165 / 418
第164話 [修練と使命遂行。]
しおりを挟む
朝食を食べ終えた俺達はルーク達と別れて公爵領の領都パイラーに来た。
「とりあえず、昨日言った通りサスケにはボタンちゃんとダンジョンに向かってもらう。」
俺はそう言うと地図を指さした。
「此処はCランクダンジョンで名前を不毛の地って言うんだ。名前の通り、ダンジョンとしての旨みはないらしい。ドロップする品も何の役に立つか分からない物ばかりらしい。それゆえ、冒険者が来ず、公爵軍でスタンピードが起こらない程度に数を減らすだけになっているのが現状だ。という事で、本当にダンジョンにある物が役に立たないかを見てみたいからこのマジックバッグに入れれるだけ入れてきてくれ。」
「承知したでござる。」
「後、基本的にはボタンちゃんに経験を積ませてやれよ。」
「・・・。」
俺がそう言うとサスケは黙ってしまった。
「心配なのは分かるが、勝手にシンジやメグミに着いて行って危険な目に遭うよりも親であるお前が見守って経験を積ませた方が良いだろ?」
「・・・そうでござるな。」
「じゃあ転送するぞ。」
俺はそう言うと行先をイーグルアイで確認し、サスケ達を送って行った。
「よし、ツバキ今からはこの前説明した様に忍びモードだ。」
「承知しました。」
「出来るだけ人や魔物に見つからない様にしろよ。後、魔物を狩る時は気付かれないように近づいて敵の弱点を探り、一撃で仕留めろ。」
「ハッ!」
ツバキはそう言うと姿を背景に同化させた。
「しかし、あの武具を身に付けてからツバキの返し方が堅苦しくなったよなぁ。」
俺がそうボヤくと横に居たカナエが声を掛けてきた。
「多分、父ちゃんが忍者の説明したからじゃない?」
「あぁそういう事なのか?」
「だってツバキ姉ちゃん、父ちゃんの説明聞いてた時、凄くイキイキしてたよ。」
「なるほどな。格好に影響されるタイプか。」
俺がそう言うと図星だったのかツバキは動揺か手に取る様に分かるくらい騒がしくなっていた。
「おい。恥ずかしいなら止めとけ、折角姿を隠せてるのに何処にいるかバレバレだぞ。」
俺がそう言うとツバキはまだ動揺はしてるだろうが静かになった。
「まぁ、それで上達するなら続けて良いから兎に角頑張れ。」
「御意!」
ツバキの答えに俺は呆れながらも使命を果たす為にマップを確認した。
「もう少し南に行った所に3人いるなぁ。」
俺はそう呟くとイーグルアイを使い3人の居場所を確認した。
「街・・・いや、廃墟か。魔物が徘徊してるな。一先ず近くまで行くぞ。」
「ハッ!」
俺はそう言うと廃墟の近くの見渡せる場所まで転送した。
「どうだ。1人でやってみるか?」
「戦闘自体はゴブリンなんで問題無いです。」
「あの奥に居る奴もか?」
「キングですか・・・一撃で仕留めるのは難しいかもしれません。」
「そうなのか?」
「超回復がありますし、痛覚無効がある為、怯む事もありません。他にもキングとなったゴブリンは個々で能力が違いますので、その中で超再生を持つ個体ですと一撃は難しいと思われます。」
「超再生か。」
「はい。核さえ残っていれば全て無かった事になります。」
「核?魔石の事か?」
「いえ、核は魔石ではありません。」
「なるほど・・・なら、核は何処に有るんだ?」
「分かりません。というよりも常に移動しているそうです。」
「常に?」
「はい。」
「面倒だな。まぁそれなら仕方がないか。まぁ出来るだけやってみろ。」
「御意!」
ツバキはそう言うと姿を消して廃墟に入っていった。
ツバキは廃墟に一瞬で近くとそこからはゆっくり動き、単独で行動しているゴブリンから順に一撃で仕留めていった。
暫くしてゴブリンも異変を感じたのか騒ぎ出したがツバキを認識する事が出来ないのか次々と倒されていった。
