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第268話 [残党?殲滅戦Part9。]
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「おい。」
「・・・。」
「呆けてないでこっちを見ろ!」
「なんだてめぇか・・・もう抵抗する気も起きねぇからてめぇらの好きにしろ。但し、兄弟の事は話さねぇぞ。」
「こんな目に遭ってもまだ守ろうとしてるのか?」
「彼奴らは兄弟だからな。まぁ、他の奴等はどうでも良いがな。」
「あんだけ死んだのに腐った根性は変わらねぇな。」
「フンッ!変わるわけねぇだろ。で、一つだけ答えろや。」
「何をだ?」
「俺に付いてた黒霧をどうやって消したんだ?」
「使徒様が消してくれたんだよ。」
「・・・使徒・・・かぁ。って事はてめぇらは、あぁ、そうか。確か第二王子は使徒の国へ行って臣下になったんだったな。」
「あぁ、そうだ。」
「って事はてめぇが言った怒らせちゃぁいけねぇ相手っつうのは使徒の事か。」
「そうだな。」
「なら兄弟も手出しは出来ねぇか。スタンピードをさせても竜の大群を放とうとしても無意味だろうし、彼処は悪党は潜り込めねぇって話だしな。」
「まぁそうだな。」
「・・・もしかして原因はワルダーか?」
「1つのわりに色々聞いてくるな。」
「良いだろ。どうせ閉じ込めるか、殺されるかだろ。」
「そうだな。お前の兄弟を守ろうとする気持ちに少しは揺らいだが、殺す事は決定事項だから変わりはしないな。」
「そうかよ。」
「それに街でお前を処刑すると大惨事になりそうだからな。」
「あぁ、魔物化までは治してくれなかったか。」
「知ってたのか?」
「そりゃあ実験には俺も参加してたからな。どうせ次か、その次かで確実に死ぬんだろ?」
「あぁ、次だな。」
「そうか。まぁバンディー様に裏切られたのはショックだが、これが俺達って思えば納得は出来るわ。そんでやっぱりワルダーなのか?」
「あぁ。偶々見付けて、奴隷の扱いに憤怒されてたからな。」
「偶々か、俺らの運もそこまでだったって事か。さっ、好きにしろ。」
「今度こそ殺してやるよ。」
俺はそう言うと槍でオクチョウの首を撥ねた。暫くするとオクチョウの死体は頭以外の部分がビクッと動き出し、黒いオーラを纏うと立ち上がり、頭がある方へ歩き、頭を掴むと脇に挟んだ。
「ん?頭を戻す訳じゃないのか?」
俺がそう思っていると頭以外の部分で出ていたオーラが胴体に絡み付き、黒い鎧になり、背中から竜の翼が出てきた。
「デュラハンの亜種か、かなり強そうだな。」
「そうでござるな。龍人族のデュラハンって感じでござるなぁ。」
「オクチョウのレベルに沿った魔物化らしいから相当強いぞ。」
「じゃあどうするでござる?2人で相手をするでござるか?」
「とりあえず俺1人でやらせてくれ。」
「分かったでござる。でも危ないと思ったら参戦するでござるよ。」
「あぁ、それでいい。じゃあいっちょやりますか。」
俺はそう言うと首を鳴らして戦闘態勢に入った。すると俺の行動に呼応する様にオクチョウだったデュラハン(亜種)は斧に手を伸ばし拾い上げた。
「ん?武器はそのままなのか?」
俺がそう言うとデュラハン(亜種)は拾った斧を見つめる様な仕草をした後、斧を振ると斧の方がデュラハン(亜種)の膂力に耐えれなかった様で斧の柄が砕け散ってしまった。
「あぁやっぱり。」
俺がそう言うとデュラハン(亜種)は周りを見渡す仕草をした後、俺達に倒された仲間の死体の方を向くと徐ろに手を伸ばし死体を持ち上げると首を引きちぎり、死体から背骨を引き抜いた。
「気持ち悪ぃなぁ、何してんだ?」
俺がそう言うとデュラハン(亜種)は再び黒いオーラで引き抜いた背骨を包むと黒いオーラが脈打ち、黒い大剣へと変化させた。
「なるほどな。其れがお前の武器って事か。だが!」
俺はそう言うとデュラハン(亜種)と何度か斬り結び、大剣を砕いてやった。
「やはりな。オクチョウは海賊や盗賊の前は山賊だった事もあって剣や槍じゃなく大斧使いだったはずだ。だから大剣を使ったところで力任せに振り回してるだけ・・・まぁ、俺じゃなかったら危ないかもしれねぇが、俺には効かねぇぜ!」
