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第60話 [移動式家屋]
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「シュウト様、それでは我々は必要な物を取りに行きましょうか。」
ガルンさんの後を追おうとしていた俺をハロルドさんは呼び止め、違う方向に案内された。
「そういえば、今日まで聞くタイミングが無くて忘れてましたけど、聞きたい事があるんですけど、良いですか?」
「何でしょうか?」
「1日24時間っていうのは聞いたんですけど1年って何日あるんですか?」
「あぁなるほど、そういえばお教えするのを忘れていましたね。」
「1年は367日有り、ひと月は30日なので、1年で13ヶ月有りますね。」
「え?31日とかは無いのですか?」
「有りません。ひと月は30日と決まっております。そして、13月は神に感謝と祈りを捧げる月となり、その間は基本的には働かず、最終日のみ祭を行います。」
なるほど、そういえば前世でもそういう国が在った様な気がするなぁ。
「後、1週間は13月以外は6日ありまして、火の日、水の日、風の日、土の日、闇の日、光の日と続きます。そして13月のみ、その後に神の日と続きます。」
「なるほど、属性と同じなのですね。」
「その通りです。最後の神の日以外はそうなりますね。」
「ありがとうございます。」
「いえいえ、此方もお教えするのを忘れていましたので。・・・着きました此方です。」
案内されたのは大きな倉庫だったので、ハロルドさんに促されるまま中に入った。
「色んな物が有りますね。」
「そうですね。ところで立ち入った事をお聞きしたいのですが宜しいでしょうか?」
「何ですか?ハロルドさんになら大抵の事は話せると思いますが。」
「それは嬉しい事を仰られる。ありがとうございます。」
ハロルドさんは俺の返答が嬉しかったのか顔を綻ばせながら話を続けた。
「シュウト様の今の最大魔力量は如何程でしょうか?」
「えっと、26355ですね。まだ昨日真司が魔石を持って帰って来てくれた分があるんで、もう少し上がりますけど。」
「に、26355ですか、そ、それは凄いですね。」
ハロルドさんは俺の返答に今度は驚愕の表情をしていたが、その後安心した様な顔をして、話を続けた。
「しかし、それならば御用意した物を全てお渡しする事が出来そうですな。」
俺はそれを聞いて思わず戦慄が走ったが恐る恐るハロルドさんに聞いてみた。
「一体どれだけ用意したんですか?」
「それ程多くは有りませんよ。ただ一つだけかなり重い物が有ったのでそれが入るかどうかって問題があったので。」
「何を渡そうとしてます?」
「それは後のお楽しみです。」
え~確実に高いよねぇ。めっちゃ気になるんですけど!
そんな俺の心の叫びを無視するようにハロルドさんはスタスタと歩き、俺を奥に誘っていった。
「どうぞ此方です。」
奥の方まで行くと扉があり、ハロルドさんが開いて入るように促されたので中に入った。
「広いですが、何もないですけど。」
「御安心下さい。これから出しますので。」
ハロルドさんはそう言うとショルダーバッグをいつの間にか持ってきた。
「マジックバックですか?」
「はい。では、出しますのでアイテムボックスでもシュウト様のマジックバックでも宜しいので入れていって下さい。」
ハロルドさんはそう言うと次々と物を取りだし渡してくるので、俺は慌ててアイテムボックスに入れていった。
回復丸とポーションは使ったから分かるけど後はなんだろう?バンバン渡されるから何が何だか分からなくなってきたなぁ
俺がそう思っているとハロルドさんは渡し終えたのか。動きが止まった。
「ハロルドさん、勢い良く渡された所為で何を受け取ったのか分からないんですが。」
「それなら心配ありません。後程、目録をお渡ししますので。」
「はぁ。分かりました。」
「では、最後にお渡しするのは大きいので、少々離れてもらってもよろしいでしょうか?」
俺はハロルドさんに言われるがまま離れるとハロルドさんは「では。」と言うととても大きな物を取り出した。
「ん?コンテナハウスか?」
