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第52話 [帰路そして、報告]
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魔法陣に乗った俺達はダンジョン入口の少し入った場所に立っていた。
「真司、もう外は暗くなってきてるけど走れるか?眠くないか?」
『まだだいじょうぶ。さっきもねてたしね。』
「なら、一寸急いでくれるか?」
『いいよ。でもひとがいるところでもはしっていいの?』
「障壁の所か、今回はギリギリまでなら飛ばしていいぞ。」
『わかったぁ。』
息子はいきなりトップスピードを出すとギリギリまでそのスピードを保ったまま、障壁にたどり着いた。
「何か問題でも有りましたでしょうか!」
障壁に着くと行きに着いた時と同じ人が居てそう聞かれたので、丁度良いと思い、返事をした。
「朝から大変ですね。ご苦労様です。少し良いですか?」
「いえ、交替で見張りをしてますので。何でしょうか?」
「此処から公爵家へ連絡できますか?」
「ダンジョンで何か有りましたでしょうか!?」
「いえ、問題はなかったですが、公爵家の方にお世話になっていて、今日中には戻って報告します。とシュウトが言っていたと伝えられないかと思いまして。あっ!もし魔道具で伝えるのでしたら魔石を提供しますのでお願い出来ますか?まぁサイズは分かりませんが。」
「まぁ、そういう事でしたらCランクの魔石があれば問題ありません。」
俺は「では。」と言いながら魔石を10個程取り出し渡した。
「え?いや、こんなには・・・1個で良かったんですけど・・・。」
「あっ、そうなんですか。まぁ余っても後で使えますよね。」
「ま、まぁ。」
「あっそうだ。足りないかも知れまし、此処では使えないと思いますが、皆さんでお使い下さい。では、公爵家への伝言よろしくお願いします。」
俺はそう言うと大銀貨を渡し、門兵の人が「こんなにも!」という言葉に微笑みで返し、走り去った。
そのままトップスピードで走っていたが夜になり、街までもう少しという所で息子のスピードがだんだん落ちてきた。
「どうした?疲れたか?」
『ごめんなさい、とうちゃん。ねむくなってきたぁ。』
「此処で寝たら夜、食べれなくなるかもしれないぞ?」
『だいじょうぶ・・・もともとたべなくてもせいじゅうはいきるのにもんだいないってオジサンがいってたから・・・。』
「そうなのか。なら、父さん降りるから停まってくれないか?」
『・・・は~い・・・。』
「よく頑張ったな。ありがとう。後、小さく成れるか?」
息子は目を擦りながら小さくなったので、抱き上げた。
「此処からは父さんが走るから揺れるかもしれないが、寝れるなら寝ておきなさい。」
俺はそう言いながら息子を撫でると息子は『は~い。』と言って寝てしまった。
俺はそんな息子を撫でると神速を連続で使いながら街を目指した。
アレ?体力的には問題無いはずなのに何か気分が悪くなってきたなぁ。
俺はそう思うと一応、状態異常になっていないか、流石に気分が悪かったので近くにあった倒木に腰をかけて休みながらステータスを確認した。
なってないなぁ・・・あっ、魔力が残り少ないのか。ってか、レベルが30になってる!?
シュウト オオヤマジ(15歳)
種族:人族?
