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第281話 [指南と試案。Part1]
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「さてと、皆んな集まったし、荒野/渓谷フィールドへ行くか。」
俺達はそう言うと荒野/渓谷フィールドへと移動した。
「そんでどうすんだ?予定通りシン坊達とやるのか?」
「あぁ、そうだな。って事で今から前世での戦い方を見せるから気になる点があったら聞いてくれ。」
「おう。」
ルークがそう言うと他のメンバーも頷いていた。すると予定していなかった幻精霊の皆んなも現れた。
「ん?お前達も来たのか?」
「はい。私共も今後の参考になればと思いまして。」
「見取り稽古か・・・そうだな、もう少し動ける様になるまでは参加させるつもりは無いが見て勉強するのも大事だな。」
「ありがとうございます。」
スキアがそう言うと幻精霊の皆んなは頭を下げてルーク達の方へ行った。
「じゃあ先ずは無手での稽古だな。シンジ!メグミ!カナエ!話した通り、これからするのは前世での戦い方のレクチャーだ。スキルや魔法、種族特性の使用は禁止、但しこっちに来てから上がった身体能力で前世では出来なかった動きなら問題無い。分かったな!」
「「「押忍!」」」
「ではシンジから来い!」
「押忍!お願いします!」
シンジはそう言うと空手の構えをしたと思った瞬間、前世では考えられないスピードで近付き、そのままの勢いで音を置き去りにして正拳突きを繰り出してきた。
おっ、マッハパンチってやつか。
俺はそう思いながらもその攻撃を躱すとシンジは身体能力を活かして全ての攻撃が音を置き去りにするスピードだったがシンジは、そのスピードに気を良くしてしまった所為か、虚実も交えない上に全てが直線的だったので、合気道の技で投げ飛ばしてやった。
「シンジ!身体能力に頼るな!虚実を交えて確実に攻撃を与えろって言ってただろ!」
投げ飛ばしたシンジが意識が朦朧としていたのか、俺が激を飛ばすとそのまま悔しそうな顔をして気絶してしまった。
ん?一寸威力が強過ぎたか?
俺がそう思っているとレイが声を掛けてきた。
「シュウト、今のは僕が習った太極拳なのかい?」
「いや、今のは合気道って武術だ。似てる様に見えるかもしれないけど、全然違う武術だぞ。」
「そうなんだ、最後の技がシン坊に触れてないのに倒してたから気を使ったのかと思って。」
「気というか、相手の攻撃の流動を利用してるんだ。それに微かだが、触れてはいるんだぞ。」
「そうなのかい?」
「あぁ、だから一瞬だけ何処かに引っ掛けて、投げてるんだ。」
「そうなんだね。相手の動きと力の向きを読み切れば誰でも投げれるし、何処か一部に触れてれば自分の思った通りに動かせるぞ。」
「そんな訳ねぇだろ。幾らシュウトでも大袈裟だろ。」
「じゃあルーク、試してみるか?」
「おう。」
ルークがそう言うので近付いて肩に手を乗せた。
「じゃあ行くぞ。」
「おう。何時でも!おっ、えっ!?」
俺はルークが返事をした瞬間、重心を崩してルークを座らせた。
「なっ、簡単だろ。じゃあルーク、次は立ってみろよ。」
「お、お?え?な、何で!ふっ!ん・・・え!!?」
俺が立とうとするルークの重心の位置をズラして力の向きを変えて立たせない様にしているとルークは顔を赤くしながら立とうとしていたが立つ事が出来ず諦めて力を抜いたので、重心を移動させてスっと立たせるとルークはかなり驚いていた。
「魔法・・・いや、魔力は感じねぇ・・・何かのスキルか・・・?」
