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第280話 [今後の修行方針。]
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俺はエンポリアー国の近くにある深海のダンジョンに行くのはもう少し皆んなを鍛えてからって思っていたので、トト達を待つ間に鬼級よりも上の迷宮を創る為にシンジ達の下へ行った。
「シンジ、この前行ったダンジョンってSSランクの魔物って居たのか?」
「最下層のボスが1体だけ居たよ。」
「そうか・・・。」
「どうしたの?倒してくる?」
「いや、魔石が必要だったんだが・・・適当なダンジョンで取ってくるさ。」
「父ちゃんが必要ならあげるよ。」
「いやいや、お前達も必要だろ。」
「う~ん、そうでも無いかな。」
「ん?どうしてだ?成長するのに必要だろ?」
「それがね。父ちゃんの眷属になってからあんまり意味が無いんだ。」
「意味が無い?」
「うん。トルバが言うには眷属になった事で普通の聖獣じゃなくなったんだって、だから魔石を食べても体調の維持ぐらいにしかならないし、欲しいとも思わないんだ。」
「それでも体調の維持に必要なんだろ?」
「今は魔宝玉とナビコさんのご飯が有るから必要ないんだよ。」
「魔宝玉は分かるけど、ナビコの料理が?人の食べ物はお前達にとっては嗜好品って言ってもあれか・・・気分が上がる物ってだけじゃなかったのか?」
「他の人のはそうだけど、ナビコさんのご飯は力が湧くんだ。それに身体も少し大きくなった気がするし。」
「ほう~まぁ、確かに俺達より少し小さいけどかなり大っきくなったなぁ~そうか、ナビコのねぇ、有難いな。」
俺がシンジと話していると他の子達も近付いて来た。
「父ちゃんどうしたのー?」
「メグ姉ちゃん、父ちゃんは魔石が必要なんだって。」
「魔石?いっぱい有るよね。」
「まぁ確かに相当量持ってるが新しい迷宮を創るのにどの位必要か分からないからなぁ。」
「魔石?あぁ、今より上だとSSランクの魔石が必要なのか。」
「あぁ、ただなぁSSSランクも1つは必要なんだがどれだけの魔石が必要になるか分からないからなぁ。」
「あれ?でもSSSランクの魔石って1つなら有ったよね。」
「アレは別のに使ったからなぁ。」
「分かった。なら、魔宝玉と交換って事でどう?」
「メグミ!欲張らないの!」
「え~でもさぁカナ姉、父ちゃんの魔宝玉いっぱい欲しいじゃん。カナ姉も前にもっと欲しいって言ってたじゃん。」
「なっ!メグミ!それは言わない約束でしょ!」
「だってカナ姉が・・・・・」
姉妹で口喧嘩になりそうだったので2人の頭に手を乗せて喧嘩になる前に止めた。
「まぁまぁ2人共、カナエも必要なら言っておいでって言っただろ?」
「うん・・・だけど、生活して成長するだけならナビコさんの食事だけでも足りるし・・・。」
「ならどうして必要なんだ?」
「強くなる為だよ♪父ちゃんの魔宝玉を吸収しながら修行したら強くなるのが早くなるんだ♪」
「おぉ、そうなのか?」
「うん♪最近作ってくれた魔宝玉だと更にって感じだよ♪」
「それなら必要な事じゃないか。」
「でも父ちゃんも忙しそうだったし・・・。」
「気にするな。よし!魔石を全部、魔宝玉と交換しよう!」
「「「良いの♪」」」
「あぁ、お前達が強くなれば、父さんはそれだけ安心出来るからな。」
「なら、ボタンちゃんの分もお願い。」
「ボタンちゃん?ボタンちゃんも魔宝玉が必要なのか?」
「うん♪多分、眷属に成った皆んながそうなんじゃないかなぁ。」
「そうなのか?皆んな何にも言ってなかったぞ。」
「だから多分なんだって。もしかしたらボタンちゃんは僕達と繋がってるからそうなのかもしれないし。」
「あぁ、そういう事か。でも面白い発見だな。」
「えっ、ホント♪」
「あぁ、シンジ達のお陰で彼奴らがまた強くなる修行方法が見付かったんだ。楽しみだろ?」
「「「あっ・・・うん。(ルーク兄達・・・ごめんなさい。)」」」