職業:使徒
Lv30
HP:1406/1456
MP:50/13050
攻撃力:2560
防御力:2250〈150000/150000〉
素早さ:1570
器用:2130
知力:5555
運:2700
適正値:光 ♾ 闇 ♾ 火 20 水 40 風 0 土 0
武器:聖魔導合金の杖×2(等級 A)攻撃力35000
防具:聖魔導合金の軽装備フルセット(等級A)防具力 45000
スキル:転生 Lv2<Lvup>・水魔法(熟練度8%)・生活魔法(熟練度15%)・鑑定(熟練度8%)・幸運 ・剛力・双杖術 LvMAX ・剣術Lv1・大剣術Lv1
・神速<new>・念動力<new>・並列思考<new>・必中<new>
ユニークスキル:アイテムボックス(56/13050)
従魔:シンジ(聖獣白虎)
称号:ドジ・サバイバルマスター・強運・転生者・発明家・女神の寵愛を受けし者・悪食・聖獣の主<new>・仙人<new>
加護:世界神の寵愛・創世神の加護・商売の神の加護・武神の加護
転生人数 14人
「っていうか色々変わってるなぁ。レベル30ってどの位強いんだ?後、やっぱり魔力が減ってるって事は神速だよなぁ。連続使用したのが、駄目だったのかなぁ。あっ、でも徐々に気分が悪くなったのは、クールタイムを忘れて、連続で使ってみたら出来たからって、そのまま使い続けたところからだったって事は、クールタイムを魔力で補ったって事か?」
「まぁいいか、とりあえずこのまま魔力が回復してから動いても時間の無駄だし、魔石を切り裂きながら歩いて、気分が良くなってからまた走るか・・・!!?」
「この装備ってAランクなの!?ってめっちゃ強いじゃん!?」
俺が座って色々、驚いて騒いでいると鬱陶しかったのか息子が腕の中で動いていたので、ヨシヨシと背中をトントンしてやると治まったので、俺は立ち上がり、カードを念動力で回転させ、魔石を切り裂きながら歩き出した。
そういえば、口の中の回復丸も無くなってるなぁ。走り続けてたからHPも少し減ってたから含んでおくか・・・そういえば、魔力を回復するポーションってあるのか?
俺はそう思いながらマジックバックの中に手を入れると1つのビンが出てきた。
「これがマジックポーションってやつか?」
俺はそう思いながら飲んでみる。
!!?
「不味!!?苦っ!何だこれ!青汁を5倍ぐらに濃縮した様な味がするぅ~。」
俺は余りの不味さに悶えていると息子を起こしてしまった。
『ん・・・なに~?』
「すまんすまん。起こしたか、何でも無いぞ。」
起きてしまった息子は俺の腕の中で伸びをするともう一度俺を見た。
『じゃあなんでとうちゃんないてるの?』
「魔力が大分減ったからマジックポーション飲んたら物凄く不味かったんだ。」
息子はそれを聞いて『うぇ~。』って言うと俺から飛び降りて、もう一度伸びをするとサイズが大きくなった。
「ん?まだ寝てて良いんだぞ?」
『だいじょうぶ。めがさめちゃったもん。とうちゃん、それよりいそぐんでしょ?』
「あぁ。なら、もう少し頑張ってくれな。」
俺がそう言いながら乗ると息子は『うん。』と言ってトップスピードで走った。
街に近づくと息子が声を掛けてきた。
『とうちゃん、もんがしまってるけど、どうする?』
「貴族専用の門の方へ行ってくれ。彼処なら入れると思う。」
息子は『わかったぁ。』と言うとトップスピードのまま、門の近くまで行った。
「止まれ!此方は貴族専用の門だが、夜間は王族で無い限り貴族であろうと入れぬ!」
マジか~急いでるのに困ったなぁ。
俺がそう思っていると奥から1人の兵士が出てきて門兵の人に耳打ちすると門兵の人は俺に声を掛けてきた。
「身分を証明する物とメダルは有るか!」
俺はそう言われたので、公爵家のメダルとギルドカードを提出した。
「これは失礼しました。どうぞお通り下さい。それと公爵様から冒険者ギルドにて、待つとの伝言であります!」
「承知しました、ギルドに向かいますね。」
俺はそう言うと門を通る際に夜に通してもらったのと伝令の御礼に大銀貨を渡し、皆で使って貰えるように伝え、ギルドに急いだ。
ギルドに着くとミーシャさんに案内され、マスタールームに入るとハロルドさんにセバスさん、セルジュさんにロペスまで居た。
「お待たせしました。」
「いえいえ、こちらこそシュウト様もお疲れでしょうに。何やら私共に報告があるとか。」
「その前にガシュウさんって呼べますか?」
俺がそう言うと一陣の風が吹いたと思った瞬間、ガシュウさんが現れた。
「あぁ良かったガシュウさんを呼ぼうと思ってたんですよ。」
「何やら重要なお話があると神託が降りましたので急ぎ、来させて頂きました。」
「そうなんですね。では、その前に此処にいる方、全員にこれから話す内容は他者に伝えない様、かなりキツい契約をしてもらう必要が有るのですが、無理強いはしたくは無いので、無理そうな方はこの場から去って頂きたいのですが。」
俺がそう言うと先程まで笑顔だった全員が真剣な眼差しで俺を見てきた。
「去る方は誰もいらっしゃらないと。」
そう言うと全員が頷いた。