そして後も通常のゴブリンや一回り身体の大きなゴブリン、鎧を装着したゴブリン、ローブを着て杖を持ったゴブリンを刺殺する際に多少気取られてはいたが、何とか一撃で倒していった。
しかし、暫くするとキングと呼ばれていたゴブリンの傍に居た赤い衣装を身に纏ったゴブリンがツバキを囲む様に配置し、ツバキがゴブリンを仕留める毎に徐々に範囲を狭めて行くのが見えた。
「見えてないけど怪しい場所を特定してる感じか・・・まぁ暗殺術は殲滅戦をする様なモノじゃないからなぁ、あの倒し方ならそうなるか。カナエそろそろ行くけど武器はどうする?」
「持ってるよ。」
カナエはそう言うと両手に嵌めていた腕輪が光り70cmはある赤い扇子2本になった。
「おっ、前世で使ってた鉄扇に似てるな。」
「色とか模様は違うけどね。」
「その武器はどうしたんだ?」
「ダンジョンで見つけたんだけどお婆ちゃんが言うには私専用の武器なんだって。だから私が使い易い武器に成るんだって。」
「なるほど、だから鉄扇か。じゃあ行くか。」
そう言うと俺達は急いで廃墟に向かい、カナエにはツバキの方に行ってもらい、俺はゴブリンキングの方に向かった。
カナエはツバキの下に到着するとツバキに今回の修練は終了の旨を伝え、協力して周りのゴブリンを一掃した。
俺はゴブリンキングの前まで来ると着火で炎を出し、魔法操作で辺り一面のゴブリンを一掃し、最後にゴブリンキングにもその炎で包んでやった。
暫く暴れていたゴブリンキングだったが、振り払っても振り払っても俺が炎を操作して包み込む様にすると徐々に動かなくなり、灰も残さず消し去った。
「父ちゃん、凄いね。」
「ん?カナエか、そっちも終わったのか?」
「うん。とりあえず此処にいる魔物は全て倒したよ。っても殆ど父ちゃんの魔法で死んじゃったけどね。」
「ん?俺?」
俺がそう言うと後から来たツバキが声を掛けてきた。
「その通りです。」
「どういう事だ?」
「どういう事も何も無いよ。父ちゃんが放った魔法はこの街の半分以上を燃やし尽くしたんだよ。」
「えっ!?いや、俺は一寸周りの魔物を消し去ろうとしただけだぞ。」
「アレで一寸ですか・・・やはり加減が苦手なのですね。」
「・・・。」
ツバキにそう言われた俺は黙る事しか出来なかった。
「あ~あ、魔石も残らなかったね。」
「あっ・・・。」
そう俺が言うとツバキが話し掛けてきた。
「それならば問題ないかと。」
「ん?どういう事だ?」
「戦闘に入る前に言った通り核が残っていれば復活する恐れが有りましたので。」
「魔石でもか?」
「はい。過去に報告された情報では魔石だけになったゴブリンキングが復活したらしいので、核の場所が分からないのであれば、消滅させる他ありません。」
「なるほどな。じゃあ前回倒した時はどうしたんだ?」
「魔法士100人が協力して消滅魔法にて消し去ったとの事です。」
「なるほど、そんな強力な魔法もあるのか。」
「はい。しかし、その際に魔法を実行した魔法士は魔法の反動で亡くなり、ゴブリンキングを抑える為に戦った兵士1万人も半数以上が亡くなったそうです。」
「・・・それ程か。」
「はい。その時はゴブリンも5千体を超える大群だった為、キングを無理にでも倒す必要があった様です。」
「それだけキングは危険という事か。」
「はい。例えゴブリンの大群を討伐出来たとしてもキングを逃がしてしまえば、数年後には大群を復活させてしまうからです。しかもキングともなると頭の方もかなり良くなるので、前回使った作戦は使えず、より討伐を困難にしてしまうのです。」
「なるほど。」
その後、少し話してから廃墟にいる魂を転生させると次の場所をマップで確認し、近くの迷える魂が居る場所に転送した。
「今度はダンジョンか。バランさんに教えて貰った情報だとこの辺にダンジョンは無かったと思ったんだがなぁ。」
