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第173話 [ハロルドさんの思い。]
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バトが戻って来たと思ったら後ろにこれから探そうとしていたハロルドさんが居た。
「シュウト様、お久しぶりで御座います。」
「え?あっ!ハロルドさん、お久しぶりです。どうされたんですか?」
「この度はシュウト様にお願い事があり、人伝にシュウト様が戻ってきてらっしゃるのを聞きましたので参上仕った次第で御座います。」
「そうなんですね。自分もお願いというか、相談したい事があって今日、ハロルドさんを探そうと思ってたんです。」
「それは丁度良かったです。それで相談とは?」
「それはレイと一緒に聞いて貰おうと思ってるんで、それよりもハロルドさんの要件って何ですか?」
「いえ、恐らく私の方はシュウト様の御用件次第になる様な気がしますので、その話の後にでも時間がありましたら聞いて頂ければ幸いです。」
「分かりました。バト、レイは何してる?」
「レイ様でしたら朝早くから資料を作成すると執務室に行ってらっしゃいますので、もうそろそろ戻られるかと。」
「・・・バト、レイはちゃんと寝てるのか?」
「はい。レイ様の話では元々睡眠時間が昔から短いそうで、2、3時間しか普段から寝ないそうです。」
「ショートスリーパーってやつか。」
「シュウト様、ショートスリーパーとは何で御座いますか?」
「短時間の睡眠でも日常生活に支障が無い人の事ですね。」
「なるほど、それならば商人の資質がある者の大半は睡眠時間は短い傾向にありますし、冒険者も死と隣り合わせの生活ですので、長く冒険者をやっている者もそうですね。」
「冒険者は何となく分かりますけど、商人もですか?」
「下世話な言い方ですが、時は金なりと言いますからね。」
「なるほど。」
俺達がそう話しているとレイが上がってきた。
「え?師匠!?お久しぶりです。」
レイはそう言うとハロルドさんにお辞儀をした。
「頑張っている様で何よりです。」
「はい。ありがとう御座います。」
レイはそう言うと俺の方を見た。
「もう連れてきてくれたのかい?」
「違う違う、出掛けようとしたらハロルドさんが俺に用事があったらしくて、来てくれたんだよ。」
「そうなんだ。師匠、シュウトに御用向きが有るのでしたら、私は退出致しますか?」
「いえ、貴方にも聞いて貰いたいので、残って頂けますか?」
「はい。承知致しました。」
「では、先ずは私に相談が有るとか。」
「先に此方からで宜しいのですか?」
「はい。その方が良いかと。」
ハロルドさんがそう言うとレイが俺の方を見てきたので俺は頷いて返した。
「では、此方をご覧下さい。」
レイはそう言うと手に持っていた資料と昨日持ってきた物をハロルドさんに渡した。
「ふむふむ・・・なるほど・・・コレが・・・。」
ハロルドさんは資料と持ってきた物を見比べて考え込んでいた。
「・・・レイ、貴方の見解ですが、間違っていますよ。」
「え!?」
ハロルドさんにそう言われたレイは驚いて固まっていた。するとハロルドさんは資料を指さして、レイに話し掛けた。
「此方に此処にある物は一過性の可能性があり、特に食材に関してはバフ効果が有るのは此処にある物だけと書いてますね。」
「は、はい。そうです。」
「そこです。貴方はまだまだシュウト様の事を過小評価されてますね。」
「過小評価ですか?」
「はい。他の誰でもない、シュウト様が行う事です。食材だけでなく、全ての物がこれからはこの状態の物以上になるとしか考えられないという事に気付きなさい!」
「え?これ以上に?」
「その通りです。」
はい?ハロルドさんの感覚、可笑しくない???