「では、契約のやり方はよく分からないのですが、何方か頼めますか?」
そう頼むとガシュウさんが人数分の契約書を出してきた。
「こちらは我が光星教で1番厳しい契約をする時に使う物となり、子々孫々全てが死滅する契約になります。」
「え!?そこまで!!?」
「そこまでです。神託ではコレを用意して向かえとの事でしたので。」
まぁそうか。生きる物全てに関わる事だもんなぁ。
「では、お願いします。」
俺がそう言うと全員が契約を済ませた。
「では、何方か1番強い結界を掛けて貰えますか?」
俺がそう言うとガシュウさん、セバスさん、ミーシャさんの3人で結界を施した。
「シュウト様、これで何人たりともこの部屋の様子を伺う事は出来ません。」
俺は「分かりました。」と言うとダンジョンで精霊と話した内容を皆に伝えた。
話終わると暫しの沈黙の後、ガシュウさんが話し始めた。
「・・・なるほど、契約の必要性と此処にいる全員が聞く必要があるのが、わかりました。」
「そうだな。急ぎ対処する必要がありそうだ。セバス、ゴルド、ミーシャ、お前達3人で5日後には着ける様に準備し、もし、ダンジョンからマギリが出てくる事を阻止しようとする輩が居たら、排除せよ。」
「「「御意!」」」
「では、儂らはそれ迄に奴等がマギリを隠していそうな拠点を見つけ、5日後にセバス達から報告が来次第マギリ共々討伐してしまおう。」
「あっそれなら地図はありますか?帰る途中に違和感があった場所があるんですが。」
「違和感とは?」
「自分にはライヤ様の使命を出来るだけ早く遂行する為にマップがあるんですが、街だけではなく、魔物の位置も分かるんですよ。」
そう話すとミーシャさんが地図を用意してくれた。
「此処です!此処だけ広い範囲で一体以外の魔物の反応が無い上に移動もしてなかったんです!」
「なるほど、それは確かに・・・ロペス!明晩、心のおける者を招集し、暗部の偵察部隊と共に此処を調査せよ!見つけた場合は一部の者を残し、戻り次第、暗部の強襲部隊と共に行き待機、合図が有り次第、殲滅せよ!」
「ハッ!」
その話し合いが終わる頃には空は白みがかっていた。
「真司、もう外は暗くなってきてるけど走れるか?眠くないか?」
『まだだいじょうぶ。さっきもねてたしね。』
「なら、一寸急いでくれるか?」
『いいよ。でもひとがいるところでもはしっていいの?』
「障壁の所か、今回はギリギリまでなら飛ばしていいぞ。」
『わかったぁ。』
息子はいきなりトップスピードを出すとギリギリまでそのスピードを保ったまま、障壁にたどり着いた。
「何か問題でも有りましたでしょうか!」
障壁に着くと行きに着いた時と同じ人が居てそう聞かれたので、丁度良いと思い、返事をした。
「朝から大変ですね。ご苦労様です。少し良いですか?」
「いえ、交替で見張りをしてますので。何でしょうか?」
「此処から公爵家へ連絡できますか?」
「ダンジョンで何か有りましたでしょうか!?」
「いえ、問題はなかったですが、公爵家の方にお世話になっていて、今日中には戻って報告します。とシュウトが言っていたと伝えられないかと思いまして。あっ!もし魔道具で伝えるのでしたら魔石を提供しますのでお願い出来ますか?まぁサイズは分かりませんが。」
「まぁ、そういう事でしたらCランクの魔石があれば問題ありません。」
俺は「では。」と言いながら魔石を10個程取り出し渡した。
「え?いや、こんなには・・・1個で良かったんですけど・・・。」
「あっ、そうなんですか。まぁ余っても後で使えますよね。」
「ま、まぁ。」
「あっそうだ。足りないかも知れまし、此処では使えないと思いますが、皆さんでお使い下さい。では、公爵家への伝言よろしくお願いします。」
俺はそう言うと大銀貨を渡し、門兵の人が「こんなにも!」という言葉に微笑みで返し、走り去った。
そのままトップスピードで走っていたが夜になり、街までもう少しという所で息子のスピードがだんだん落ちてきた。
「どうした?疲れたか?」
『ごめんなさい、とうちゃん。ねむくなってきたぁ。』
「此処で寝たら夜、食べれなくなるかもしれないぞ?」
『だいじょうぶ・・・もともとたべなくてもせいじゅうはいきるのにもんだいないってオジサンがいってたから・・・。』
「そうなのか。なら、父さん降りるから停まってくれないか?」
『・・・は~い・・・。』
「よく頑張ったな。ありがとう。後、小さく成れるか?」
息子は目を擦りながら小さくなったので、抱き上げた。
「此処からは父さんが走るから揺れるかもしれないが、寝れるなら寝ておきなさい。」
俺はそう言いながら息子を撫でると息子は『は~い。』と言って寝てしまった。
俺はそんな息子を撫でると神速を連続で使いながら街を目指した。
アレ?体力的には問題無いはずなのに何か気分が悪くなってきたなぁ。
俺はそう思うと一応、状態異常になっていないか、流石に気分が悪かったので近くにあった倒木に腰をかけて休みながらステータスを確認した。
なってないなぁ・・・あっ、魔力が残り少ないのか。ってか、レベルが30になってる!?