子供達がそう思いながら俺と魔石を交換していると知ってか知らずか、眷属の残りのメンバー全員が背筋が凍る様な悪寒を感じていた。
俺は子供達から十分な量の魔石をもらうと早速、スキル合成を使い、結構な量のSSランクの魔石と数個のSSSランクの魔石を作り、迷宮へと向かった。
「シュウト様、どうされましたか?」
「スキア、迷宮内はどうだ?」
「現状、攻略組の人達の殆どは初級を単独踏破に成功、現在、中級にて複数名のパーティでの踏破に挑戦中、一部の者は上級に挑戦中でございます。」
「おぉ、結構成長してるみたいだな。」
「はい。この国で貢献出来るようにと志も高く、死なない事を利用して限界ギリギリまで戦っている為、普通では考えられない速度で成長しているそうです。」
「そうって事はルークか、他の誰かがそう言ったのか?」
俺がスキアにそう聞くとタイミング良くルークが入ってきた。
「そうだ、俺が言ったんだよ。」
「おぉルークか。それでまだ初級を踏破出来てない人達は誰かが着いていってるのか?」
「彼奴らももう少しってとこなんだからそんな訳ねぇだろ。」
「そうなのか?」
「あぁ、あと一歩、決め手となる攻撃が身につきゃ、1週間もありゃあなんとかなるだろうよ。」
「そうか。それなら初級が空いたら救護隊の人達と一般住民の人達のレベリングを開始するか。」
「あぁ、最初の計画のやつな。ただ、救護隊は今直ぐじゃねぇんだな。」
「まぁな。病み上がりっていうのもあるけど、予定してる各部隊の人数にばらつきが有るし、攻略組の者との格差に気が滅入るかもしれないからな。」
「なら、一般住民と一緒なのは良いのか?」
「別に問題ないさ。だって一般住民の人達に戦闘させるつもりは無いからな。」
「って事は救護隊の方は最初から戦わせるつもりか?」
「今のままじゃ難しいだろうけど、ある程度レベルが上がったら自分達だけでもやってもらうつもりだし、救護隊は攻略組とは違って対人戦、夜戦、強襲戦等の戦術を主にやってもらう。そこでルークに聞きたいんだが、俺が知ってる対人戦とこの世界の対人戦の違いとかを教えてくれないか?」
「違いかぁ・・・確か、シュウトは魔法やスキルなんかが無い世界だったな。」
「あぁ、俺なら問題無いが流石に他の人が同じとは限らないからな。」
「まぁ、そうだろうな。シュウトと同じ事が出来る奴なんてこの世に居ねぇだろな。居たら奴隷になんてなってねぇだろうし、なったとしても組織どころか街毎ぶっ壊しそうだしな。」
「そんな事・・・。」
「いやいや、今回しただろ。」
「・・・そ、それよりどうなんだ?」
「何が?・・・あぁ、それなら先ずはシュウトの戦法を教えてくれ。じゃねぇとどの程度違うか分かんねぇし、シュウトの方が役立つ様な気がするしな。」
「戦法かぁ・・・それなら後で皆んなでやってみるか?」
「おぅ・・・やるかぁ・・・それって模擬戦か?」
「最初は子供達とやるのを見て、参考になりそうな部分があったら基本を教えて模擬戦って流れになるだろうな。」
「おぉ・・・・・・そ、それより何しに来たんだ?」
「俺は新しい迷宮を創りにな。今のままだと修行にならないだろ?」
「そうだな。少し物足りなさは感じてたとこだな。」
「だろ。って事で修羅級を創ろうと思ってな。」
「何となく凄そうだな。」
「まぁ、そうだな。SSSランクのダンジョンに行く前の修行場として創るつもりのランクだからな。」
「なるほどな。それは楽しみだ。」
ルークはそう言うと本当に嬉しそうな顔をしていた。
「相変わらず戦うのが好きだな。まぁいいや、それでルークは何しに来たんだ?」
「ん?あぁ、何か分かんねぇけど俺と一緒に居た全員が悪寒を感じてな。一応、索敵したんだが、何にも居ねぇし。そんでもしかしたら迷宮に入ってる攻略組の奴等が大変な事になってんじゃねぇかと思ってな。」
「そうなのか?俺は何にも感じなかったけどなぁ。入ってる奴等も大丈夫だよなぁスキア?」
「はい。順調に踏破しております。」
「ほら。」
