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第225話 [SSSダンジョン。]
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食事の後、俺はリーグさんの所へ行くとルークが言ってた様に丁度、ガシュウさんが居たので2人にダンジョンの事を相談した。すると残念な事にリーグさんは自分の王国にはSSランク以上のダンジョンの報告は受けた事が無いとの事だった。
「シュウト様、そう落胆しないであげて下さい。そもそもSSSランクのダンジョンが在る国など現在では存在しません。」
「現在はって事は昔は在ったんですか?」
「はい。ですが、SSSランクともなると放置すれば国が幾つも滅んでしまいますので、その時代の使徒様や幾つかの国で力を合わせてダンジョンを踏破し、コアを破壊していきました。」
「という事は今の時代では何処にも無いという事ですか?」
「いえ、死の渓谷を抜けた先に在ると言われていますし、その他にも幾つか在るとされています。」
「確認はされてないって事ですか?」
「はい。ですが死の渓谷を抜けた先に在る可能性は高いと思われます。」
「それはどうしてですか?」
「まず第一に死の渓谷という場所の事は御存知でしょうか?」
「いえ、知りません。」
「では、そこから説明させて頂いても宜しいでしょうか?」
「お願いします。」
「何故、死の渓谷と呼ばれているかといいますと幅1km、深さは何処まで有るか把握されておりません。その上、凡百の魔物が居り、渡ろうとする者を許しません。」
「渡ろうとした人には死を。という事ですか?」
「そうですね。Sランク冒険者だとしても無傷で渡る事は難しいでしょう。」
「なるほど、それだとその死の渓谷に在りそうですけど、そうではない理由はなんですか?」
「それは彼処で発見された魔物が最高でSランクであり、大量発生した際もSランクを超えた事が無いのです。」
「なるほど、その渓谷にはSランクのダンジョンは在ってもそれ以上は考えにくいですね。」
「その通りでございます。在るとしてもSSランクが限度でしょう。」
「では、その先に何故在ると思うのですか?」
「その先には聖龍の巣がございます。」
「聖龍の巣ですか・・・メグミと関係が有るのですか?」
「いえ、聖獣青龍様とは関係無かったと記憶しております。」
「そうなんですか?」
「はい。聖獣青龍様は神代の時代から転生を繰り返し、他の四聖獣様とこの地を護りたもう方ですが、聖龍の巣に居られる聖龍様方は神代の争い以降に誕生、もしくは成られた方と聞き及んでおります。」
「聖龍様方という事は複数居ると?」
「はい、その通りでございます。私の知る限りでは数十の聖龍様が居らっしゃいます。」
「なるほど、それだけの数で対応しなければいけない物もしくはダンジョンが在るのではないか、という事ですね。」
「その通りでございます。」
「他には何処が可能性が有るんですか?」
「そうですねぇ、ゲオルギ帝國や最東の地であるヤマトは交易も無く、情報があまり有りませんので分かりませんが、海底の何処かにはまだ在るのではないかと。」
「なるほど、では1度死の渓谷まで行ってみます。場所がどの辺りですか?」
俺はそう言いながら地図を取り出した。
「他の方ならば止めますがシュウト様であれば問題ないでしょう。」
ガシュウさんはそう言うと俺が出した地図を指さした。
「あれ?此処って・・・。」
「はい。教国の北西部に位置します。」
「って事は世界樹の近くにそんな危ない場所が有るんですか?」
「近くと申されましても世界樹様からはかなり離れていますし、我々がこの場に国を立ち上げた理由の1つでございます。」
「世界樹と世界を護るって事ですか?」
「はい。」
そこを通るなら1度ユグドラシルに会ってからでもいいか。
俺がそう考えているとガシュウさんが話し掛けてきた。
「シュウト様、どうされましたか?」
