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第200話 [公爵領、使命終了。]
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「それはどういう事でござるか!?」
俺が言った言葉にサスケは強く反応して俺に近付こうとしたので手を出して制止した。
「落ち着け今から話すから。」
「申し訳ないでござる。」
『ハハハ・・・懐かしいねぇ・・・。』
頭を搔いて謝るサスケを見てミツヒデさんは笑いながら哀しそう顔をしていた。
「何を笑ってるでござるか。」
『いやぁ、大将だなぁって。』
2人は言葉は通じないものの顔を合わせるだけで意思が伝わった様に笑いあった。
「まぁ、訳を言わなくても大丈夫そうだが、聞くか?」
「お願いするでござる。」
「分かった。ミツヒデさんの死因は勿論トリプルヘッドサウルスの攻撃によってなんだが、それよりも捜査中に罠に嵌り、此処へ飛ばされたって載ってたんだ。」
『な、何故それを!』
ミツヒデさんはそう言うと俺の事を敵だと思ったのか、怒りの表情で俺の方を見てきた。
「ミツヒデ!止めぬか!!!」
『し、しかし!こんな情報を持つ等・・・。』
「あっ、すいません。自己紹介してませんでしたね。自分は・・・・・」
俺が使徒である事、此処に何をしに来て、ミツヒデさんの情報をどう知ったかを説明すると初めのうちは唖然としていたミツヒデさんがサスケの方を向いて、サスケが頷くと何時もの様に平伏していた。
「ミツヒデ!師匠はその様に畏まられる事がお嫌いでござる!すぐ様、立つでござる!」
『・・・しかし、某は失礼な事を・・・。』
「あぁ、気にしなくて良いですよ。それに最初に言ってない自分も悪いんで。」
『いえいえ、使徒様が謝れ・・・師匠?』
「あぁ、それなら自分が仙気の扱いを教えてるんで、サスケが自分の事を師匠と。」
『使徒様に弟子入り出来るとは流石、大将ですなぁ。』
「それで、サスケ、ミツヒデさんの事情を聞くか?」
「・・・。」
俺がそう聞くとサスケは黙ったまま暫くしてから頷いた。
「サスケも聞きたいそうなんで教えて貰えますか?」
俺がそう聞くとミツヒデさんはサスケを見てから頷き、話し始めた。
『事の発端は大将と対立していたサイゾウが妖しき女を連れて花街で誰かと会っているとの情報を手に入れたのです。』
「対立っていうと敵将じゃなくて味方ですか?」
『はい。大将は大雑把で抜けてる所もありますが、部下や民をとても大切にされる方なのですが、サイゾウは大将とは真逆で自分自身以外ら全て駒、どうなろうと自分に利のある者かどうかしか考えず、戦においては民が何百死のうとも歯牙にもかけない様な輩で、その事でよく揉めておりました。』
「なるほど、サスケらしいな。」
『それで、サイゾウが怪しき者との密談をしている疑いがありましたので、捜査しておりました。』
「サスケには言わなかったのか?」
『大将に言うと御自身で乗り込んでしまうので。』
「なるほど、それでどうしたんですか?」
『何処から情報が、漏れるか分かりませんでしたので単身で捜査しておりました。今思えばそれが間違いだったのでしょう。』
「間違いとは?」
『奴等の罠だったのです。』
「罠ですか。」
『はい。何度目かの捜査していると奴等が花街の奥にある誰も住んでない屋敷に入って行くのを目撃し、危険を承知で後を追ったのです。』
「それで捕まったと?」
『それが分からないのです。気付いた時には既に此処に飛ばされて、目の前には奴等3人と後ろにトリプルヘッドサウルスが居ました。』
「後ろにトリプルヘッドサウルスが居たんですか?」
『はい。どうやら奴等の内の黒いローブで顔は分かりませんでしたが、その男にトリプルヘッドサウルスは使役されていた様です。』
「男ですか?」
『はい。サイゾウの隣りに居た女と言い争っていたので、声的に男かと。』
