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第23話 [教皇!?]
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話をするのに立ったままではとハロルドさんに勧められたので一旦席に着いた。
「まぁ実際は丁度王都に諸用があって滞在しているおり、商売の神メルリス様と武神アレス様の2柱様からの神託が有りまして、このベンロンドに使徒であるシュウト様が居るから教会にお連れする様にとの事でしたので急いで此方に来たのです。」
「ベンロンド?」
そう疑問を口にしながらハロルドさんを見ると応えてくれた。
「あぁ色々有って言うのを忘れておりました。シュウト様、この都市の名がベンロンドなのです。」
あぁそういう事かぁってか忙しそうな人に何してんのよ。あの2柱は。
「シュウト様、神は見ておられます、神に対して失礼な事は思ってはいけませんよ。」
とガシュウさんに諌められた。
《ピコン♪》と鳴ったのでステータスを開き、ライヤ様からの神託を見てみると
『あの子達には私から言っといてあげる。』
と来ていたので、よろしく。でもそんなにキツく言わないであげてね。と心の中で言った。
《ピコン♪》
『シュウトがそう言うなら一寸だけにしておくわ。』
ライヤ様、ありがとう。
俺がライヤ様とやり取りしているとガシュウさんが声を掛けてきた。
「シュウト様、どうされました?」
「あぁすいません。一寸ライヤ様とやり取りしてました。」
そう言うとガシュウさんが立ち上がり跪いた。
「申し訳ありません。」
え!?どうしたの?
「あっ!もしかして邪魔をしたと思ったなら大丈夫ですよ。丁度、終わったんで。というかそういうのは他では止めて下さいね。」
俺がそう言うとガシュウさんはそそくさと席に着いた。
でもやっぱり教会関係者には神様は絶対なんだろうなぁ
と思っているとハロルドさんから声を掛けられた。
「シュウト様、教会関係者で無くとも神は絶対的な存在ですよ。」
あぁまぁこれだけ神様との距離が近ければそうなるか。
「しかし使徒様ともなると頻繁に神託を受けるのですか?」
「ん・・・どうなんでしょう・・・そこまで頻繁にあるわけではないと思いますよ。」
「今はさっき会ったばかりってのが大きいんじゃないですかねぇ」
「!!!会った!!!流石、使徒様!お会いになれるのですね!」
そう言いながらガシュウさんは興奮をしていた。
俺が、ん?となっていると隣からハロルドさんが声を掛けてきた。
「シュウト様、神託を授かる方でも普通は直接会うような事はないと思われます。」
「え?じゃあどうやって受けるんですか?」
「急に何処かに文字が浮かび上がったり、夢で授かったりですかね。ただ夢であっても姿が見えるわけではないと言われております。そうですよねガシュウ様。」
先程まで恍惚な表情をしていたガシュウさんがハロルドさんに質問されるとキリッとした表情に戻り、応えていた。
「その通りです。聖職者の私も同じですからね。」
ふ~ん。そうなんだぁと思っているとガシュウさんから質問された。
「ところでシュウト様、シュウト様から見て此方の神像は合っていますでしょうか?」
「う~ん。そうですねぇ会った事の無い方の方が多いので答えられない方もいますが、会った3柱の方々は大体、合っていると思いますし、ライヤ様に至ってはその美しさも可愛いさも慈しみのある表情も全て兼ね備えている感じがとてもよく出来ていますね。」
「おぉそうでしたか!それは嬉しい限りです。」
《ピコン♪》
『そ、そんなに褒めても・・・な、何も出ないからね。・・・後、教会の人達にいつも綺麗にしてくれてありがとうって言っておいて。』
《ピコン♪》《セカイシンノチョウアイチノ
ジョウショウニトモナイ、スキルコウウンヲカクトクシマシタ。》
出るじゃん♪と思い「ふふ」って笑っているとガシュウさんが「どうされました?」と聞かれたので答えた。