俺がそう思っているとハロルドさんは話を続けた。
「ですので、これから考えるのは出処の偽装工作となります。」
「師匠、そこまでする必要が?」
「有ります。シュウト様がこれまで行ってきた事を考えれば自ずと解るというものです。」
「・・・なるほど、では、どうすれば良いと考えますか?」
「そうですねぇ・・・それは後程。それよりもワイバーンの件ですが、商会の方で無償で、承ります。」
ハロルドさんがそう言うと俺もレイも驚いた。
「し、師匠、それはいけません!」
「でしたらこうしましょう。ワイバーンの件は最低金額で請け負う代わりに攻略組の御用商人としてマキシマム商会の店舗を建てさせて頂きたいのです。」
「それは・・・。」
「レイ、御用商人って何だ?」
「師匠の言う御用商人っていうのは攻略組と外部との商売を一手に任せて欲しいって事だよ。」
「それなら・・・あ、でもそれだと冒険者ギルドに魔物の素材を売る話が無くなってしまうか。」
「それならば御安心を攻略組の方にはシュウト様の仰られていた、冒険者ギルドへの納品を優先して頂き、私共の商会には冒険者ギルドが受け取りきれない余剰分、もしくは冒険者ギルドに卸したくない方の受け皿になりますし、ダンジョン産の他の物が御座いますし、これからはシュウト様の世界の品物もありますので。」
「しかしそれですと師匠の商会が他に恨まれる事になりませんか?」
「レイの言う通り、直接利益を得ているのであれば、かなり恨まれるでしょう。」
「ハロルドさん、直接、利益を得ないとは?」
「攻略組関連では、品物を商会を通すだけで品物に原価以上の値上げは一切致しません。」
「えっ?それってハロルドさんが、かなり損しません?」
「シュウト、確かに攻略組関連ではかなり損はするけど、攻略組関連で直接、利益を得るよりも凄い事になるんだよ。」
「?どういう事?」
俺が不思議に思っているとハロルドさんが声を掛けてきた。
「シュウト様、相変わらず御自身の価値を解ってらっしゃらないですな。」
「え?価値・・・使徒って事ですか?」
「そうだよシュウト。世間からはシュウトが、いや、アストライアー様の使徒様が創った組織なんだよ。」
「そうだな。」
「だからその攻略組から直接、御用商人を任されるって事は損以上の価値があるんだよ。」
「だから何で?」
「う~ん・・・。」
俺が解ってないのを感じたレイが頭を悩ませているとハロルドさんが声を掛けた。
「レイ、シュウト様は普段、聡明な方なのに御自身の事になるとハッキリ言わないと伝わらないのですよ。」
「師匠すいません。そうでした。」
俺は2人のやり取りに納得いかないと思いながら見ているとレイが話し掛けてきた。
「解るように言うとね。世間的には御用商人を任されたマキシマム商会に何かすると攻略組どころか、使徒様が出てくると思うんだよ。」
「・・・あぁ、なるほど。」
「だからマキシマム商会は他国の王族であろうと多少の無茶も通せる様になっちゃうんだ。」
「そうなのか?」
「そうなんだよ。だから凄い事なんだ。」
「へぇ~。」
「へぇ~って・・・はぁ~。」
俺の反応にレイは呆れて言葉を失っていた。するとハロルドさんが声を掛けてきた。
「一応は理解出来ましたかな?」
「多分、何となくは。」
「それでなんですが、このままでは直接行動に出ないとしても羨む者が何をするか分かりませんので、お願いが御座います。」
「あれ?恨みを買わないんじゃ。」
「確かに損をするので、ある程度の商会は損が大き過ぎて恨む事は無いでしょうが、私共と同じく商会の規模が大きい商会にとっては違ってきます。」
「そんなものですか。」
「そうなんです。何故自分が選ばれなかったのか、何故、マキシマム商会なのかと。」
「そうなんですね。それでお願いって何ですか?」
「マキシマム商会が御用商人になる代わりに私と数名を攻略組に入れてもらえないかと。」
「え?ハロルドさんをですか?」
「はい。駄目でしょうか?」
「いや、駄目というか、商会はどうするんですか?」
「ロビンが居るので問題ありません。」
「なるほど・・・ですが、経営はレイに任せてますんで、そのぅ・・・。」
