転生したらスキル転生って・・・!?

ノトア

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第29話 [謝礼]

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「ステータスオープン」

シュウト  オオヤマジ(15歳)

種族:人族?

職業:使徒

Lv10

HP:140/140

MP:1030/1030

攻撃力:231

防御力:183〈110000/110000〉

素早さ:143

器用:205

知力:558

運:242

適正値:光 ♾  闇  ♾  火  0  水  30  風  0  土  0

武器:剣鉈(等級  D)攻撃力30

防具:豪華な服(等級C)防具力17

スキル:転生   Lv1・水魔法(熟練度8%)・生活魔法(熟練度15%)・鑑定(熟練度8%)・幸運 ・剛力・双杖術  LvMAX <new>・剣術Lv1<new>・大剣術Lv1<new>

ユニークスキル:アイテムボックス(0/1030)<new>

称号:ドジ・サバイバルマスター・強運・転生者・発明家・女神の寵愛を受けし者・悪食・双杖術創始者

加護:世界神の寵愛・創世神の加護・商売の神の加護・武神の加護

転生人数   8人

「やっとレベル10になったかぁしかし、やっぱり強いのか弱いのか分からないな。」

「後はと・・・スキルって何とか出来ないのかなぁ獲得順なのは何となく分かるけどもう一寸何とかならないのかなぁ。せめて武術系は武術系、魔法系は魔法系、後はそれ以外とかに・・・教会行ったらライヤ様に聞いてみるか。」

「後は・・・ミレーヌさんのアイテムボックスかぁどうやって使うんだろう?」

そう思いながら色々試して行くと目の前に白い円状の板みたいのが出てきた。

これがそうなのか?と思いながら触れると中?に手を入れる事が出来た。

俺は近くにあった花瓶から1本花を取って入れて、ステータスを確認してみる。

「アレ?アイテムボックスの横の数字が増えないなぁ何でだ?」

俺はそう思いながらもう一度手を入れると何か有ったので取り出してみると今入れた花を出す事が出来た。

「やっぱりこれがアイテムボックスだよなぁ・・・この数字ってもしかして熟練度的なやつなのか?」

そう思っているとコンコンと扉を叩く音が聞こえた。

「はい。開いてますよ。」

「失礼します。」

「シュウト様、準備が出来ましたので広間の方へおいで下さいと旦那様が申しております。」

扉が開かれるとメイドさんが入ってきて、そう言われたので俺は「わかりました。今行きます。」と言い、立つとメイドさんが先導してくれるみたいだったので、そのままついて行った。

あっ!そうだ。ハロルドさんなら俺の事情も知ってるし、奥さんの事なんだから詳しいことも知ってるだろう。

と思い、後で聞いてみようと考えてるとメイドさんに「此方の広間となります。」と言われ、入っていった。

「シュウト様、疲れは取れましたでしょうか?」

「あぁ、大丈夫です。何の問題もないです。」

「それは良かった。では其方にお座り下さい。」

そう言われると何故か皆の対面の位置に案内された。

そして、俺が席に着くと皆も自分が座るであろう場所まで着いた。

座らない皆を見てアレ?と思っていると正面のハロルドさんが話し始めた。

「シュウト様、この度は御助力して頂き、家族一同、非常に感謝しております。誠にありがとうございました。」

ハロルドさんがそう言うと皆が最敬礼と思えるぐらい頭を下げていた。

「そ・・・」

「おそらくシュウト様は出来る事をしただけと仰りたいのでしょうが、我々とシュウト様は出会ったばかり、なのに自分の能力までさらけ出し、助けてくれる人が他にいるでしょうか!」

「でも・・・」

「でも丘で感謝を受けましたよと仰りたいのでしょうがそれで我々の気持ちが納まるとは思わないで頂きたい!」

俺が何かを言おうとするとハロルドさんに全て潰されたので、俺は諦めて聞くことにした。

「それにあの時もお話しましたが、シュウト様がお越し頂けなければミレーヌは無事来世に行くことは叶わなかったかもしれないのです!」

「そこで本来なら多額の謝礼を用意するところですがそれはシュウト様は受け取って貰えないと思い、別の形で用意する事にしました。」

おぉ良かったこれ以上貰ってもどうしていいか分からなかったしね。

「後程、別室にてお渡ししますので本日は慰霊もかね我が家秘蔵のドラゴンの熟成肉を振る舞いたいと思います。シュウト様、どうぞ心置き無くお食べ下さい。」

おぉ!ドラゴンの肉なんて異世界物の最高級肉で定番のやつじゃん!

そう思い、目を輝かせているとハロルドさんを含め全員が俺の様子を見て、嬉しそうにしていた。

ドラゴンの肉はそれはそれは美味しく、前世で食べたどの肉も凌駕する程、絶品であった。その後出たデザートは何故かプリンだったが何の卵を使ったのかは分からなかったがそれも絶品だった。

食事中は前世で蟹を食べている時みたいに誰もが笑顔で黙々と食べており、自分もお腹いっぱいに食べ、食べ終わるとその至福さに恍惚とした表情で余韻を楽しんでいた。

暫くしてある程度の人が余韻から落ち着き始めた時、セバスさんに声を掛けられた。

「シュウト様、シュウト様、そろそろ別室の方へお願い出来ますか?」

俺が落ち着くのを見計らっていたのだろうセバスさんは俺が落ち着く様子を見せると声を掛けてきたので俺は「はい。」と言って別室について行った。

別室に着くとハロルドさんの他にセルジュさんとロビンさんの3人だけが居た。

「シュウト様、この度はありがとうございました。ここに居るのはシュウト様が使徒様である事を分かっている者だけなので、私共に聞きたい事がありましたら遠慮なく相談下さい。」

あぁなるほど、それは有難い。

「では、謝礼の方ですが、前持って言いますと受け取って貰えないのであれば、街を挙げての歓迎の祭りを開催し、今回の立役者としてシュウト様には英雄として登壇してもらおうと思っております。」

え゛!?何それ!拒否権ないじゃん!!!

