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第203話 [スキルの検証と報告。]
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「きっっっつ!・・・。」
子供達を見送ると俺はそう言って、その場に崩れ落ちた。
「ライヤ様に大変って言われたけど、ここまでとは思わなかったな。」
ライヤ様に言われた通り、神の瞳を使うって鑑定しようとした物以外の情報も一気に頭の中に入ってきて、その情報量の多さから頭痛に悩まされ、遠くを見ようとすれば一気にズームする感じで調整が難し過ぎて酔ってしまうし、透視しようとすると何が何だか分からない物まで見えてしまう。それに神の瞳を発動すると、どの状況でも気や魔力、空気の流れ、光の色の違いすら認識してしまい、逆に見え辛くなってしまっていた。
体調が落ち着いた俺は一先ず、座ったまま姿勢を正し、心を落ち着かせてから神の瞳を発動させた。
暫くして千里眼の様に遠距離を視る事に慣れてきた俺は千里眼の時には出来なかったアイテムボックス改の中から外の様子を確認出来るかを試して見る事にした。
「おぉ、流石、神域すら視れるだけあるなぁ・・・なるほど、ルークの居場所って思うだけで視界が変わるのか・・・マップと同期でもしてるのか?・・・ん?ルークがこっちを見てる様な・・・おっ!ビックリしたぁ・・・ナイフを投げてくるとは思わなかった。っていうか、視てる事を気付かれるのはなぁ・・・他の人も試してみるか・・・。」
俺はそう言うと覗くみたいで悪い気はしたが、スキルの確認には必要と思い、罪悪感を抱えながら試してみた。結果は一部というか、四聖獣である子供達やトルバ、コク、使い魔の精霊達、それとルーク、サスケ、アキトの3人だけだった。
「子供達やトルバにコク、それと使い魔の精霊達は俺の存在が分かるとして、他の聖獣にも分からなかったのに何で彼奴らは分かったんだ?」
とりあえず分からない事は後で本人達に確認する事にして、俺は普通に鑑定出来る様に色んな物を取り出して鑑定する事にした。
結果、かなりの頭痛と吐き気いや、嘔吐を繰り返し、夕方頃になってやっといつも通り鑑定する事が出来た。
「まぁ何と言うか、これで私生活には問題ないレベルにはなったな。というか、細かい所まで鑑定出来たなぁ・・・もしかして、鑑定出来なかったのも出来るようになったのか?まぁいいか。とりあえずは今日は神気も殆ど無くなったし、終了だな。」
俺はそう言うと子供達を呼び寄せ、アイテムボックス改を出た。
「シュウト様、おかえりなさいませ。」
「バト、ただいま。おっ、トルバもただいま。」
「おかえりなさいませ。シュウト様。」
「それで、修行の方はどうだ?」
「まだまだですが、勉強させて頂いております。」
「そうか。」
「それでシュウト様、お食事になさいますか?」
「あぁ、そのつもりだ。」
「承知致しました。では皆様もいらっしゃいますのでこちらへ。」
バトにそう言われてついて行くと皆んなが揃っていた。
「おう!シュウト、今日も一緒か?」
「あぁ、訓練が一段落したからな。」
「訓練?あっ!もしかして今日俺が帰ってくる時にどっかから見てなかったか?」
「あぁ。」
「あっ、もしかして僕も見てた?」
「拙者もでござるか?」
「あぁ、悪いとは思ったけど検証も兼ねて、訓練してた。」
「何の訓練してたんだ?」
ルークの言葉にその場に居た子供達以外の全員が俺の方を見た。
「まぁ、それは食事が終わったら説明するさ。早く食べないと後ろにいるナビコが怒るぞ。」
「おっ、そうだな。とりあえず食うか。」
俺達はそう言うと軽く雑談を交えながら食事を済ませた。
「そんで、何の訓練だったんだ?」
「あぁ、ライヤ様に視る系統のスキルを全部統合して貰って進化して貰ったんだけど、そのスキルの訓練してたんだ。」
「視る系って鑑定とかか?」
「そう。今度行く予定の例のダンジョンの正確な位置を知りたかったからな。」