「国やギルドも全て把握している訳ではないので。」
「まぁそうか。この辺に街は無いもんな。」
「それで今回はどうされますか?」
「とりあえず入ればマップでどの程度か分かるからそれを確認して出てくる魔物も見て判断するか。」
「承知しました。」
俺達はそう言うとダンジョンの中に入り色々調べてみた。
「全40階層だな。というか、ゴブリンばっかりだな。」
「ゴブリンばかりなのに40階層ですか・・・。」
「どうしたんた?」
「いえ、先程のゴブリン達ももしかしたら此処が原因かと。」
「もしかしてスタンピードか?」
「可能性はあるかと。」
「ゴブリンキングってランク的にはどの位だ?」
「基本は単体でBランクです。しかし、個体差が激しいので、なんとも言えません。能力によってはSランクまで上がる個体も居ますので。」
「大軍で殲滅したアレか。」
「はい。ただもしかしたら此処で成長した個体がスタンピードの影響を受け、更に成長した可能性があります。」
「強くなるのか?」
「稀にですが、その様な報告もあります。」
「なるほどな。まぁとりあえず1匹も逃さない様に殲滅する方向で行くか。今回は最初から俺達も参戦するから。」
「・・・承知しました。」
「ん?どうしたんだ?」
「いえ、何でもありません。」
「いやいや、気になるから。」
「・・・それでは、ゴブリンは狡猾さが有名な魔物で、油断出来ない魔物ですので、これからの成長の為にも今Cランクダンジョンに潜ってるボタンにもゴブリン討伐の経験を積ませてやりたいと思っただけです。」
「なるほどな。・・・分かった迎えに行ってから全員でやるか。」
「良いのですか?」
「経験になるなら良いだろう。但し、教育はお前達親子に任せるぞ。」
「承知しました。」
俺達はそう言うとダンジョンを出てサスケ達を迎えに行った。
「ところで、ツバキ。」
「はい。何でしょうか。」
「ゴブリンキングが倒し難い相手だったからといって最後に残してる風だったけど、どうなんだ?」
「はい。その通りです。」
「分かってるとは思うがお前の戦闘スタイルは暗殺だ。倒すなら指揮を行使する様な魔物から倒さないと後々、無理が来るぞ。」
「はい。今回の事で私も理解しました。」
「分かってるなら良い。」
「ありがとうございます。ですが次に行う時は今回の修練で弱点看破のスキルを手に入れましたのでそれを活かし、戦闘に臨みます。」
「おっ良さそうなスキルが手に入ったんだな。」
「はい。弱点を狙って倒し続けたお陰で手に入ったと思われます。」
「そうか。それは良かったな。」
俺達がそう話しているとサスケ達が帰ってきた。
「とりあえず、昨日言った通りサスケにはボタンちゃんとダンジョンに向かってもらう。」
俺はそう言うと地図を指さした。
「此処はCランクダンジョンで名前を不毛の地って言うんだ。名前の通り、ダンジョンとしての旨みはないらしい。ドロップする品も何の役に立つか分からない物ばかりらしい。それゆえ、冒険者が来ず、公爵軍でスタンピードが起こらない程度に数を減らすだけになっているのが現状だ。という事で、本当にダンジョンにある物が役に立たないかを見てみたいからこのマジックバッグに入れれるだけ入れてきてくれ。」
「承知したでござる。」
「後、基本的にはボタンちゃんに経験を積ませてやれよ。」
「・・・。」
俺がそう言うとサスケは黙ってしまった。
「心配なのは分かるが、勝手にシンジやメグミに着いて行って危険な目に遭うよりも親であるお前が見守って経験を積ませた方が良いだろ?」
「・・・そうでござるな。」
「じゃあ転送するぞ。」
俺はそう言うと行先をイーグルアイで確認し、サスケ達を送って行った。
「よし、ツバキ今からはこの前説明した様に忍びモードだ。」
「承知しました。」
