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第148話 [攻略組創設Part4]
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俺が離れで待っているとルーク達が戻ってきた。
「シュウト、今から攻略組の本部に行くけどお前はどうすんだ?」
「行くぞ、まぁお前達とは別でガシュウさんに連れてって貰うけどな。流石にお前達と行くと目立ち過ぎるからな。」
「あぁ、そうだな。俺達は国王である父上の乗る馬車で行くからな。」
「だろ。」
俺達がそう言っているとガシュウさんが音も無く現れた。
「ルーク殿、レイ殿、リーグが呼んでますよ。」
「あっ、はい。分かりました。」
そう言って立ち去ろうとするルーク達をガシュウさんは制止した。
「ルーク殿、レイ殿は各国の王と同等の地位なのです。私やリーグに対してもまだ慣れないでしょうが、せめて公式の場所では同等の身分である自覚と態度を示して下さいね。そうしないとシュウト様が嘗められてしまいます。」
「え?自分は別に・・・」
「それはなりません!アストライアー様の使徒様を軽視するという事はアストライアー様までも軽視する事に繋がってしまいます。ですので、せめて公式な場所ではキチンとして貰わなければならないのです!」
ガシュウさんの勢いに3人で固まっているとバトさんがやってきた。
「ガシュウ教皇様、陛下がお待ちですので、御二方をお連れしても宜しいでしょうか?」
「あぁ、申し訳ない。よろしくお願いします。シュウト様は私が責任をもってお連れするとリーグに伝えて下さい。」
「承知致しました。御二方では、此方へ。」
バトさんがそう言うと2人はホッとした顔をしながら着いて行った。
「では、シュウト様、私共も先に出立致しましょう。」
ガシュウさんはそう言うと俺達を連れて空へ飛び上がり、あの場所へと飛んで行った。
「申し訳ありません。これ以上は変身しないと速くは飛ぶ事が出来ませんが、今は変身する事が出来ないので、暫し我慢して頂けると幸いです。」
「いえいえ、お気になさらずにこの子達も喜んでいるようなので。」
俺はガシュウさんの魔法に、はしゃいでいる子供達を見ながらそう言うとガシュウさんは嬉しそうに子供達を見ると微笑みながら目的地へと向かった。
「あれ?予定では壁際に建設するんじゃなかったでしたっけ?」
「あぁ、それなら観光地計画の時に変更したそうですよ。何せ、シュウト様が創設する組織の建物です。1番の名所となるという事でしょう。」
「あぁ、なるほど。でも目立ちたくはないんですけどねぇ。」
「ホッホッホッ。目立ちたくないのであれば加減を覚えて貰いたいです。」
「・・・。」
「冗談です。さぁ着きました。」
そう言われて到着した場所は俺が破壊して出来た湖の真ん中に真っ白な城の様な者が出来ていた。
「凄いですね。まるで白亜の城の様だ。」
「ハクアの城とは何ですか?」
「何と言えばいいか、前世の世界で有名な物語りのお城のモデルにもなったと言われている美しいお城の事なんです。」
「なるほど、それは素晴らしい。」
ガシュウさんはそう言いながら攻略組の本部を一周して降り立った。
「此方が入り口側になりまして、反対側の橋が掛かっていない方が観光スポットになる予定だそうです。」
「なるほど、観光目的で来た方は此処まで直接、入れない様になっているんですね。」
「その様です。観光地予定の場所には宿泊施設もある様なのですが、長期滞在は出来ず、予定ではこの中だけでは無く、その周辺では商売する事は原則禁止となっております。」
「出来るとすれば中に居を構えている者のみ、という事ですか。」
「おそらくはそうなるかと。」
「そういえば、此処って税とかはどうなるんですか?」
「無いですよ。」
「ない?」
「はい。此方は使徒様にお譲りした土地で御座います。ですので、王国が税を摂る行為をすれば諸外国に反感を持たれる結果しか招きません。その代わりに魔物の素材やダンジョンで入手した宝などを卸してもらい、更に王国では物資の買い付けなどをして貰う事で、お互いいい関係を築く予定だそうです。」