「だよなぁ・・・だったらあの悪寒はなんだったんだ?」
ルークはそう言いながら首を傾げていた。
「あっ、そうだ!」
「ん?」
「俺と戦法とかの模索する時にで良いから試して欲しい事が有るんだよ。」
「ん?試して欲しい事・・・?」
「あぁ、子供達に聞いたんだけど、ルーク達にも効果が有るかもしれないんだよ。」
「何が?」
「魔宝玉。」
「は?いや、一寸待とうか。凄ぇ嫌な予感がするんだが・・・。」
「ん?何を?まぁいいや。それでな、子供達が言うにはナビコの料理で・・・・・」
俺は子供達から聞いた話をルークに聞かせた。
「おぉ、それは凄ぇな。」
「それでな。子供達が言うには魔宝玉の効果はルーク達にも効くんじゃないかって話なんだよ。」
「ま、まさか、それを俺達に試させるって事か?」
「そりゃそうだろ。強くなるのに役立つかもしれないんだぞ。」
「そりゃそうかもしれねぇけどよぅ・・・ん?1つ良いか?」
「ん?何だ?」
「それって何時聞いたんだ?」
「何を?」
「魔宝玉の話だよ。」
「魔石を合成する前だからついさっきだな。」
「合成に時間は掛かってないよなぁ?」
「量が量だったから1時間前ってところか。」
「それが原因かぁ・・・。」
ルークはそう言うと合点がいった様な表情をして項垂れていた。
「どうしたんだ?」
「いや、なんでもねぇこっちの話だ。」
「まぁ、それなら良いけど。で、戻るなら皆んなにも伝えておいてくれないか。」
「あぁ任せとけ。」
ルークはそう言うと疲れた表情で出ていった。
「さてと、色んな地形のフィールドには成らないけど一応修行場として創っておくか。」
俺はそう言うとフィールド11・迷宮:修羅フィールド(全70階層)を新たに創ってから皆んなの下へ行った。
「おっ、集まってるな。」
「おう、全員に声を掛けたからな。ところで幻精霊組はどうすんだ?」
「まだ人型での戦闘自体に慣れてないから今回は不参加にさせたよ。」
「あぁ、精霊だった時とはスタイルが全然違うもんな。」
「まぁな。その辺は急に身体が出来て、戦えっていうのは赤ん坊に武術を教える様なものだから流石にな。」
「そこは常識が有るんだな。」
「何だよそれ。」
「シンジ、この前行ったダンジョンってSSランクの魔物って居たのか?」
「最下層のボスが1体だけ居たよ。」
「そうか・・・。」
「どうしたの?倒してくる?」
「いや、魔石が必要だったんだが・・・適当なダンジョンで取ってくるさ。」
「父ちゃんが必要ならあげるよ。」
「いやいや、お前達も必要だろ。」
「う~ん、そうでも無いかな。」
「ん?どうしてだ?成長するのに必要だろ?」
「それがね。父ちゃんの眷属になってからあんまり意味が無いんだ。」
「意味が無い?」
「うん。トルバが言うには眷属になった事で普通の聖獣じゃなくなったんだって、だから魔石を食べても体調の維持ぐらいにしかならないし、欲しいとも思わないんだ。」
「それでも体調の維持に必要なんだろ?」
「今は魔宝玉とナビコさんのご飯が有るから必要ないんだよ。」
「魔宝玉は分かるけど、ナビコの料理が?人の食べ物はお前達にとっては嗜好品って言ってもあれか・・・気分が上がる物ってだけじゃなかったのか?」
「他の人のはそうだけど、ナビコさんのご飯は力が湧くんだ。それに身体も少し大きくなった気がするし。」
「ほう~まぁ、確かに俺達より少し小さいけどかなり大っきくなったなぁ~そうか、ナビコのねぇ、有難いな。」
俺がシンジと話していると他の子達も近付いて来た。
「父ちゃんどうしたのー?」
「メグ姉ちゃん、父ちゃんは魔石が必要なんだって。」
「魔石?いっぱい有るよね。」
「まぁ確かに相当量持ってるが新しい迷宮を創るのにどの位必要か分からないからなぁ。」
「魔石?あぁ、今より上だとSSランクの魔石が必要なのか。」
「あぁ、ただなぁSSSランクも1つは必要なんだがどれだけの魔石が必要になるか分からないからなぁ。」
「あれ?でもSSSランクの魔石って1つなら有ったよね。」