「出来るだけ人や魔物に見つからない様にしろよ。後、魔物を狩る時は気付かれないように近づいて敵の弱点を探り、一撃で仕留めろ。」
「ハッ!」
ツバキはそう言うと姿を背景に同化させた。
「しかし、あの武具を身に付けてからツバキの返し方が堅苦しくなったよなぁ。」
俺がそうボヤくと横に居たカナエが声を掛けてきた。
「多分、父ちゃんが忍者の説明したからじゃない?」
「あぁそういう事なのか?」
「だってツバキ姉ちゃん、父ちゃんの説明聞いてた時、凄くイキイキしてたよ。」
「なるほどな。格好に影響されるタイプか。」
俺がそう言うと図星だったのかツバキは動揺か手に取る様に分かるくらい騒がしくなっていた。
「おい。恥ずかしいなら止めとけ、折角姿を隠せてるのに何処にいるかバレバレだぞ。」
俺がそう言うとツバキはまだ動揺はしてるだろうが静かになった。
「まぁ、それで上達するなら続けて良いから兎に角頑張れ。」
「御意!」
ツバキの答えに俺は呆れながらも使命を果たす為にマップを確認した。
「もう少し南に行った所に3人いるなぁ。」
俺はそう呟くとイーグルアイを使い3人の居場所を確認した。
「街・・・いや、廃墟か。魔物が徘徊してるな。一先ず近くまで行くぞ。」
「ハッ!」
俺はそう言うと廃墟の近くの見渡せる場所まで転送した。
「どうだ。1人でやってみるか?」
「戦闘自体はゴブリンなんで問題無いです。」
「あの奥に居る奴もか?」
「キングですか・・・一撃で仕留めるのは難しいかもしれません。」
「そうなのか?」
「超回復がありますし、痛覚無効がある為、怯む事もありません。他にもキングとなったゴブリンは個々で能力が違いますので、その中で超再生を持つ個体ですと一撃は難しいと思われます。」
「超再生か。」
「はい。核さえ残っていれば全て無かった事になります。」
「核?魔石の事か?」
「いえ、核は魔石ではありません。」
「なるほど・・・なら、核は何処に有るんだ?」
「分かりません。というよりも常に移動しているそうです。」
「常に?」
「はい。」
「面倒だな。まぁそれなら仕方がないか。まぁ出来るだけやってみろ。」
「御意!」
ツバキはそう言うと姿を消して廃墟に入っていった。
ツバキは廃墟に一瞬で近くとそこからはゆっくり動き、単独で行動しているゴブリンから順に一撃で仕留めていった。
暫くしてゴブリンも異変を感じたのか騒ぎ出したがツバキを認識する事が出来ないのか次々と倒されていった。
そして後も通常のゴブリンや一回り身体の大きなゴブリン、鎧を装着したゴブリン、ローブを着て杖を持ったゴブリンを刺殺する際に多少気取られてはいたが、何とか一撃で倒していった。
しかし、暫くするとキングと呼ばれていたゴブリンの傍に居た赤い衣装を身に纏ったゴブリンがツバキを囲む様に配置し、ツバキがゴブリンを仕留める毎に徐々に範囲を狭めて行くのが見えた。
「見えてないけど怪しい場所を特定してる感じか・・・まぁ暗殺術は殲滅戦をする様なモノじゃないからなぁ、あの倒し方ならそうなるか。カナエそろそろ行くけど武器はどうする?」
「持ってるよ。」
カナエはそう言うと両手に嵌めていた腕輪が光り70cmはある赤い扇子2本になった。
「おっ、前世で使ってた鉄扇に似てるな。」
「色とか模様は違うけどね。」
「その武器はどうしたんだ?」
「ダンジョンで見つけたんだけどお婆ちゃんが言うには私専用の武器なんだって。だから私が使い易い武器に成るんだって。」
「なるほど、だから鉄扇か。じゃあ行くか。」
そう言うと俺達は急いで廃墟に向かい、カナエにはツバキの方に行ってもらい、俺はゴブリンキングの方に向かった。
カナエはツバキの下に到着するとツバキに今回の修練は終了の旨を伝え、協力して周りのゴブリンを一掃した。
俺はゴブリンキングの前まで来ると着火で炎を出し、魔法操作で辺り一面のゴブリンを一掃し、最後にゴブリンキングにもその炎で包んでやった。