「なるほど、そう言う事ですか。なら、レイに一任ですね。」
「それはそれは外交官の方が可哀想ですね。」
「そうなんですか?」
「はい。ブリステンの方では悪徳業者が軒並みレイ殿の手腕で短期間に潰されてしまった様ですので。」
「それならまぁ、レイには抑える様に言っておきます。」
ガシュウさんはそう言いながら城の中に入っていった。
「此方、入って右側の方にあるのが孤児院となり、攻略組の方は基本的に2階が会議室があり、地下には練武場が御座います。そしてその上には庭と両側の塔にはルーク殿、レイ殿の自室が御座います。そして、中央にはシュウト様の自室と神殿が御座います。」
順番に説明されながら進むと何故か城のど真ん中にパルテノン神殿の様な建物が在り、しかもそれが俺の家も兼任していると言われた。
「えっと何でこう成ったんですか?」
「それは私に聞かれましても確かにほんの少しだけ提案は致しましたが、基本的には王国の者が決めた事ですので。」
俺が本当かなぁと思いながらガシュウさんを見ていると後ろから声が掛かった。
「シュウト殿、確かにガシュウからこの城に教会が必要だと提案が有ったが、ど真ん中に神殿とシュウト殿の住まいを造ったのは此処に携わった建築家と民の意見なのじゃ。」
「そうなんですか?」
「そうじゃ、それだけ民からはシュウト殿、いや、使徒様は崇められているという事じゃ。」
「う~ん、それなら仕方ないのか?いや、でもなぁ。」
「そこは諦めよ。アレだけの事をしておいて、崇めるなという方が無理がある上、重軽傷者にアレだけの施しをしたのじゃ。当然の結果じゃ。」
「・・・。」
「余も民の意思を尊重せぬ訳にはいかんからの。」
「はぁ~分かりました。けどこんなにも広い場所の管理なんて出来ませんよ。それに自分の事を知らない人がいる場所だと困るんですけど。」
「それならば心配要らぬ。此処は攻略組の者で有っても入ってはいけない事になっておる。」
「えっ?教会というか、神殿があるのに?」
「攻略組の者は此処とは別の場所に教会が在るでの、其方の方で祈りは捧げる事になっておる。」
「じゃあ余計大変じゃないですか。」
「それも心配要らぬ。何故なら管理するのは別の人間じゃからな。」
「誰ですか?」
「私達で御座います。」
リーグさんと話しているとそう声を掛けられたので、其方を見るとバトさんとサーシャさんが居た。
「え!?お城の方はどうするんですか?」
「それは後任と言うか息子夫婦に引き継ぎました。」
「で、でも、2人で此処の管理をするんですか!?」
「この程度の広さであれば問題ありません。」
そう言われてリーグさんを見ると、さも当然の事という様に頷いていた。するとガシュウさんからも声を掛けられた。
「御夫婦が担当するのは神殿内のシュウト様の自室とルーク殿、レイ殿の塔のみで御座いますよ。」
「えっ?じゃあ神殿の方は?」
「シェリーが既に管理しております。」
「はい!?シェリーさんですか!?」
「はい。元々、次期教皇には向かないですし、こうと決めた事しか出来ませんから。ですが、誰よりも管理には適した人材ですので。」
「良いんですか?」
「問題ありません。」
「それなら良いですけど。」
その後、リーグさんとガシュウさんと少し雑談して2人は王都に戻って行った。
「それでどうだった?」
「予想通り、半数は来なかったな。」
「やっぱり、そういう事か。」
「あぁ。けど半数とはいえ、1000人以上要るぞ。」
「凄い数だな。」
「そうだな。でも想定していたよりも少なかったぞ。」
「そうなのか?」
「あぁ、だけど王都までの道程が遠くてまだ来れてない奴等もいるだろうからもっと増える予定だ。」
「そんなに居て、2人は大丈夫なのか?」
「問題ねぇ。なぁレイ。」
「そうだな。ただ遠征するとしても移動手段を考えなくちゃな。」
「まぁそれは何とかなるって。」