「なるほどなぁで、どんなスキルなんだ?」
「神の瞳っていうので、とりあえず今までの持ってたスキルの能力は全部使えるかな。あぁ、後、その能力も今までのスキルの上位って感じだな。」
「へぇ~、ならもしかして今の俺のステータスも鑑定出来るのか?」
「今は無理だ。」
「何でだ?慣れてねぇからか?」
「いや、そうじゃなくて使うのに神気がもう無いからだ。」
「神気?魔力じゃなくて?」
「あぁ。神気を補充しないと無理だ。」
「とうとう亜神様か、すっ飛ばして神様に成ったのか?」
「違う違う。何で皆んなそうなるんだ?」
「そうなのか?だってよぅ神気を使えるって人には無理だろ?それこそ、使徒様の伝説や文献でもそんな事、書いてなかったぞ。」
「そう・・・なのか・・・だとしたら多分、虹水晶を吸収出来るおかげだな。」
「あぁ、アレか。でもアレってシュウトの耐久値を上げるだけじゃなかったのか?」
「その分、神気も取り込めるんだよ。」
「へぇ~。だから無理なのか。」
「そういう事。まぁ、正確にはほんの少しだけなら回復出来ない事も無いけど一寸なぁ。」
「一寸って危険な事なのか?」
「いや、多分危険じゃないとは思うんだが、魔力を1億位消費する聖魔法を凝縮して吸収すれば1は回復するみたいなんだ。」
「聖魔法で1億・・・止めとけ、俺らは大丈夫だと思うが、下の奴等が耐えられねぇ。」
「だろ?まぁ、此処の神殿の像の前だったら10分の1で済むそうだけど。」
「それでも駄目だな。騒ぎになる。」
「そうだよなぁ。やるならアイテムボックス改の中だとは思うんだけど、この前の事もあって精霊達に負担になる事はしたくないしなぁ。」
「例の鉱石がとんでもない事になった件か。」
「あぁ、あの時は大分迷惑を掛けたからなぁ。」
「じゃあどうすんだ?」
「とりあえずは神殿に行って祈りが届けば行けると思うからその都度やって訓練していくしかないかな。」
「なるほどなぁ。でもそれって大丈夫なのか?」
「まぁ、ライヤ様も頑張れって言ってたから大丈夫じゃないか。」
「・・・アストライアー様がそう神託を降ろされたのなら大丈夫なのか?」
「まぁそこは出来る時だけだしな。」
「まぁそうか。」
「ところで俺も聞きたかったんだけど、従魔である子供達や使い魔の精霊はまだ分かるんだけど他の聖獣にも分からなかった俺の気配をルークとサスケ、アキトが分かったのは何でなんだ?」
「ん?どういう事だ?」
「どういう事ってお前達3人以外は気付いて無かったぞ?まぁ俺が知ってる人や聖獣だけだけどな。」
「・・・心当たりはねぇなぁ。サスケは分かるか?」
「いや、拙者も分からんでござるよ。アキトは分かるでござるか?」
「僕も検討がつかないね。」
3人はそう言うと自分達に共通するスキルは有るのか、それがどの程度のレベルなのかを確認しあっていた。
暫くして、ルークが声を上げた。
「スキルは関係なさそうだけど、もしかしたらだけどよぅ俺達のレベルや仙気の熟練度が関係してるのかもな。」
「レベルは何となく分かるけど何で仙気なんだ?」
「アレって神に成る為に仙人が修練するモノだろ?」
「あぁ、なるほどな。それなら確かにその可能性はあるな。」
「だろ。レイは仙気は使えるけどレイは俺ら程、修練する時間がねぇし、元々戦闘経験が少ないからな。それに今日、試して分かったが、ツバキは基本的には魔力を多用してるからレイと同じく修練不足だな。」
「あぁ、確かにそうかもな。まぁ2人は少しずつで良いさ。レイは元々は戦闘要員じゃないし、ツバキはそのレイを文字通り影から支える要員にするつもりだったしな。」
俺がそう言うとレイは申し訳なさそうな顔をして、ツバキは1人「影から支える」を連呼しながら顔を赤くしており、2人は目が合うと気持ちが通じたのか、下を向いて恥ずかしそうにしていた。
「ところでシュウト、あの2人は、ほっといて魔物工場にもスキルを使ったのか?」
「いや、感知されたら拙いからやってないぞ。」
「それが正解だな。」