俺が青ざめていると3人は笑っていた。

「シュウト様はまだ分かっていない御様子ですがシュウト様はそれだけの事を行ったのですよ。」

「そうだぞ。もし母上やあの者らが魔物に成っていた場合、母上は相当量のそれも2000近い魔力を保有しており、あの者らもマスタークラスの剣の腕が有していたのだ。その様な者たちがアンデットになった場合、必ず高位のアンデットになると言う、しかも他者に殺された場合は執拗に人を襲うよになるそうだ。」

「そうなのです。だからそれを未然に防いだシュウト様は本来ならば街の英雄として凱旋してもらうのが当然なのです!ですが、シュウト様はそういうのはお嫌いでしょう?」

俺は内容を聞いて唖然としていたが、ハロルドさんから質問をされ、本当に嫌だったので強く「はい!」と言うとまた笑いが起こった。

「そこでです。シュウト様は名誉や地位それどころか金銭すら欲しがらないですよね。」

「あぁはい。名誉や地位なんて貰っても他国に行く際には移動の邪魔になるかもしれませんし、お金は食べて寝れる分が有れば事足りるでしょうし。」

それを聞いたハロルドさん以外の2人は飽きれた顔をしていた。

「相変わらずシュウト様は欲がありませんなぁ。まぁそんな事だろうと思い、2人には話をしていまいたが思った通りで良かったです。で、我々商会がお礼の品として用意したのは此方となります。」

そう言ってハロルドさんが提示してくれたのは大小様々な虹水晶だった。

おぉコレなら嬉しい!自分でも見つけてゲット出来るならしようと思ってた物だし。

「喜んで頂けた様で良かったです。尚、喜んで頂けた時にお渡ししようと準備していた物が此方です。」

そう言われ、ハロルドさんに手渡された契約書に似た紙を見るとそれは今後、商会にて虹水晶を集め、このマキシマム邸に保管し、俺が来た時に渡せる様にするという内容だった。

「おぉコレは有難いです!なら何処へ行ったとしても近くに来たら買いに寄らせてもらいますね。」

「いえいえ、もう少し契約書をよくお読み下さい。」

俺はエ?と思って契約書を見るが見落としはない様に思い疑問に思っているとハロルドさんから声を掛けられた。

「どうやら分かってらっしゃらないとお見受けしますが、渡すということは譲渡、すなわち料金はお受け取り致しません。」

「へっ?・・・いやいや!駄目ですって・・・」

「もう契約神ミシュラ様と契約しておりますゆえ、解消出来ません。」

「え?契約する時はメルリス様じゃないんですか?」

「商売以外の契約はミシュラ様です。」

「それでも自分は契約なんてした記憶はないんですが・・・?」

「あぁそれなら問題ありませんよ。個人的にミシュラ様と契約しましたんで。」

はい?どういう事?

「従って本人が心の底から契約を破棄したいと思わない限り解消出来ませんし、する場合もリスクがありますので、もしシュウト様が契約する時にはリスクがありますので、お気をつけ下さい。」

おぉい!そんな事されたら断れないじゃん!!・・・っていうか、断らせない様にしたのかぁ・・・って!俺の所為じゃん!!!

そう思い落ち込んでいるとハロルドさんが話し掛けてきた。

「ホッホッホ。気になさらずに私がしたくてした迄なんで。」

俺はそう言われ、ぐうの音もでなかった。

「親父の方は終わったな。次は儂の番だな!」

え?まだあるの?って顔をしたら「当たり前だろ。」とセルジュさんから言われた。

「では儂は公爵として本来なら討伐に掛かるであろう費用から算出した謝礼金を渡す・・・ところだが、シュウト殿は嫌がると聞いたので家にあった虹水晶を全て持ってきた。受け取ってくれ。」

セルジュさんがそう言うとセバスさんが台車に乗せて入ってきた。そこには応接室にあったあの水晶の倍以上ある様な虹水晶と細々と数多くの水晶があった。

「こ、こんなに良いんですか?」

「問題ない!どうせ飾りだ!」

なら良いのか?そう思いながら受け取った虹水晶を全て吸収すると耐久値は15万まで上がった。

「と、ここまでが母上の件に関してだな。」

ん?他に何かあったっけ?

「じゃあ次にガルの件だか、今現在調査中の為、謝礼はないが冒険者ギルドに登録する時には調査は完了していると思われるのでその時にランクアップ出来る様に手配しておく。それを以て礼としようかと思うのだがどうだろうか?」

「ガル?」

「シュウト様、シュウト様がゴーストを一掃されたと言われてた廃墟の事ですよ。」

ハロルドさんに言われてあぁとなっているとセルジュさんに声を掛けられた。

「シュウト殿、ガルは公爵領での何れ掃討する予定だったのだ。喩え分かっていなくとも一掃してくれた事に儂が何もしない訳にはいかないのだ。だからこその謝礼だから認めてほしい。」

あぁ立場があるもんなぁと思いながら話を受ける事にして謝礼の話は終わった。

さて、ハロルドさんにスキルの事を聞くか。
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