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第153話 [バランさんの謝罪。]
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「お待たせしました。」
「シュウト殿、気にせんでも良い。儂らも今後の話を終わらせたとこだ。」
「なら、良かったです。」
「シュウト殿、この後はどうするのだ?」
「今日のところは遅くなったんで、一旦ドワーフの里近くまで行くだけですね。」
「では、食事は此処でせぬか?」
「連れがいますので。」
「連れとはルーク様を狙った組織に居た攻略組の2人かの?」
「知ってるんですか?」
「そりゃあ他領とはいえ、同じ公爵家で起こった事だからの。それに使徒様か連れているとなれば自ずと分かるものだ。」
「なるほど。」
「それに彼奴らなら会った事もあるしな。」
「そうなんですか?」
「あぁ、最初にあったのは確かツバキという名の女子だったか、この街まで王都から貴族の護衛で来ておったはず。」
「あぁ、その時に。でもよく覚えてますね。」
「それはその後、Sランク冒険者のサスケが来て探している娘に似ていると言ったからの。」
「なるほど。」
「しかし、その所為で犯罪に、いや奴隷にされるとは悪い事をしてしまった。」
「確かに彼等に罪はあり自分が言う事じゃないですけど、今出会えて親子で過ごせる様になったのなら良いんじゃないですか?」
「本人等もそう言ってくれると嬉しいが。まぁそれもあって食事会を設けたいのだが良いか?」
「そういう事なら良いですよ。」
俺はそう言うとアイテムボックス改を開き、バランさんに触った。
「この中に居ますが今から会われますか?」
「な!?この門の先にシュウト殿の世界が在るのか!?」
「そうですね。それでどうされますか?」
「・・・よし、行こう。」
バランさんは目を閉じて少し考えてから目を開けるとそう答えてきたので、俺はそのままバランさんを森/川フィールドに案内して、丁度居たアモネスに頼んでサスケ達を連れて来てもらった。
「師匠どう・・・これはバラン公爵閣下!」
サスケは俺達の下へ来てバランさんを見ると直ぐさま、膝を着いて頭を垂れ、ツバキも同様の行動を取った。
「此処はシュウト殿の世界だ。その様な事はせんで良い。」
「「ハッ!」」
バランさんがそう言うとサスケ達はスっと立ってお辞儀をした。
「ん゛!ん゛ん・・・儂はお前達に謝らなければならん。」
バランさんがそう言うとサスケ達は首を傾げていた。
「儂が何を言いたいか分からないという感じだな。まぁ聞いて貰えるか?」
バランさんがそう言うとサスケ達はお互い見つめ合った後、頷いて返した。それを確認したバランさんは急に頭を下げて謝罪し始めた。
「すまんかった。儂がツバキ殿が王都に居ることを言わねば2人共が犯罪者の烙印を押される様な事にはならんだ。」
「閣下!!?・・・いや!そんな事はありません!」
「いや、儂の所為だ!」
「ツバキ1人では死んでいたかもしれませんし、拙・・・自分もまだ世界を彷徨っていたかもしれません。ですので、此方が感謝すれど閣下が謝る事など一切ござら・・・ございません。」
「私も感謝しています。そのお陰で生きていますし、記憶も取り戻せました。」
「・・・。」
「閣下・・・。」
バランさんに謝られたサスケ達が動揺しているとバランさんは顔を上げて嬉しそうにしていた。
「それは結果論だが感謝する、儂の気が晴れた。ところで先程気になったのだが、サスケ殿は儂に話す時は話し方を変えておるのか?」
「あっ・・・そうです。」
「何故その様な話し方をしておるのだ?」
「いや・・・なんと言うか、騙されて・・・。」
「ん?騙されて?」
「そうなんですよ。ヤマト訛りが変だから直した方が良いって騙されてたみたいなんですよ。」
俺がそう言うとバランさんは笑い出し涙を流していた。
「ガッハッハッ・・・す、すまん、通りで初めて会った時も変だとは思っておったが、なるほどな・・・ハッハッハ・・・。」
「そ、そんなに笑わなくても・・・。」
「・・・すまん、すまん。だが、サスケ殿は普通に喋った方が良いぞ。無理に話し方を直した方が聞いてる方からすれば違和感があり過ぎて話が入ってこんからな。」
「・・・やっぱりそうでござるか・・・師匠の言う通りでござったか。」
「うむ。やはりその方が良いぞ。元とはいえ、Sランク冒険者のそなたをヤマト出身だからと馬鹿に出来る者などいないはずだ。」
「そうでござるな。」
