転生したらスキル転生って・・・!?

ノトア

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第322話 [ステータス公開。]

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俺達が食堂に入って暫くすると温泉に入っていた皆んなが食堂に入ってきた。すると入るなりルークを見付けた皆んなはルークのところへ走っていき、ルークも自分のところに来てくれた皆んなに感謝と謝罪を伝えていた。

「ルークは回復食で良いだわな?」

「え!?ドラウは食べても大丈夫って言ってたぞ。なぁ、ドラウ?」

「あぁ、食いたくなるだろうが、量さえ間違えなけりゃ問題ねぇぞ。」

「そうだわ?じゃ、少な目にしとくだわ。」

「少な目かぁ・・・。」

「なら回復食が良いだわ?」

「いや・・・少な目で。」

諦めた感じでルークがそう言うとナビコは調理場に向かい、他の皆んなは安心したのもあったのか、満面の笑みで笑っていた。

その後、食事が出来るまで、ルークの前世での普段の様子や戦闘方法なんかを話して聞かせているとサスケが声を掛けてきた。

「シュウト、そこまで強いのであれば何故ルークは死んだでござるか?」

「ルーク、話しても良いか?」

「おう。」

「簡単に言うと多勢に無勢って事だな。前世では、魔法やスキルが無い代わりに、さっき話した銃という武器みたいなのが国によっては簡単に手に入る世界で、それさえ使えば、どれだけ戦闘に特化した人間相手でも簡単に倒せるんだ。それも木剣さえ持てない幼子だろうとな。」

「幼子というと石ころを投げるくらいしか出来ない子供という事でござるか?」

「あぁ、持てさえ出来ればな。俺が遭遇した中で1番最悪だったのは、お菓子の袋の中に時限式の爆弾を入れて、それを背負わせてターゲットを殺そうとした奴が居たな。」

「遭遇したという事はシュウトがターゲットだったでござるか?」

「いや、爆弾を持った子供が俺の傍を通り過ぎる際に匂ったんでな。」

「爆弾とは臭いでござるか?」

「いや、そうじゃなくて危険な匂いというか直感だな。死の匂いを感じてな。」

「そういう匂いでござったか。傍を通っただけで分かるでござるなら本当に前世でも死が身近に有る世界なのでござるな。」

サスケがそう言うとアキトが声を掛けてきた。

「サスケ、一寸というか、大分違うよ。」

「何がでござるか?」

「前世じゃ、死が身近にある事は普通じゃないんだよ。特に僕達が育ってた国ではね。」

「・・・そういえば、そう言ってたでござるな。」

「そ、シュウトだけが異常なんだよ。」

「おい!アキトだって一緒だろ?」

「えぇ~シュウトと一緒ぉ~?」

「そりゃそうだろ。」

俺がそう言うとルークが声を掛けてきた。

「シュウト、アキトや俺を一緒にすんなよ。」

「あん?何でだよ?」

「シュウトのやってた事、まぁうる覚えだが、記憶に有るだけでも異常なんだよ。」

「そうか?」

「そうだよ。僕の記憶でもそうだしね。」

「だけどよぅ、ルーク、いやシュウマの最後もあんな感じの最後だったからさぁ。」

「あんな感じ?僕もルークの最後っていうか、シュウマの最後は覚えてないんだよ。」

「そうなのか?まぁ、いいや、ルークもうる覚えっぽいし、今後の教訓として聞いてくれるか?ルークもしっかり聞いておけよ。」

「あ、あぁ、大勢に囲まれて殺されたのが教訓になるのかは分からねぇが分かった。」

「そう、最終的に大量の武器を持った敵に囲まれて殺されたんだが、本当の原因としては別に有るんだ。なんせ、俺の武術もアキトの武術もルークの武術も、勿論カスミちゃんの武術も大多数の敵が来たとしても対応可能な武術だったんだ。」

「まぁ、そうだな。」

「なのにルークが、シュウマが死んだ。それは何故か・・・誰か分かるか?」

俺がそう言うとレイが手を挙げた。

「想定よりも敵が多かった?」

「いや、想定した訓練よりも少なかったはずだ。」

「どうして分かるんだい?」

「戦闘跡からの推測とその後、俺らが捕まえた敵を尋問した結果なんだが、まぁ正確だろう。」

「それなら想定よりも相手が強かったのかい?」

「強いって表現は微妙だが、想定よりも強力な武器は無かったはずだ。」

「ならどうして・・・?」

「他の皆んなも分からないか?ルークはどうだ?」

俺がそう聞くとルークを筆頭に全員が首を横に振っていた。

「まぁ、難しいだろうな。俺も検死官のって言っても皆んなには分からないか・・・人の死因を調べるのを専門にしている人が不審な死や事件性の有る死を調べるんだがその結果を取り寄せて分かったんだが、俺も見て唖然としてしまったんだ。」

「ん?何でだ?」

「死因は確かに幾つもの銃弾を浴びた事での出血死、なんだが、それ以前、その場の戦闘以前に負った怪我が有ったんだ。」

「シュウトはそれが本当の意味での原因だと思ってるって事かい?」

「あぁ、あの程度の敵に殺られる様なシュウマじゃなかったしな。」

「そうなんだ。」

「あぁ、軍隊でも武闘派のヤクザでも無い、チンピラの集まりに殺られる様なヤツじゃないからな。」

「ヤクザやチンピラっていうのは分からないけど、そうなんだね。じゃあ以前の怪我ってなんだったんだい?」

「簡単にいうと過度な修行の所為だな。」

「「「「「えっ!!?」」」」」

俺がそう言うとルークを含めた全員が驚いていたので、暫く待ってから話し始めた。

「驚くのも無理は無いな。さっき話した銃火器を罠の様に張り巡らせて自分に向けて放ってたんだが、検死結果を見た後に修練場に行ったら誰だろうと避けられないだろうと思える程の状態になっててな。もしそうなら敵と戦う前に死んでても不思議じゃないなって感じだったんだ。」