「いや、今すぐ行くんじゃなくてユグドラシルに会ってからにしようかと思いまして。」
「なんと!?では教国に居らっしゃると!?」
「は、はい。っていっても落ち着いてからですよ。」
「それでもです!おお、これは歓迎の準備をしなくては!」
ガシュウさんはそう言うと扉を開けて何処かへ飛んでいってしまった。
「すまんのぅ、ガシュウには言い聞かせておくでの。まぁ、行く時は余に連絡して貰えると有難いのぅ。」
「分かりました。じゃあ自分も失礼しますね。」
「頼むの。おっそうじゃ、先程から気になっておったのじゃが。」
「何ですか?」
「シュウト殿ならばアストライアー様にお伺いすれば場所の特定は出来るのではないのか?」
「あっ・・・そうでした。また後で聞けたら聞いてみます。それじゃあ失礼します。」
リーグさんの指摘を受けて恥ずかしくなった俺は急いで神殿前へ帰ってきた。
「お帰りなさいませ、シュウト様。」
「バトか、ただいま。もう大丈夫なのか?」
「はい。戦うのであれば力加減を間違えてしまうかもしれませんが、日常生活では問題ありませんので。」
「そうか。支障が無いなら良いがトルバはどうしたんだ?彼奴も日常生活に支障は無かったはずだろ?」
「いえ、トルバに関しては確かに日常生活でするべき力加減自体は出来ていますが、存在進化した為、聖獣様から発せられる聖気と言われる気の波動が聖仙気に変わったそうでその為、気の波動を抑えるのが困難になったそうです。」
「聖仙気?俺と一緒か。」
「恐らく、それも眷属化の影響なのではないでしょうか。」
「なるほどな。それで抑えていても人に圧迫感を与えるって事か。」
「はい。眷属化していない者であれば跪きたくなる程でございましょう。」
「それ程か。」
「はい。元々聖獣である事も関係しているのでしょう。」
「なるほどな。それでどの位掛かるって言ってるんだ?」
「トルバ達は1週間もあれば問題ないレベルにはなると言っておりました。」
「トルバ達?あぁシンジ達もか。」
「はい。恐らくボタン様も含めて2週間程との事です。」
「ん?ボタンちゃんも聖仙気なのか?」
「はい。恐らくは巫女である影響かと。」
「なるほどなぁ。お前達はどうなんだ?」
「その他の方は聖気を持っていませんので。」
「なるほどな。まぁとりあえず全員問題ないんだな?」
「はい。今のところ問題は確認出来ておりません。」
「なら、良かった。まぁ問題が有って困ってるなら何時でも言ってくれ。俺で解決出来る事なら出来るだけ早く解決出来る様にするし、俺じゃ難しそうなら相談してくるから。」
「・・・シュウト様、相談とはもしかして・・・。」
「あぁ、ライヤ様にな。」
俺がそう言うとバトは驚愕の表情をしていた。
「これから使徒としての使命に付き合わせるかもしれないんだから全体的な戦力が上がった方がライヤ様も安心だろ?」
「ま、まぁそういう事でしたら・・・。」
「そこは自分の為っていうより世界の人々の為って思ってくれた方が良いかな。」
俺がそう言うとバトは少し考えて笑顔が戻った。
「確かに我々はその為にも眷属に成ったのでした。私が浅慮であるばかりにシュウト様に御迷惑をお掛け致します。」
「いやいや、浅慮って程でもないぞ。それに迷惑をかけまいと思っての事だろ?気にするな。ただこれからはこういう事も増えて来るだろうから遠慮しないでくれ。」
「承知致しました。それでシュウト様はこの後どうされますか?」
「とりあえずライヤ様に聞きたい事があるから神殿で話が聞けるか祈りを上げてみるかな。もしかしたら遅くなるかもしれないから俺が遅かったら食事は皆んなで先に済ませてくれ。」
「承知致しました。」
俺はバトにそう伝えると神殿に入っていき、像の前で祈りを上げた。すると直ぐにライヤ様の下へ呼ばれた。
「あれ?もしかして用事があったのか?」
俺はそう言いながら神託がないかステータスを確認した。
「違うわよ。たまたま見てたらダンジョンの事を聞きに行ってたみたいだから直ぐに来るだろうなって思ってね。」