「ははは、ただの技術だって。」
「いやいや、あんな事出来ねぇだろ。」
「ある程度極めれば出来る様になるんだって、その証拠にルークと杖で模擬戦した時に力が抜ける感覚を覚えた時が有ったろ?」
「あぁ、確かにあの時も今のと一緒の事をしたのか?」
「そうだ。杖が触れた瞬間に今のと同じ事をすれば無理矢理スキを作る事が出来てダメージを与えられるんだよ。」
「なるほどなぁ・・・面白ぇな。後で教えてくれよ。」
「良いぞ。それと崩しも出来るが応用すれば武器同士が離せなくなる事も可能だぞ。」
「ん?どういう事だ?」
「一寸やってみるか、ルークほらよ。」
俺はそう言うと木剣をルークに投げ、杖を用意した。
「ルークもやった事が有るだろうけど、剣を合わせて、絡め取るっていうのが有るだろ?」
「あぁ、剣先をクルってやって武器を奪うやつな。」
「そうそれの応用だ。先ず武器を合わせるだろ。」
「おう。」
「今度は合わせた剣を離してみてくれ。」
「そんなの簡単・・・ん?・・・何で離れねぇ・・・よっ、うりゃ!・・・何でだ?」
「さっきも言ったがコレも技術だ・・・よっ!」
「痛!」
俺は必死になってるルークをタイミング良く転ばせた。するとルークは相当不思議だったのか、落とした剣を取ってじっくり見ていた。
「どうなってんだ?魔法じゃねぇのは分かるんだが意味が分かんねぇ・・・。」
「技術だよ技術。ルークも修行すれば出来る様になるって。」
「って事はシン坊達も出来るのか?」
「まぁ、多少はな。」
「多少ってぇと?」
「相手がこの技を知らない状態で、この技をやる事に集中してたら出来るくらいだな。戦闘中にやるのは【崩し】程度は出来ても完全にコントロールするのは無理だな。」
「シン坊達でも無理なのか・・・。」
「ルークの考えてる事も分かるがあの子等は前世では生死を分ける様な戦闘をした事は無いし、こっちに来てからも圧倒的な力の差がある相手が殆どだったはずだから出来ないんだと思うが、その点ルークは、かなりの数の戦いをしてきただろ?」
「まぁ、確かに王子の時は無理だったが、冒険者をやってた頃は相当やったな。ギリギリの戦いをしてきた事で成長出来たとは思うからな。」
「そこなんだよ。この技にはギリギリの戦いの経験が有ると無いでは修得に掛かる時間が違うって言われてるんだよ。」
「そうなのか?」
「どうしても相手の呼吸を読む必要が有るからな。」
「って事はシュウトはかなり有るって事か?」
「まぁ親父との修行の所為も有るけど、20歳の頃には出来てたな。」
「あぁ・・・そうなのか・・・。」
「かなり厳しかったからなぁ。」
「そういえばそんな事言ってたな。」
「まぁ、気を使えば触れずにっていうのも可能だけどな。」
「そうなのか?」
「まぁ、そっちは一寸したコツがいるぐらいで子供達にも出来るはずだ。また後で一緒に教えてやるよ。」
「おう。」
「じゃあ次だな。メグミ!来い!」
「押忍!」
メグミはそう言うと拳を握り片方の膝を上げたりしてリズムを取っていた。
ムエタイかぁ、合気道で掴まれない様にヒットアンドアウェイで戦うつもりか?
俺がそう思っているとメグミは予想通り、合気道を警戒してヒットアンドアウェイで掴まれない様に攻撃してきた。
「やっぱりそうか、ならこっちはサンボ・・・いや、システマで行くか。」
俺はそう言うとメグミの放ってきた拳や蹴りに当て身をしてメグミの体勢を崩し、掴みに掛かるとメグミは瞬時に反応して、俺から一旦距離を取ると今度は近付かれないように足技を多様してきた。
おっ、今度はテコンドーか。切り替えが早い上に適した武術に変えるところは天賦の才だな。なら、俺も!