「コンテナハウスというのは分かりませんが、此方は移動式家屋になります。」
そう言われ、見るとそこには20フィートコンテナを2つ横に連結した様な巨大な箱型ハウスがあった。
「ささ、シュウト様、中へどうぞ。」
「あぁはい。」
「コチラはガルンとソニンに前世の事を聞き、シュウト様に快適に過ごして頂ける様にそれを元に内装を造って有りますので過ごし易いかと思われます。」
ハロルドさんはそう言いながら玄関らしき扉を開いたので、そこから入っていった。
「先ずは入って直ぐですが、本来なら靴を脱ぐそうなんですが、申し訳ないのですがコチラは魔物や野盗が跋扈する可能性のある場所での設置予定の物ですので、靴でそのまま上がって下さいませ。」
まぁそりゃそうだよなぁ。
「後、どうしても寝室を確保する為に狭くなってしまい、入って直ぐにリビングとなる事はご了承ください。」
それは仕方ないよな。
「しかし、調理場は室内に有りますので匂いで魔物が寄ってくる事を気にすること無く調理可能となっております。但し、魔物を捌く際は外で行う事をオススメ致します。」
アレ?でもあの時は外でやってたよなぁ。
ハロルドさんは俺が思っている事が分かったのか答えてくれた。
「もしやシュウト様は出会った時の事を思い出していらっしゃるかと思われますが、あの時は孫のラウルが魔法で匂いを広がらない様にしておりましたよ。」
なるほど、そういう事か。なら中で調理出来るのは有難いな。
「続きを説明致しますね。」
「はい。お願いします。」
「では、コチラの調理場ですが、コチラがコンロという魔道具でコチラを押すと火が着きます。」
へぇこっちの世界にもコンロって在るんだ。二口こんろか、ん?オーブンも有るのか。
「そして、コチラの箱が保冷箱という魔道具で氷室の様な大掛かりな事をせずとも一定の温度になる様に調整された物になりますので、食材が余った際はコチラに保存してください。後、横に有る箱ですがコチラは冷凍箱という魔道具で中に食材などを入れますと凍りますので、間違っても子供や小さい従魔が入らない様に鍵が出来る仕組みになっていますが、取り扱いはお気をつけ下さい。」
ふ~ん、こっちのは冷蔵庫みたいに一体型になってる訳じゃなくてクーラーボックスみたいなので別々になってるのか。まぁそれでも食材を長期保存出来るのは有難いな。
「後はコチラが照明の魔道具のスイッチになります。入口と寝室の扉の前に付いていますので、魔力の節約の為にも使用していない状態ではお切り下さい。」
「そして、各部屋には決められた場所にゴミを捨てる所がありますので、そちらは小冊子を後程お渡しするのでご確認ください。では、ここ迄で御不明な点はごさいましたか?」
「いえ、特には思いつきません。」
「では、次は御手洗等が完備された部屋を案内致します。」
ハロルドさんはそう言うと右の扉を開けた。
そこには前世で言うところの広めのユニットバスがあった。
「おぉ!お風呂!風呂がある!」
俺はこの世界に来てから湯船が無いことに憤りを覚えていたので、ユニットバスだとしても湯船がある事にとても興奮した。
「やはりあの者らの言う通りにしてよかった。」
ハロルドさんの発言に顔を向けるとハロルドさんは話し始めた。
「そうなのです。ガルンとソニアですが、シュウト様ならば、コレが一番喜ぶと言っていたので。」
流石、前世の記憶があるだけ、分かってる♪
「まぁ我々も国の南部にあるオンセン街でオンセンって言われる湯に入った事はありますが、普段は時間が勿体ないので、生活魔法のクリーン一択なので、このユブネでしたか、それ程喜ばれるとは思いませんでした。」
「温泉があるんですか!?」
俺の勢いにハロルドさんは、たじろきながら返答してくれた。
「は、はい。国の南部にございます。ガルン達も入った時に前世と同じと言っていたので、シュウト様が言われているのと同じかと。」
「なるほど、近くに寄ったら行ってみます。」
「では、説明の続きを話してもよろしいでしょうか?」
「あ、はい。お願いします。」
「では、ユブネの方ですがコチラのボタンを押して頂ければ適温の湯が溜まる様になっており、温度調整は小冊子でご確認ください。」
「分かりました。」