「ライヤ様は今も見てるみたいで、神託が来ました。」
「おぉそれで何と!・・・あ!失礼しました私如きが聞くわけにはいけませんね。お忘れ下さい。」
ガシュウさんは興奮して聞こうとしたが、自分に関係ないことは聞いてはいけないと思い、謝ってきたが今回の神託には関係があるので伝えることにした。
「いえいえ、大丈夫と言うか今回は教会の皆さんに関係することなので・・・!」
自分達の事と知ったガシュウさんは立ち上がり鬼気迫る勢いで近づいてきたのでビックリして話を詰まらせてしまった。
「ガシュウ様、そんな状態ではシュウト様も話すに話せなくなりますよ。」
この状況を見かねたハロルドさんはガシュウさんを落ち着かせる様に語りかけ、語りかけられたガシュウさんは咳払いをして席に座り直し「申し訳ありません。」と言ってきた。
「だ、大丈夫ですよ。えっとですねぇ自分が受けた神託は、教会の人達にライヤ様が『いつも綺麗にしてくれてありがとう』って言うのを伝えて欲しいとのことです。」
それを聞いたガシュウさんは涙を流し、神の像に向かい跪いて、祈りを捧げていた。
「ありがとうございます。今までの苦労が報われた気持ちです。」
とても喜んでもらい、自分も嬉しくなった。
「ガシュウさん、そういえば1つ気になったのですが、聞いても良いですか?」
「何でしょう?何でも聞いて下さいシュウト様。」
俺はガシュウさんが教皇だと聞いた時から疑問に思っていた事を聞いてみた。
「そんなに若いのに教皇って教皇って言うのは世襲か何かですか?」
「いいえ、違いますよ。それに若くはなので。」
見た目が若いだけなのかぁ
「もう1つ良いですか?」
「何でしょう?」
「教皇様なのに何で皆普通なんですか?」
「普通ですか」
「そう普通です!誰も騒いでないから余計、不思議だったんです。」
「あぁそう言う事ですか。」
そう言いながらガシュウさんが指を鳴らすとそこにはザ・異世界第2弾キターーー!って思ってしまう存在がそこにはいた。
「ま、ま、まさかエ、エルフの方ですか?」
「はい。ただ私はハイエルフになりますね。シュウト様はエルフに会うのは始めてでらっしゃいますか?」
「は、はい。始めてです!」
「まぁ仕方ないのですが、私と一緒で変身魔法や変身出来るアミュレットとかの魔道具を使ってたりして姿を偽っている人はかなり居ますからね。」
「何か有ったんですか?」
ガシュウさんはその質問に少し黙ってしまったので、俺はカインの時みたいにまたやってしまったと思ったが、ガシュウさんは続けて話てくれた。
「何と申しましょうか、我々エルフは男女共に見た目のいい者ばかりなので、昔から人族に狙われる事が多かったんです。しかし昔は今の様に隠すことは少なかったのですが、30年位前から急に拉致や殺害が増えてしまい、それで仕方なく隠す様になってしまったのです。」
それを聞いた俺はある1つの仮説が思い浮かんだのでガシュウさんに聞いてみた。
「もしかして殲星会っていうのが関わってないですか?」
「シュウト様の言う通り、恐らく関わっているのではと我々も考えております。何故なら運良く奴隷から解放された方が仰るには拉致し、逃げようとした仲間を殺害した者の腕に彼等のシンボルの刺青が有ったそうなので。恐らく彼等は我々を拐うことで活動する資金にしていたのではないでしょうか。」
やっぱりかぁ何がそこまでさせるのか分からないけど彼等は何をしてるんだよ。
俺が先に転生して行った人達の事を思い悩んでいるとガシュウさんが声を掛けてきた。
「シュウト様が我々の事で思い悩む必要はありませんよ、あの世界的事件の後は、まぁ隠れてる事もあるのでしょうが被害は減少し、教国や里にも被害は出ていないので。」
それを聞いて少し安心した俺はガシュウさんに声を掛けた。
「なるほど、だからガシュウさんも姿を変えられてるんですね。」
「いえ、違いますよ。私の場合はただの趣味なんで。」
はい?今何と?