ライヤ様の言葉を聞いて恥ずかしくなり、顔が熱くなってるのを感じたので、ライヤ様を見るとライヤ様はクスクス笑っていた。
「何だよ。笑う事ないだろ?」
「ゴメンゴメン。だってシュウトが・・・えぇとリーグだっけ?あの国王に言われた時の表情が可愛くて。」
「か、可愛いって何だよ!そ、それよりダンジョン!そう!ダンジョンの事を教えてくれよ!見てたんだろ?」
俺がそう言うとライヤ様は笑いそうになりながらも答えてくれた。
「・・・そうね、幾つか在るわよ。その1つが行こうとしたあの子達が管理してるダンジョンね。」
「やっぱり在るのか?」
「在るわよ。ただ今の貴方じゃ行かない方が良いかな。」
「そんなに厳しいダンジョンなのか?」
「う~ん、ダンジョンは確かに大変だとは思うけどなんとか踏破出来るレベルじゃないかしら。」
「ダンジョンは?じゃあ何で行かない方が・・・もしかして管理してるっていう聖龍が問題なのか?」
「そうよ。あの子達は従順で強いし、彼処のダンジョンを管理するには適任なんだけど権威主義って言ったら良いのかなぁ、身分を気にするのよ。」
「他の種族を見下してる感じか?」
「そうね。そんな感じ。」
「なら、ライヤ様が神託を降ろしてくれればなんとかなるんじゃないのか?」
「う~ん、確かに私が話せば・・・う~ん・・・。」
「あぁ、頭がガッチガチで融通が利かないタイプか。」
「そうなのよ~もし今のシュウトが行ったら入らせてくれるとは思うけど対応が悪過ぎてシュウトと喧嘩になっちゃうと思うのよねぇ。」
「じゃあどうしたら良いんだ?」
「手っ取り早いのは亜神に成る事ね。」
「そんな簡単に慣れるのか?」
「まだ無理だと思うわ。」
「じゃあ駄目じゃん。」
「だから行かない方が良いのよ。」
「なら逆にお勧めは有るのか?」
俺がそう言うとライヤ様は先程までの渋い表情からパッと明るい表情に変わった。
どれだけ面倒な連中なんだよ。
俺がそう思うとライヤ様は「相当よ。」と言いながら笑っていた。
その後、ライヤ様お勧めのダンジョンの情報とダンジョンへ行く為の条件を教えてもらい、神気を吸収してから像の前に戻った。
「シュウト様、そう落胆しないであげて下さい。そもそもSSSランクのダンジョンが在る国など現在では存在しません。」
「現在はって事は昔は在ったんですか?」
「はい。ですが、SSSランクともなると放置すれば国が幾つも滅んでしまいますので、その時代の使徒様や幾つかの国で力を合わせてダンジョンを踏破し、コアを破壊していきました。」
「という事は今の時代では何処にも無いという事ですか?」
「いえ、死の渓谷を抜けた先に在ると言われていますし、その他にも幾つか在るとされています。」
「確認はされてないって事ですか?」
「はい。ですが死の渓谷を抜けた先に在る可能性は高いと思われます。」
「それはどうしてですか?」
「まず第一に死の渓谷という場所の事は御存知でしょうか?」
「いえ、知りません。」
「では、そこから説明させて頂いても宜しいでしょうか?」
「お願いします。」
「何故、死の渓谷と呼ばれているかといいますと幅1km、深さは何処まで有るか把握されておりません。その上、凡百の魔物が居り、渡ろうとする者を許しません。」
「渡ろうとした人には死を。という事ですか?」
「そうですね。Sランク冒険者だとしても無傷で渡る事は難しいでしょう。」
「なるほど、それだとその死の渓谷に在りそうですけど、そうではない理由はなんですか?」
「それは彼処で発見された魔物が最高でSランクであり、大量発生した際もSランクを超えた事が無いのです。」
「なるほど、その渓谷にはSランクのダンジョンは在ってもそれ以上は考えにくいですね。」
「その通りでございます。在るとしてもSSランクが限度でしょう。」
「では、その先に何故在ると思うのですか?」
「その先には聖龍の巣がございます。」
「聖龍の巣ですか・・・メグミと関係が有るのですか?」