「次に御手洗ですが、使用方法は小冊子に記載させて頂きました。それから汚物ですが、コチラも魔道具にて、各部屋で出たゴミと一緒になって、完全な肥料となってから外に取り付けられている袋に入りますので、小冊子に従って交換をお願い致します。」
「後はユブネに入る前に脱いだ服や防具はコチラに置いて下さい。ユブネに入っている間にクリーンが掛かり、綺麗な状態になります。」
おぉそれは便利だ。
「そしてユブネから上がったらコチラの台にお立ち下さい。温風で身体を乾かす事が出来る様になっております。」
「以上でこの部屋の説明は終わりますが、御不明な点はございますか?」
「いえ、大丈夫です。」
「では、最後に寝室の説明をしますので隣の部屋に移動しましょうか。」
ハロルドさんはそう言うとリビングとは別の扉を開いた。
へぇどの部屋にも直接行けるのかぁ。
「コチラの部屋ですが、寝るだけの部屋ですので、それ程説明する事は無いのですが、リビングの部屋から入って直ぐの壁にありますコチラのインテリアの絵ですが、開けて頂くと御覧のように魔石が設置されております。」
ハロルドさんがインテリアの壁掛けの絵を動かすとそこには2つのBランクサイズの魔石が嵌められた装置があった。
「この右側の魔石はこの移動式家屋の動力源となっており、左側は魔物や敵意のある者が近づけない様にする結界が張られる様にする為の魔道具の動力源となっておりますので、双方共魔石の上にある掲示板の色で魔力残量を確認して、必要であれば、供給して下さい。それからもし壊れた際はどの魔物でも良いですが出来ればBランクの魔物の魔石にして下さい。」
なるほど、ここで全部賄っているのか。
「以上が移動式家屋の説明となります。それでは一旦外に出ましょうか。」
そう促され外に出ることにした。
ガルンさんの後を追おうとしていた俺をハロルドさんは呼び止め、違う方向に案内された。
「そういえば、今日まで聞くタイミングが無くて忘れてましたけど、聞きたい事があるんですけど、良いですか?」
「何でしょうか?」
「1日24時間っていうのは聞いたんですけど1年って何日あるんですか?」
「あぁなるほど、そういえばお教えするのを忘れていましたね。」
「1年は367日有り、ひと月は30日なので、1年で13ヶ月有りますね。」
「え?31日とかは無いのですか?」
「有りません。ひと月は30日と決まっております。そして、13月は神に感謝と祈りを捧げる月となり、その間は基本的には働かず、最終日のみ祭を行います。」
なるほど、そういえば前世でもそういう国が在った様な気がするなぁ。
「後、1週間は13月以外は6日ありまして、火の日、水の日、風の日、土の日、闇の日、光の日と続きます。そして13月のみ、その後に神の日と続きます。」
「なるほど、属性と同じなのですね。」
「その通りです。最後の神の日以外はそうなりますね。」
「ありがとうございます。」
「いえいえ、此方もお教えするのを忘れていましたので。・・・着きました此方です。」
案内されたのは大きな倉庫だったので、ハロルドさんに促されるまま中に入った。
「色んな物が有りますね。」
「そうですね。ところで立ち入った事をお聞きしたいのですが宜しいでしょうか?」
「何ですか?ハロルドさんになら大抵の事は話せると思いますが。」
「それは嬉しい事を仰られる。ありがとうございます。」
ハロルドさんは俺の返答が嬉しかったのか顔を綻ばせながら話を続けた。
「シュウト様の今の最大魔力量は如何程でしょうか?」
「えっと、26355ですね。まだ昨日真司が魔石を持って帰って来てくれた分があるんで、もう少し上がりますけど。」
「に、26355ですか、そ、それは凄いですね。」
ハロルドさんは俺の返答に今度は驚愕の表情をしていたが、その後安心した様な顔をして、話を続けた。
「しかし、それならば御用意した物を全てお渡しする事が出来そうですな。」
俺はそれを聞いて思わず戦慄が走ったが恐る恐るハロルドさんに聞いてみた。
「一体どれだけ用意したんですか?」
「それ程多くは有りませんよ。ただ一つだけかなり重い物が有ったのでそれが入るかどうかって問題があったので。」
「何を渡そうとしてます?」
「それは後のお楽しみです。」
え~確実に高いよねぇ。めっちゃ気になるんですけど!