そう思った俺は体勢を低く構え、メグミの蹴りのタイミングを見計らって、タックルし、身体を掴んだ瞬間、メグミは足の向きを変えてかかと落としをしてきたが、そのメグミの身体毎、足を巻き込んで転がり関節技で動きを止めた。
「父ちゃん、降参!降参!」
俺が逃れようとするメグミに関節技を決めるとメグミは苦悶の表情で俺の腕にタップして降参しているとルークが声を掛けてきた。
「凄ぇ多彩だな。メグミちゃんの攻撃は途中で切り替えたみてぇな動きをしてたし、シュウトもそれに合わせて動きが変わってたし。」
「そうだな。お互い2つ3つの違う武術に切り替えてたからな。」
「それに最後のはシュウトが止めなかったら折れてただろ。あんな簡単に動きを封じれるのが凄ぇよ。」
「まぁこっちの人も種族の違いで柔軟性は違っても構造は変わらないだろうしな。だがこっちには無いのか?」
「有るちゃあ有るがアレだけ流れる様に組み伏せる事は出来ねぇな。」
「そうなのか?サスケもそうか?」
「拙者の母国でも近いモノは有るでござるがあまり盛んではないでござるなぁ。」
「ふ~ん。バトは?」
「私共は基本的に一撃で仕留めますので。それにあの様に意識が有る状態で密着していますと思わぬ反撃を受けてしまいます。」
「あぁそうか、魔法やスキルが有るから危険なのか。」
「はい。ですが、先程の様に瞬時に組み伏せる事が出来ましたら相手が動揺している隙に意識を刈りとるのは容易かもしれませんね。」
「そうだな。爺の言う通り、その点は使えるな。だが瞬時に組み伏せる事が出来たら市井では使えそうだな。」
「そうですなぁ、私共が学んで教えるのがよろしいかと。」
「そうだな。」
「なら、普通の戦闘では使えないと・・・なら、人体破壊を目的とした技を見せようか?」
「おう。ん?・・・それをメグミちゃん達にするのか?」
「メグミはさっきやったし、シンジはまだ伸びてるし、カナエとだな。」
「おいおい、カナエ嬢とするのか?危険じゃないのか?」
「最初は見せる為にゆっくりやるさ。それに技を知らない相手だともっと危険だしな。」
「そりゃ分かるけどよぅ。ってか、最初はって事は・・・。」
「ちゃんと稽古としてやるぞ。」
「大丈夫なのか?」
「問題ない。カナエ、大丈夫だな。」
「押忍!」
「よし、最初はゆっくりな。」
俺はそう言うとカナエと向かい合い、ゆっくりと動作確認をする様に骨法や古武術で人体破壊をする動きをするとカナエは蟷螂拳や蛇拳等の象形拳で俺の動きを牽制しつつ、俺に対して人体破壊の技や転倒させる技等を繰り出して皆んなに見せていった。
ルークはそれを見ながら要所要所で自分の身体の俺やカナエが踏み抜こうとした箇所を押してみたり、動きを真似ながら考えている様だった。
「なるほどなぁ、確かにコレなら最小限の力と動きで、瞬時に戦闘不能に陥らせる事が出来るな。」
「まぁな。ただ力加減を間違えると訓練で再起不能になる可能性も有るからそのへんは気を付けて教えないといけないけどな。」
俺達はそう言うと荒野/渓谷フィールドへと移動した。
「そんでどうすんだ?予定通りシン坊達とやるのか?」
「あぁ、そうだな。って事で今から前世での戦い方を見せるから気になる点があったら聞いてくれ。」
「おう。」
ルークがそう言うと他のメンバーも頷いていた。すると予定していなかった幻精霊の皆んなも現れた。
「ん?お前達も来たのか?」
「はい。私共も今後の参考になればと思いまして。」
「見取り稽古か・・・そうだな、もう少し動ける様になるまでは参加させるつもりは無いが見て勉強するのも大事だな。」
「ありがとうございます。」
スキアがそう言うと幻精霊の皆んなは頭を下げてルーク達の方へ行った。
「じゃあ先ずは無手での稽古だな。シンジ!メグミ!カナエ!話した通り、これからするのは前世での戦い方のレクチャーだ。スキルや魔法、種族特性の使用は禁止、但しこっちに来てから上がった身体能力で前世では出来なかった動きなら問題無い。分かったな!」
「「「押忍!」」」
「ではシンジから来い!」
「押忍!お願いします!」
シンジはそう言うと空手の構えをしたと思った瞬間、前世では考えられないスピードで近付き、そのままの勢いで音を置き去りにして正拳突きを繰り出してきた。
おっ、マッハパンチってやつか。
俺はそう思いながらもその攻撃を躱すとシンジは身体能力を活かして全ての攻撃が音を置き去りにするスピードだったがシンジは、そのスピードに気を良くしてしまった所為か、虚実も交えない上に全てが直線的だったので、合気道の技で投げ飛ばしてやった。
「シンジ!身体能力に頼るな!虚実を交えて確実に攻撃を与えろって言ってただろ!」
投げ飛ばしたシンジが意識が朦朧としていたのか、俺が激を飛ばすとそのまま悔しそうな顔をして気絶してしまった。
ん?一寸威力が強過ぎたか?