俺がそう思い、戸惑っているとハロルドさんが隣から話し掛けてきた。
「シュウト様、ガシュウ様は昔から人を驚かすのが好きでこうして他の人に成り済まして驚かすのですよ。」
え!?と思いハロルドさんの方を見ると更に話を続けた。
「それにガシュウ様に危害を加えられる人はほとんどいないと思いますよ。」
「何でですか?」
「ガシュウ様は変身魔法と回復魔法が有名な方でガシュウ様の変身魔法は普通ではなく、火竜や海竜に変身してそのモノになり、その変身したモノの能力をそのモノ以上の力で使え、その上攻撃を受けても持ち前の回復魔法で全て無かったことにしてしまうと言われ、1人で国と喧嘩すら出来ると言われているんですよ。」
は?何そのチート、無茶苦茶じゃん。
そう思っていると今度はガシュウさんが話し掛けてきた。
「シュウト様、産まれてこの方、変身と回復ばかり1000年以上も使っていればその位出来る様になりますよ。」
そう言いながら良い笑顔をしているガシュウさんを見て飽きれてしまい、つい言ってしまった。
「何してるんですか」
「いやぁでもアレですよ。そのお陰で先の事件も教国の周りでは被害は殆ど無く、世界に教国の兵を派遣出来、早目に事件の終息が出来て、復興支援をすることが出来たんです。だから変身魔法も捨てたもんじゃ無いでしょ?」
俺がつい言ってしまった言葉にガシュウさんは必死で言い訳をしていた。
その後も暫く話をして昼前になったので退室しようと話すとガシュウさんに「一寸待って下さい。」と言いながら部屋を出てどこか走っていった。
「何処に行ったのでしょう?」
とハロルドさんに話しかけるとハロルドさんは笑顔で黙っていた。
アレ?これ聞いちゃダメなやつ?
と思っているとガシュウが帰ってきた。
「シュウト様、お待たせ致しました。」
そう言って何かの樹木を模したメダルとライヤ様の横顔を彫られたメダルをくれた。
「コレは?」とガシュウさんに聞くと説明をしてくれた。
「此方のアストライアー様のメダルは教国では国境や街の門、城の何処でも自由に審査を通さずに行動出来、教会で見せればこの様な部屋を自由に使う事が出来ますので何か普通の人が聞いてはいけない話や神とお話をする時に使って下さい。」
「それから此方の世界樹のメダルはこれ自体が魔道具になっており、里に自由に入る事が出来、尚且つ里に入る時にも使え、里では最大限の自由が保証される物になります。」
「え?それならコレってガシュウさんの物じゃないんですか?」
「いえ、今、里と国に行って取ってきたんで大丈夫ですよ。ほら、私も持っていますしね。」
と自分のメダルを見せながら応えてくれた。
はい?今取ってきた?へっ?どうやって?
「まぁ実際は丁度王都に諸用があって滞在しているおり、商売の神メルリス様と武神アレス様の2柱様からの神託が有りまして、このベンロンドに使徒であるシュウト様が居るから教会にお連れする様にとの事でしたので急いで此方に来たのです。」
「ベンロンド?」
そう疑問を口にしながらハロルドさんを見ると応えてくれた。
「あぁ色々有って言うのを忘れておりました。シュウト様、この都市の名がベンロンドなのです。」
あぁそういう事かぁってか忙しそうな人に何してんのよ。あの2柱は。
「シュウト様、神は見ておられます、神に対して失礼な事は思ってはいけませんよ。」
とガシュウさんに諌められた。
《ピコン♪》と鳴ったのでステータスを開き、ライヤ様からの神託を見てみると
『あの子達には私から言っといてあげる。』
と来ていたので、よろしく。でもそんなにキツく言わないであげてね。と心の中で言った。
《ピコン♪》
『シュウトがそう言うなら一寸だけにしておくわ。』
ライヤ様、ありがとう。
俺がライヤ様とやり取りしているとガシュウさんが声を掛けてきた。
「シュウト様、どうされました?」
「あぁすいません。一寸ライヤ様とやり取りしてました。」
そう言うとガシュウさんが立ち上がり跪いた。
「申し訳ありません。」
え!?どうしたの?