「いえ、聖獣青龍様とは関係無かったと記憶しております。」
「そうなんですか?」
「はい。聖獣青龍様は神代の時代から転生を繰り返し、他の四聖獣様とこの地を護りたもう方ですが、聖龍の巣に居られる聖龍様方は神代の争い以降に誕生、もしくは成られた方と聞き及んでおります。」
「聖龍様方という事は複数居ると?」
「はい、その通りでございます。私の知る限りでは数十の聖龍様が居らっしゃいます。」
「なるほど、それだけの数で対応しなければいけない物もしくはダンジョンが在るのではないか、という事ですね。」
「その通りでございます。」
「他には何処が可能性が有るんですか?」
「そうですねぇ、ゲオルギ帝國や最東の地であるヤマトは交易も無く、情報があまり有りませんので分かりませんが、海底の何処かにはまだ在るのではないかと。」
「なるほど、では1度死の渓谷まで行ってみます。場所がどの辺りですか?」
俺はそう言いながら地図を取り出した。
「他の方ならば止めますがシュウト様であれば問題ないでしょう。」
ガシュウさんはそう言うと俺が出した地図を指さした。
「あれ?此処って・・・。」
「はい。教国の北西部に位置します。」
「って事は世界樹の近くにそんな危ない場所が有るんですか?」
「近くと申されましても世界樹様からはかなり離れていますし、我々がこの場に国を立ち上げた理由の1つでございます。」
「世界樹と世界を護るって事ですか?」
「はい。」
そこを通るなら1度ユグドラシルに会ってからでもいいか。
俺がそう考えているとガシュウさんが話し掛けてきた。
「シュウト様、どうされましたか?」
「いや、今すぐ行くんじゃなくてユグドラシルに会ってからにしようかと思いまして。」
「なんと!?では教国に居らっしゃると!?」
「は、はい。っていっても落ち着いてからですよ。」
「それでもです!おお、これは歓迎の準備をしなくては!」
ガシュウさんはそう言うと扉を開けて何処かへ飛んでいってしまった。
「すまんのぅ、ガシュウには言い聞かせておくでの。まぁ、行く時は余に連絡して貰えると有難いのぅ。」
「分かりました。じゃあ自分も失礼しますね。」
「頼むの。おっそうじゃ、先程から気になっておったのじゃが。」
「何ですか?」
「シュウト殿ならばアストライアー様にお伺いすれば場所の特定は出来るのではないのか?」
「あっ・・・そうでした。また後で聞けたら聞いてみます。それじゃあ失礼します。」
リーグさんの指摘を受けて恥ずかしくなった俺は急いで神殿前へ帰ってきた。
「お帰りなさいませ、シュウト様。」
「バトか、ただいま。もう大丈夫なのか?」
「はい。戦うのであれば力加減を間違えてしまうかもしれませんが、日常生活では問題ありませんので。」
「そうか。支障が無いなら良いがトルバはどうしたんだ?彼奴も日常生活に支障は無かったはずだろ?」
「いえ、トルバに関しては確かに日常生活でするべき力加減自体は出来ていますが、存在進化した為、聖獣様から発せられる聖気と言われる気の波動が聖仙気に変わったそうでその為、気の波動を抑えるのが困難になったそうです。」
「聖仙気?俺と一緒か。」
「恐らく、それも眷属化の影響なのではないでしょうか。」
「なるほどな。それで抑えていても人に圧迫感を与えるって事か。」
「はい。眷属化していない者であれば跪きたくなる程でございましょう。」
「それ程か。」
「はい。元々聖獣である事も関係しているのでしょう。」
「なるほどな。それでどの位掛かるって言ってるんだ?」
「トルバ達は1週間もあれば問題ないレベルにはなると言っておりました。」
「トルバ達?あぁシンジ達もか。」
「はい。恐らくボタン様も含めて2週間程との事です。」
「ん?ボタンちゃんも聖仙気なのか?」
「はい。恐らくは巫女である影響かと。」
「なるほどなぁ。お前達はどうなんだ?」
「その他の方は聖気を持っていませんので。」
「なるほどな。まぁとりあえず全員問題ないんだな?」
