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第145話 [攻略組創設Part2]
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「何でですか?」
俺がそう言うとガルンさんは渋い表情をしながら答えた。
「何つうか、彼奴も俺と一緒で変わり者なんだよ。その所為で里の奴等とあんまいい関係じゃねぇんだよ。鍛治の腕は良いだけどな。」
「そうなんですね。じゃあ何で里に居るんですか?里から出たらいけないとかが有るんですか?」
「いや、そんな事はねぇけど、鉱石とか火山地帯にしかねぇ宝石とかが他にはねぇから出ようとしねぇんだよ。」
「なるほど、ならその方に御家族は居ますか?」
「いや、この前連絡した時はそんな事書いて無かったから居ねぇはずだぞ。」
「なら、良かった。」
「ん?何でだ?」
ガルンさんにそう言われたのでアイテムボックス改の事と中で鍛治をしてくれる人を探してるのを話した。
「・・・なるほどなぁ。相変わらずシュウトは出鱈目だなぁ。だが、それなら彼奴は丁度良いかもしれねぇな。鍛治以外には興味もねぇからな。よし!なら、俺が紹介状を書いてやるから、俺からだって渡してくれ。」
ガルンさんはそう言うとセバスさんに書く物を頼んで、その場で紹介状を書いてくれた。
「ありがとうございます。助かります。」
「良いってことよ!俺も彼奴の事は心配だったからな!」
「ところでその人のお名前は?」
「その手紙にも書いてあるが、ドラウプニルって名前だ!」
「そうなんですね。ありがとうございます。」
「良いってことよ!彼奴の事を宜しく頼むな!」
「はい。来てくれるかは本人の意思に任せますが、ありがとうございます。」
俺はその後、ガルンさんにドワーフの里での注意事項や連れて行くなら長には正体を教えておいた方が良い事などを教えてもらい、ガルンさんとはその場で分かれ、ハロルドさんがレイの事で話をしたいとの事だったので、このまま話すのはお店に悪いと思い、ハロルドさんの商会に移動して、話を聞く事にした。
「ハロルドさん、話って何ですか?」
「レイは今どの程度強くなったのですか?」
「え?身に付けたかは聞かないんですね。」
「何を仰ってるのですか?・・・あぁ、なるほど。シュウト様が教えたのであれば、間違いないので、その様な質問はシュウト様に対して失礼にあたります。」
え?めっちゃ笑顔で言ってるけど何その信頼・・・。
俺がハロルドさんの言葉にそう思いながら固まっていると再度、ハロルドさんから声を掛けられた。
「相変わらずで御座いますなぁ。失礼ながらシュウト様は御自身を過小評価し過ぎで御座います。」
「そ、そうですか?」
「はい。これまでも様々な不可能と思える事をシュウト様がやると言えば達成して来たではないですか。」
「そうでしたっけ?」
「そうなのです!シュウト様はいつも出来る事をしたまでと仰いますが、シュウト様でなければ不可能な事ばかりなのです!少しは自覚を持ってくださいませ!」
「あ、はい。」
ハロルドさんの迫力に気圧された俺は素直にハイと言うしかなかった。
「少しは分かって頂いた様なので、今一度質問致しますが、レイはどの程度強くなったのでしょうか?」
「えっと、リーグさん達にも話をしましたが、今のところはCランク冒険者と同程度でしょうか。」
「おぉそれは素晴らしい。ですが、今のところという事はまだ途中という事ですかな?」
「まぁ確かに武であろうと商であろうと一生精進していくものなので、全ての事柄は途中経過に過ぎませんが、レイにとっては今まさに始まりに過ぎませんので、攻略組創設までは出来るだけの事をするつもりです。」
「なるほど、途中経過ですか、私もまだまだという事ですな。しかし、そうですか。でしたらレイの心配はなさそうですな。」
ハロルドさんの言い方が気になったので聞いてみた。
「レイの心配とは?」