「あぁ、だから奴が居るであろうダンジョンの捜索も作戦が始まるまではするつもりは無いぞ。」
「それが良いだろうな。」
「それで、作戦の時期は何時になりそうだ?」
「最短で半月は掛かるな。」
「やっぱり難しいか。」
「まぁな。あっちは少しずつ、バレねぇ様に移動する必要があるし、準備もあるからな。」
「だよな。」
「それにこっちも例の鎧や武器を揃えてやらねぇといけねぇしな。」
「鎧も武器もそんな短期間で出来るのか?」
「ドラウに任せた彼奴ら以外の分は分担して造ってくれるみたいだからな。」
「ん?ドラウが担当する分は?」
「それなら明後日には出来るみたいだぞ。他の奴らの分も任せたかったが、魔動線だったか、明後日終わったら量産しなきゃいけねぇらしいぞ。」
「早いな。」
「そりゃあ、彼奴も普通じゃねぇからな。」
「エルダードワーフの名は伊達じゃないって事か。」
「まぁ、それに新武器は慣れといた方が良いしな。その分少し延びるんだ。」
「まぁ、そうか。」
「無理させねぇ、死なせねぇが基本方針だろ?」
「おう。それで良いさ。危険な状況になったら教えてもらえるみたいだから、それまでに何とかなったらで良いし、出来なかった、俺一人で行くから気にしないでいい。」
「そう言う訳にも行かねぇだろ!そん時は俺達も行くぞ!」
「それはそうなんだが、他に被害が出ない様にその時は皆んなに周りから攻めてもらいつつ俺が突入するつもりだ。被害が出ない様に頼めるのはお前達だけだからな。」
俺がそう言うとルークは少し考えてから真剣な表情で答えてきた。
「なら、子供達と玄武の2人は連れていけ、後は俺達で何とかする。」
「分かった。まぁ、そもそもそれ迄に準備が完了したらその心配はないけどな。」
「あぁ、そん時は全員で潰すぜ!」
「そうだな!その時は頼む!」
「おう!」
ルークがそう言うと他の皆んなも口々に応えてくれ、その後は明日に向けて頑張るという事で解散し、就寝する事にした。
翌日、俺は目を覚ますと準備をして像の前に行くと祈りを捧げた。すると連日だったからもしかしたら無理かもとは思ったが、光に包まれ、神域に行く事が出来た。
子供達を見送ると俺はそう言って、その場に崩れ落ちた。
「ライヤ様に大変って言われたけど、ここまでとは思わなかったな。」
ライヤ様に言われた通り、神の瞳を使うって鑑定しようとした物以外の情報も一気に頭の中に入ってきて、その情報量の多さから頭痛に悩まされ、遠くを見ようとすれば一気にズームする感じで調整が難し過ぎて酔ってしまうし、透視しようとすると何が何だか分からない物まで見えてしまう。それに神の瞳を発動すると、どの状況でも気や魔力、空気の流れ、光の色の違いすら認識してしまい、逆に見え辛くなってしまっていた。
体調が落ち着いた俺は一先ず、座ったまま姿勢を正し、心を落ち着かせてから神の瞳を発動させた。
暫くして千里眼の様に遠距離を視る事に慣れてきた俺は千里眼の時には出来なかったアイテムボックス改の中から外の様子を確認出来るかを試して見る事にした。
「おぉ、流石、神域すら視れるだけあるなぁ・・・なるほど、ルークの居場所って思うだけで視界が変わるのか・・・マップと同期でもしてるのか?・・・ん?ルークがこっちを見てる様な・・・おっ!ビックリしたぁ・・・ナイフを投げてくるとは思わなかった。っていうか、視てる事を気付かれるのはなぁ・・・他の人も試してみるか・・・。」
俺はそう言うと覗くみたいで悪い気はしたが、スキルの確認には必要と思い、罪悪感を抱えながら試してみた。結果は一部というか、四聖獣である子供達やトルバ、コク、使い魔の精霊達、それとルーク、サスケ、アキトの3人だけだった。
「子供達やトルバにコク、それと使い魔の精霊達は俺の存在が分かるとして、他の聖獣にも分からなかったのに何で彼奴らは分かったんだ?」
とりあえず分からない事は後で本人達に確認する事にして、俺は普通に鑑定出来る様に色んな物を取り出して鑑定する事にした。
結果、かなりの頭痛と吐き気いや、嘔吐を繰り返し、夕方頃になってやっといつも通り鑑定する事が出来た。