「はい。今のところ問題は確認出来ておりません。」
「なら、良かった。まぁ問題が有って困ってるなら何時でも言ってくれ。俺で解決出来る事なら出来るだけ早く解決出来る様にするし、俺じゃ難しそうなら相談してくるから。」
「・・・シュウト様、相談とはもしかして・・・。」
「あぁ、ライヤ様にな。」
俺がそう言うとバトは驚愕の表情をしていた。
「これから使徒としての使命に付き合わせるかもしれないんだから全体的な戦力が上がった方がライヤ様も安心だろ?」
「ま、まぁそういう事でしたら・・・。」
「そこは自分の為っていうより世界の人々の為って思ってくれた方が良いかな。」
俺がそう言うとバトは少し考えて笑顔が戻った。
「確かに我々はその為にも眷属に成ったのでした。私が浅慮であるばかりにシュウト様に御迷惑をお掛け致します。」
「いやいや、浅慮って程でもないぞ。それに迷惑をかけまいと思っての事だろ?気にするな。ただこれからはこういう事も増えて来るだろうから遠慮しないでくれ。」
「承知致しました。それでシュウト様はこの後どうされますか?」
「とりあえずライヤ様に聞きたい事があるから神殿で話が聞けるか祈りを上げてみるかな。もしかしたら遅くなるかもしれないから俺が遅かったら食事は皆んなで先に済ませてくれ。」
「承知致しました。」
俺はバトにそう伝えると神殿に入っていき、像の前で祈りを上げた。すると直ぐにライヤ様の下へ呼ばれた。
「あれ?もしかして用事があったのか?」
俺はそう言いながら神託がないかステータスを確認した。
「違うわよ。たまたま見てたらダンジョンの事を聞きに行ってたみたいだから直ぐに来るだろうなって思ってね。」
ライヤ様の言葉を聞いて恥ずかしくなり、顔が熱くなってるのを感じたので、ライヤ様を見るとライヤ様はクスクス笑っていた。
「何だよ。笑う事ないだろ?」
「ゴメンゴメン。だってシュウトが・・・えぇとリーグだっけ?あの国王に言われた時の表情が可愛くて。」
「か、可愛いって何だよ!そ、それよりダンジョン!そう!ダンジョンの事を教えてくれよ!見てたんだろ?」
俺がそう言うとライヤ様は笑いそうになりながらも答えてくれた。
「・・・そうね、幾つか在るわよ。その1つが行こうとしたあの子達が管理してるダンジョンね。」
「やっぱり在るのか?」
「在るわよ。ただ今の貴方じゃ行かない方が良いかな。」
「そんなに厳しいダンジョンなのか?」
「う~ん、ダンジョンは確かに大変だとは思うけどなんとか踏破出来るレベルじゃないかしら。」
「ダンジョンは?じゃあ何で行かない方が・・・もしかして管理してるっていう聖龍が問題なのか?」
「そうよ。あの子達は従順で強いし、彼処のダンジョンを管理するには適任なんだけど権威主義って言ったら良いのかなぁ、身分を気にするのよ。」
「他の種族を見下してる感じか?」
「そうね。そんな感じ。」
「なら、ライヤ様が神託を降ろしてくれればなんとかなるんじゃないのか?」
「う~ん、確かに私が話せば・・・う~ん・・・。」
「あぁ、頭がガッチガチで融通が利かないタイプか。」
「そうなのよ~もし今のシュウトが行ったら入らせてくれるとは思うけど対応が悪過ぎてシュウトと喧嘩になっちゃうと思うのよねぇ。」
「じゃあどうしたら良いんだ?」
「手っ取り早いのは亜神に成る事ね。」
「そんな簡単に慣れるのか?」
「まだ無理だと思うわ。」
「じゃあ駄目じゃん。」
「だから行かない方が良いのよ。」
「なら逆にお勧めは有るのか?」
俺がそう言うとライヤ様は先程までの渋い表情からパッと明るい表情に変わった。
どれだけ面倒な連中なんだよ。
俺がそう思うとライヤ様は「相当よ。」と言いながら笑っていた。
その後、ライヤ様お勧めのダンジョンの情報とダンジョンへ行く為の条件を教えてもらい、神気を吸収してから像の前に戻った。
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