「いえ、これは私の推測でしかないのですが、レイと渡り合える商人は数える程しか居りませんので、下手をすると命を狙われないとも限らないと思いまして、多少の武力も個人として必要になってくるのではないかと。」
「それ程ですか。」
「はい。レイもシュウト様同様、自覚は有りませんが、今回の事件も解決は、ほぼしておりますが、レイを排除する狙いも有ったと思われます。」
「確かに刺客を送られていましたからね。」
「それも有りますがもしも失敗したとしても表舞台に戻れなくする意図もあったと思われます。」
「2段構えですか。」
「はい。ですので、今後も攻略組の経営のトップに成れば、表舞台から引きずり下ろす事は難しくとも暗殺の危険は有るかと思い、強さを確認したかったのです。」
「なるほど・・・なら、想定している以上に強くする必要がありますね。分かりました、自分に任せておいて下さい、創設日までにはある程度、ハロルドさんも納得出来る様に鍛え上げます。」
「それならば安心しました。では、シュウト様はこれからどうされますか?」
「そうですねぇ。夜にはおそらくお城で食事をする事になると思いますので、それまではサスケとツバキに修行をつけようかと思います。そうすれば、より安心ですので。」
「承知致しました。では、攻略組創設を楽しみにしております。」
そう言うと俺はその場を後にし、離れに戻るとサスケとツバキの所に行って、それぞれの必要な技を教えていった。
その後、夕方になると予想通り、リーグさんに食事に誘われたので、食事をして、明日も早くから全員を鍛えるという事で早目に休ませてもらった。
翌朝、全員が揃ったので、創設日までの予定を話す事にした。
「皆んな分かって居ると思うが創設日まで時間が無い。という事で、バトさんにお願いして、創設日の前日までの食事を用意してもらったから、昼と夜に2時間ずつ仮眠を摂る以外は修行に費やすぞ。」
「2時間というと夜営みたいだな。」
「その通りだ。不測の事態も視野に入れているからそのつもりでいろ。」
「分かった。だが、それなら徹夜でなくて良いのか?」
「それだとパフォーマンスが落ちるし、修行にならないからな。」
「分かった。」
「という訳でこれからはツーマンセルで行動して貰う。」
「ツーマンセルって何だ?」
「2人1組って事だ。」
「俺とレイ、サスケとツバキか?」
「いや、今後の事も考えて、ルークとサスケ、レイとツバキで行動してもらう。」
「というと、シュウトの中では俺とサスケで攻略組の主戦力に。レイとツバキは経営と情報収集をさせるつもりなのか?」
「あぁ、そのつもりだ。その方が攻略組を動かすには最適だと思う。ただ、サスケとツバキは創設して暫くは俺と行動して、鍛え上げてからになるがな。」
「なるほど。で、修行の予定は?」
「とりあえず昼の食事まではルークとサスケは迷宮に。昼から夜の食事まではレイとツバキで迷宮に行ってもらう。」
「迷宮以外はどうするんだ?」
「俺と修行だ。」
「ウェッ!マジか。」
「あぁマジだ。だが、迷宮で手を抜いてたら俺との修行がよりハードになると思えよ。」
「わ、分かった。」
俺がそう言うと全員、青ざめながらも真剣な表情になったので、開始の合図をして、レイには武術の連携と新たな舞を。ツバキには忍術の修得をさせて行き、交代すると今度はルークには気と魔法の連携、サスケには無手での武術、それから2人共、仙気の修行をさせて行った。
創設日の前日までそれを繰り返し、前日の夜に解散すると俺以外の全員が倒れる様にその場で寝てしまった。すると子供達が近づいてきた。
「とうちゃん、みんなねちゃったねぇ。」
「あぁ、結構ハードスケジュールでやったからな。」
「ボクたちはよかったの?」
「あぁ、お前達は自分達のペースでやれば良いよ。ところでボタンちゃんはどの位になったんだ?」
「とりあえず初級なら1人でも大丈夫になったよ。」
「余り無茶はするなよ。」
「父ちゃんじゃないから大丈夫だよ。ねぇボタンちゃん。」
「強くなってるのが、分かるから全然辛く無いよ。」
「そうか。なら、良いが無理してもお前達の場合だと強くは成れないからな。」