「それは分かっております。私も経営をするつもりは御座いません。」
「じゃあ何を?」
「レイはこれから経営がかなり大変になると思いますので私は外交官をさせて頂こうかと思います。」
「という事みたいなんだけど、どうだレイ?」
俺がそう聞くとレイは暫く考えてから応えてきた。
「戦闘職以外の人選は任されてるから大丈夫だよ。師匠、これからもお願いします。」
レイはそう言うと頭を下げた。
「レイよ。経営トップなのだから頭は下げる必要は無い。シュウト様、それではワイバーンの件が片付き次第という事でどうでしょうか?」
「それでお願いします。それで他の方というのは何方ですか?」
「職人長達ですよ。」
「えっ!?それって大丈夫なんですか?」
「問題ありませんよ。随分前から後任の育成は全員行っており、各々がシュウト様と出会ってから少しずつ後任の者に仕事を任せる様になりまして、攻略組の件を聞いた直後からは全て任せて直ぐに動こうとしておりましたから。」
「えっ!?そうなんですか!?」
「はい。職人の力も必要であろうと考えた様です。」
「それはありがたいです。」
俺がそう言うとハロルドさんは嬉しそうに此方を見ていた。
「それではシュウト様、偽装工作の件はレイとこれから話し合いますので、シュウト様が御用があるのでしたら其方の方へ行って下さい。」
「良いんですか?」
「はい。問題ありません。」
「じゃあお願いします。」
「お任せ下さい。今日中にまとめて夕食の頃には報告させて頂きます。」
「分かりました。レイも頼むな。」
俺はそう言ってアイテムボックス改の中に入るとサスケ親子と子供達を連れ出した。
「じゃあ一先ずチームを組んで踏破してって貰うけど問題ないか?」
「どういう感じで分けるでござるか?」
「今回はサスケとツバキでワンチーム、子供達でワンチーム、俺は1人で行動する感じだな。」
「えっ、父ちゃんと別々なの?」
「今回はな。他にも転生を待ってる人が居るだろうしな。」
俺がそう言うとカナエは納得してくれたのか頷いてくれたので、話を進めた。
「お前達もそれで良いか?」
「良いよ~。」
「ボクもガンバる!」
「拙者達も問題ないでござる。」
俺は意思を確認すると転送させる為に行動を開始した。
「シュウト様、お久しぶりで御座います。」
「え?あっ!ハロルドさん、お久しぶりです。どうされたんですか?」
「この度はシュウト様にお願い事があり、人伝にシュウト様が戻ってきてらっしゃるのを聞きましたので参上仕った次第で御座います。」
「そうなんですね。自分もお願いというか、相談したい事があって今日、ハロルドさんを探そうと思ってたんです。」
「それは丁度良かったです。それで相談とは?」
「それはレイと一緒に聞いて貰おうと思ってるんで、それよりもハロルドさんの要件って何ですか?」
「いえ、恐らく私の方はシュウト様の御用件次第になる様な気がしますので、その話の後にでも時間がありましたら聞いて頂ければ幸いです。」
「分かりました。バト、レイは何してる?」
「レイ様でしたら朝早くから資料を作成すると執務室に行ってらっしゃいますので、もうそろそろ戻られるかと。」
「・・・バト、レイはちゃんと寝てるのか?」
「はい。レイ様の話では元々睡眠時間が昔から短いそうで、2、3時間しか普段から寝ないそうです。」
「ショートスリーパーってやつか。」
「シュウト様、ショートスリーパーとは何で御座いますか?」
「短時間の睡眠でも日常生活に支障が無い人の事ですね。」
「なるほど、それならば商人の資質がある者の大半は睡眠時間は短い傾向にありますし、冒険者も死と隣り合わせの生活ですので、長く冒険者をやっている者もそうですね。」
「冒険者は何となく分かりますけど、商人もですか?」
「下世話な言い方ですが、時は金なりと言いますからね。」
「なるほど。」
俺達がそう話しているとレイが上がってきた。
「え?師匠!?お久しぶりです。」
レイはそう言うとハロルドさんにお辞儀をした。
「頑張っている様で何よりです。」
「はい。ありがとう御座います。」