「言い争っていた?」
『はい。男の方が女に向かって「淫魔が聞いて呆れる。意のままに操れると豪語しておいて出来ぬではないですか!その所為で折角捕らえてペットにしたSランクのペットからソワレイカ様から授かった魔石を抜かないといけないですか!」と叫び、「仕方ないじゃないの!何の興味も持たない奴には効かないんだから!」そう言い争っていたのです。』
「ソワレイカの魔石?本当にそう言ったんですか?」
『はい。』
ミツヒデさんの返事を聞いて考えているとミツヒデさんから声を掛けられた。
『知ってらっしゃるのですか?』
「はい。逃げられましたがその男とは戦った事があるので。」
『使徒様から逃げたと?』
「はい。初見という事もあって大量の魔物を出された隙に。」
『大量の魔物ですか・・・もしかして、魔物工場では?』
「その通りです。」
『という事は女の方は夢魔鬼女か・・・。』
「夢魔鬼女?」
『はい。殲星会の一人に夢魔鬼女という男性を操って混乱に陥れる女が居るのですが、一人が魔物工場であるなら特徴的に間違いないかと。』
「なるほど、それからどうしたんですか?」
『このままでは情報を持ち帰って大将に報告出来ないと思い、下手に出ようとしたのですが、魔物工場が「この子が居るからお前の協力等、必要ない」と1体の魔物を召喚したのですが、その魔物は某を視ると徐々に形が変わっていき、遂には某と瓜二つに成ったのです。』
「ドッペルゲンガーってやつか?」
『ご存知なのですか?』
「一緒かどうかは分かりませんが、自分が知ってるのと同じならそうですね・・・確か、ソレに出会うと殺されて成り代わられる・・・あぁ、すいません。」
『いえいえ、もう終わった事なんで。しかしそうすると奴の言葉の意味がやっと分かりました。』
「なるほど・・・伝えてもよろしいですか?」
『あっ、はい。ただ大将には仇討ちは考えないで欲しいと一緒に伝えて貰えませんか?』
「分かりました。」
俺はそう言うとミツヒデさんから教えて貰った情報をサスケ達に伝えた。
「・・・また・・・また奴等か!!!」
「サスケ!ミツヒデさんの言葉を忘れるな!」
怒りで我を忘れそうになっていたサスケを一喝するとサスケはミツヒデさんの方を向いた。
「・・・す、すまないでござるミツヒデ。だが、奴等を確実に倒せる力を身に付けて、頼れる仲間と共に世界の敵と戦うのなら良いでござるか?」
『それなら・・・ただ、大将は突っ走る傾向が有るから気を付けてくれよ。』
「突っ走るから気を付けてってよ。」
「なっ!・・・まぁいいでござる。」
俺がそう言うと2人はお互いを見て笑い合っていた。
「お互い他に話したい事は?」
「拙者は最後に話せて良かったでござる。」
『某も大将と話せて良かったです。』
俺は少し待って2人がそれ以上話そうとしなかったので、ミツヒデさんに声を掛けた。
「心残りはありますか?自分が出来る事ならやりますよ?」
『そうですねぇ・・・身内も居ないんで・・・あっ!そうだ、お嬢達に貴女達は悪くないと伝えて下さい。それだけです。』
「分かりました。」
俺はそう言うとサスケ達の方を見た。
「もう、転生してもらうけど良いか?」
俺がそう言うとサスケとツバキは各々、別れの挨拶をし、子供達はただただ頷いていた。
「では、行きます。」
俺がそう言うとミツヒデさんも頷いたので、転生してもらった。
《スキルソウジュツヲカクトクシマシタ。》
《スキルセンケンヲカクトクシマシタ。》
「逝ったでござるなぁ。」
「あぁ、誤解が解けて良かったな。後、ツバキとボタンちゃんにミツヒデさんから2人は悪くないって伝えてくれって言ってたぞ。」
俺がそう言うとサスケとツバキはボタンちゃんを抱き締めて泣いていた。
俺はそんな2人が落ち着くまで暫く待っているとサスケが落ち着いたのか、声を掛けてきた。
「師匠、何から何まで誠にかたじけないでござる。」
「気にするな。たまたまそうなっただけだからな。」