「ところで師匠とは、もしかしてシュウト殿の事か?」
「そうでござる。今までは身体能力と闘気術のみで戦ってたでござるが、更に強くなる為に師事をして貰っているでござる。」
「なるほど、あれ程強かったサスケ殿が更に強くなるという事か。」
バランさんはそう言いながら俺を見てきたので答えた。
「そうですね。今までは単純な力押しって感じだったので、戦闘技術を叩き込めばSランク以上のダンジョンでも安全に踏破出来る様になると思いまして。」
「それ程か・・・まぁ確かに攻略組はダンジョン踏破を目的としとるとの事だったな。」
「その代わり修行は厳しいでござるが。」
「Sランクのお主でもか?」
「それは大変でござる。もう既に何度か死・・・師匠何でもないでござる!」
サスケはバランさんに普通に答えようとしたが、俺の顔を見た途端、話をするのを止めた。
「・・・攻略組は強くなるな。」
「踏破が目的ですが、その為に犠牲になるのは違いますからね。攻略組に入る以上は全員、最低限には強くなって貰わないとですね。」
「それはどの程度を設定しておるのだ?」
「そうですねぇ・・・とりあえず攻略組でダンジョン踏破を任せるって事なら最低Cランクは1人で踏破出来る強さは欲しいですかね。」
「・・・全員か?」
「そうですね。Cランクまでなら普通の冒険者でも踏破可能でしょうし、まぁ1ヶ月も有れば問題無いでしょう。」
「・・・。」
俺がそう言うとバランさんは固まっていた。
「えっと・・・どうしました?」
「いや、なんというか・・・。」
「師匠はそれが普通でござる。」
「無茶苦茶だの。」
「何がですか?」
俺が不思議に思いバランさんに聞くとバランさんは呆れた様に答えてくれた。
「はぁ~分かって居らぬか、Cランクを単独踏破という事はBランク相当の腕前が必要なのは分かるか?」
「そうですね。」
「そうですね、か。・・・通常そうなる為には天性の才能と努力が必要で容易になれる様なものではないのだ。シュウト殿はそれを1ヶ月と申しただから無茶苦茶なのだ。」
「そうですか?高レベルの者が短期集中でレベリングを行えば可能ですよ。」
「まぁ可能かもしれぬがそれでも討伐させる魔物の量が必要だぞ。」
「それなら問題ないです。此処のダンジョンを訓練施設とするんで、魔物の量は自分の意志で決めれるんで。」
俺がそう言うとバランさんは顔を引き攣らせていた。するとサスケがバランさんに近づいて肩を掴んで首を振った。
「失礼。閣下、そういうモノでござる。」
「そ、そうか。」
俺が首を傾げているとバランさんはそんな俺を無視する様にサスケに食事の件を伝えると俺に出たいと言ってきたので、俺は外に連れ出した。
「しかし、シュウト殿の世界は何と言うか聖域の様だのぅ。」
「あぁ、それに近いそうです。」
「なるほど。その上、出入りはシュウト殿が触れないと無理なのだろ?」
「いや、ルークも出来ますよ。」
「・・・なるほど、確かにそうせねばシュウト殿が使命をする足枷になってしまうの。」
「まぁルークには面倒な事を頼んでるとは思いますけど。」
「まぁ儂の知る限りルーク殿下いや、もう殿下では無かったな。」
「そうなっちゃいましたね。」
「そこは仕方無かろう。ルーク殿は世話好きというか、面倒見の良い御仁だから問題無かろう。」
「はい。だから安心して任せられます。」
「それは良いの。ところでドワーフの里の正確な位置は分かっておるのか?」
「いや、大体の場所だけですね。」
「地図はあるか?」
「はい。」
俺はそう言うとリーグさんから貰った地図を出して、バランさんに教えてもらい、そのまま行こうとするとバランさんに止められた。
「シュウト殿、申し訳ないが転送するのであれば王家の邸があるゆえ、そこからお願い出来ぬか?」
「あっ、そうですよね。此処を移動場所とする訳には行かないですよね。」
「儂らだけなら問題無いのだが、シュウト殿の事を知らない者が居た場合、言い訳が出来んからな。」
バランさんはそう言いながらジュトーさんを見るとジュトーさんはバランさんにお辞儀をしてから俺を案内してくれた。
案内された場所はバランさんの邸の直ぐ近くにあったドームの様な場所だった。
「此方は天井の部分が開閉しますが、開いたとしても認識阻害が施されていますので、御安心下さい。それでシュウト様は此方でお泊まり致しますか?」
「いや、アイテムボックス改の中で寝るんで、ありがとうございます。では行ってきます。」
「はい。」