シュウト オオヤマジ(15歳)
種族:人族?
職業:使徒
Lv30
HP:1406/1456
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素早さ:1570
器用:2130
知力:5555
運:2700
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武器:聖魔導合金の杖×2(等級 A)攻撃力35000
防具:聖魔導合金の軽装備フルセット(等級A)防具力 45000
スキル:転生 Lv2<Lvup>・水魔法(熟練度8%)・生活魔法(熟練度15%)・鑑定(熟練度8%)・幸運 ・剛力・双杖術 LvMAX ・剣術Lv1・大剣術Lv1
・神速<new>・念動力<new>・並列思考<new>・必中<new>
ユニークスキル:アイテムボックス(56/13050)
従魔:シンジ(聖獣白虎)
称号:ドジ・サバイバルマスター・強運・転生者・発明家・女神の寵愛を受けし者・悪食・聖獣の主<new>・仙人<new>
加護:世界神の寵愛・創世神の加護・商売の神の加護・武神の加護
転生人数 14人
「っていうか色々変わってるなぁ。レベル30ってどの位強いんだ?後、やっぱり魔力が減ってるって事は神速だよなぁ。連続使用したのが、駄目だったのかなぁ。あっ、でも徐々に気分が悪くなったのは、クールタイムを忘れて、連続で使ってみたら出来たからって、そのまま使い続けたところからだったって事は、クールタイムを魔力で補ったって事か?」
「まぁいいか、とりあえずこのまま魔力が回復してから動いても時間の無駄だし、魔石を切り裂きながら歩いて、気分が良くなってからまた走るか・・・!!?」
「この装備ってAランクなの!?ってめっちゃ強いじゃん!?」
俺が座って色々、驚いて騒いでいると鬱陶しかったのか息子が腕の中で動いていたので、ヨシヨシと背中をトントンしてやると治まったので、俺は立ち上がり、カードを念動力で回転させ、魔石を切り裂きながら歩き出した。
そういえば、口の中の回復丸も無くなってるなぁ。走り続けてたからHPも少し減ってたから含んでおくか・・・そういえば、魔力を回復するポーションってあるのか?
俺はそう思いながらマジックバックの中に手を入れると1つのビンが出てきた。
「これがマジックポーションってやつか?」
俺はそう思いながら飲んでみる。
!!?