俺はそう言うとデュラハン(亜種)の砕けた大剣を持っていた手を切り落としてデュラハン(亜種)がもう片方の腕で抱えていたオクチョウの首を蹴り飛ばした。
手を失い、オクチョウの首まで蹴り飛ばされたデュラハン(亜種)は呆然としたかと思ったら全身で叫ぶ様な仕草したかと思った次の瞬間、黒い波動を周囲に放出した。
「叫ぶ訳じゃねぇのに咆哮を放たれたみてぇな感覚だなぁ。」
俺がそう言っているとサスケが近付いてくる気配を感じた。
「サスケ、何だ?」
「何をしてるでござるか?」
「ん?あぁ、今のままだと手応えがないからなぁ。」
「此処は拙者が担当した場所でござるから死体が多くて危険でござらんか?」
「う~ん、確かにそうかもしれねぇけど、今のところ眷属になる前でも余裕で対処出来る状態だしなぁ。」
「まぁ、そうでござるが、相変わらずバトルジャンキーでござるなぁ。」
「シュウト程じゃねぇよ。ただ余りにもつまらねぇ相手だから眷属になってどの程度になったかの測る事も出来ねぇなぁと思ってな。」
「まぁ、気持ちは分からない訳ではないでござるが、それなら迷宮があるでござろ?」
「まぁな。だが、彼処は命のやり取りはねぇからなぁ。」
「そうは言っても拙者達が命のやり取りしないと倒せない様な敵なら街の1つや2つは滅ぶ様な相手でござるよ。」
「まぁそうかもな。おっ、動き出したな。」
「なら拙者はまた控えてるでござるよ。」
「おう。」
俺達が話しているとデュラハン(亜種)は叫び終えたのか、再び近くの死体に手を伸ばし、死体の手をちぎると自身の失った部分に近付けた。すると俺が斬った部分から触手の様に黒いモノが出てきて死体の手に絡み付くとデュラハン(亜種)の手は元に戻ってしまった。
「なるほどな、普通のデュラハンとは違い、斬り落としても周りに死体が有れば再生するって事か。」
俺がそう言うとデュラハン(亜種)はまた死体の頭を持つと今度は頭ごと背骨を引き抜き、それをもう一度繰り返すと背骨を掴んで黒いオーラで包んだ。すると再びオーラが脈打ち、今度は頭の部分が大斧に変わり、大斧の根元付近に目玉が出現した。
「更に気持ち悪ぃなぁ・・・ん?あの目玉で自分の頭を探してるのか?」
俺がそう言うと大斧で探す様にゆっくり動かしていたデュラハン(亜種)が俺の方を見て動きを止めた。
おっ?そろそろ来るか?
俺がそう思って構えた瞬間、デュラハン(亜種)が大斧を重ねて大斧に付いている目玉を赤黒く光らせた。
「ん?・・・あぁ、状態異常か何かの効果がある攻撃をしてきたのか?」
俺がそう言うとサスケが手を振る気配がしたのでサスケの方をチラッと見るとFランクの魔物のラッツが死んでいた。
「あぁ、即死系統のスキルか魔法って事か。」
俺がそう言ってデュラハン(亜種)の方を見るとまた光らせてきた。
「悪いけど、そういう系は効かないぞ。」
その後も何度も同じ行動を繰り返しているデュラハン(亜種)に飽き飽きしながら周りを見ていると先程も見たラッツの中には一度の光りでは死ななかったものの何度か光りに当たった後に即死していた。
もしかしてあの気持ち悪ぃ光りの効果は対象者がランダムで決まる、もしくは一定確率での即死なのか?それにしても鬱陶しいなぁ。
俺はチカチカ光っている目玉が鬱陶しくなったのでアイテムボックスからナイフを取り出して光っている目玉に投げつけた。
「ギャーーー!!!」
「わっ!びっくりしたぁ・・・あぁそうか、斧は元々頭だったな。」
目玉を潰されたデュラハン(亜種)は怒ったのか大斧を2本とも投げつけてきた。俺はそれをスルッと避け、デュラハン(亜種)に急接近すると剣を取り出して連続で斬り付けた。
デュラハン(亜種)は俺の斬撃に堪らずという感じで飛び退き、近くにあった死体から再び大斧を作り出すと大きく構え、翼を使って浮き上がると反転し、天井を強く蹴って滑空しながら突撃してきた。
それを見た俺は踏ん張りが効く様に足場を固めて上段に構えると臨戦態勢についた。
デュラハン(亜種)は俺が動かない事に気付いたのか、大きく構えていた大斧をクロスする様に引き寄せ、翼を動かして更にスピードを上げてきた。
俺はデュラハン(亜種)が俺目掛けて鋏の様に大斧で斬りつけてきた瞬間に剣を振り下ろした。
ガキーン!