「いえ、娘達の事もでござる。」
「それこそ偶然だ。それよりも2人共、落ち着いたか?」
「大丈夫でござる。」
「私も問題ありません。」
「そうか。お前達が落ち着くまで俺は何もしてやれなかったからこの部屋を捜索してみたけど、やっぱり魔石以外で無かったな。」
「それは申し訳なかったでござる。しかし、仙気で倒したにも関わらず、魔物の死体も残らなかったのでござるな。」
「そうだな。もしかしたら魔物工場が邪の魔石で強化した魔物は死体すら残らないのかもな。」
「そうかもしれないでござるな。ただ一つの仮説でござるが、此処はもしかしたら魔物工場の施設なのかもしれないでござるな。」
「・・・なるほど、可能性はあるな。トモエさんの時に倒した魔物も魔石だけだったからな。」
「ならば見つけたら出来るだけ拙者達で倒した方が良いのかもしれないでござるな。」
「そうだな。って言っても探す方法が無いか。」
俺がそう言うとサスケは少し考えて話し出した。
「そうでもないかもしれないでござる。」
「どういう事だ?」
「冒険者ギルドは難しいでござるが、攻略組ならこの情報を伝えてダンジョン攻略中に見つかったら報・・・いや、無理があるでござるか・・・。」
「・・・いや、直ぐには無理かもしれないけど出来るかもしれないぞ。」
「何か思いついたでござるか?」
「あぁ、出来るかはギールさん次第だけど報告するのに魔道具を創ったらいけるんじゃないか?まぁ、出来るまでは入り口が移動しない様に出来る事はないかを模索してもらう必要はあるだろうがな。」
「なるほど、それなら上手く行くかもしれないでござるな。」
俺達はそう話しながら部屋を後にしダンジョンの通路に出た。
「さてと、急いで帰るか。」
「そうでござるな。」
俺達はそう言うと急いで最下層へ行き、ダンジョンを踏破した。
「一先ずは神殿前に飛んでお前達をおいて、ギールさんの所へ行くからサスケ達はルークを探して、彼処の話を伝えといてくれ。」
「承知したでござる。」
そう話しながら神殿前に転送した俺達は別れて、それぞれの行動に移った。
俺が言った言葉にサスケは強く反応して俺に近付こうとしたので手を出して制止した。
「落ち着け今から話すから。」
「申し訳ないでござる。」
『ハハハ・・・懐かしいねぇ・・・。』
頭を搔いて謝るサスケを見てミツヒデさんは笑いながら哀しそう顔をしていた。
「何を笑ってるでござるか。」
『いやぁ、大将だなぁって。』
2人は言葉は通じないものの顔を合わせるだけで意思が伝わった様に笑いあった。
「まぁ、訳を言わなくても大丈夫そうだが、聞くか?」
「お願いするでござる。」
「分かった。ミツヒデさんの死因は勿論トリプルヘッドサウルスの攻撃によってなんだが、それよりも捜査中に罠に嵌り、此処へ飛ばされたって載ってたんだ。」
『な、何故それを!』
ミツヒデさんはそう言うと俺の事を敵だと思ったのか、怒りの表情で俺の方を見てきた。
「ミツヒデ!止めぬか!!!」
『し、しかし!こんな情報を持つ等・・・。』
「あっ、すいません。自己紹介してませんでしたね。自分は・・・・・」
俺が使徒である事、此処に何をしに来て、ミツヒデさんの情報をどう知ったかを説明すると初めのうちは唖然としていたミツヒデさんがサスケの方を向いて、サスケが頷くと何時もの様に平伏していた。
「ミツヒデ!師匠はその様に畏まられる事がお嫌いでござる!すぐ様、立つでござる!」
『・・・しかし、某は失礼な事を・・・。』
「あぁ、気にしなくて良いですよ。それに最初に言ってない自分も悪いんで。」
『いえいえ、使徒様が謝れ・・・師匠?』
「あぁ、それなら自分が仙気の扱いを教えてるんで、サスケが自分の事を師匠と。」
『使徒様に弟子入り出来るとは流石、大将ですなぁ。』
「それで、サスケ、ミツヒデさんの事情を聞くか?」
「・・・。」
俺がそう聞くとサスケは黙ったまま暫くしてから頷いた。
「サスケも聞きたいそうなんで教えて貰えますか?」