俺がそう思っているとレイが声を掛けてきた。
「シュウト、今のは僕が習った太極拳なのかい?」
「いや、今のは合気道って武術だ。似てる様に見えるかもしれないけど、全然違う武術だぞ。」
「そうなんだ、最後の技がシン坊に触れてないのに倒してたから気を使ったのかと思って。」
「気というか、相手の攻撃の流動を利用してるんだ。それに微かだが、触れてはいるんだぞ。」
「そうなのかい?」
「あぁ、だから一瞬だけ何処かに引っ掛けて、投げてるんだ。」
「そうなんだね。相手の動きと力の向きを読み切れば誰でも投げれるし、何処か一部に触れてれば自分の思った通りに動かせるぞ。」
「そんな訳ねぇだろ。幾らシュウトでも大袈裟だろ。」
「じゃあルーク、試してみるか?」
「おう。」
ルークがそう言うので近付いて肩に手を乗せた。
「じゃあ行くぞ。」
「おう。何時でも!おっ、えっ!?」
俺はルークが返事をした瞬間、重心を崩してルークを座らせた。
「なっ、簡単だろ。じゃあルーク、次は立ってみろよ。」
「お、お?え?な、何で!ふっ!ん・・・え!!?」
俺が立とうとするルークの重心の位置をズラして力の向きを変えて立たせない様にしているとルークは顔を赤くしながら立とうとしていたが立つ事が出来ず諦めて力を抜いたので、重心を移動させてスっと立たせるとルークはかなり驚いていた。
「魔法・・・いや、魔力は感じねぇ・・・何かのスキルか・・・?」
「ははは、ただの技術だって。」
「いやいや、あんな事出来ねぇだろ。」
「ある程度極めれば出来る様になるんだって、その証拠にルークと杖で模擬戦した時に力が抜ける感覚を覚えた時が有ったろ?」
「あぁ、確かにあの時も今のと一緒の事をしたのか?」
「そうだ。杖が触れた瞬間に今のと同じ事をすれば無理矢理スキを作る事が出来てダメージを与えられるんだよ。」
「なるほどなぁ・・・面白ぇな。後で教えてくれよ。」
「良いぞ。それと崩しも出来るが応用すれば武器同士が離せなくなる事も可能だぞ。」
「ん?どういう事だ?」
「一寸やってみるか、ルークほらよ。」
俺はそう言うと木剣をルークに投げ、杖を用意した。
「ルークもやった事が有るだろうけど、剣を合わせて、絡め取るっていうのが有るだろ?」
「あぁ、剣先をクルってやって武器を奪うやつな。」
「そうそれの応用だ。先ず武器を合わせるだろ。」
「おう。」
「今度は合わせた剣を離してみてくれ。」
「そんなの簡単・・・ん?・・・何で離れねぇ・・・よっ、うりゃ!・・・何でだ?」
「さっきも言ったがコレも技術だ・・・よっ!」
「痛!」
俺は必死になってるルークをタイミング良く転ばせた。するとルークは相当不思議だったのか、落とした剣を取ってじっくり見ていた。
「どうなってんだ?魔法じゃねぇのは分かるんだが意味が分かんねぇ・・・。」
「技術だよ技術。ルークも修行すれば出来る様になるって。」
「って事はシン坊達も出来るのか?」
「まぁ、多少はな。」
「多少ってぇと?」
「相手がこの技を知らない状態で、この技をやる事に集中してたら出来るくらいだな。戦闘中にやるのは【崩し】程度は出来ても完全にコントロールするのは無理だな。」
「シン坊達でも無理なのか・・・。」
「ルークの考えてる事も分かるがあの子等は前世では生死を分ける様な戦闘をした事は無いし、こっちに来てからも圧倒的な力の差がある相手が殆どだったはずだから出来ないんだと思うが、その点ルークは、かなりの数の戦いをしてきただろ?」
「まぁ、確かに王子の時は無理だったが、冒険者をやってた頃は相当やったな。ギリギリの戦いをしてきた事で成長出来たとは思うからな。」
「そこなんだよ。この技にはギリギリの戦いの経験が有ると無いでは修得に掛かる時間が違うって言われてるんだよ。」
「そうなのか?」
「どうしても相手の呼吸を読む必要が有るからな。」
「って事はシュウトはかなり有るって事か?」
「まぁ親父との修行の所為も有るけど、20歳の頃には出来てたな。」
「あぁ・・・そうなのか・・・。」
「かなり厳しかったからなぁ。」
「そういえばそんな事言ってたな。」
「まぁ、気を使えば触れずにっていうのも可能だけどな。」
「そうなのか?」
「まぁ、そっちは一寸したコツがいるぐらいで子供達にも出来るはずだ。また後で一緒に教えてやるよ。」
「おう。」
「じゃあ次だな。メグミ!来い!」
「押忍!」
メグミはそう言うと拳を握り片方の膝を上げたりしてリズムを取っていた。
ムエタイかぁ、合気道で掴まれない様にヒットアンドアウェイで戦うつもりか?