そんな俺の心の叫びを無視するようにハロルドさんはスタスタと歩き、俺を奥に誘っていった。
「どうぞ此方です。」
奥の方まで行くと扉があり、ハロルドさんが開いて入るように促されたので中に入った。
「広いですが、何もないですけど。」
「御安心下さい。これから出しますので。」
ハロルドさんはそう言うとショルダーバッグをいつの間にか持ってきた。
「マジックバックですか?」
「はい。では、出しますのでアイテムボックスでもシュウト様のマジックバックでも宜しいので入れていって下さい。」
ハロルドさんはそう言うと次々と物を取りだし渡してくるので、俺は慌ててアイテムボックスに入れていった。
回復丸とポーションは使ったから分かるけど後はなんだろう?バンバン渡されるから何が何だか分からなくなってきたなぁ
俺がそう思っているとハロルドさんは渡し終えたのか。動きが止まった。
「ハロルドさん、勢い良く渡された所為で何を受け取ったのか分からないんですが。」
「それなら心配ありません。後程、目録をお渡ししますので。」
「はぁ。分かりました。」
「では、最後にお渡しするのは大きいので、少々離れてもらってもよろしいでしょうか?」
俺はハロルドさんに言われるがまま離れるとハロルドさんは「では。」と言うととても大きな物を取り出した。
「ん?コンテナハウスか?」
「コンテナハウスというのは分かりませんが、此方は移動式家屋になります。」
そう言われ、見るとそこには20フィートコンテナを2つ横に連結した様な巨大な箱型ハウスがあった。
「ささ、シュウト様、中へどうぞ。」
「あぁはい。」
「コチラはガルンとソニンに前世の事を聞き、シュウト様に快適に過ごして頂ける様にそれを元に内装を造って有りますので過ごし易いかと思われます。」
ハロルドさんはそう言いながら玄関らしき扉を開いたので、そこから入っていった。
「先ずは入って直ぐですが、本来なら靴を脱ぐそうなんですが、申し訳ないのですがコチラは魔物や野盗が跋扈する可能性のある場所での設置予定の物ですので、靴でそのまま上がって下さいませ。」
まぁそりゃそうだよなぁ。
「後、どうしても寝室を確保する為に狭くなってしまい、入って直ぐにリビングとなる事はご了承ください。」
それは仕方ないよな。
「しかし、調理場は室内に有りますので匂いで魔物が寄ってくる事を気にすること無く調理可能となっております。但し、魔物を捌く際は外で行う事をオススメ致します。」
アレ?でもあの時は外でやってたよなぁ。
ハロルドさんは俺が思っている事が分かったのか答えてくれた。
「もしやシュウト様は出会った時の事を思い出していらっしゃるかと思われますが、あの時は孫のラウルが魔法で匂いを広がらない様にしておりましたよ。」
なるほど、そういう事か。なら中で調理出来るのは有難いな。
「続きを説明致しますね。」
「はい。お願いします。」
「では、コチラの調理場ですが、コチラがコンロという魔道具でコチラを押すと火が着きます。」
へぇこっちの世界にもコンロって在るんだ。二口こんろか、ん?オーブンも有るのか。
「そして、コチラの箱が保冷箱という魔道具で氷室の様な大掛かりな事をせずとも一定の温度になる様に調整された物になりますので、食材が余った際はコチラに保存してください。後、横に有る箱ですがコチラは冷凍箱という魔道具で中に食材などを入れますと凍りますので、間違っても子供や小さい従魔が入らない様に鍵が出来る仕組みになっていますが、取り扱いはお気をつけ下さい。」
ふ~ん、こっちのは冷蔵庫みたいに一体型になってる訳じゃなくてクーラーボックスみたいなので別々になってるのか。まぁそれでも食材を長期保存出来るのは有難いな。