俺がそう聞くとミツヒデさんはサスケを見てから頷き、話し始めた。
『事の発端は大将と対立していたサイゾウが妖しき女を連れて花街で誰かと会っているとの情報を手に入れたのです。』
「対立っていうと敵将じゃなくて味方ですか?」
『はい。大将は大雑把で抜けてる所もありますが、部下や民をとても大切にされる方なのですが、サイゾウは大将とは真逆で自分自身以外ら全て駒、どうなろうと自分に利のある者かどうかしか考えず、戦においては民が何百死のうとも歯牙にもかけない様な輩で、その事でよく揉めておりました。』
「なるほど、サスケらしいな。」
『それで、サイゾウが怪しき者との密談をしている疑いがありましたので、捜査しておりました。』
「サスケには言わなかったのか?」
『大将に言うと御自身で乗り込んでしまうので。』
「なるほど、それでどうしたんですか?」
『何処から情報が、漏れるか分かりませんでしたので単身で捜査しておりました。今思えばそれが間違いだったのでしょう。』
「間違いとは?」
『奴等の罠だったのです。』
「罠ですか。」
『はい。何度目かの捜査していると奴等が花街の奥にある誰も住んでない屋敷に入って行くのを目撃し、危険を承知で後を追ったのです。』
「それで捕まったと?」
『それが分からないのです。気付いた時には既に此処に飛ばされて、目の前には奴等3人と後ろにトリプルヘッドサウルスが居ました。』
「後ろにトリプルヘッドサウルスが居たんですか?」
『はい。どうやら奴等の内の黒いローブで顔は分かりませんでしたが、その男にトリプルヘッドサウルスは使役されていた様です。』
「男ですか?」
『はい。サイゾウの隣りに居た女と言い争っていたので、声的に男かと。』
「言い争っていた?」
『はい。男の方が女に向かって「淫魔が聞いて呆れる。意のままに操れると豪語しておいて出来ぬではないですか!その所為で折角捕らえてペットにしたSランクのペットからソワレイカ様から授かった魔石を抜かないといけないですか!」と叫び、「仕方ないじゃないの!何の興味も持たない奴には効かないんだから!」そう言い争っていたのです。』
「ソワレイカの魔石?本当にそう言ったんですか?」
『はい。』
ミツヒデさんの返事を聞いて考えているとミツヒデさんから声を掛けられた。
『知ってらっしゃるのですか?』
「はい。逃げられましたがその男とは戦った事があるので。」
『使徒様から逃げたと?』
「はい。初見という事もあって大量の魔物を出された隙に。」
『大量の魔物ですか・・・もしかして、魔物工場では?』
「その通りです。」
『という事は女の方は夢魔鬼女か・・・。』
「夢魔鬼女?」
『はい。殲星会の一人に夢魔鬼女という男性を操って混乱に陥れる女が居るのですが、一人が魔物工場であるなら特徴的に間違いないかと。』
「なるほど、それからどうしたんですか?」
『このままでは情報を持ち帰って大将に報告出来ないと思い、下手に出ようとしたのですが、魔物工場が「この子が居るからお前の協力等、必要ない」と1体の魔物を召喚したのですが、その魔物は某を視ると徐々に形が変わっていき、遂には某と瓜二つに成ったのです。』
「ドッペルゲンガーってやつか?」
『ご存知なのですか?』
「一緒かどうかは分かりませんが、自分が知ってるのと同じならそうですね・・・確か、ソレに出会うと殺されて成り代わられる・・・あぁ、すいません。」
『いえいえ、もう終わった事なんで。しかしそうすると奴の言葉の意味がやっと分かりました。』
「なるほど・・・伝えてもよろしいですか?」
『あっ、はい。ただ大将には仇討ちは考えないで欲しいと一緒に伝えて貰えませんか?』
「分かりました。」
俺はそう言うとミツヒデさんから教えて貰った情報をサスケ達に伝えた。
「・・・また・・・また奴等か!!!」
「サスケ!ミツヒデさんの言葉を忘れるな!」
怒りで我を忘れそうになっていたサスケを一喝するとサスケはミツヒデさんの方を向いた。