レイはそう言うと俺の方を見た。
「もう連れてきてくれたのかい?」
「違う違う、出掛けようとしたらハロルドさんが俺に用事があったらしくて、来てくれたんだよ。」
「そうなんだ。師匠、シュウトに御用向きが有るのでしたら、私は退出致しますか?」
「いえ、貴方にも聞いて貰いたいので、残って頂けますか?」
「はい。承知致しました。」
「では、先ずは私に相談が有るとか。」
「先に此方からで宜しいのですか?」
「はい。その方が良いかと。」
ハロルドさんがそう言うとレイが俺の方を見てきたので俺は頷いて返した。
「では、此方をご覧下さい。」
レイはそう言うと手に持っていた資料と昨日持ってきた物をハロルドさんに渡した。
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ハロルドさんは資料と持ってきた物を見比べて考え込んでいた。
「・・・レイ、貴方の見解ですが、間違っていますよ。」
「え!?」
ハロルドさんにそう言われたレイは驚いて固まっていた。するとハロルドさんは資料を指さして、レイに話し掛けた。
「此方に此処にある物は一過性の可能性があり、特に食材に関してはバフ効果が有るのは此処にある物だけと書いてますね。」
「は、はい。そうです。」
「そこです。貴方はまだまだシュウト様の事を過小評価されてますね。」
「過小評価ですか?」
「はい。他の誰でもない、シュウト様が行う事です。食材だけでなく、全ての物がこれからはこの状態の物以上になるとしか考えられないという事に気付きなさい!」
「え?これ以上に?」
「その通りです。」
はい?ハロルドさんの感覚、可笑しくない???
俺がそう思っているとハロルドさんは話を続けた。
「ですので、これから考えるのは出処の偽装工作となります。」
「師匠、そこまでする必要が?」
「有ります。シュウト様がこれまで行ってきた事を考えれば自ずと解るというものです。」
「・・・なるほど、では、どうすれば良いと考えますか?」
「そうですねぇ・・・それは後程。それよりもワイバーンの件ですが、商会の方で無償で、承ります。」
ハロルドさんがそう言うと俺もレイも驚いた。
「し、師匠、それはいけません!」
「でしたらこうしましょう。ワイバーンの件は最低金額で請け負う代わりに攻略組の御用商人としてマキシマム商会の店舗を建てさせて頂きたいのです。」
「それは・・・。」
「レイ、御用商人って何だ?」
「師匠の言う御用商人っていうのは攻略組と外部との商売を一手に任せて欲しいって事だよ。」
「それなら・・・あ、でもそれだと冒険者ギルドに魔物の素材を売る話が無くなってしまうか。」
「それならば御安心を攻略組の方にはシュウト様の仰られていた、冒険者ギルドへの納品を優先して頂き、私共の商会には冒険者ギルドが受け取りきれない余剰分、もしくは冒険者ギルドに卸したくない方の受け皿になりますし、ダンジョン産の他の物が御座いますし、これからはシュウト様の世界の品物もありますので。」
「しかしそれですと師匠の商会が他に恨まれる事になりませんか?」
「レイの言う通り、直接利益を得ているのであれば、かなり恨まれるでしょう。」
「ハロルドさん、直接、利益を得ないとは?」
「攻略組関連では、品物を商会を通すだけで品物に原価以上の値上げは一切致しません。」
「えっ?それってハロルドさんが、かなり損しません?」
「シュウト、確かに攻略組関連ではかなり損はするけど、攻略組関連で直接、利益を得るよりも凄い事になるんだよ。」
「?どういう事?」
俺が不思議に思っているとハロルドさんが声を掛けてきた。
「シュウト様、相変わらず御自身の価値を解ってらっしゃらないですな。」
「え?価値・・・使徒って事ですか?」
「そうだよシュウト。世間からはシュウトが、いや、アストライアー様の使徒様が創った組織なんだよ。」
「そうだな。」
「だからその攻略組から直接、御用商人を任されるって事は損以上の価値があるんだよ。」
「だから何で?」
「う~ん・・・。」
俺が解ってないのを感じたレイが頭を悩ませているとハロルドさんが声を掛けた。