「「「は~い。」」」
「よし。じゃあ寝るか。」
俺はそう言うとその場に皆んなと一緒に外で寝る事にした。
翌朝、起きて懐中時計を見ると昼になって子供達も既に出かけていた。
「おい。皆んなそろそろ起きろよ。」
俺がそう言うと全員がスッキリした表情で起き上がったので食事を済ませて、今日の予定を話す事にした。
「とりあえず、ルークとレイは俺に着いてきてくれ。」
俺がそう言うと2人が頷いたので今度はサスケの方を見た。
「お前達はとりあえず、今日のところは休んで、明日の創設日は此処でお互いの習熟度を確かめてくれ。」
「「御意!」」
サスケ達がそう言いながら頭を下げたので、俺達は身体を綺麗にしてから外に出た。
「シュウト様、ご苦労様で御座います。陛下がお待ちてますので此方へどうぞ。」
離れから出ると直ぐにバトさんにそう言われたので俺達が着いていくとそこは練武場だった。
「おぉ、来られたか。どうじゃ、約束通り余達にレイの戦う姿を見せてくれるかのぅ?」
練武場にはリーグさんとセドさんの他にバトロスさん、近衛騎士団総団長のバースさん、騎士団長のアルトスさんが居た。
「良いですよ。想定してたよりも2人共、強くなったので、リーグさんもセドさんも安心して頂けると思いますよ。」
「そうか。それは楽しみじゃのぅ。では対戦はどうするかのぅ。」
リーグさんはそう言いながら近衛騎士団の2人を見たので、俺はルークとレイを見てから答えた。
「そうですねぇ、なら、ルークはバースさんとレイはアルトスさんでお願いします。」
「ほう。それは楽しみじゃ。先ずはアルトスから行け。」
「御意!」
リーグさんにそう言われたアルトスさんは練武場の中央に向かったので、俺はレイに声を掛けた。
「お前なら大丈夫だ。セドさんに努力の成果を見せてこい!」
「あぁ。」
レイはそう言うとアルトスさんの方に向かって歩いていって、アルトスさんに声を掛けた。
「手加減無用でお願いします。」
「分かりました。使徒様に鍛えられた腕前、しかと拝見致します。」
「それでは良いか?」
「「ハッ!」」
「始め!」
俺がそう言うとガルンさんは渋い表情をしながら答えた。
「何つうか、彼奴も俺と一緒で変わり者なんだよ。その所為で里の奴等とあんまいい関係じゃねぇんだよ。鍛治の腕は良いだけどな。」
「そうなんですね。じゃあ何で里に居るんですか?里から出たらいけないとかが有るんですか?」
「いや、そんな事はねぇけど、鉱石とか火山地帯にしかねぇ宝石とかが他にはねぇから出ようとしねぇんだよ。」
「なるほど、ならその方に御家族は居ますか?」
「いや、この前連絡した時はそんな事書いて無かったから居ねぇはずだぞ。」
「なら、良かった。」
「ん?何でだ?」
ガルンさんにそう言われたのでアイテムボックス改の事と中で鍛治をしてくれる人を探してるのを話した。
「・・・なるほどなぁ。相変わらずシュウトは出鱈目だなぁ。だが、それなら彼奴は丁度良いかもしれねぇな。鍛治以外には興味もねぇからな。よし!なら、俺が紹介状を書いてやるから、俺からだって渡してくれ。」
ガルンさんはそう言うとセバスさんに書く物を頼んで、その場で紹介状を書いてくれた。
「ありがとうございます。助かります。」
「良いってことよ!俺も彼奴の事は心配だったからな!」
「ところでその人のお名前は?」
「その手紙にも書いてあるが、ドラウプニルって名前だ!」
「そうなんですね。ありがとうございます。」
「良いってことよ!彼奴の事を宜しく頼むな!」
「はい。来てくれるかは本人の意思に任せますが、ありがとうございます。」
俺はその後、ガルンさんにドワーフの里での注意事項や連れて行くなら長には正体を教えておいた方が良い事などを教えてもらい、ガルンさんとはその場で分かれ、ハロルドさんがレイの事で話をしたいとの事だったので、このまま話すのはお店に悪いと思い、ハロルドさんの商会に移動して、話を聞く事にした。
「ハロルドさん、話って何ですか?」
「レイは今どの程度強くなったのですか?」