「アレは別のに使ったからなぁ。」
「分かった。なら、魔宝玉と交換って事でどう?」
「メグミ!欲張らないの!」
「え~でもさぁカナ姉、父ちゃんの魔宝玉いっぱい欲しいじゃん。カナ姉も前にもっと欲しいって言ってたじゃん。」
「なっ!メグミ!それは言わない約束でしょ!」
「だってカナ姉が・・・・・」
姉妹で口喧嘩になりそうだったので2人の頭に手を乗せて喧嘩になる前に止めた。
「まぁまぁ2人共、カナエも必要なら言っておいでって言っただろ?」
「うん・・・だけど、生活して成長するだけならナビコさんの食事だけでも足りるし・・・。」
「ならどうして必要なんだ?」
「強くなる為だよ♪父ちゃんの魔宝玉を吸収しながら修行したら強くなるのが早くなるんだ♪」
「おぉ、そうなのか?」
「うん♪最近作ってくれた魔宝玉だと更にって感じだよ♪」
「それなら必要な事じゃないか。」
「でも父ちゃんも忙しそうだったし・・・。」
「気にするな。よし!魔石を全部、魔宝玉と交換しよう!」
「「「良いの♪」」」
「あぁ、お前達が強くなれば、父さんはそれだけ安心出来るからな。」
「なら、ボタンちゃんの分もお願い。」
「ボタンちゃん?ボタンちゃんも魔宝玉が必要なのか?」
「うん♪多分、眷属に成った皆んながそうなんじゃないかなぁ。」
「そうなのか?皆んな何にも言ってなかったぞ。」
「だから多分なんだって。もしかしたらボタンちゃんは僕達と繋がってるからそうなのかもしれないし。」
「あぁ、そういう事か。でも面白い発見だな。」
「えっ、ホント♪」
「あぁ、シンジ達のお陰で彼奴らがまた強くなる修行方法が見付かったんだ。楽しみだろ?」
「「「あっ・・・うん。(ルーク兄達・・・ごめんなさい。)」」」
子供達がそう思いながら俺と魔石を交換していると知ってか知らずか、眷属の残りのメンバー全員が背筋が凍る様な悪寒を感じていた。
俺は子供達から十分な量の魔石をもらうと早速、スキル合成を使い、結構な量のSSランクの魔石と数個のSSSランクの魔石を作り、迷宮へと向かった。
「シュウト様、どうされましたか?」
「スキア、迷宮内はどうだ?」
「現状、攻略組の人達の殆どは初級を単独踏破に成功、現在、中級にて複数名のパーティでの踏破に挑戦中、一部の者は上級に挑戦中でございます。」
「おぉ、結構成長してるみたいだな。」
「はい。この国で貢献出来るようにと志も高く、死なない事を利用して限界ギリギリまで戦っている為、普通では考えられない速度で成長しているそうです。」
「そうって事はルークか、他の誰かがそう言ったのか?」
俺がスキアにそう聞くとタイミング良くルークが入ってきた。
「そうだ、俺が言ったんだよ。」
「おぉルークか。それでまだ初級を踏破出来てない人達は誰かが着いていってるのか?」
「彼奴らももう少しってとこなんだからそんな訳ねぇだろ。」
「そうなのか?」
「あぁ、あと一歩、決め手となる攻撃が身につきゃ、1週間もありゃあなんとかなるだろうよ。」
「そうか。それなら初級が空いたら救護隊の人達と一般住民の人達のレベリングを開始するか。」
「あぁ、最初の計画のやつな。ただ、救護隊は今直ぐじゃねぇんだな。」
「まぁな。病み上がりっていうのもあるけど、予定してる各部隊の人数にばらつきが有るし、攻略組の者との格差に気が滅入るかもしれないからな。」
「なら、一般住民と一緒なのは良いのか?」
「別に問題ないさ。だって一般住民の人達に戦闘させるつもりは無いからな。」
「って事は救護隊の方は最初から戦わせるつもりか?」
「今のままじゃ難しいだろうけど、ある程度レベルが上がったら自分達だけでもやってもらうつもりだし、救護隊は攻略組とは違って対人戦、夜戦、強襲戦等の戦術を主にやってもらう。そこでルークに聞きたいんだが、俺が知ってる対人戦とこの世界の対人戦の違いとかを教えてくれないか?」
「違いかぁ・・・確か、シュウトは魔法やスキルなんかが無い世界だったな。」
「あぁ、俺なら問題無いが流石に他の人が同じとは限らないからな。」