デュラハン(亜種)と俺が斬り結び、通り過ぎるとデュラハン(亜種)の大斧は2つとも砕け散ってしまった。
デュラハン(亜種)は刃の部分が砕け散った大斧を持って暫く固まっていたが、突然俺の方に残った部分を投げて、自身は飛び立ち、最初に大斧を投げて出来ていた大穴から外に逃げる様に出ていった。
「逃がすかよ!」
俺はそう言うとユニークスキル・全移動でデュラハン(亜種)の進行方向に移動し、今度は大槌で岸壁付近へと叩き付けてやった。
叩き付けられ身体の色んな部分が砕けたデュラハン(亜種)は地に伏せたまま黒い波動を発生させたかと思ったら砕けていた部分が破裂し、そこから大量の触手を港全体へと伸ばし、散らばっている死体や肉片に触れると脈打ち始め、その全てを吸収すると翼は幾つもの太い触手に変わり先には大斧が生え、身体はみるみる大きくなり5m程の首の無い巨人に変貌した。
「逃げられないって感じて形振り構わずって感じだな。」
俺がそう言うと一気に触手となった翼だったものが空中に居る俺に向かって伸びてきた。
俺は落下しながらも剣をもう一本出して触手の攻撃を捌いていたが、触手の数が余りにも多く、徐々に捌ききれなくなってきたので、岸壁へと全移動で飛び、それでも追ってくる触手を炎で壁を作って燃やしてやった。
「剣だけだと追い付かねぇか。しゃあねぇ獄炎槍!」
俺はそう言うと無数の黒き炎の槍を出した。
「燃え尽きろ!」
俺はそう言うと獄炎槍を次々と放ち、デュラハン(亜種)を欠片も残さない勢いで燃やし尽くしてやった。
俺とデュラハン(亜種)との戦いが終わるとサスケが近付いてきた。
「・・・。」
「呆けてないでこっちを見ろ!」
「なんだてめぇか・・・もう抵抗する気も起きねぇからてめぇらの好きにしろ。但し、兄弟の事は話さねぇぞ。」
「こんな目に遭ってもまだ守ろうとしてるのか?」
「彼奴らは兄弟だからな。まぁ、他の奴等はどうでも良いがな。」
「あんだけ死んだのに腐った根性は変わらねぇな。」
「フンッ!変わるわけねぇだろ。で、一つだけ答えろや。」
「何をだ?」
「俺に付いてた黒霧をどうやって消したんだ?」
「使徒様が消してくれたんだよ。」
「・・・使徒・・・かぁ。って事はてめぇらは、あぁ、そうか。確か第二王子は使徒の国へ行って臣下になったんだったな。」
「あぁ、そうだ。」
「って事はてめぇが言った怒らせちゃぁいけねぇ相手っつうのは使徒の事か。」
「そうだな。」
「なら兄弟も手出しは出来ねぇか。スタンピードをさせても竜の大群を放とうとしても無意味だろうし、彼処は悪党は潜り込めねぇって話だしな。」
「まぁそうだな。」
「・・・もしかして原因はワルダーか?」
「1つのわりに色々聞いてくるな。」
「良いだろ。どうせ閉じ込めるか、殺されるかだろ。」
「そうだな。お前の兄弟を守ろうとする気持ちに少しは揺らいだが、殺す事は決定事項だから変わりはしないな。」
「そうかよ。」
「それに街でお前を処刑すると大惨事になりそうだからな。」
「あぁ、魔物化までは治してくれなかったか。」
「知ってたのか?」
「そりゃあ実験には俺も参加してたからな。どうせ次か、その次かで確実に死ぬんだろ?」
「あぁ、次だな。」
「そうか。まぁバンディー様に裏切られたのはショックだが、これが俺達って思えば納得は出来るわ。そんでやっぱりワルダーなのか?」
「あぁ。偶々見付けて、奴隷の扱いに憤怒されてたからな。」
「偶々か、俺らの運もそこまでだったって事か。さっ、好きにしろ。」
「今度こそ殺してやるよ。」
俺はそう言うと槍でオクチョウの首を撥ねた。暫くするとオクチョウの死体は頭以外の部分がビクッと動き出し、黒いオーラを纏うと立ち上がり、頭がある方へ歩き、頭を掴むと脇に挟んだ。
「ん?頭を戻す訳じゃないのか?」
俺がそう思っていると頭以外の部分で出ていたオーラが胴体に絡み付き、黒い鎧になり、背中から竜の翼が出てきた。
「デュラハンの亜種か、かなり強そうだな。」