「え?身に付けたかは聞かないんですね。」
「何を仰ってるのですか?・・・あぁ、なるほど。シュウト様が教えたのであれば、間違いないので、その様な質問はシュウト様に対して失礼にあたります。」
え?めっちゃ笑顔で言ってるけど何その信頼・・・。
俺がハロルドさんの言葉にそう思いながら固まっていると再度、ハロルドさんから声を掛けられた。
「相変わらずで御座いますなぁ。失礼ながらシュウト様は御自身を過小評価し過ぎで御座います。」
「そ、そうですか?」
「はい。これまでも様々な不可能と思える事をシュウト様がやると言えば達成して来たではないですか。」
「そうでしたっけ?」
「そうなのです!シュウト様はいつも出来る事をしたまでと仰いますが、シュウト様でなければ不可能な事ばかりなのです!少しは自覚を持ってくださいませ!」
「あ、はい。」
ハロルドさんの迫力に気圧された俺は素直にハイと言うしかなかった。
「少しは分かって頂いた様なので、今一度質問致しますが、レイはどの程度強くなったのでしょうか?」
「えっと、リーグさん達にも話をしましたが、今のところはCランク冒険者と同程度でしょうか。」
「おぉそれは素晴らしい。ですが、今のところという事はまだ途中という事ですかな?」
「まぁ確かに武であろうと商であろうと一生精進していくものなので、全ての事柄は途中経過に過ぎませんが、レイにとっては今まさに始まりに過ぎませんので、攻略組創設までは出来るだけの事をするつもりです。」
「なるほど、途中経過ですか、私もまだまだという事ですな。しかし、そうですか。でしたらレイの心配はなさそうですな。」
ハロルドさんの言い方が気になったので聞いてみた。
「レイの心配とは?」
「いえ、これは私の推測でしかないのですが、レイと渡り合える商人は数える程しか居りませんので、下手をすると命を狙われないとも限らないと思いまして、多少の武力も個人として必要になってくるのではないかと。」
「それ程ですか。」
「はい。レイもシュウト様同様、自覚は有りませんが、今回の事件も解決は、ほぼしておりますが、レイを排除する狙いも有ったと思われます。」
「確かに刺客を送られていましたからね。」
「それも有りますがもしも失敗したとしても表舞台に戻れなくする意図もあったと思われます。」
「2段構えですか。」
「はい。ですので、今後も攻略組の経営のトップに成れば、表舞台から引きずり下ろす事は難しくとも暗殺の危険は有るかと思い、強さを確認したかったのです。」
「なるほど・・・なら、想定している以上に強くする必要がありますね。分かりました、自分に任せておいて下さい、創設日までにはある程度、ハロルドさんも納得出来る様に鍛え上げます。」
「それならば安心しました。では、シュウト様はこれからどうされますか?」
「そうですねぇ。夜にはおそらくお城で食事をする事になると思いますので、それまではサスケとツバキに修行をつけようかと思います。そうすれば、より安心ですので。」
「承知致しました。では、攻略組創設を楽しみにしております。」
そう言うと俺はその場を後にし、離れに戻るとサスケとツバキの所に行って、それぞれの必要な技を教えていった。
その後、夕方になると予想通り、リーグさんに食事に誘われたので、食事をして、明日も早くから全員を鍛えるという事で早目に休ませてもらった。
翌朝、全員が揃ったので、創設日までの予定を話す事にした。
「皆んな分かって居ると思うが創設日まで時間が無い。という事で、バトさんにお願いして、創設日の前日までの食事を用意してもらったから、昼と夜に2時間ずつ仮眠を摂る以外は修行に費やすぞ。」
「2時間というと夜営みたいだな。」
「その通りだ。不測の事態も視野に入れているからそのつもりでいろ。」
「分かった。だが、それなら徹夜でなくて良いのか?」
「それだとパフォーマンスが落ちるし、修行にならないからな。」
「分かった。」
「という訳でこれからはツーマンセルで行動して貰う。」
「ツーマンセルって何だ?」
「2人1組って事だ。」
