでしょうか?」
「はい、何でしょう?」
「これから向かう世界はどんな世界で、私たちはその世界でお役に立つことは出来るのでしょうか?」
ライヤ様は、頬杖をつくような仕草をしながら考え、答えた。
「貴方たちの世界に異世界ものの物語りがある様なので簡単に説明しますね。」
「私の世界は様々な種族がおり、貴方たちの世界の様に商い等で生計を立てる者の他にダンジョンや魔物がいて、魔法や剣などで生計を立てる者がいる世界です。」
「そんな世界ですから貴方たちが直ぐに死んでしまわないように私から加護とスキルを差し上げます。」
「後、そうですねぇ私の世界は貴方たちの世界の様に高度な文明では無いので、殆どの人は日々の生活を生きるだけで、楽しく日がな1日を過ごす事が、出来ていないのが、不憫なので、そこを改善・発展させて頂ければそれで良いですよ。」
「そこはライヤ様の御力で改善したりは、出来ないのですか?」
「それは・・・遠い昔、過保護になり過ぎて逆に滅びてしまった世界があったので、そうならない様に出来るだけ我々神は干渉しないようにしていますので、出来ません。」
「なるほど・・・では、その為の加護とスキルということですか?」
「そうですね。
全ての記憶を残す事は出来ませんが、加護にて、多少の前世の記憶を残せるように致します。
後、スキルですが、ランダムで3つのスキルを取れる様に致しますが・・・わかり易く言うならば“ガチャ”ですね。」
ガチャ!?・・・ゲームじゃあるまいし・・・。
「通常の転生であれば、加護もなく、スキルも1つなんですよ。ただスキルの中には努力で手に入るものもありますよ。」
「今回は、通常ではないと?」
「そうですね。今回は試練を乗り越えてますので。」
ライヤ様は祈る様な姿勢になると上空から穏やかな光が俺達の身体に吸い込まれる様に降り注いだ。
更にライヤ様が、手を叩くと目の前に3つの球と1枚の札が現れた。
「今、加護を与えました。そして目の前にあるのが、スキルの種です。そして、目の前の札が転生門を通る順番になりますね。」
「では、此方に進んで下さいね。」
ライヤ様が指した方向には、荘厳な門が存在したので、列を成して進んでいく。
不満に思う気持ちもあるだろうにこの辺は、国民性なんだろうなぁ
俺は進みながら色々、考える中で出来るかどうかは分からないが、ライヤ様に心の中で声を掛けてみることにした。
『ライヤ様、ライヤ様、もし聞こえていらっしゃるなら声に出さずに御答えする事は出来ますか?』
『何ですか?』
おぉ聞こえたと思いながら周りに気付かれないように質問を投げかけた。
『スキルの種って子供達に渡す事は出来ますか?』
『前世での魂の繋がりがあるので、譲渡する事は出来ますが宜しいのですか?貴方のスキルが無くなってしまったら生きていくのが大変になってしまいますよ?』
『良いんです。それで子供達が少しでも楽に生きられるなら。』
『ですが、転生してしまったら親子という関係ではありませんよ?・・・それにスキルが多いからといって幸せになるとは限りませんよ?』
『それでも良いんです。子供達が少しでも苦労する事が減る可能性が有るのであれば。』
『分かりました。決意は固そうですね。・・・では、・・・』
ライヤ様が行動を起こそうした為、慌てて止めようと心の中で叫んだ。
『ん?どうされました?・・・やはり止めるのですか?』
『いいえ違います。・・・周りに知られない様にして頂きたいと思いまして・・・出来ないでしょうか?』
『あぁその為に周りに聞こえないようにしていたんですね。うっかりしていました。』
ライヤ様はそう言うとコソッと周りに見えないように此方にウインクを投げかけると自分の手の中にあった種が忽然と消えた。
『はい、彼らそれぞれに1つずつ誰にも気付かれないように譲渡しておきましたよ。』
『但し、周りに持ってないと分からないように最後の札は貴方の1番小さいお子さんが持っていますので貴方は最後に転生する様に順番を変えて下さい。』
『分かりました。
希望を叶えて頂き、ありがとうございます。』
俺は周りに気付かれないように軽く会釈をし、子供達に声をかけた。
「真司(しんじ)、香苗(かなえ)、恵美(めぐみ)ちょっといいか?」
「「「なに?とうちゃん?」」」
「お前達の何番だったんだ?」
「私は80番」
「めぐみはねぇ~79番!お姉ちゃんの前だよ!」
「・・・僕は・・・100番・・・グズッ・・・最後はヤダよぅ・・・怖いよぅ・・・グズッ」
俺は慰める様に頭を撫でながら
「ほら、泣かなくても大丈夫だ。
父ちゃんのと変えてやるから」
「グズッ・・・ほんと?・・・何番?」
「78番、姉ちゃんの前だな」
「やったぁ!姉ちゃんと一緒だぁ」
「えぇー!とおちゃんと一緒じゃないのぅ~。まぁ真司が泣いちゃうから仕方ないかぁ~」
「僕泣いてないもん!」
「え~泣いてたじゃん。じゃあ最後でもいいの?」
「・・・ヤダ。」
「はいはい、ケンカしない。それ以上言うと怒るよ?」
「ごめんって怒らないで~かな姉ぇ」
子供達の言い合いをもうすぐ見られなくなるのかぁと思い、微笑ましい気持ちと寂しい気持ちを持って見ているとライヤ様が手を叩いたので其方を見る。
「では、1番の方から順番に通っていってくださいね。」
1人また1人と転生門へ進んで行く中、ある者は泣き別れ、ある者は喜び勇んで、またある者は仲間や家族と抱き合った後、この場から居なくなっていき、遂に俺達の子供の番になった。
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