「まぁ、そうだろうな。シュウトと同じ事が出来る奴なんてこの世に居ねぇだろな。居たら奴隷になんてなってねぇだろうし、なったとしても組織どころか街毎ぶっ壊しそうだしな。」
「そんな事・・・。」
「いやいや、今回しただろ。」
「・・・そ、それよりどうなんだ?」
「何が?・・・あぁ、それなら先ずはシュウトの戦法を教えてくれ。じゃねぇとどの程度違うか分かんねぇし、シュウトの方が役立つ様な気がするしな。」
「戦法かぁ・・・それなら後で皆んなでやってみるか?」
「おぅ・・・やるかぁ・・・それって模擬戦か?」
「最初は子供達とやるのを見て、参考になりそうな部分があったら基本を教えて模擬戦って流れになるだろうな。」
「おぉ・・・・・・そ、それより何しに来たんだ?」
「俺は新しい迷宮を創りにな。今のままだと修行にならないだろ?」
「そうだな。少し物足りなさは感じてたとこだな。」
「だろ。って事で修羅級を創ろうと思ってな。」
「何となく凄そうだな。」
「まぁ、そうだな。SSSランクのダンジョンに行く前の修行場として創るつもりのランクだからな。」
「なるほどな。それは楽しみだ。」
ルークはそう言うと本当に嬉しそうな顔をしていた。
「相変わらず戦うのが好きだな。まぁいいや、それでルークは何しに来たんだ?」
「ん?あぁ、何か分かんねぇけど俺と一緒に居た全員が悪寒を感じてな。一応、索敵したんだが、何にも居ねぇし。そんでもしかしたら迷宮に入ってる攻略組の奴等が大変な事になってんじゃねぇかと思ってな。」
「そうなのか?俺は何にも感じなかったけどなぁ。入ってる奴等も大丈夫だよなぁスキア?」
「はい。順調に踏破しております。」
「ほら。」
「だよなぁ・・・だったらあの悪寒はなんだったんだ?」
ルークはそう言いながら首を傾げていた。
「あっ、そうだ!」
「ん?」
「俺と戦法とかの模索する時にで良いから試して欲しい事が有るんだよ。」
「ん?試して欲しい事・・・?」
「あぁ、子供達に聞いたんだけど、ルーク達にも効果が有るかもしれないんだよ。」
「何が?」
「魔宝玉。」
「は?いや、一寸待とうか。凄ぇ嫌な予感がするんだが・・・。」
「ん?何を?まぁいいや。それでな、子供達が言うにはナビコの料理で・・・・・」
俺は子供達から聞いた話をルークに聞かせた。
「おぉ、それは凄ぇな。」
「それでな。子供達が言うには魔宝玉の効果はルーク達にも効くんじゃないかって話なんだよ。」
「ま、まさか、それを俺達に試させるって事か?」
「そりゃそうだろ。強くなるのに役立つかもしれないんだぞ。」
「そりゃそうかもしれねぇけどよぅ・・・ん?1つ良いか?」
「ん?何だ?」
「それって何時聞いたんだ?」
「何を?」
「魔宝玉の話だよ。」
「魔石を合成する前だからついさっきだな。」
「合成に時間は掛かってないよなぁ?」
「量が量だったから1時間前ってところか。」
「それが原因かぁ・・・。」
ルークはそう言うと合点がいった様な表情をして項垂れていた。
「どうしたんだ?」
「いや、なんでもねぇこっちの話だ。」
「まぁ、それなら良いけど。で、戻るなら皆んなにも伝えておいてくれないか。」
「あぁ任せとけ。」
ルークはそう言うと疲れた表情で出ていった。
「さてと、色んな地形のフィールドには成らないけど一応修行場として創っておくか。」
俺はそう言うとフィールド11・迷宮:修羅フィールド(全70階層)を新たに創ってから皆んなの下へ行った。
「おっ、集まってるな。」
「おう、全員に声を掛けたからな。ところで幻精霊組はどうすんだ?」
「まだ人型での戦闘自体に慣れてないから今回は不参加にさせたよ。」
「あぁ、精霊だった時とはスタイルが全然違うもんな。」
「まぁな。その辺は急に身体が出来て、戦えっていうのは赤ん坊に武術を教える様なものだから流石にな。」
「そこは常識が有るんだな。」
「何だよそれ。」
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