「そうでござるな。龍人族のデュラハンって感じでござるなぁ。」
「オクチョウのレベルに沿った魔物化らしいから相当強いぞ。」
「じゃあどうするでござる?2人で相手をするでござるか?」
「とりあえず俺1人でやらせてくれ。」
「分かったでござる。でも危ないと思ったら参戦するでござるよ。」
「あぁ、それでいい。じゃあいっちょやりますか。」
俺はそう言うと首を鳴らして戦闘態勢に入った。すると俺の行動に呼応する様にオクチョウだったデュラハン(亜種)は斧に手を伸ばし拾い上げた。
「ん?武器はそのままなのか?」
俺がそう言うとデュラハン(亜種)は拾った斧を見つめる様な仕草をした後、斧を振ると斧の方がデュラハン(亜種)の膂力に耐えれなかった様で斧の柄が砕け散ってしまった。
「あぁやっぱり。」
俺がそう言うとデュラハン(亜種)は周りを見渡す仕草をした後、俺達に倒された仲間の死体の方を向くと徐ろに手を伸ばし死体を持ち上げると首を引きちぎり、死体から背骨を引き抜いた。
「気持ち悪ぃなぁ、何してんだ?」
俺がそう言うとデュラハン(亜種)は再び黒いオーラで引き抜いた背骨を包むと黒いオーラが脈打ち、黒い大剣へと変化させた。
「なるほどな。其れがお前の武器って事か。だが!」
俺はそう言うとデュラハン(亜種)と何度か斬り結び、大剣を砕いてやった。
「やはりな。オクチョウは海賊や盗賊の前は山賊だった事もあって剣や槍じゃなく大斧使いだったはずだ。だから大剣を使ったところで力任せに振り回してるだけ・・・まぁ、俺じゃなかったら危ないかもしれねぇが、俺には効かねぇぜ!」
俺はそう言うとデュラハン(亜種)の砕けた大剣を持っていた手を切り落としてデュラハン(亜種)がもう片方の腕で抱えていたオクチョウの首を蹴り飛ばした。
手を失い、オクチョウの首まで蹴り飛ばされたデュラハン(亜種)は呆然としたかと思ったら全身で叫ぶ様な仕草したかと思った次の瞬間、黒い波動を周囲に放出した。
「叫ぶ訳じゃねぇのに咆哮を放たれたみてぇな感覚だなぁ。」
俺がそう言っているとサスケが近付いてくる気配を感じた。
「サスケ、何だ?」
「何をしてるでござるか?」
「ん?あぁ、今のままだと手応えがないからなぁ。」
「此処は拙者が担当した場所でござるから死体が多くて危険でござらんか?」
「う~ん、確かにそうかもしれねぇけど、今のところ眷属になる前でも余裕で対処出来る状態だしなぁ。」
「まぁ、そうでござるが、相変わらずバトルジャンキーでござるなぁ。」
「シュウト程じゃねぇよ。ただ余りにもつまらねぇ相手だから眷属になってどの程度になったかの測る事も出来ねぇなぁと思ってな。」
「まぁ、気持ちは分からない訳ではないでござるが、それなら迷宮があるでござろ?」
「まぁな。だが、彼処は命のやり取りはねぇからなぁ。」
「そうは言っても拙者達が命のやり取りしないと倒せない様な敵なら街の1つや2つは滅ぶ様な相手でござるよ。」
「まぁそうかもな。おっ、動き出したな。」
「なら拙者はまた控えてるでござるよ。」
「おう。」
俺達が話しているとデュラハン(亜種)は叫び終えたのか、再び近くの死体に手を伸ばし、死体の手をちぎると自身の失った部分に近付けた。すると俺が斬った部分から触手の様に黒いモノが出てきて死体の手に絡み付くとデュラハン(亜種)の手は元に戻ってしまった。
「なるほどな、普通のデュラハンとは違い、斬り落としても周りに死体が有れば再生するって事か。」
俺がそう言うとデュラハン(亜種)はまた死体の頭を持つと今度は頭ごと背骨を引き抜き、それをもう一度繰り返すと背骨を掴んで黒いオーラで包んだ。すると再びオーラが脈打ち、今度は頭の部分が大斧に変わり、大斧の根元付近に目玉が出現した。
「更に気持ち悪ぃなぁ・・・ん?あの目玉で自分の頭を探してるのか?」
俺がそう言うと大斧で探す様にゆっくり動かしていたデュラハン(亜種)が俺の方を見て動きを止めた。
おっ?そろそろ来るか?