俺がそう言うと全員が「えぇ・・・」と言いながらルークの事を冷たい目で見ていた。

「いやぁ・・・そんな目で見られても前世の事だしなぁ・・・。」

「って事で、強くなろうとあまりにも実力から掛け離れた修行は禁止って事と不調なら無理をしない事を肝に銘じてくれ。」

俺がそう言うと全員が頷いてくれた。その後、少しすると食事が出来たので、一旦食事を済ませる事にした。

食事を済ませた俺は食事を終わらせて食堂から出て行こうとする止めた。

「何でござるか?」

「カスミちゃんのステータスを教えようと思ってな。」

「おぉ、良いのでござるか?」

「皆んなはお互いのステータスをある程度知ってるだろ?」

「そうでござるな。1度見てるでござるからなぁ。」

「だからだよ。」

「そうでござるか・・・なら拙者達のも見せるでござる。」

「良いのか?」

「良いでござるよな?」

サスケはそう言うと皆んなの方を見た。すると皆んなは頷いて、カスミちゃんにステータスを見せて行った。

「全員見せたでござるな。さっ、カスミ殿も見せるでござる。」

「サスケはん、年上やし、カスミでええよ。皆んなも好きに呼んで、シュウト兄に言われた通り、ウチも家族や。」

カスミちゃんがそう言うと皆んなが頷いた。

「ほな、行くで。ステータスオープン!」



カスミ・ホンジョウ (16歳)

種族:仙人族(眷属)

職業:攻略組幹部

Lv5

HP:578h/578h

MP:13,298h/13,298h

仙気:10,529

攻撃力:178h

防御力:328h

素早さ:333h

器用:126h

知力:68h

運:154h

適正値:光・闇・火・水・風・土 

武器:無し

防具:無し

スキル

魔法系
・大魔付与魔法・精霊魔法

武術系
・一ノ条流小盾双璧術

アクティブ
・見切り(極)・精霊纏

パッシブ
・胆力(極)・全異常無効化・危険察知(極)

ユニークスキル
・精霊たらし・機略縦横・迅速機動・連理比翼・夫唱婦随・アイテムボックス



「コレがウチのステータスや。」

「付与魔法というのはカスミの武術に関係してるでござるか?」

「せやな。言うても前はただの付与やったのが大魔に成っとるからどんだけの威力に成っとるか分からへんけどな。」

「アキトと修行してなかったのか?」

「してたよ、シュウト兄。せやけど加減を身に付けんと制御が難しいと思て、一先ずは武術のみにしてたんよ。」

「そういう事か。それなら先ずは迷宮でスキルの特性だったり、威力だったり、組み合わせを経験してきたらどうだ?」

「ええん?」

「良いさ。皆んなはまだ戦闘訓練中だしな。先ずはスキルを使える様になって、皆んなとの修行に仲間入り出来る様になるのが大事だからな。って事でアキト、連れてってやれよ。」

「シュウト、良いのかい?」

「2人で1つのスキルもあるだろ?それも使える様にならないとな。」

「そういう事か、分かったよ。」

「まぁそれでもダラダラやってても仕方ないから新婚旅行に行く予定の4日後から10日までの間でなんとかしろよ。」

「おっと、相変わらずシュウトは無茶振りだねぇ。それなら直ぐに行かないと。」

「せやな。」

俺は、そう言いながら動き出そうとしている2人を止めた。

「何だい?」

「今日は行くな。」

「シュウト兄、何でなん?」

「感覚的に私生活はある程度加減が出来る様になってそうだけど、どうだ?」

「多分大丈夫ちゃうかなぁ。」

「アキトから見てどうだ?」

「そうだねぇ、まだ気を抜くとダメだけどある程度は大丈夫じゃないかなぁ、今もドラウのくれた魔道具は使ってないしね。」

「そうか・・・。」

俺がそう言いながら悩んでいるとアキトが声を掛けてきた。

「どうしたんだい?」

「いや・・・それなら2人で一緒に下の階に行ってこい。」

「下?」

「そうだ。ガシュウさんもトヨタさんも皆んな明日には帰るからな。今日は皆さんと過ごしてこい。勿論ルークもな。」

「俺もか?」

「あぁ、リーグさん達に元気な姿を見せてこい。」

「・・・ん?・・・まさか、親父達に言ったのか?」

「あぁ。」

「止めたじゃねぇか!」

「それは分かるが2日経っても目覚めないんだ、言わないわけにもいかないだろ?」

「そうかもしれねぇけど、なぁ。」

「最初は悩んだけど、アレじゃあ言わないわけにもいかないしな。」

俺がそう言うと何かを察したのかルークは眉間に皺を寄せて俺を見てきた。

「もしかして母上か?」

「あぁ、母親の直感なのか。ルークに何かが有ったと思った様で、俺達が居る二階に来ようとしてたからな。ある程度、事情を言う他なかったんだよ。」

「あぁ・・・母上なら有り得るな。それなら俺も下に行かねぇとな。」

3人はそう言うと階段の方へ歩いていった。

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