「あっ!もしかして邪魔をしたと思ったなら大丈夫ですよ。丁度、終わったんで。というかそういうのは他では止めて下さいね。」
俺がそう言うとガシュウさんはそそくさと席に着いた。
でもやっぱり教会関係者には神様は絶対なんだろうなぁ
と思っているとハロルドさんから声を掛けられた。
「シュウト様、教会関係者で無くとも神は絶対的な存在ですよ。」
あぁまぁこれだけ神様との距離が近ければそうなるか。
「しかし使徒様ともなると頻繁に神託を受けるのですか?」
「ん・・・どうなんでしょう・・・そこまで頻繁にあるわけではないと思いますよ。」
「今はさっき会ったばかりってのが大きいんじゃないですかねぇ」
「!!!会った!!!流石、使徒様!お会いになれるのですね!」
そう言いながらガシュウさんは興奮をしていた。
俺が、ん?となっていると隣からハロルドさんが声を掛けてきた。
「シュウト様、神託を授かる方でも普通は直接会うような事はないと思われます。」
「え?じゃあどうやって受けるんですか?」
「急に何処かに文字が浮かび上がったり、夢で授かったりですかね。ただ夢であっても姿が見えるわけではないと言われております。そうですよねガシュウ様。」
先程まで恍惚な表情をしていたガシュウさんがハロルドさんに質問されるとキリッとした表情に戻り、応えていた。
「その通りです。聖職者の私も同じですからね。」
ふ~ん。そうなんだぁと思っているとガシュウさんから質問された。
「ところでシュウト様、シュウト様から見て此方の神像は合っていますでしょうか?」
「う~ん。そうですねぇ会った事の無い方の方が多いので答えられない方もいますが、会った3柱の方々は大体、合っていると思いますし、ライヤ様に至ってはその美しさも可愛いさも慈しみのある表情も全て兼ね備えている感じがとてもよく出来ていますね。」
「おぉそうでしたか!それは嬉しい限りです。」
《ピコン♪》
『そ、そんなに褒めても・・・な、何も出ないからね。・・・後、教会の人達にいつも綺麗にしてくれてありがとうって言っておいて。』
《ピコン♪》《セカイシンノチョウアイチノ
ジョウショウニトモナイ、スキルコウウンヲカクトクシマシタ。》
出るじゃん♪と思い「ふふ」って笑っているとガシュウさんが「どうされました?」と聞かれたので答えた。
「ライヤ様は今も見てるみたいで、神託が来ました。」
「おぉそれで何と!・・・あ!失礼しました私如きが聞くわけにはいけませんね。お忘れ下さい。」
ガシュウさんは興奮して聞こうとしたが、自分に関係ないことは聞いてはいけないと思い、謝ってきたが今回の神託には関係があるので伝えることにした。
「いえいえ、大丈夫と言うか今回は教会の皆さんに関係することなので・・・!」
自分達の事と知ったガシュウさんは立ち上がり鬼気迫る勢いで近づいてきたのでビックリして話を詰まらせてしまった。
「ガシュウ様、そんな状態ではシュウト様も話すに話せなくなりますよ。」
この状況を見かねたハロルドさんはガシュウさんを落ち着かせる様に語りかけ、語りかけられたガシュウさんは咳払いをして席に座り直し「申し訳ありません。」と言ってきた。
「だ、大丈夫ですよ。えっとですねぇ自分が受けた神託は、教会の人達にライヤ様が『いつも綺麗にしてくれてありがとう』って言うのを伝えて欲しいとのことです。」
それを聞いたガシュウさんは涙を流し、神の像に向かい跪いて、祈りを捧げていた。
「ありがとうございます。今までの苦労が報われた気持ちです。」
とても喜んでもらい、自分も嬉しくなった。
「ガシュウさん、そういえば1つ気になったのですが、聞いても良いですか?」
「何でしょう?何でも聞いて下さいシュウト様。」
俺はガシュウさんが教皇だと聞いた時から疑問に思っていた事を聞いてみた。
「そんなに若いのに教皇って教皇って言うのは世襲か何かですか?」
「いいえ、違いますよ。それに若くはなので。」
見た目が若いだけなのかぁ
「もう1つ良いですか?」
「何でしょう?」
「教皇様なのに何で皆普通なんですか?」
「普通ですか」
「そう普通です!誰も騒いでないから余計、不思議だったんです。」
「あぁそう言う事ですか。」
そう言いながらガシュウさんが指を鳴らすとそこにはザ・異世界第2弾キターーー!って思ってしまう存在がそこにはいた。
「ま、ま、まさかエ、エルフの方ですか?」
「はい。ただ私はハイエルフになりますね。シュウト様はエルフに会うのは始めてでらっしゃいますか?」
「は、はい。始めてです!」
