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第328話 [無限闘技場コロッセウム。Part1]
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リゾート島に到着して手続きを済ませた俺達はダンジョンに少しだけ寄ってから宿泊施設のある場所へと案内された。
「へぇ~内海に浮かぶ宿泊施設かぁ~前世でも在った水上コテージと同じみたいな感じか?」
俺がそう言うと案内してくれている人が声を掛けてきた。
「お客様、此方は海と繋がってはおりますが、全て島の中心に御座いますアーティファクトが生成している真水となっており、直接飲料水としても飲む事が可能な程綺麗な水で御座います。」
「あ、そうなんですね。あれ?でも何か魚みたいなのが泳いでますけど、アレも魔道具か何かなんですか?」
「アレは清魚に分類される綺麗な水にしか棲息出来ない魔物で、この湖には数十種類棲息しており、サイズにより、食性の違いがあり、大きいモノですと死骸等を食し、小さいモノですと落ち葉等を食します。そして清魚に分類される全ての魔物は自分達の棲息域を汚さない様に一定の場所以外には汚物を垂れ流さないとされております。」
「珍しい魔物も居るんですねぇ。」
「はい。」
「しかし一定の場所って事はその場所は汚染されるという事ですか?それとも海に近い場所で流れとしては下流でという事でしょうか?」
「いえ、そうでは無く、場所と表現させてもらっていますが、正確には汚物を食し、清浄化した土を排出するスカラベワームやスライムの側を指しております。」
「スカラベ(フンコロガシ)?ワーム(ミミズ)?どっちなんだ?」
「?お客様どうされましたか?」
「あっいや、スライムはわかるんですけどスカラベ・・・ワーム?はどんな魔物なんですか?」
「スカラベワームを御存知無いとは・・・。」
案内の人はそう言うと持っていたバッグから小さい箱を取り出した。
「本来であれば御部屋に案内した際に希望の方へとお渡しする物なのですが・・・。」
案内の人はそう言うと小さい箱を開けて俺の方に見せてきた。
「虫?」
「はい。死んでおりますが、コチラが先程お話したスカラベワームで御座います。」
「へぇ~確かに。(フンコロガシとミミズを合わせた様な生き物だなぁ。)それで、死骸を欲しがる人が居るんですか?」
「はい。御部屋に行った際、湖に面したテラスから釣りも楽しんで頂ける様になっておりまして、その際に餌として使用致します。」
「釣りが出来るんですか!?」
「はい。希望されるのであれば道具一式をお貸し致します。」
「へぇ~そんなサービスもあるんですねぇ。けど何で死骸なんですか?」
「それに関しましては先程申し上げました通り、大きいモノは死骸を食しますし、スカラベワームは高級餌としても有名ですが、それ以上に有名なのは生かしておく際に一定量の餌を与え続けない限り共喰いし、気付いた頃には1つの死骸しか居なくなっているという話がありますので、お客様には死骸を提供しております。」
「なるほど、でも多目に餌箱にそのスカラベワームの餌を入れておいたら良いんじゃないんですか?」
「そうすると個体数が急増してしまうだけで結果は同じで御座います。但し、此処に来るお客様の中には一定量を把握している方もいらっしゃいますので、お客様の希望次第では生き餌としての販売もしております。」
「そっちは販売なんですね。」
「はい。死骸は放置しておけますが、生きたスカラベワームは餌代やその他の世話にかなりの費用が発生致しますので、という事で販売とさせて頂いております。」
「なるほど、大変そうですね。」
俺がそう言うと案内の人は笑顔で会釈した。
その後、各部屋へと案内された俺は子供達と遊べるという施設に行って子供達と1日遊んだり、釣りをしたりして過ごした。