暫く暴れていたゴブリンキングだったが、振り払っても振り払っても俺が炎を操作して包み込む様にすると徐々に動かなくなり、灰も残さず消し去った。
「父ちゃん、凄いね。」
「ん?カナエか、そっちも終わったのか?」
「うん。とりあえず此処にいる魔物は全て倒したよ。っても殆ど父ちゃんの魔法で死んじゃったけどね。」
「ん?俺?」
俺がそう言うと後から来たツバキが声を掛けてきた。
「その通りです。」
「どういう事だ?」
「どういう事も何も無いよ。父ちゃんが放った魔法はこの街の半分以上を燃やし尽くしたんだよ。」
「えっ!?いや、俺は一寸周りの魔物を消し去ろうとしただけだぞ。」
「アレで一寸ですか・・・やはり加減が苦手なのですね。」
「・・・。」
ツバキにそう言われた俺は黙る事しか出来なかった。
「あ~あ、魔石も残らなかったね。」
「あっ・・・。」
そう俺が言うとツバキが話し掛けてきた。
「それならば問題ないかと。」
「ん?どういう事だ?」
「戦闘に入る前に言った通り核が残っていれば復活する恐れが有りましたので。」
「魔石でもか?」
「はい。過去に報告された情報では魔石だけになったゴブリンキングが復活したらしいので、核の場所が分からないのであれば、消滅させる他ありません。」
「なるほどな。じゃあ前回倒した時はどうしたんだ?」
「魔法士100人が協力して消滅魔法にて消し去ったとの事です。」
「なるほど、そんな強力な魔法もあるのか。」
「はい。しかし、その際に魔法を実行した魔法士は魔法の反動で亡くなり、ゴブリンキングを抑える為に戦った兵士1万人も半数以上が亡くなったそうです。」
「・・・それ程か。」
「はい。その時はゴブリンも5千体を超える大群だった為、キングを無理にでも倒す必要があった様です。」
「それだけキングは危険という事か。」
「はい。例えゴブリンの大群を討伐出来たとしてもキングを逃がしてしまえば、数年後には大群を復活させてしまうからです。しかもキングともなると頭の方もかなり良くなるので、前回使った作戦は使えず、より討伐を困難にしてしまうのです。」
「なるほど。」
その後、少し話してから廃墟にいる魂を転生させると次の場所をマップで確認し、近くの迷える魂が居る場所に転送した。
「今度はダンジョンか。バランさんに教えて貰った情報だとこの辺にダンジョンは無かったと思ったんだがなぁ。」
「国やギルドも全て把握している訳ではないので。」
「まぁそうか。この辺に街は無いもんな。」
「それで今回はどうされますか?」
「とりあえず入ればマップでどの程度か分かるからそれを確認して出てくる魔物も見て判断するか。」
「承知しました。」
俺達はそう言うとダンジョンの中に入り色々調べてみた。
「全40階層だな。というか、ゴブリンばっかりだな。」
「ゴブリンばかりなのに40階層ですか・・・。」
「どうしたんた?」
「いえ、先程のゴブリン達ももしかしたら此処が原因かと。」
「もしかしてスタンピードか?」
「可能性はあるかと。」
「ゴブリンキングってランク的にはどの位だ?」
「基本は単体でBランクです。しかし、個体差が激しいので、なんとも言えません。能力によってはSランクまで上がる個体も居ますので。」
「大軍で殲滅したアレか。」
「はい。ただもしかしたら此処で成長した個体がスタンピードの影響を受け、更に成長した可能性があります。」
「強くなるのか?」
「稀にですが、その様な報告もあります。」
「なるほどな。まぁとりあえず1匹も逃さない様に殲滅する方向で行くか。今回は最初から俺達も参戦するから。」
「・・・承知しました。」
「ん?どうしたんだ?」
「いえ、何でもありません。」
「いやいや、気になるから。」