「後はコチラが照明の魔道具のスイッチになります。入口と寝室の扉の前に付いていますので、魔力の節約の為にも使用していない状態ではお切り下さい。」
「そして、各部屋には決められた場所にゴミを捨てる所がありますので、そちらは小冊子を後程お渡しするのでご確認ください。では、ここ迄で御不明な点はごさいましたか?」
「いえ、特には思いつきません。」
「では、次は御手洗等が完備された部屋を案内致します。」
ハロルドさんはそう言うと右の扉を開けた。
そこには前世で言うところの広めのユニットバスがあった。
「おぉ!お風呂!風呂がある!」
俺はこの世界に来てから湯船が無いことに憤りを覚えていたので、ユニットバスだとしても湯船がある事にとても興奮した。
「やはりあの者らの言う通りにしてよかった。」
ハロルドさんの発言に顔を向けるとハロルドさんは話し始めた。
「そうなのです。ガルンとソニアですが、シュウト様ならば、コレが一番喜ぶと言っていたので。」
流石、前世の記憶があるだけ、分かってる♪
「まぁ我々も国の南部にあるオンセン街でオンセンって言われる湯に入った事はありますが、普段は時間が勿体ないので、生活魔法のクリーン一択なので、このユブネでしたか、それ程喜ばれるとは思いませんでした。」
「温泉があるんですか!?」
俺の勢いにハロルドさんは、たじろきながら返答してくれた。
「は、はい。国の南部にございます。ガルン達も入った時に前世と同じと言っていたので、シュウト様が言われているのと同じかと。」
「なるほど、近くに寄ったら行ってみます。」
「では、説明の続きを話してもよろしいでしょうか?」
「あ、はい。お願いします。」
「では、ユブネの方ですがコチラのボタンを押して頂ければ適温の湯が溜まる様になっており、温度調整は小冊子でご確認ください。」
「分かりました。」
「次に御手洗ですが、使用方法は小冊子に記載させて頂きました。それから汚物ですが、コチラも魔道具にて、各部屋で出たゴミと一緒になって、完全な肥料となってから外に取り付けられている袋に入りますので、小冊子に従って交換をお願い致します。」
「後はユブネに入る前に脱いだ服や防具はコチラに置いて下さい。ユブネに入っている間にクリーンが掛かり、綺麗な状態になります。」
おぉそれは便利だ。
「そしてユブネから上がったらコチラの台にお立ち下さい。温風で身体を乾かす事が出来る様になっております。」
「以上でこの部屋の説明は終わりますが、御不明な点はございますか?」
「いえ、大丈夫です。」
「では、最後に寝室の説明をしますので隣の部屋に移動しましょうか。」
ハロルドさんはそう言うとリビングとは別の扉を開いた。
へぇどの部屋にも直接行けるのかぁ。
「コチラの部屋ですが、寝るだけの部屋ですので、それ程説明する事は無いのですが、リビングの部屋から入って直ぐの壁にありますコチラのインテリアの絵ですが、開けて頂くと御覧のように魔石が設置されております。」
ハロルドさんがインテリアの壁掛けの絵を動かすとそこには2つのBランクサイズの魔石が嵌められた装置があった。
「この右側の魔石はこの移動式家屋の動力源となっており、左側は魔物や敵意のある者が近づけない様にする結界が張られる様にする為の魔道具の動力源となっておりますので、双方共魔石の上にある掲示板の色で魔力残量を確認して、必要であれば、供給して下さい。それからもし壊れた際はどの魔物でも良いですが出来ればBランクの魔物の魔石にして下さい。」
なるほど、ここで全部賄っているのか。
「以上が移動式家屋の説明となります。それでは一旦外に出ましょうか。」
そう促され外に出ることにした。
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