次の日、朝食を済ませた俺達はダンジョンへと向かった。
「おぉ、昨日も思ったけど、本当にコロッセウムだなぁ。」
「何言ってんだ?シュウト、当たり前だろ?」
「いや、ルークそうじゃなくて前世と造りが似てるって意味だって。」
「あれ?前世って、こんなの在ったっけか?」
「実際には無かったが、古代の建造物っていうので立体映像展って俺の家の近所でやってたの忘れたのか?」
「近所?・・・シュウトん家って山ん中じゃなかったか?」
ルークがそう言うとカナエがルークの肩を叩いた。
「ん?カナちゃんか、どうした?」
「シュウおじさん、あっ、違ったルークさん?」
「おっちゃんでも何でも良いぞ。」
「・・・まぁいいや、おっちゃん、父ちゃんが言ってるのって山2つぐらい離れた場所の事だと思うよ。」
「あぁ・・・何かあったなぁそんなんが。それに似てるって事か?」
「そんなんって・・・まぁいいか、それにそっくりなんだよ。」
「じゃあ何時の時代かは知らねぇが造った奴がメモリーホルダーだったんじゃねぇか?」
そう言いながらダンジョン入り口付近に来ると警備の人が立っていた。
「お客様、現在管理担当の者が戦闘中にて暫くお待ち下さい。」
「あれ?前回倒してからそんなに時間は掛かってないって聞いてたんだが?」
「・・・。」
ルークがそう言うと警備の人は下を向いてしまった。
「どうした?黙っていては分からんぞ。」
「・・・実は、そのぅ・・・。」
警備の人は辿々しい感じで、とても言いづらそうにしているのに対し、それを無視する様に話し続けた。
「もしや規約に抵触してしまったのか?」
「いえ!その様な事は!」
「なら、ダンジョンの暴走か?」
「いえ・・・。」
「整備中なり、清掃中の人的ミスか?」
「は、はい・・・。」
警備の人はそう言うとまた下を向いてしまった。
「もしかしてだが、俺達が来る事が決まって必要以上に丁寧にしようとしたとかか?」
「は、はい。その際に誤って魔法陣を起動させてしまいまして。」
「それで俺達が来る前に解決して無かった事にしようとしたとかか?」
「は、はい。その通りです。」
「俺達の為に頑張って、その所為で失敗してしまったのは良いとしよう。だが隠蔽しようとしたのは許される事では無い!」
ルークが強くそう言うと警備の人は平伏して震えていた。
「何故許されないか、分かるか?」
「・・・。」
「分からないか?・・・それは命に関わる事態だからだ!」
「他のスタッフに被害は出ないと・・・。」
「誰かの指示か・・・。」
「それはそのぅ・・・。」
「中に居る者か?」
「いえ、それは・・・。」
「であれば許し難いな!そんな命令をしたのは何処のどいつだ!」
「そ、それは・・・。」
「今言わねば使徒様の国、フォスエスペランサ国として、このリゾート島の存在意義を各国に問うが問題ないな。」
「いえ!グリード様です!」
「グリードとは?」
「この無限闘技場コロッセウムを管理しているダンジョン庁の副総括長です!」
「中の、いや、中で戦ってるのは専門の作業員か?」
「それは・・・。」
「どうした?」
「お前達の些細なミスで大事な維持費を使えると思っているのか?と言われまして・・・。」
「という事は中で戦ってるのは素人か。」
「は、はい。でも武器は持たせて貰えました。」
「人数は?」
「10人です。」
「入ってどのくらい経つ?」
「1時間半です。」
「その間、中の様子は見に行ったのか?」
「持ち場を離れれば、1人で入らせると・・・。」
「そういう事か・・・。」
ルークはそう言いながら俺の方を見てきたので俺は頷いて返した。
「使徒様の眷属として命令だ。中に入らせろ。」
「は、はい。」
警備の人はそう言うと腕輪をルークに差し出した。
「コレは?」
「ソレを結界に近付けますと鍵穴が浮き出て来ますので、ソレを差し込んで頂ければ解除可能です。」
「そういう事か。」
ルークがそう言いながら腕輪を近付けると鍵穴が浮き出てきたので解錠して中に入った。