「それなら良いけど、強さはどの位なんだ?」
「う~ん、殆どがDランク程度だな。っても聖騎士を辞めて来た奴はAランク5人、後はBランクCランクってとこだな。あぁ、1人だけSランクレベルの奴が居たなぁ。」
「そうなのか。即戦力って感じだな。」
「う~ん。実力は確かにそうなんだが・・・。」
「何だ?横柄なのか?」
「いや、人当たりは良さそうだが、多分戦闘スタイルの所為で単独行動になってしまうと思うんだ。」
「何だ?もう模擬戦でもしたのか?」
「いや、まだだが、この報告書だ。」
ルークはそう言いながら書類を渡してきた。
「・・・あぁ、なるほど、基本的な攻撃方法すらも範囲攻撃になるスキルを所持しているのか。」
「あぁ、でもそれだとパーティでの攻略が難しいし、余計な範囲の敵まで呼んじまうからなぁ。」
「だが、それならSランクレベルとはどういう意味だ?ルーク、お前なら戦闘能力だけでSランクとはしないだろ?」
「あぁ、その資料の中にもある様に危機察知レベルが高いから1人でもAランクダンジョンは踏破出来ると判断してSランクなんだが、それだと折角の能力を活かしきれないから悩んでんだよ。」
「なるほどな。・・・とりあえず、どの程度の範囲攻撃なのか、模擬戦をしてみたらどうだ?」
「そうしたいが場所がなぁ・・・。」
「あぁ、想定を超えてたら周りに被害が出るか・・・なら、今回は特別にアイテムボックス改の荒野/渓谷フィールドでやってみたらどうだ?」
「良いのか?」
「俺も使徒仕様の装いで見てるからやってみろ。」
「ありがてぇ。」
「そうだ。他にも居るなら連れてきていいぞ。」
「いや、今回は其奴1人だ。」
「分かった。勝手に入れるのは迷宮のみにしたけど、今回みたいな事が有るなら相談してくれれば、使用可能って事にしとくか?」
「そうしてくれるとありがてぇな。じゃあ俺は其奴を連れて、先に行っとくから後で来てくれ。」
ルークはそう言うと下の階に走って行った。
「しかし、アキト・ホンジョウか。メモリーホルダーなのか?一応、ガシュウさんに素性を聞いとくべきか。」
俺はそう言うと王都の離れに転送した。
「シュウト、今から攻略組の本部に行くけどお前はどうすんだ?」
「行くぞ、まぁお前達とは別でガシュウさんに連れてって貰うけどな。流石にお前達と行くと目立ち過ぎるからな。」
「あぁ、そうだな。俺達は国王である父上の乗る馬車で行くからな。」
「だろ。」
俺達がそう言っているとガシュウさんが音も無く現れた。
「ルーク殿、レイ殿、リーグが呼んでますよ。」
「あっ、はい。分かりました。」
そう言って立ち去ろうとするルーク達をガシュウさんは制止した。
「ルーク殿、レイ殿は各国の王と同等の地位なのです。私やリーグに対してもまだ慣れないでしょうが、せめて公式の場所では同等の身分である自覚と態度を示して下さいね。そうしないとシュウト様が嘗められてしまいます。」
「え?自分は別に・・・」
「それはなりません!アストライアー様の使徒様を軽視するという事はアストライアー様までも軽視する事に繋がってしまいます。ですので、せめて公式な場所ではキチンとして貰わなければならないのです!」
ガシュウさんの勢いに3人で固まっているとバトさんがやってきた。
「ガシュウ教皇様、陛下がお待ちですので、御二方をお連れしても宜しいでしょうか?」
「あぁ、申し訳ない。よろしくお願いします。シュウト様は私が責任をもってお連れするとリーグに伝えて下さい。」
「承知致しました。御二方では、此方へ。」
バトさんがそう言うと2人はホッとした顔をしながら着いて行った。
「では、シュウト様、私共も先に出立致しましょう。」
ガシュウさんはそう言うと俺達を連れて空へ飛び上がり、あの場所へと飛んで行った。
「申し訳ありません。これ以上は変身しないと速くは飛ぶ事が出来ませんが、今は変身する事が出来ないので、暫し我慢して頂けると幸いです。」
「いえいえ、お気になさらずにこの子達も喜んでいるようなので。」