「まぁ何と言うか、これで私生活には問題ないレベルにはなったな。というか、細かい所まで鑑定出来たなぁ・・・もしかして、鑑定出来なかったのも出来るようになったのか?まぁいいか。とりあえずは今日は神気も殆ど無くなったし、終了だな。」
俺はそう言うと子供達を呼び寄せ、アイテムボックス改を出た。
「シュウト様、おかえりなさいませ。」
「バト、ただいま。おっ、トルバもただいま。」
「おかえりなさいませ。シュウト様。」
「それで、修行の方はどうだ?」
「まだまだですが、勉強させて頂いております。」
「そうか。」
「それでシュウト様、お食事になさいますか?」
「あぁ、そのつもりだ。」
「承知致しました。では皆様もいらっしゃいますのでこちらへ。」
バトにそう言われてついて行くと皆んなが揃っていた。
「おう!シュウト、今日も一緒か?」
「あぁ、訓練が一段落したからな。」
「訓練?あっ!もしかして今日俺が帰ってくる時にどっかから見てなかったか?」
「あぁ。」
「あっ、もしかして僕も見てた?」
「拙者もでござるか?」
「あぁ、悪いとは思ったけど検証も兼ねて、訓練してた。」
「何の訓練してたんだ?」
ルークの言葉にその場に居た子供達以外の全員が俺の方を見た。
「まぁ、それは食事が終わったら説明するさ。早く食べないと後ろにいるナビコが怒るぞ。」
「おっ、そうだな。とりあえず食うか。」
俺達はそう言うと軽く雑談を交えながら食事を済ませた。
「そんで、何の訓練だったんだ?」
「あぁ、ライヤ様に視る系統のスキルを全部統合して貰って進化して貰ったんだけど、そのスキルの訓練してたんだ。」
「視る系って鑑定とかか?」
「そう。今度行く予定の例のダンジョンの正確な位置を知りたかったからな。」
「なるほどなぁで、どんなスキルなんだ?」
「神の瞳っていうので、とりあえず今までの持ってたスキルの能力は全部使えるかな。あぁ、後、その能力も今までのスキルの上位って感じだな。」
「へぇ~、ならもしかして今の俺のステータスも鑑定出来るのか?」
「今は無理だ。」
「何でだ?慣れてねぇからか?」
「いや、そうじゃなくて使うのに神気がもう無いからだ。」
「神気?魔力じゃなくて?」
「あぁ。神気を補充しないと無理だ。」
「とうとう亜神様か、すっ飛ばして神様に成ったのか?」
「違う違う。何で皆んなそうなるんだ?」
「そうなのか?だってよぅ神気を使えるって人には無理だろ?それこそ、使徒様の伝説や文献でもそんな事、書いてなかったぞ。」
「そう・・・なのか・・・だとしたら多分、虹水晶を吸収出来るおかげだな。」
「あぁ、アレか。でもアレってシュウトの耐久値を上げるだけじゃなかったのか?」
「その分、神気も取り込めるんだよ。」
「へぇ~。だから無理なのか。」
「そういう事。まぁ、正確にはほんの少しだけなら回復出来ない事も無いけど一寸なぁ。」
「一寸って危険な事なのか?」
「いや、多分危険じゃないとは思うんだが、魔力を1億位消費する聖魔法を凝縮して吸収すれば1は回復するみたいなんだ。」
「聖魔法で1億・・・止めとけ、俺らは大丈夫だと思うが、下の奴等が耐えられねぇ。」
「だろ?まぁ、此処の神殿の像の前だったら10分の1で済むそうだけど。」
「それでも駄目だな。騒ぎになる。」
「そうだよなぁ。やるならアイテムボックス改の中だとは思うんだけど、この前の事もあって精霊達に負担になる事はしたくないしなぁ。」
「例の鉱石がとんでもない事になった件か。」
「あぁ、あの時は大分迷惑を掛けたからなぁ。」
「じゃあどうすんだ?」
「とりあえずは神殿に行って祈りが届けば行けると思うからその都度やって訓練していくしかないかな。」
「なるほどなぁ。でもそれって大丈夫なのか?」
「まぁ、ライヤ様も頑張れって言ってたから大丈夫じゃないか。」
「・・・アストライアー様がそう神託を降ろされたのなら大丈夫なのか?」
「まぁそこは出来る時だけだしな。」
「まぁそうか。」