俺はそう言うとドワーフの里らしき場所の近くまで転送し、イーグルアイで目立たない場所を確認して戻り、バランさん達と食事をして明日朝一で向かえる様に早目に就寝した。
「シュウト殿、気にせんでも良い。儂らも今後の話を終わらせたとこだ。」
「なら、良かったです。」
「シュウト殿、この後はどうするのだ?」
「今日のところは遅くなったんで、一旦ドワーフの里近くまで行くだけですね。」
「では、食事は此処でせぬか?」
「連れがいますので。」
「連れとはルーク様を狙った組織に居た攻略組の2人かの?」
「知ってるんですか?」
「そりゃあ他領とはいえ、同じ公爵家で起こった事だからの。それに使徒様か連れているとなれば自ずと分かるものだ。」
「なるほど。」
「それに彼奴らなら会った事もあるしな。」
「そうなんですか?」
「あぁ、最初にあったのは確かツバキという名の女子だったか、この街まで王都から貴族の護衛で来ておったはず。」
「あぁ、その時に。でもよく覚えてますね。」
「それはその後、Sランク冒険者のサスケが来て探している娘に似ていると言ったからの。」
「なるほど。」
「しかし、その所為で犯罪に、いや奴隷にされるとは悪い事をしてしまった。」
「確かに彼等に罪はあり自分が言う事じゃないですけど、今出会えて親子で過ごせる様になったのなら良いんじゃないですか?」
「本人等もそう言ってくれると嬉しいが。まぁそれもあって食事会を設けたいのだが良いか?」
「そういう事なら良いですよ。」
俺はそう言うとアイテムボックス改を開き、バランさんに触った。
「この中に居ますが今から会われますか?」
「な!?この門の先にシュウト殿の世界が在るのか!?」
「そうですね。それでどうされますか?」
「・・・よし、行こう。」
バランさんは目を閉じて少し考えてから目を開けるとそう答えてきたので、俺はそのままバランさんを森/川フィールドに案内して、丁度居たアモネスに頼んでサスケ達を連れて来てもらった。
「師匠どう・・・これはバラン公爵閣下!」
サスケは俺達の下へ来てバランさんを見ると直ぐさま、膝を着いて頭を垂れ、ツバキも同様の行動を取った。
「此処はシュウト殿の世界だ。その様な事はせんで良い。」
「「ハッ!」」
バランさんがそう言うとサスケ達はスっと立ってお辞儀をした。
「ん゛!ん゛ん・・・儂はお前達に謝らなければならん。」
バランさんがそう言うとサスケ達は首を傾げていた。
「儂が何を言いたいか分からないという感じだな。まぁ聞いて貰えるか?」
バランさんがそう言うとサスケ達はお互い見つめ合った後、頷いて返した。それを確認したバランさんは急に頭を下げて謝罪し始めた。
「すまんかった。儂がツバキ殿が王都に居ることを言わねば2人共が犯罪者の烙印を押される様な事にはならんだ。」
「閣下!!?・・・いや!そんな事はありません!」
「いや、儂の所為だ!」
「ツバキ1人では死んでいたかもしれませんし、拙・・・自分もまだ世界を彷徨っていたかもしれません。ですので、此方が感謝すれど閣下が謝る事など一切ござら・・・ございません。」
「私も感謝しています。そのお陰で生きていますし、記憶も取り戻せました。」
「・・・。」
「閣下・・・。」
バランさんに謝られたサスケ達が動揺しているとバランさんは顔を上げて嬉しそうにしていた。
「それは結果論だが感謝する、儂の気が晴れた。ところで先程気になったのだが、サスケ殿は儂に話す時は話し方を変えておるのか?」
「あっ・・・そうです。」
「何故その様な話し方をしておるのだ?」
「いや・・・なんと言うか、騙されて・・・。」
「ん?騙されて?」
「そうなんですよ。ヤマト訛りが変だから直した方が良いって騙されてたみたいなんですよ。」
俺がそう言うとバランさんは笑い出し涙を流していた。
「ガッハッハッ・・・す、すまん、通りで初めて会った時も変だとは思っておったが、なるほどな・・・ハッハッハ・・・。」
「そ、そんなに笑わなくても・・・。」
「・・・すまん、すまん。だが、サスケ殿は普通に喋った方が良いぞ。無理に話し方を直した方が聞いてる方からすれば違和感があり過ぎて話が入ってこんからな。」
「・・・やっぱりそうでござるか・・・師匠の言う通りでござったか。」
「うむ。やはりその方が良いぞ。元とはいえ、Sランク冒険者のそなたをヤマト出身だからと馬鹿に出来る者などいないはずだ。」
「そうでござるな。」
「ところで師匠とは、もしかしてシュウト殿の事か?」
「そうでござる。今までは身体能力と闘気術のみで戦ってたでござるが、更に強くなる為に師事をして貰っているでござる。」