「俺とレイ、サスケとツバキか?」
「いや、今後の事も考えて、ルークとサスケ、レイとツバキで行動してもらう。」
「というと、シュウトの中では俺とサスケで攻略組の主戦力に。レイとツバキは経営と情報収集をさせるつもりなのか?」
「あぁ、そのつもりだ。その方が攻略組を動かすには最適だと思う。ただ、サスケとツバキは創設して暫くは俺と行動して、鍛え上げてからになるがな。」
「なるほど。で、修行の予定は?」
「とりあえず昼の食事まではルークとサスケは迷宮に。昼から夜の食事まではレイとツバキで迷宮に行ってもらう。」
「迷宮以外はどうするんだ?」
「俺と修行だ。」
「ウェッ!マジか。」
「あぁマジだ。だが、迷宮で手を抜いてたら俺との修行がよりハードになると思えよ。」
「わ、分かった。」
俺がそう言うと全員、青ざめながらも真剣な表情になったので、開始の合図をして、レイには武術の連携と新たな舞を。ツバキには忍術の修得をさせて行き、交代すると今度はルークには気と魔法の連携、サスケには無手での武術、それから2人共、仙気の修行をさせて行った。
創設日の前日までそれを繰り返し、前日の夜に解散すると俺以外の全員が倒れる様にその場で寝てしまった。すると子供達が近づいてきた。
「とうちゃん、みんなねちゃったねぇ。」
「あぁ、結構ハードスケジュールでやったからな。」
「ボクたちはよかったの?」
「あぁ、お前達は自分達のペースでやれば良いよ。ところでボタンちゃんはどの位になったんだ?」
「とりあえず初級なら1人でも大丈夫になったよ。」
「余り無茶はするなよ。」
「父ちゃんじゃないから大丈夫だよ。ねぇボタンちゃん。」
「強くなってるのが、分かるから全然辛く無いよ。」
「そうか。なら、良いが無理してもお前達の場合だと強くは成れないからな。」
「「「は~い。」」」
「よし。じゃあ寝るか。」
俺はそう言うとその場に皆んなと一緒に外で寝る事にした。
翌朝、起きて懐中時計を見ると昼になって子供達も既に出かけていた。
「おい。皆んなそろそろ起きろよ。」
俺がそう言うと全員がスッキリした表情で起き上がったので食事を済ませて、今日の予定を話す事にした。
「とりあえず、ルークとレイは俺に着いてきてくれ。」
俺がそう言うと2人が頷いたので今度はサスケの方を見た。
「お前達はとりあえず、今日のところは休んで、明日の創設日は此処でお互いの習熟度を確かめてくれ。」
「「御意!」」
サスケ達がそう言いながら頭を下げたので、俺達は身体を綺麗にしてから外に出た。
「シュウト様、ご苦労様で御座います。陛下がお待ちてますので此方へどうぞ。」
離れから出ると直ぐにバトさんにそう言われたので俺達が着いていくとそこは練武場だった。
「おぉ、来られたか。どうじゃ、約束通り余達にレイの戦う姿を見せてくれるかのぅ?」
練武場にはリーグさんとセドさんの他にバトロスさん、近衛騎士団総団長のバースさん、騎士団長のアルトスさんが居た。
「良いですよ。想定してたよりも2人共、強くなったので、リーグさんもセドさんも安心して頂けると思いますよ。」
「そうか。それは楽しみじゃのぅ。では対戦はどうするかのぅ。」
リーグさんはそう言いながら近衛騎士団の2人を見たので、俺はルークとレイを見てから答えた。
「そうですねぇ、なら、ルークはバースさんとレイはアルトスさんでお願いします。」
「ほう。それは楽しみじゃ。先ずはアルトスから行け。」
「御意!」
リーグさんにそう言われたアルトスさんは練武場の中央に向かったので、俺はレイに声を掛けた。
「お前なら大丈夫だ。セドさんに努力の成果を見せてこい!」
「あぁ。」
レイはそう言うとアルトスさんの方に向かって歩いていって、アルトスさんに声を掛けた。
「手加減無用でお願いします。」
「分かりました。使徒様に鍛えられた腕前、しかと拝見致します。」
「それでは良いか?」
「「ハッ!」」
「始め!」
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