「・・・それでは、ゴブリンは狡猾さが有名な魔物で、油断出来ない魔物ですので、これからの成長の為にも今Cランクダンジョンに潜ってるボタンにもゴブリン討伐の経験を積ませてやりたいと思っただけです。」
「なるほどな。・・・分かった迎えに行ってから全員でやるか。」
「良いのですか?」
「経験になるなら良いだろう。但し、教育はお前達親子に任せるぞ。」
「承知しました。」
俺達はそう言うとダンジョンを出てサスケ達を迎えに行った。
「ところで、ツバキ。」
「はい。何でしょうか。」
「ゴブリンキングが倒し難い相手だったからといって最後に残してる風だったけど、どうなんだ?」
「はい。その通りです。」
「分かってるとは思うがお前の戦闘スタイルは暗殺だ。倒すなら指揮を行使する様な魔物から倒さないと後々、無理が来るぞ。」
「はい。今回の事で私も理解しました。」
「分かってるなら良い。」
「ありがとうございます。ですが次に行う時は今回の修練で弱点看破のスキルを手に入れましたのでそれを活かし、戦闘に臨みます。」
「おっ良さそうなスキルが手に入ったんだな。」
「はい。弱点を狙って倒し続けたお陰で手に入ったと思われます。」
「そうか。それは良かったな。」
俺達がそう話しているとサスケ達が帰ってきた。
60
あなたにおすすめの小説
最強超人は異世界にてスマホを使う
萩場ぬし
ファンタジー
主人公、柏木 和(かしわぎ かず)は「武人」と呼ばれる武術を極めんとする者であり、ある日祖父から自分が世界で最強であることを知らされたのだった。
そして次の瞬間、自宅のコタツにいたはずの和は見知らぬ土地で寝転がっていた――
「……いや草」
私は〈元〉小石でございます! ~癒し系ゴーレムと魔物使い~
Ss侍
ファンタジー
"私"はある時目覚めたら身体が小石になっていた。
動けない、何もできない、そもそも身体がない。
自分の運命に嘆きつつ小石として過ごしていたある日、小さな人形のような可愛らしいゴーレムがやってきた。
ひょんなことからそのゴーレムの身体をのっとってしまった"私"。
それが、全ての出会いと冒険の始まりだとは知らずに_____!!
武装法人二階堂商会 ―― 企業買収(M&A)で異世界を支配する!
Innocentblue
ファンタジー
日本で企業買収の最前線を駆け抜けてきた敏腕社長・二階堂漣司。
裏切りにより命を落としたはずの彼が目を覚ましたのは、
剣と魔法が支配する異世界の戦場だった。
与えられたスキルは《企業買収(M&A)》。
兵士も村も土地も国家さえも、株式として評価・買収・支配できる異能の力。
「ならば、この世界そのものを買い叩く」
漣司は《武装法人二階堂商会》を設立。
冷徹な参謀にして最強の魔導士リュシア、獣人傭兵団、裏社会の戦力――
すべてを子会社として編成し、経済と武力を融合した前代未聞の経営戦争へと踏み出す。
弱小の村を救済し、都市と契約を結び、裏切り者を切り捨て、敵対勢力を力で買収する。
交渉は戦争、戦争は経営。
数字が命運を決め、契約が国境を塗り替える。
やがて商会は、都市国家・ギルド・貴族・宗教勢力すら巻き込み、
世界の価値そのものを再定義する巨大企業へと変貌していく。
これは、剣ではなく契約で世界を制圧する男の物語。
奪うのではない。支配するのでもない。
価値を見抜き、価値を操り、世界に値札を付ける――
救済か、支配か。正義か、合理か。
その境界線を踏み越えながら、蓮司は異世界そのものを経営していく。
異世界×経済×武力が激突する、知略と覇道の武装経営ファンタジー。
「この世界には、村があり、町があり、国家がある。
――全部まとめて、俺が買い叩く」
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
底辺から始まった俺の異世界冒険物語!