「・・・す、すまないでござるミツヒデ。だが、奴等を確実に倒せる力を身に付けて、頼れる仲間と共に世界の敵と戦うのなら良いでござるか?」
『それなら・・・ただ、大将は突っ走る傾向が有るから気を付けてくれよ。』
「突っ走るから気を付けてってよ。」
「なっ!・・・まぁいいでござる。」
俺がそう言うと2人はお互いを見て笑い合っていた。
「お互い他に話したい事は?」
「拙者は最後に話せて良かったでござる。」
『某も大将と話せて良かったです。』
俺は少し待って2人がそれ以上話そうとしなかったので、ミツヒデさんに声を掛けた。
「心残りはありますか?自分が出来る事ならやりますよ?」
『そうですねぇ・・・身内も居ないんで・・・あっ!そうだ、お嬢達に貴女達は悪くないと伝えて下さい。それだけです。』
「分かりました。」
俺はそう言うとサスケ達の方を見た。
「もう、転生してもらうけど良いか?」
俺がそう言うとサスケとツバキは各々、別れの挨拶をし、子供達はただただ頷いていた。
「では、行きます。」
俺がそう言うとミツヒデさんも頷いたので、転生してもらった。
《スキルソウジュツヲカクトクシマシタ。》
《スキルセンケンヲカクトクシマシタ。》
「逝ったでござるなぁ。」
「あぁ、誤解が解けて良かったな。後、ツバキとボタンちゃんにミツヒデさんから2人は悪くないって伝えてくれって言ってたぞ。」
俺がそう言うとサスケとツバキはボタンちゃんを抱き締めて泣いていた。
俺はそんな2人が落ち着くまで暫く待っているとサスケが落ち着いたのか、声を掛けてきた。
「師匠、何から何まで誠にかたじけないでござる。」
「気にするな。たまたまそうなっただけだからな。」
「いえ、娘達の事もでござる。」
「それこそ偶然だ。それよりも2人共、落ち着いたか?」
「大丈夫でござる。」
「私も問題ありません。」
「そうか。お前達が落ち着くまで俺は何もしてやれなかったからこの部屋を捜索してみたけど、やっぱり魔石以外で無かったな。」
「それは申し訳なかったでござる。しかし、仙気で倒したにも関わらず、魔物の死体も残らなかったのでござるな。」
「そうだな。もしかしたら魔物工場が邪の魔石で強化した魔物は死体すら残らないのかもな。」
「そうかもしれないでござるな。ただ一つの仮説でござるが、此処はもしかしたら魔物工場の施設なのかもしれないでござるな。」
「・・・なるほど、可能性はあるな。トモエさんの時に倒した魔物も魔石だけだったからな。」
「ならば見つけたら出来るだけ拙者達で倒した方が良いのかもしれないでござるな。」
「そうだな。って言っても探す方法が無いか。」
俺がそう言うとサスケは少し考えて話し出した。
「そうでもないかもしれないでござる。」
「どういう事だ?」
「冒険者ギルドは難しいでござるが、攻略組ならこの情報を伝えてダンジョン攻略中に見つかったら報・・・いや、無理があるでござるか・・・。」
「・・・いや、直ぐには無理かもしれないけど出来るかもしれないぞ。」
「何か思いついたでござるか?」
「あぁ、出来るかはギールさん次第だけど報告するのに魔道具を創ったらいけるんじゃないか?まぁ、出来るまでは入り口が移動しない様に出来る事はないかを模索してもらう必要はあるだろうがな。」
「なるほど、それなら上手く行くかもしれないでござるな。」
俺達はそう話しながら部屋を後にしダンジョンの通路に出た。
「さてと、急いで帰るか。」
「そうでござるな。」
俺達はそう言うと急いで最下層へ行き、ダンジョンを踏破した。
「一先ずは神殿前に飛んでお前達をおいて、ギールさんの所へ行くからサスケ達はルークを探して、彼処の話を伝えといてくれ。」
「承知したでござる。」
そう話しながら神殿前に転送した俺達は別れて、それぞれの行動に移った。
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