俺はガシュウさんの魔法に、はしゃいでいる子供達を見ながらそう言うとガシュウさんは嬉しそうに子供達を見ると微笑みながら目的地へと向かった。
「あれ?予定では壁際に建設するんじゃなかったでしたっけ?」
「あぁ、それなら観光地計画の時に変更したそうですよ。何せ、シュウト様が創設する組織の建物です。1番の名所となるという事でしょう。」
「あぁ、なるほど。でも目立ちたくはないんですけどねぇ。」
「ホッホッホッ。目立ちたくないのであれば加減を覚えて貰いたいです。」
「・・・。」
「冗談です。さぁ着きました。」
そう言われて到着した場所は俺が破壊して出来た湖の真ん中に真っ白な城の様な者が出来ていた。
「凄いですね。まるで白亜の城の様だ。」
「ハクアの城とは何ですか?」
「何と言えばいいか、前世の世界で有名な物語りのお城のモデルにもなったと言われている美しいお城の事なんです。」
「なるほど、それは素晴らしい。」
ガシュウさんはそう言いながら攻略組の本部を一周して降り立った。
「此方が入り口側になりまして、反対側の橋が掛かっていない方が観光スポットになる予定だそうです。」
「なるほど、観光目的で来た方は此処まで直接、入れない様になっているんですね。」
「その様です。観光地予定の場所には宿泊施設もある様なのですが、長期滞在は出来ず、予定ではこの中だけでは無く、その周辺では商売する事は原則禁止となっております。」
「出来るとすれば中に居を構えている者のみ、という事ですか。」
「おそらくはそうなるかと。」
「そういえば、此処って税とかはどうなるんですか?」
「無いですよ。」
「ない?」
「はい。此方は使徒様にお譲りした土地で御座います。ですので、王国が税を摂る行為をすれば諸外国に反感を持たれる結果しか招きません。その代わりに魔物の素材やダンジョンで入手した宝などを卸してもらい、更に王国では物資の買い付けなどをして貰う事で、お互いいい関係を築く予定だそうです。」
「なるほど、そう言う事ですか。なら、レイに一任ですね。」
「それはそれは外交官の方が可哀想ですね。」
「そうなんですか?」
「はい。ブリステンの方では悪徳業者が軒並みレイ殿の手腕で短期間に潰されてしまった様ですので。」
「それならまぁ、レイには抑える様に言っておきます。」
ガシュウさんはそう言いながら城の中に入っていった。
「此方、入って右側の方にあるのが孤児院となり、攻略組の方は基本的に2階が会議室があり、地下には練武場が御座います。そしてその上には庭と両側の塔にはルーク殿、レイ殿の自室が御座います。そして、中央にはシュウト様の自室と神殿が御座います。」
順番に説明されながら進むと何故か城のど真ん中にパルテノン神殿の様な建物が在り、しかもそれが俺の家も兼任していると言われた。
「えっと何でこう成ったんですか?」
「それは私に聞かれましても確かにほんの少しだけ提案は致しましたが、基本的には王国の者が決めた事ですので。」
俺が本当かなぁと思いながらガシュウさんを見ていると後ろから声が掛かった。
「シュウト殿、確かにガシュウからこの城に教会が必要だと提案が有ったが、ど真ん中に神殿とシュウト殿の住まいを造ったのは此処に携わった建築家と民の意見なのじゃ。」
「そうなんですか?」
「そうじゃ、それだけ民からはシュウト殿、いや、使徒様は崇められているという事じゃ。」
「う~ん、それなら仕方ないのか?いや、でもなぁ。」
「そこは諦めよ。アレだけの事をしておいて、崇めるなという方が無理がある上、重軽傷者にアレだけの施しをしたのじゃ。当然の結果じゃ。」
「・・・。」
「余も民の意思を尊重せぬ訳にはいかんからの。」
「はぁ~分かりました。けどこんなにも広い場所の管理なんて出来ませんよ。それに自分の事を知らない人がいる場所だと困るんですけど。」
「それならば心配要らぬ。此処は攻略組の者で有っても入ってはいけない事になっておる。」
「えっ?教会というか、神殿があるのに?」
「攻略組の者は此処とは別の場所に教会が在るでの、其方の方で祈りは捧げる事になっておる。」