ちかっぱ雪比呂
ファンタジー
40歳の真島光流(ましまみつる)は、ある日突然、他数人とともに異世界に召喚された。
しかし、彼自身は勇者召喚に巻き込まれた一般人にすぎず、ステータスも低かったため、利用価値がないと判断され、追放されてしまう。
おまけに、道を歩いているとチンピラに身ぐるみを剥がされる始末。いきなり異世界で路頭に迷う彼だったが、路上生活をしているらしき男、シオンと出会ったことで、少しだけ道が開けた。
漁れる残飯、眠れる舗道、そして裏ギルドで受けられる雑用仕事など――生きていく方法を、教えてくれたのだ。
この世界では『ミーツ』と名乗ることにし、安い賃金ながらも洗濯などの雑用をこなしていくうちに、金が貯まり余裕も生まれてきた。その頃、ミーツは気付く。自分の使っている魔法が、非常識なほどチートなことに――
異世界転生したので森の中で静かに暮らしたい
ボナペティ鈴木
ファンタジー
異世界に転生することになったが勇者や賢者、チート能力なんて必要ない。
強靭な肉体さえあれば生きていくことができるはず。
ただただ森の中で静かに暮らしていきたい。
没落貴族は最果ての港で夢を見る〜政敵の公爵令嬢と手を組み、忘れられた航路を拓いて帝国の海を制覇する〜
namisan
ファンタジー
日本の海運会社に勤めていた男は、事故死し、異世界の没落貴族の三男ミナト・アークライトとして転生した。
かつては王国の海運業を牛耳ったアークライト家も、今や政争に敗れた見る影もない存在。ミナト自身も、厄介払い同然に、寂れた港町「アルトマール」へ名ばかりの代官として追いやられていた。
無気力な日々を過ごしていたある日、前世の海運知識と経験が完全に覚醒する。ミナトは気づいた。魔物が蔓延り、誰もが見捨てたこの港こそ、アークライト家再興の礎となる「宝の山」であると。
前世の知識と、この世界で得た風を読む魔法「風詠み」を武器に、家の再興を決意したミナト。しかし、その矢先、彼の前に最大の障害が現れる。
アークライト家を没落させた政敵、ルクスブルク公爵家の令嬢セラフィーナ。彼女は王命を受け、価値の失われた港を閉鎖するため、監察官としてアルトマールに乗り込んできたのだ。
「このような非効率な施設は、速やかに閉鎖すべきですわ」
家の再興を賭けて港を再生させたい没落貴族と、王国の未来のために港を閉鎖したいエリート令嬢。
立場も思想も水と油の二人が、互いの野望のために手を組むとき、帝国の経済、そして世界の物流は、歴史的な転換点を迎えることになる。
これは、一人の男が知識と魔法で巨大な船団を組織し、帝国の海を制覇するまでの物語。
神様の忘れ物
mizuno sei
ファンタジー
仕事中に急死した三十二歳の独身OLが、前世の記憶を持ったまま異世界に転生した。
わりとお気楽で、ポジティブな主人公が、異世界で懸命に生きる中で巻き起こされる、笑いあり、涙あり(?)の珍騒動記。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる