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第274話 [受け入れ。]
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「ほう。これはなんとも美しい砦じゃのぅ。」
「フォスエスペランサ国の聖城とは趣は違うとはいえ、シュウト様の攻略組の支部には相応しい美しさですね。」
確かに綺麗な砦だけど相応しいって・・・。
ガシュウさんの物言いに納得は出来なかったが、思ったよりも早く終わった様だったので確認する事にした。
「それでセバス、もう降りるのか?」
「いえ、建てたばかりで仮宿舎としては最低限の物は用意したいとの事でもう少しお待ち下さいとの事で御座います。」
セバスがそう言うとガシュウさんが声を掛けてきた。
「用意というと?」
「・・・簡易ベッドや調理器具、棚を作るそうです。」
「その様な事まで!?」
「今後、緊急時や遠征の際にある程度の物を用意する次いでと各々で家具を用意するまで地面で寝かす訳には行かないとの事です。」
「何から何まで御世話をお掛け致しますとお伝え下さい。」
「・・・フォスエスペランサ国の民になり、直ぐに働いてくれる方々にこの程度の事はなんでもありませんとの事です。」
セバスがそう言うとガシュウさんは俺に礼を言ってきた。
「ガシュウさん、気にしないで下さい。ところでセバス、さっきから気になってたんだけど、1つ良いか?」
「はい。如何なさいましたでしょうか?」
「ずっと誰かと話してたみたいだが、念話・・・っていう訳じゃないよなぁ?」
「はい。このドラグーンⅡには通信魔道具が御座いまして、ドラウ様が改良に改良を重ね、通信魔道具本体に繋ぐ子機をこの様に耳に装着する事で会話が可能となります。」
セバスはそう言うと耳から子機を外して見せてくれた。
へぇ~前のより更に小さくなったなぁ・・・これだけ小さいとピアスみたいな装飾品と遜色ないな。
俺がそう思っているとリーグさん達も覗き込んできた。
「ほう。コレが通信魔道具なのじゃな?」
「はい。その通りにございます。」
「この通信魔道具は単体でも使用可能なのかのぅ?」
「いえ、ここまでのサイズとなりますと今は本体との接続が無いと使用出来ないとこの事です。」
「今は・・・か。それでどの程度の範囲まで届くのじゃ?」
「半径500m程に御座います。ただ中継魔道具を利用すれば、更に範囲を拡大する事は可能だそうです。」
「中継魔道具のぅ・・・それはどの程度サイズなのじゃ?」
「・・・現物が御座いますので、少々お待ち下さい。」
セバスはそう言うと操縦室の方へ向い、ランドセル位の大きさの魔道具らしき物を持ってきた。
「ソレが中継魔道具かのぅ?」
「はい。その通りにございます。」
「・・・して、その中継魔道具を使うとどの程度範囲をカバー出来るのじゃ?」
「・・・配置さえ間違えなければ、通信魔道具本体を中心として王城全域を収める程度は現時点で可能だそうです。」
「凄まじいのぅ・・・ではもう1つ、複数同時に通話可能なのかのぅ?」
「・・・本体で操作すれば現時点では10程度は可能だそうです。」
「なるほどのぅそれは使えそうじゃのぅ・・・しかし、一つ懸念が有るのじゃが良いかのぅ?」
「・・・どうされましたか?と仰っておられます。」
「これだけの代物じゃと各国の諜報機関も使えそうじゃと思ってのぅ。」
「・・・それならば心配無用との事でございます。ドラウ様の通信魔道具には妨害装置も内蔵されているそうで、先に起動した方が後から起動させた方を邪魔する上に即座に逆探知する機能も搭載されているとの事でございます。」
「では余の城に設置したとして、この飛空艇の様に最初から起動している物が近付いた場合はどうなるのじゃ?」
「・・・効果範囲が接触した瞬間に警報音が作動し、双方に位置を送信されます。」
「それは安心じゃのぅ。」
「・・・はい。ですが、この通信魔道具の設置を検討していらっしゃるのであれば、相当、費用が嵩むとの事にございます。」
「ほう。余にそれを言うという事は余が1人で決めるには難しい金額になりそうじゃな。」
「・・・後日、詳細と費用面の書類を作成致しますので、帰国後、検討なさって下さいとの事にございます。」
「うむ。」
リーグさんとの話が終わるとセバスが子機に手をやり、頷いていた。
「・・・はい。承知致しました。皆様、お待たせ致しました。準備が整いましたので、これより降下致します。」
セバスはそう言うと操縦室の方へ戻って行った。するとドラグーンⅡは動いた感覚もなく景色だけが変わっていき、攻略組の敷地内へと着地させた。
「しかし何度味わっても不思議じゃのぅ。」
「リーグもですか。外の景色を見ていなかったら状況は掴めそうも無いですからね。」
「本当にのぅ。しかし降りる際に1つ思ったのじゃが、トヨタに聞いていた街並みと随分違った様じゃが?」
「そうですね。スラム街の様な街並みと聞いていましたが、あの建物が新居なのですか?」
到着し、操縦室から丁度戻ってきたセバスにガシュウさんがそう聞いたので、セバスに代わって俺が答える事にした。
「スラム街は見た目も安全性もかなり酷かった様でドラウ達が先程と同様の方法で新しい家屋を建てたらしいですよ。」
「それ程ですか。」
「ドラウが言うには戦闘等の振動だけで崩れてもおかしくなかったそうです。それに折角解放されたのに安心出来ない環境なんて考えられないだろって言ってましたし、かなりの強度が有るんだと思いますよ。」
「お優しいですね。」
「そう・・・かもしれませんね。」
俺とガシュウさんがそう話していると降りる準備が出来た様でセバスが案内してくれたので、全員で外に出た。
「ほう。上からも見ていたが、近くで見ると荘厳な雰囲気じゃのぅ。」
「シュウト様のお創りになられた攻略組に相応しい支部で御座いますねぇ。」
ガシュウさん達がそう言いながら支部を眺めているとドラグーンⅡの後方ハッチが開く音がして、いつの間にかドラグーンⅡの後方へ行っていたハロルドとセバスが回復部隊並びにその家族を案内して出てきた。
出てきた人々は支部を見て様々な表情を浮かべていたが、先に待つ俺達を見付けると膝を着き頭を垂れていた。するとガシュウさんが一歩前に出た。
「皆さんはこれより使徒様の民となり、使徒様やフォスエスペランサ国の皆様が助け出した人々や怪我や病気で苦しんでいる方を全力を持って救ける為に来られました。しかし!これより使徒様より皆さんを受け入れてもらう条件が追加されましたので、お忙しい使徒様の代わりに私がお伝えします。」
ガシュウさんがそう言うとその場の空気に緊張が走ったのか、全員が静かにそれでいて集中して聞いてる雰囲気になった。
「ではお伝えします。1つ、緊急時以外はしっかりと休み体力を整えて治療に当たりなさい。これは厳守です。使徒様は万全な状態で職務に赴く事こそ最高の治療が行えるとの意向です。続けます。1つ、自身の安全を第一と考えなさい。これは緊急時には皆さんが最後の砦となる事を仰られています。続けます。1つ、自分自身や家族の幸せを大切にしなさい。これは使徒様が1番望んでおられる事、皆さんの幸せな表情が使徒様に返せる1番の恩返しだと思いなさい。以上です分かりましたか?」
ガシュウさんがそう言って話を締めくくると聞いていた回復部隊の皆んなや家族が涙を流して喜んでいた。
「皆さんも分かって頂けた様なので後の事はハロルド様にお願い致します。」
「承知致しました。では、皆様には定住して頂く家屋が揃うまでは一先ず、この支部を仮宿舎としてお使い頂きますので、此方へ着いて来て下さい。」
ハロルドはそう言うと皆んなが落ち着くのを待って中へと案内していった。
「シュウト様、勝手な振る舞い申し訳ありませんでした。」
「いえいえ、逆にありがとうございました。折角来てくれたんですから全員が全員とは行かなくても出来るだけ幸せになって欲しいですしね。」
「シュウト様ならば、そう仰られると思いましたが、そうですね、元奴隷の方々の中には難しい方もいらっしゃるのも事実です。治療が叶わずお亡くなりになられる方もいますが、その時はお気に病まぬ様、お願い致します。」
「そうですね。もう心が壊された人は助かる確率の方が少ないでしょうし。でも出来るだけの事はしてあげたいとは思います。」
「お優しいですね。」
「そうですか?」
そう言いながら俺が頭を搔いていると後ろから声を掛けられた。
「どうだシュウト、気に入ったか?」
「おぉ、ドラウか。良いんじゃないか、中に入っていった人達も気に入ってたみたいだし。」
「その通りです!ドラウ様方が造られた!この砦を気に入らない者等居りません!」
ガシュウさんが俺達の話に入ってきた事もあって、ドラウは訝しげにガシュウさんを見ていた。
「ドラウ、ガシュウさんは教皇だからっていうのも有るかもだけど、入っていった人達の反応からして、教国の人は皆んな似た様な感想だと思うぞ。」
「そうか、まぁ喜んでくれてるならまぁ良いか、それにこの後造る予定の治療院だったか、それもここまでじゃないにせよ、近い物は造る予定だからなぁ、入っていった奴らが喜ぶって分かってりゃあ後は内装決めるだけで良いから助かるぜ。」
ガシュウさんはそれを聞いて1人で「羨ましい・・・」と言いながら遠くを見ていた。
「それでドラウは俺に感想を聞きに来ただけなのか?」
「おっと忘れるところだったぜ。此処もとりあえず最上階はシュウトが転送を使える様に立ち入り禁止するんだが、使い勝手も有るだろうから上に来てくれ。」
「ガシュウさん達も一緒で良いか?」
「シュウトの事を知ってるんだろ?」
「問題ない。今残ってる人達は知ってるぞ。」
「なら別に良いけど、大体しか出来てねぇから見ても面白くねぇと思うぞ。」
「皆さん、どうされますか?」
俺がそう聞くと此処に残った4人全員が着いてくるとの事だったので、ドラウに案内されて支部の中に入っていった。
「フォスエスペランサ国の聖城とは趣は違うとはいえ、シュウト様の攻略組の支部には相応しい美しさですね。」
確かに綺麗な砦だけど相応しいって・・・。
ガシュウさんの物言いに納得は出来なかったが、思ったよりも早く終わった様だったので確認する事にした。
「それでセバス、もう降りるのか?」
「いえ、建てたばかりで仮宿舎としては最低限の物は用意したいとの事でもう少しお待ち下さいとの事で御座います。」
セバスがそう言うとガシュウさんが声を掛けてきた。
「用意というと?」
「・・・簡易ベッドや調理器具、棚を作るそうです。」
「その様な事まで!?」
「今後、緊急時や遠征の際にある程度の物を用意する次いでと各々で家具を用意するまで地面で寝かす訳には行かないとの事です。」
「何から何まで御世話をお掛け致しますとお伝え下さい。」
「・・・フォスエスペランサ国の民になり、直ぐに働いてくれる方々にこの程度の事はなんでもありませんとの事です。」
セバスがそう言うとガシュウさんは俺に礼を言ってきた。
「ガシュウさん、気にしないで下さい。ところでセバス、さっきから気になってたんだけど、1つ良いか?」
「はい。如何なさいましたでしょうか?」
「ずっと誰かと話してたみたいだが、念話・・・っていう訳じゃないよなぁ?」
「はい。このドラグーンⅡには通信魔道具が御座いまして、ドラウ様が改良に改良を重ね、通信魔道具本体に繋ぐ子機をこの様に耳に装着する事で会話が可能となります。」
セバスはそう言うと耳から子機を外して見せてくれた。
へぇ~前のより更に小さくなったなぁ・・・これだけ小さいとピアスみたいな装飾品と遜色ないな。
俺がそう思っているとリーグさん達も覗き込んできた。
「ほう。コレが通信魔道具なのじゃな?」
「はい。その通りにございます。」
「この通信魔道具は単体でも使用可能なのかのぅ?」
「いえ、ここまでのサイズとなりますと今は本体との接続が無いと使用出来ないとこの事です。」
「今は・・・か。それでどの程度の範囲まで届くのじゃ?」
「半径500m程に御座います。ただ中継魔道具を利用すれば、更に範囲を拡大する事は可能だそうです。」
「中継魔道具のぅ・・・それはどの程度サイズなのじゃ?」
「・・・現物が御座いますので、少々お待ち下さい。」
セバスはそう言うと操縦室の方へ向い、ランドセル位の大きさの魔道具らしき物を持ってきた。
「ソレが中継魔道具かのぅ?」
「はい。その通りにございます。」
「・・・して、その中継魔道具を使うとどの程度範囲をカバー出来るのじゃ?」
「・・・配置さえ間違えなければ、通信魔道具本体を中心として王城全域を収める程度は現時点で可能だそうです。」
「凄まじいのぅ・・・ではもう1つ、複数同時に通話可能なのかのぅ?」
「・・・本体で操作すれば現時点では10程度は可能だそうです。」
「なるほどのぅそれは使えそうじゃのぅ・・・しかし、一つ懸念が有るのじゃが良いかのぅ?」
「・・・どうされましたか?と仰っておられます。」
「これだけの代物じゃと各国の諜報機関も使えそうじゃと思ってのぅ。」
「・・・それならば心配無用との事でございます。ドラウ様の通信魔道具には妨害装置も内蔵されているそうで、先に起動した方が後から起動させた方を邪魔する上に即座に逆探知する機能も搭載されているとの事でございます。」
「では余の城に設置したとして、この飛空艇の様に最初から起動している物が近付いた場合はどうなるのじゃ?」
「・・・効果範囲が接触した瞬間に警報音が作動し、双方に位置を送信されます。」
「それは安心じゃのぅ。」
「・・・はい。ですが、この通信魔道具の設置を検討していらっしゃるのであれば、相当、費用が嵩むとの事にございます。」
「ほう。余にそれを言うという事は余が1人で決めるには難しい金額になりそうじゃな。」
「・・・後日、詳細と費用面の書類を作成致しますので、帰国後、検討なさって下さいとの事にございます。」
「うむ。」
リーグさんとの話が終わるとセバスが子機に手をやり、頷いていた。
「・・・はい。承知致しました。皆様、お待たせ致しました。準備が整いましたので、これより降下致します。」
セバスはそう言うと操縦室の方へ戻って行った。するとドラグーンⅡは動いた感覚もなく景色だけが変わっていき、攻略組の敷地内へと着地させた。
「しかし何度味わっても不思議じゃのぅ。」
「リーグもですか。外の景色を見ていなかったら状況は掴めそうも無いですからね。」
「本当にのぅ。しかし降りる際に1つ思ったのじゃが、トヨタに聞いていた街並みと随分違った様じゃが?」
「そうですね。スラム街の様な街並みと聞いていましたが、あの建物が新居なのですか?」
到着し、操縦室から丁度戻ってきたセバスにガシュウさんがそう聞いたので、セバスに代わって俺が答える事にした。
「スラム街は見た目も安全性もかなり酷かった様でドラウ達が先程と同様の方法で新しい家屋を建てたらしいですよ。」
「それ程ですか。」
「ドラウが言うには戦闘等の振動だけで崩れてもおかしくなかったそうです。それに折角解放されたのに安心出来ない環境なんて考えられないだろって言ってましたし、かなりの強度が有るんだと思いますよ。」
「お優しいですね。」
「そう・・・かもしれませんね。」
俺とガシュウさんがそう話していると降りる準備が出来た様でセバスが案内してくれたので、全員で外に出た。
「ほう。上からも見ていたが、近くで見ると荘厳な雰囲気じゃのぅ。」
「シュウト様のお創りになられた攻略組に相応しい支部で御座いますねぇ。」
ガシュウさん達がそう言いながら支部を眺めているとドラグーンⅡの後方ハッチが開く音がして、いつの間にかドラグーンⅡの後方へ行っていたハロルドとセバスが回復部隊並びにその家族を案内して出てきた。