俺がそう思っているとメグミは予想通り、合気道を警戒してヒットアンドアウェイで掴まれない様に攻撃してきた。
「やっぱりそうか、ならこっちはサンボ・・・いや、システマで行くか。」
俺はそう言うとメグミの放ってきた拳や蹴りに当て身をしてメグミの体勢を崩し、掴みに掛かるとメグミは瞬時に反応して、俺から一旦距離を取ると今度は近付かれないように足技を多様してきた。
おっ、今度はテコンドーか。切り替えが早い上に適した武術に変えるところは天賦の才だな。なら、俺も!
そう思った俺は体勢を低く構え、メグミの蹴りのタイミングを見計らって、タックルし、身体を掴んだ瞬間、メグミは足の向きを変えてかかと落としをしてきたが、そのメグミの身体毎、足を巻き込んで転がり関節技で動きを止めた。
「父ちゃん、降参!降参!」
俺が逃れようとするメグミに関節技を決めるとメグミは苦悶の表情で俺の腕にタップして降参しているとルークが声を掛けてきた。
「凄ぇ多彩だな。メグミちゃんの攻撃は途中で切り替えたみてぇな動きをしてたし、シュウトもそれに合わせて動きが変わってたし。」
「そうだな。お互い2つ3つの違う武術に切り替えてたからな。」
「それに最後のはシュウトが止めなかったら折れてただろ。あんな簡単に動きを封じれるのが凄ぇよ。」
「まぁこっちの人も種族の違いで柔軟性は違っても構造は変わらないだろうしな。だがこっちには無いのか?」
「有るちゃあ有るがアレだけ流れる様に組み伏せる事は出来ねぇな。」
「そうなのか?サスケもそうか?」
「拙者の母国でも近いモノは有るでござるがあまり盛んではないでござるなぁ。」
「ふ~ん。バトは?」
「私共は基本的に一撃で仕留めますので。それにあの様に意識が有る状態で密着していますと思わぬ反撃を受けてしまいます。」
「あぁそうか、魔法やスキルが有るから危険なのか。」
「はい。ですが、先程の様に瞬時に組み伏せる事が出来ましたら相手が動揺している隙に意識を刈りとるのは容易かもしれませんね。」
「そうだな。爺の言う通り、その点は使えるな。だが瞬時に組み伏せる事が出来たら市井では使えそうだな。」
「そうですなぁ、私共が学んで教えるのがよろしいかと。」
「そうだな。」
「なら、普通の戦闘では使えないと・・・なら、人体破壊を目的とした技を見せようか?」
「おう。ん?・・・それをメグミちゃん達にするのか?」
「メグミはさっきやったし、シンジはまだ伸びてるし、カナエとだな。」
「おいおい、カナエ嬢とするのか?危険じゃないのか?」
「最初は見せる為にゆっくりやるさ。それに技を知らない相手だともっと危険だしな。」
「そりゃ分かるけどよぅ。ってか、最初はって事は・・・。」
「ちゃんと稽古としてやるぞ。」
「大丈夫なのか?」
「問題ない。カナエ、大丈夫だな。」
「押忍!」
「よし、最初はゆっくりな。」
俺はそう言うとカナエと向かい合い、ゆっくりと動作確認をする様に骨法や古武術で人体破壊をする動きをするとカナエは蟷螂拳や蛇拳等の象形拳で俺の動きを牽制しつつ、俺に対して人体破壊の技や転倒させる技等を繰り出して皆んなに見せていった。
ルークはそれを見ながら要所要所で自分の身体の俺やカナエが踏み抜こうとした箇所を押してみたり、動きを真似ながら考えている様だった。
「なるほどなぁ、確かにコレなら最小限の力と動きで、瞬時に戦闘不能に陥らせる事が出来るな。」
「まぁな。ただ力加減を間違えると訓練で再起不能になる可能性も有るからそのへんは気を付けて教えないといけないけどな。」
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