「不味!!?苦っ!何だこれ!青汁を5倍ぐらに濃縮した様な味がするぅ~。」
俺は余りの不味さに悶えていると息子を起こしてしまった。
『ん・・・なに~?』
「すまんすまん。起こしたか、何でも無いぞ。」
起きてしまった息子は俺の腕の中で伸びをするともう一度俺を見た。
『じゃあなんでとうちゃんないてるの?』
「魔力が大分減ったからマジックポーション飲んたら物凄く不味かったんだ。」
息子はそれを聞いて『うぇ~。』って言うと俺から飛び降りて、もう一度伸びをするとサイズが大きくなった。
「ん?まだ寝てて良いんだぞ?」
『だいじょうぶ。めがさめちゃったもん。とうちゃん、それよりいそぐんでしょ?』
「あぁ。なら、もう少し頑張ってくれな。」
俺がそう言いながら乗ると息子は『うん。』と言ってトップスピードで走った。
街に近づくと息子が声を掛けてきた。
『とうちゃん、もんがしまってるけど、どうする?』
「貴族専用の門の方へ行ってくれ。彼処なら入れると思う。」
息子は『わかったぁ。』と言うとトップスピードのまま、門の近くまで行った。
「止まれ!此方は貴族専用の門だが、夜間は王族で無い限り貴族であろうと入れぬ!」
マジか~急いでるのに困ったなぁ。
俺がそう思っていると奥から1人の兵士が出てきて門兵の人に耳打ちすると門兵の人は俺に声を掛けてきた。
「身分を証明する物とメダルは有るか!」
俺はそう言われたので、公爵家のメダルとギルドカードを提出した。
「これは失礼しました。どうぞお通り下さい。それと公爵様から冒険者ギルドにて、待つとの伝言であります!」
「承知しました、ギルドに向かいますね。」
俺はそう言うと門を通る際に夜に通してもらったのと伝令の御礼に大銀貨を渡し、皆で使って貰えるように伝え、ギルドに急いだ。
ギルドに着くとミーシャさんに案内され、マスタールームに入るとハロルドさんにセバスさん、セルジュさんにロペスまで居た。
「お待たせしました。」
「いえいえ、こちらこそシュウト様もお疲れでしょうに。何やら私共に報告があるとか。」
「その前にガシュウさんって呼べますか?」
俺がそう言うと一陣の風が吹いたと思った瞬間、ガシュウさんが現れた。
「あぁ良かったガシュウさんを呼ぼうと思ってたんですよ。」
「何やら重要なお話があると神託が降りましたので急ぎ、来させて頂きました。」
「そうなんですね。では、その前に此処にいる方、全員にこれから話す内容は他者に伝えない様、かなりキツい契約をしてもらう必要が有るのですが、無理強いはしたくは無いので、無理そうな方はこの場から去って頂きたいのですが。」
俺がそう言うと先程まで笑顔だった全員が真剣な眼差しで俺を見てきた。
「去る方は誰もいらっしゃらないと。」
そう言うと全員が頷いた。
「では、契約のやり方はよく分からないのですが、何方か頼めますか?」
そう頼むとガシュウさんが人数分の契約書を出してきた。
「こちらは我が光星教で1番厳しい契約をする時に使う物となり、子々孫々全てが死滅する契約になります。」
「え!?そこまで!!?」
「そこまでです。神託ではコレを用意して向かえとの事でしたので。」
まぁそうか。生きる物全てに関わる事だもんなぁ。
「では、お願いします。」
俺がそう言うと全員が契約を済ませた。
「では、何方か1番強い結界を掛けて貰えますか?」
俺がそう言うとガシュウさん、セバスさん、ミーシャさんの3人で結界を施した。
「シュウト様、これで何人たりともこの部屋の様子を伺う事は出来ません。」
俺は「分かりました。」と言うとダンジョンで精霊と話した内容を皆に伝えた。
話終わると暫しの沈黙の後、ガシュウさんが話し始めた。
「・・・なるほど、契約の必要性と此処にいる全員が聞く必要があるのが、わかりました。」
「そうだな。急ぎ対処する必要がありそうだ。セバス、ゴルド、ミーシャ、お前達3人で5日後には着ける様に準備し、もし、ダンジョンからマギリが出てくる事を阻止しようとする輩が居たら、排除せよ。」
「「「御意!」」」
「では、儂らはそれ迄に奴等がマギリを隠していそうな拠点を見つけ、5日後にセバス達から報告が来次第マギリ共々討伐してしまおう。」
「あっそれなら地図はありますか?帰る途中に違和感があった場所があるんですが。」
「違和感とは?」
「自分にはライヤ様の使命を出来るだけ早く遂行する為にマップがあるんですが、街だけではなく、魔物の位置も分かるんですよ。」
そう話すとミーシャさんが地図を用意してくれた。
「此処です!此処だけ広い範囲で一体以外の魔物の反応が無い上に移動もしてなかったんです!」
「なるほど、それは確かに・・・ロペス!明晩、心のおける者を招集し、暗部の偵察部隊と共に此処を調査せよ!見つけた場合は一部の者を残し、戻り次第、暗部の強襲部隊と共に行き待機、合図が有り次第、殲滅せよ!」
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