俺がそう思って構えた瞬間、デュラハン(亜種)が大斧を重ねて大斧に付いている目玉を赤黒く光らせた。
「ん?・・・あぁ、状態異常か何かの効果がある攻撃をしてきたのか?」
俺がそう言うとサスケが手を振る気配がしたのでサスケの方をチラッと見るとFランクの魔物のラッツが死んでいた。
「あぁ、即死系統のスキルか魔法って事か。」
俺がそう言ってデュラハン(亜種)の方を見るとまた光らせてきた。
「悪いけど、そういう系は効かないぞ。」
その後も何度も同じ行動を繰り返しているデュラハン(亜種)に飽き飽きしながら周りを見ていると先程も見たラッツの中には一度の光りでは死ななかったものの何度か光りに当たった後に即死していた。
もしかしてあの気持ち悪ぃ光りの効果は対象者がランダムで決まる、もしくは一定確率での即死なのか?それにしても鬱陶しいなぁ。
俺はチカチカ光っている目玉が鬱陶しくなったのでアイテムボックスからナイフを取り出して光っている目玉に投げつけた。
「ギャーーー!!!」
「わっ!びっくりしたぁ・・・あぁそうか、斧は元々頭だったな。」
目玉を潰されたデュラハン(亜種)は怒ったのか大斧を2本とも投げつけてきた。俺はそれをスルッと避け、デュラハン(亜種)に急接近すると剣を取り出して連続で斬り付けた。
デュラハン(亜種)は俺の斬撃に堪らずという感じで飛び退き、近くにあった死体から再び大斧を作り出すと大きく構え、翼を使って浮き上がると反転し、天井を強く蹴って滑空しながら突撃してきた。
それを見た俺は踏ん張りが効く様に足場を固めて上段に構えると臨戦態勢についた。
デュラハン(亜種)は俺が動かない事に気付いたのか、大きく構えていた大斧をクロスする様に引き寄せ、翼を動かして更にスピードを上げてきた。
俺はデュラハン(亜種)が俺目掛けて鋏の様に大斧で斬りつけてきた瞬間に剣を振り下ろした。
ガキーン!
デュラハン(亜種)と俺が斬り結び、通り過ぎるとデュラハン(亜種)の大斧は2つとも砕け散ってしまった。
デュラハン(亜種)は刃の部分が砕け散った大斧を持って暫く固まっていたが、突然俺の方に残った部分を投げて、自身は飛び立ち、最初に大斧を投げて出来ていた大穴から外に逃げる様に出ていった。
「逃がすかよ!」
俺はそう言うとユニークスキル・全移動でデュラハン(亜種)の進行方向に移動し、今度は大槌で岸壁付近へと叩き付けてやった。
叩き付けられ身体の色んな部分が砕けたデュラハン(亜種)は地に伏せたまま黒い波動を発生させたかと思ったら砕けていた部分が破裂し、そこから大量の触手を港全体へと伸ばし、散らばっている死体や肉片に触れると脈打ち始め、その全てを吸収すると翼は幾つもの太い触手に変わり先には大斧が生え、身体はみるみる大きくなり5m程の首の無い巨人に変貌した。
「逃げられないって感じて形振り構わずって感じだな。」
俺がそう言うと一気に触手となった翼だったものが空中に居る俺に向かって伸びてきた。
俺は落下しながらも剣をもう一本出して触手の攻撃を捌いていたが、触手の数が余りにも多く、徐々に捌ききれなくなってきたので、岸壁へと全移動で飛び、それでも追ってくる触手を炎で壁を作って燃やしてやった。
「剣だけだと追い付かねぇか。しゃあねぇ獄炎槍!」
俺はそう言うと無数の黒き炎の槍を出した。
「燃え尽きろ!」
俺はそう言うと獄炎槍を次々と放ち、デュラハン(亜種)を欠片も残さない勢いで燃やし尽くしてやった。
俺とデュラハン(亜種)との戦いが終わるとサスケが近付いてきた。
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