出てきた人々は支部を見て様々な表情を浮かべていたが、先に待つ俺達を見付けると膝を着き頭を垂れていた。するとガシュウさんが一歩前に出た。
「皆さんはこれより使徒様の民となり、使徒様やフォスエスペランサ国の皆様が助け出した人々や怪我や病気で苦しんでいる方を全力を持って救ける為に来られました。しかし!これより使徒様より皆さんを受け入れてもらう条件が追加されましたので、お忙しい使徒様の代わりに私がお伝えします。」
ガシュウさんがそう言うとその場の空気に緊張が走ったのか、全員が静かにそれでいて集中して聞いてる雰囲気になった。
「ではお伝えします。1つ、緊急時以外はしっかりと休み体力を整えて治療に当たりなさい。これは厳守です。使徒様は万全な状態で職務に赴く事こそ最高の治療が行えるとの意向です。続けます。1つ、自身の安全を第一と考えなさい。これは緊急時には皆さんが最後の砦となる事を仰られています。続けます。1つ、自分自身や家族の幸せを大切にしなさい。これは使徒様が1番望んでおられる事、皆さんの幸せな表情が使徒様に返せる1番の恩返しだと思いなさい。以上です分かりましたか?」
ガシュウさんがそう言って話を締めくくると聞いていた回復部隊の皆んなや家族が涙を流して喜んでいた。
「皆さんも分かって頂けた様なので後の事はハロルド様にお願い致します。」
「承知致しました。では、皆様には定住して頂く家屋が揃うまでは一先ず、この支部を仮宿舎としてお使い頂きますので、此方へ着いて来て下さい。」
ハロルドはそう言うと皆んなが落ち着くのを待って中へと案内していった。
「シュウト様、勝手な振る舞い申し訳ありませんでした。」
「いえいえ、逆にありがとうございました。折角来てくれたんですから全員が全員とは行かなくても出来るだけ幸せになって欲しいですしね。」
「シュウト様ならば、そう仰られると思いましたが、そうですね、元奴隷の方々の中には難しい方もいらっしゃるのも事実です。治療が叶わずお亡くなりになられる方もいますが、その時はお気に病まぬ様、お願い致します。」
「そうですね。もう心が壊された人は助かる確率の方が少ないでしょうし。でも出来るだけの事はしてあげたいとは思います。」
「お優しいですね。」
「そうですか?」
そう言いながら俺が頭を搔いていると後ろから声を掛けられた。
「どうだシュウト、気に入ったか?」
「おぉ、ドラウか。良いんじゃないか、中に入っていった人達も気に入ってたみたいだし。」
「その通りです!ドラウ様方が造られた!この砦を気に入らない者等居りません!」
ガシュウさんが俺達の話に入ってきた事もあって、ドラウは訝しげにガシュウさんを見ていた。
「ドラウ、ガシュウさんは教皇だからっていうのも有るかもだけど、入っていった人達の反応からして、教国の人は皆んな似た様な感想だと思うぞ。」
「そうか、まぁ喜んでくれてるならまぁ良いか、それにこの後造る予定の治療院だったか、それもここまでじゃないにせよ、近い物は造る予定だからなぁ、入っていった奴らが喜ぶって分かってりゃあ後は内装決めるだけで良いから助かるぜ。」
ガシュウさんはそれを聞いて1人で「羨ましい・・・」と言いながら遠くを見ていた。
「それでドラウは俺に感想を聞きに来ただけなのか?」
「おっと忘れるところだったぜ。此処もとりあえず最上階はシュウトが転送を使える様に立ち入り禁止するんだが、使い勝手も有るだろうから上に来てくれ。」
「ガシュウさん達も一緒で良いか?」
「シュウトの事を知ってるんだろ?」
「問題ない。今残ってる人達は知ってるぞ。」
「なら別に良いけど、大体しか出来てねぇから見ても面白くねぇと思うぞ。」
「皆さん、どうされますか?」
俺がそう聞くと此処に残った4人全員が着いてくるとの事だったので、ドラウに案内されて支部の中に入っていった。
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