「ところで俺も聞きたかったんだけど、従魔である子供達や使い魔の精霊はまだ分かるんだけど他の聖獣にも分からなかった俺の気配をルークとサスケ、アキトが分かったのは何でなんだ?」
「ん?どういう事だ?」
「どういう事ってお前達3人以外は気付いて無かったぞ?まぁ俺が知ってる人や聖獣だけだけどな。」
「・・・心当たりはねぇなぁ。サスケは分かるか?」
「いや、拙者も分からんでござるよ。アキトは分かるでござるか?」
「僕も検討がつかないね。」
3人はそう言うと自分達に共通するスキルは有るのか、それがどの程度のレベルなのかを確認しあっていた。
暫くして、ルークが声を上げた。
「スキルは関係なさそうだけど、もしかしたらだけどよぅ俺達のレベルや仙気の熟練度が関係してるのかもな。」
「レベルは何となく分かるけど何で仙気なんだ?」
「アレって神に成る為に仙人が修練するモノだろ?」
「あぁ、なるほどな。それなら確かにその可能性はあるな。」
「だろ。レイは仙気は使えるけどレイは俺ら程、修練する時間がねぇし、元々戦闘経験が少ないからな。それに今日、試して分かったが、ツバキは基本的には魔力を多用してるからレイと同じく修練不足だな。」
「あぁ、確かにそうかもな。まぁ2人は少しずつで良いさ。レイは元々は戦闘要員じゃないし、ツバキはそのレイを文字通り影から支える要員にするつもりだったしな。」
俺がそう言うとレイは申し訳なさそうな顔をして、ツバキは1人「影から支える」を連呼しながら顔を赤くしており、2人は目が合うと気持ちが通じたのか、下を向いて恥ずかしそうにしていた。
「ところでシュウト、あの2人は、ほっといて魔物工場にもスキルを使ったのか?」
「いや、感知されたら拙いからやってないぞ。」
「それが正解だな。」
「あぁ、だから奴が居るであろうダンジョンの捜索も作戦が始まるまではするつもりは無いぞ。」
「それが良いだろうな。」
「それで、作戦の時期は何時になりそうだ?」
「最短で半月は掛かるな。」
「やっぱり難しいか。」
「まぁな。あっちは少しずつ、バレねぇ様に移動する必要があるし、準備もあるからな。」
「だよな。」
「それにこっちも例の鎧や武器を揃えてやらねぇといけねぇしな。」
「鎧も武器もそんな短期間で出来るのか?」
「ドラウに任せた彼奴ら以外の分は分担して造ってくれるみたいだからな。」
「ん?ドラウが担当する分は?」
「それなら明後日には出来るみたいだぞ。他の奴らの分も任せたかったが、魔動線だったか、明後日終わったら量産しなきゃいけねぇらしいぞ。」
「早いな。」
「そりゃあ、彼奴も普通じゃねぇからな。」
「エルダードワーフの名は伊達じゃないって事か。」
「まぁ、それに新武器は慣れといた方が良いしな。その分少し延びるんだ。」
「まぁ、そうか。」
「無理させねぇ、死なせねぇが基本方針だろ?」
「おう。それで良いさ。危険な状況になったら教えてもらえるみたいだから、それまでに何とかなったらで良いし、出来なかった、俺一人で行くから気にしないでいい。」
「そう言う訳にも行かねぇだろ!そん時は俺達も行くぞ!」
「それはそうなんだが、他に被害が出ない様にその時は皆んなに周りから攻めてもらいつつ俺が突入するつもりだ。被害が出ない様に頼めるのはお前達だけだからな。」
俺がそう言うとルークは少し考えてから真剣な表情で答えてきた。
「なら、子供達と玄武の2人は連れていけ、後は俺達で何とかする。」
「分かった。まぁ、そもそもそれ迄に準備が完了したらその心配はないけどな。」
「あぁ、そん時は全員で潰すぜ!」
「そうだな!その時は頼む!」
「おう!」
ルークがそう言うと他の皆んなも口々に応えてくれ、その後は明日に向けて頑張るという事で解散し、就寝する事にした。
翌日、俺は目を覚ますと準備をして像の前に行くと祈りを捧げた。すると連日だったからもしかしたら無理かもとは思ったが、光に包まれ、神域に行く事が出来た。
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