「じゃあ余計大変じゃないですか。」
「それも心配要らぬ。何故なら管理するのは別の人間じゃからな。」
「誰ですか?」
「私達で御座います。」
リーグさんと話しているとそう声を掛けられたので、其方を見るとバトさんとサーシャさんが居た。
「え!?お城の方はどうするんですか?」
「それは後任と言うか息子夫婦に引き継ぎました。」
「で、でも、2人で此処の管理をするんですか!?」
「この程度の広さであれば問題ありません。」
そう言われてリーグさんを見ると、さも当然の事という様に頷いていた。するとガシュウさんからも声を掛けられた。
「御夫婦が担当するのは神殿内のシュウト様の自室とルーク殿、レイ殿の塔のみで御座いますよ。」
「えっ?じゃあ神殿の方は?」
「シェリーが既に管理しております。」
「はい!?シェリーさんですか!?」
「はい。元々、次期教皇には向かないですし、こうと決めた事しか出来ませんから。ですが、誰よりも管理には適した人材ですので。」
「良いんですか?」
「問題ありません。」
「それなら良いですけど。」
その後、リーグさんとガシュウさんと少し雑談して2人は王都に戻って行った。
「それでどうだった?」
「予想通り、半数は来なかったな。」
「やっぱり、そういう事か。」
「あぁ。けど半数とはいえ、1000人以上要るぞ。」
「凄い数だな。」
「そうだな。でも想定していたよりも少なかったぞ。」
「そうなのか?」
「あぁ、だけど王都までの道程が遠くてまだ来れてない奴等もいるだろうからもっと増える予定だ。」
「そんなに居て、2人は大丈夫なのか?」
「問題ねぇ。なぁレイ。」
「そうだな。ただ遠征するとしても移動手段を考えなくちゃな。」
「まぁそれは何とかなるって。」
「それなら良いけど、強さはどの位なんだ?」
「う~ん、殆どがDランク程度だな。っても聖騎士を辞めて来た奴はAランク5人、後はBランクCランクってとこだな。あぁ、1人だけSランクレベルの奴が居たなぁ。」
「そうなのか。即戦力って感じだな。」
「う~ん。実力は確かにそうなんだが・・・。」
「何だ?横柄なのか?」
「いや、人当たりは良さそうだが、多分戦闘スタイルの所為で単独行動になってしまうと思うんだ。」
「何だ?もう模擬戦でもしたのか?」
「いや、まだだが、この報告書だ。」
ルークはそう言いながら書類を渡してきた。
「・・・あぁ、なるほど、基本的な攻撃方法すらも範囲攻撃になるスキルを所持しているのか。」
「あぁ、でもそれだとパーティでの攻略が難しいし、余計な範囲の敵まで呼んじまうからなぁ。」
「だが、それならSランクレベルとはどういう意味だ?ルーク、お前なら戦闘能力だけでSランクとはしないだろ?」
「あぁ、その資料の中にもある様に危機察知レベルが高いから1人でもAランクダンジョンは踏破出来ると判断してSランクなんだが、それだと折角の能力を活かしきれないから悩んでんだよ。」
「なるほどな。・・・とりあえず、どの程度の範囲攻撃なのか、模擬戦をしてみたらどうだ?」
「そうしたいが場所がなぁ・・・。」
「あぁ、想定を超えてたら周りに被害が出るか・・・なら、今回は特別にアイテムボックス改の荒野/渓谷フィールドでやってみたらどうだ?」
「良いのか?」
「俺も使徒仕様の装いで見てるからやってみろ。」
「ありがてぇ。」
「そうだ。他にも居るなら連れてきていいぞ。」
「いや、今回は其奴1人だ。」
「分かった。勝手に入れるのは迷宮のみにしたけど、今回みたいな事が有るなら相談してくれれば、使用可能って事にしとくか?」
「そうしてくれるとありがてぇな。じゃあ俺は其奴を連れて、先に行っとくから後で来てくれ。」
ルークはそう言うと下の階に走って行った。
「しかし、アキト・ホンジョウか。メモリーホルダーなのか?一応、ガシュウさんに素性を聞いとくべきか。」
俺はそう言うと王都の離れに転送した。
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