「まぁ仕方ないのですが、私と一緒で変身魔法や変身出来るアミュレットとかの魔道具を使ってたりして姿を偽っている人はかなり居ますからね。」
「何か有ったんですか?」
ガシュウさんはその質問に少し黙ってしまったので、俺はカインの時みたいにまたやってしまったと思ったが、ガシュウさんは続けて話てくれた。
「何と申しましょうか、我々エルフは男女共に見た目のいい者ばかりなので、昔から人族に狙われる事が多かったんです。しかし昔は今の様に隠すことは少なかったのですが、30年位前から急に拉致や殺害が増えてしまい、それで仕方なく隠す様になってしまったのです。」
それを聞いた俺はある1つの仮説が思い浮かんだのでガシュウさんに聞いてみた。
「もしかして殲星会っていうのが関わってないですか?」
「シュウト様の言う通り、恐らく関わっているのではと我々も考えております。何故なら運良く奴隷から解放された方が仰るには拉致し、逃げようとした仲間を殺害した者の腕に彼等のシンボルの刺青が有ったそうなので。恐らく彼等は我々を拐うことで活動する資金にしていたのではないでしょうか。」
やっぱりかぁ何がそこまでさせるのか分からないけど彼等は何をしてるんだよ。
俺が先に転生して行った人達の事を思い悩んでいるとガシュウさんが声を掛けてきた。
「シュウト様が我々の事で思い悩む必要はありませんよ、あの世界的事件の後は、まぁ隠れてる事もあるのでしょうが被害は減少し、教国や里にも被害は出ていないので。」
それを聞いて少し安心した俺はガシュウさんに声を掛けた。
「なるほど、だからガシュウさんも姿を変えられてるんですね。」
「いえ、違いますよ。私の場合はただの趣味なんで。」
はい?今何と?
俺がそう思い、戸惑っているとハロルドさんが隣から話し掛けてきた。
「シュウト様、ガシュウ様は昔から人を驚かすのが好きでこうして他の人に成り済まして驚かすのですよ。」
え!?と思いハロルドさんの方を見ると更に話を続けた。
「それにガシュウ様に危害を加えられる人はほとんどいないと思いますよ。」
「何でですか?」
「ガシュウ様は変身魔法と回復魔法が有名な方でガシュウ様の変身魔法は普通ではなく、火竜や海竜に変身してそのモノになり、その変身したモノの能力をそのモノ以上の力で使え、その上攻撃を受けても持ち前の回復魔法で全て無かったことにしてしまうと言われ、1人で国と喧嘩すら出来ると言われているんですよ。」
は?何そのチート、無茶苦茶じゃん。
そう思っていると今度はガシュウさんが話し掛けてきた。
「シュウト様、産まれてこの方、変身と回復ばかり1000年以上も使っていればその位出来る様になりますよ。」
そう言いながら良い笑顔をしているガシュウさんを見て飽きれてしまい、つい言ってしまった。
「何してるんですか」
「いやぁでもアレですよ。そのお陰で先の事件も教国の周りでは被害は殆ど無く、世界に教国の兵を派遣出来、早目に事件の終息が出来て、復興支援をすることが出来たんです。だから変身魔法も捨てたもんじゃ無いでしょ?」
俺がつい言ってしまった言葉にガシュウさんは必死で言い訳をしていた。
その後も暫く話をして昼前になったので退室しようと話すとガシュウさんに「一寸待って下さい。」と言いながら部屋を出てどこか走っていった。
「何処に行ったのでしょう?」
とハロルドさんに話しかけるとハロルドさんは笑顔で黙っていた。
アレ?これ聞いちゃダメなやつ?
と思っているとガシュウが帰ってきた。
「シュウト様、お待たせ致しました。」
そう言って何かの樹木を模したメダルとライヤ様の横顔を彫られたメダルをくれた。
「コレは?」とガシュウさんに聞くと説明をしてくれた。
「此方のアストライアー様のメダルは教国では国境や街の門、城の何処でも自由に審査を通さずに行動出来、教会で見せればこの様な部屋を自由に使う事が出来ますので何か普通の人が聞いてはいけない話や神とお話をする時に使って下さい。」
「それから此方の世界樹のメダルはこれ自体が魔道具になっており、里に自由に入る事が出来、尚且つ里に入る時にも使え、里では最大限の自由が保証される物になります。」
「え?それならコレってガシュウさんの物じゃないんですか?」
「いえ、今、里と国に行って取ってきたんで大丈夫ですよ。ほら、私も持っていますしね。」
と自分のメダルを見せながら応えてくれた。
はい?今取ってきた?へっ?どうやって?
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