「なるほど、あれ程強かったサスケ殿が更に強くなるという事か。」
バランさんはそう言いながら俺を見てきたので答えた。
「そうですね。今までは単純な力押しって感じだったので、戦闘技術を叩き込めばSランク以上のダンジョンでも安全に踏破出来る様になると思いまして。」
「それ程か・・・まぁ確かに攻略組はダンジョン踏破を目的としとるとの事だったな。」
「その代わり修行は厳しいでござるが。」
「Sランクのお主でもか?」
「それは大変でござる。もう既に何度か死・・・師匠何でもないでござる!」
サスケはバランさんに普通に答えようとしたが、俺の顔を見た途端、話をするのを止めた。
「・・・攻略組は強くなるな。」
「踏破が目的ですが、その為に犠牲になるのは違いますからね。攻略組に入る以上は全員、最低限には強くなって貰わないとですね。」
「それはどの程度を設定しておるのだ?」
「そうですねぇ・・・とりあえず攻略組でダンジョン踏破を任せるって事なら最低Cランクは1人で踏破出来る強さは欲しいですかね。」
「・・・全員か?」
「そうですね。Cランクまでなら普通の冒険者でも踏破可能でしょうし、まぁ1ヶ月も有れば問題無いでしょう。」
「・・・。」
俺がそう言うとバランさんは固まっていた。
「えっと・・・どうしました?」
「いや、なんというか・・・。」
「師匠はそれが普通でござる。」
「無茶苦茶だの。」
「何がですか?」
俺が不思議に思いバランさんに聞くとバランさんは呆れた様に答えてくれた。
「はぁ~分かって居らぬか、Cランクを単独踏破という事はBランク相当の腕前が必要なのは分かるか?」
「そうですね。」
「そうですね、か。・・・通常そうなる為には天性の才能と努力が必要で容易になれる様なものではないのだ。シュウト殿はそれを1ヶ月と申しただから無茶苦茶なのだ。」
「そうですか?高レベルの者が短期集中でレベリングを行えば可能ですよ。」
「まぁ可能かもしれぬがそれでも討伐させる魔物の量が必要だぞ。」
「それなら問題ないです。此処のダンジョンを訓練施設とするんで、魔物の量は自分の意志で決めれるんで。」
俺がそう言うとバランさんは顔を引き攣らせていた。するとサスケがバランさんに近づいて肩を掴んで首を振った。
「失礼。閣下、そういうモノでござる。」
「そ、そうか。」
俺が首を傾げているとバランさんはそんな俺を無視する様にサスケに食事の件を伝えると俺に出たいと言ってきたので、俺は外に連れ出した。
「しかし、シュウト殿の世界は何と言うか聖域の様だのぅ。」
「あぁ、それに近いそうです。」
「なるほど。その上、出入りはシュウト殿が触れないと無理なのだろ?」
「いや、ルークも出来ますよ。」
「・・・なるほど、確かにそうせねばシュウト殿が使命をする足枷になってしまうの。」
「まぁルークには面倒な事を頼んでるとは思いますけど。」
「まぁ儂の知る限りルーク殿下いや、もう殿下では無かったな。」
「そうなっちゃいましたね。」
「そこは仕方無かろう。ルーク殿は世話好きというか、面倒見の良い御仁だから問題無かろう。」
「はい。だから安心して任せられます。」
「それは良いの。ところでドワーフの里の正確な位置は分かっておるのか?」
「いや、大体の場所だけですね。」
「地図はあるか?」
「はい。」
俺はそう言うとリーグさんから貰った地図を出して、バランさんに教えてもらい、そのまま行こうとするとバランさんに止められた。
「シュウト殿、申し訳ないが転送するのであれば王家の邸があるゆえ、そこからお願い出来ぬか?」
「あっ、そうですよね。此処を移動場所とする訳には行かないですよね。」
「儂らだけなら問題無いのだが、シュウト殿の事を知らない者が居た場合、言い訳が出来んからな。」
バランさんはそう言いながらジュトーさんを見るとジュトーさんはバランさんにお辞儀をしてから俺を案内してくれた。
案内された場所はバランさんの邸の直ぐ近くにあったドームの様な場所だった。
「此方は天井の部分が開閉しますが、開いたとしても認識阻害が施されていますので、御安心下さい。それでシュウト様は此方でお泊まり致しますか?」
「いや、アイテムボックス改の中で寝るんで、ありがとうございます。では行ってきます。」
「はい。」
俺はそう言うとドワーフの里らしき場所の近くまで転送し、イーグルアイで目立たない場所を確認して戻り、バランさん達と食事をして明日朝一で向かえる様に早目に就寝した。
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