「レイ、シュウト様は普段、聡明な方なのに御自身の事になるとハッキリ言わないと伝わらないのですよ。」
「師匠すいません。そうでした。」
俺は2人のやり取りに納得いかないと思いながら見ているとレイが話し掛けてきた。
「解るように言うとね。世間的には御用商人を任されたマキシマム商会に何かすると攻略組どころか、使徒様が出てくると思うんだよ。」
「・・・あぁ、なるほど。」
「だからマキシマム商会は他国の王族であろうと多少の無茶も通せる様になっちゃうんだ。」
「そうなのか?」
「そうなんだよ。だから凄い事なんだ。」
「へぇ~。」
「へぇ~って・・・はぁ~。」
俺の反応にレイは呆れて言葉を失っていた。するとハロルドさんが声を掛けてきた。
「一応は理解出来ましたかな?」
「多分、何となくは。」
「それでなんですが、このままでは直接行動に出ないとしても羨む者が何をするか分かりませんので、お願いが御座います。」
「あれ?恨みを買わないんじゃ。」
「確かに損をするので、ある程度の商会は損が大き過ぎて恨む事は無いでしょうが、私共と同じく商会の規模が大きい商会にとっては違ってきます。」
「そんなものですか。」
「そうなんです。何故自分が選ばれなかったのか、何故、マキシマム商会なのかと。」
「そうなんですね。それでお願いって何ですか?」
「マキシマム商会が御用商人になる代わりに私と数名を攻略組に入れてもらえないかと。」
「え?ハロルドさんをですか?」
「はい。駄目でしょうか?」
「いや、駄目というか、商会はどうするんですか?」
「ロビンが居るので問題ありません。」
「なるほど・・・ですが、経営はレイに任せてますんで、そのぅ・・・。」
「それは分かっております。私も経営をするつもりは御座いません。」
「じゃあ何を?」
「レイはこれから経営がかなり大変になると思いますので私は外交官をさせて頂こうかと思います。」
「という事みたいなんだけど、どうだレイ?」
俺がそう聞くとレイは暫く考えてから応えてきた。
「戦闘職以外の人選は任されてるから大丈夫だよ。師匠、これからもお願いします。」
レイはそう言うと頭を下げた。
「レイよ。経営トップなのだから頭は下げる必要は無い。シュウト様、それではワイバーンの件が片付き次第という事でどうでしょうか?」
「それでお願いします。それで他の方というのは何方ですか?」
「職人長達ですよ。」
「えっ!?それって大丈夫なんですか?」
「問題ありませんよ。随分前から後任の育成は全員行っており、各々がシュウト様と出会ってから少しずつ後任の者に仕事を任せる様になりまして、攻略組の件を聞いた直後からは全て任せて直ぐに動こうとしておりましたから。」
「えっ!?そうなんですか!?」
「はい。職人の力も必要であろうと考えた様です。」
「それはありがたいです。」
俺がそう言うとハロルドさんは嬉しそうに此方を見ていた。
「それではシュウト様、偽装工作の件はレイとこれから話し合いますので、シュウト様が御用があるのでしたら其方の方へ行って下さい。」
「良いんですか?」
「はい。問題ありません。」
「じゃあお願いします。」
「お任せ下さい。今日中にまとめて夕食の頃には報告させて頂きます。」
「分かりました。レイも頼むな。」
俺はそう言ってアイテムボックス改の中に入るとサスケ親子と子供達を連れ出した。
「じゃあ一先ずチームを組んで踏破してって貰うけど問題ないか?」
「どういう感じで分けるでござるか?」
「今回はサスケとツバキでワンチーム、子供達でワンチーム、俺は1人で行動する感じだな。」
「えっ、父ちゃんと別々なの?」
「今回はな。他にも転生を待ってる人が居るだろうしな。」
俺がそう言うとカナエは納得してくれたのか頷いてくれたので、話を進めた。
「お前達もそれで良いか?」
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「ボクもガンバる!」
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