「コレがダンジョンか?それよりも!」
ルークがそう言うと俺達は急いで戦闘音のする方向へと向かった。すると10人が10人ともボロボロの状態で戦闘中だった。
「シュウト!コレは中のヤツが戦闘を続けてる限り入れない仕組みになってんだが、何とか魔物の動きを止められるか?」
「やってみる。」
俺はそう言うと中の魔物の動きを念動力で止める事が出来た。するとルークが中に向かって叫んだ。
「お前達!聞こえてるだろ!俺達は使徒様の眷属だ!命令する!仲間が魔物の動きを止めている間に急いで出てこい!1人として欠けるな!」
ルークがそう言うと魔物が突然動かなくなって、困惑していた人達がボロボロの状態で外に出てきた。
「よし!生きてるな。良かった、シュウト頼めるか?」
「おう。」
俺はそう言うと全員を完全回復してあげた。
「ツバキ、サーシャ。2人はこの人達を外に。」
ルークがそう言うと2人は優しげな表情で10人を連れて出て行った。
「バト、トルバは命令を下したバカを調べて証拠と協力者を見付けろ。」
ルークが再び指示を出すと2人は影に入って消えてしまった。
「よし!レイは俺と来てくれ。」
「だよね。」
「シュウト、魔物の方を頼めるか?」
「元々1人で挑戦するつもりだったからな、安心して任せろ。その変わり鉄槌を下してやれ。」
「おうよ!」
ルークは、そう言うとレイと共に真剣な表情で出て行った。
「さてと、俺は予定通り、1人で中に入るけど、お前達はどうする?」
俺がそう問掛けるとサスケが声を掛けてきた。
「拙者達は座ってシュウトの戦闘を見学してるでござるよ。」
サスケがそう言うと全員が観客席で座り始めた。
「後、もしかしたらルーク達から応援要請がきたら何人かは抜けるでござるが良いでござるか?」
「あぁ、その判断は任せる。」
俺はそう言うと中に入って行った。
「あれ?10体に増えてるな、もう2時間経ったのか。」
俺がそう言うと10体のワニの様な魔物が俺の方へ近付いてきた。
「素人に対してコレで挑めって無理ゲーだろ?」
俺はそう言いながらボロボロの剣を拾い上げると10体の内、1体に向けて軽く投げた。するとワニに当たった剣は少し刺さると粉々に吹き飛んでしまった。
「だよなぁ。使い方の問題なのか、見た目だけ直して備品として置いてあったのか。」
俺はそう言いながら首を振ると近付いて来るワニの魔物を拳で潰していった。
「へぇ~内海に浮かぶ宿泊施設かぁ~前世でも在った水上コテージと同じみたいな感じか?」
俺がそう言うと案内してくれている人が声を掛けてきた。
「お客様、此方は海と繋がってはおりますが、全て島の中心に御座いますアーティファクトが生成している真水となっており、直接飲料水としても飲む事が可能な程綺麗な水で御座います。」
「あ、そうなんですね。あれ?でも何か魚みたいなのが泳いでますけど、アレも魔道具か何かなんですか?」
「アレは清魚に分類される綺麗な水にしか棲息出来ない魔物で、この湖には数十種類棲息しており、サイズにより、食性の違いがあり、大きいモノですと死骸等を食し、小さいモノですと落ち葉等を食します。そして清魚に分類される全ての魔物は自分達の棲息域を汚さない様に一定の場所以外には汚物を垂れ流さないとされております。」
「珍しい魔物も居るんですねぇ。」
「はい。」
「しかし一定の場所って事はその場所は汚染されるという事ですか?それとも海に近い場所で流れとしては下流でという事でしょうか?」
「いえ、そうでは無く、場所と表現させてもらっていますが、正確には汚物を食し、清浄化した土を排出するスカラベワームやスライムの側を指しております。」
「スカラベ(フンコロガシ)?ワーム(ミミズ)?どっちなんだ?」
「?お客様どうされましたか?」
「あっいや、スライムはわかるんですけどスカラベ・・・ワーム?はどんな魔物なんですか?」
「スカラベワームを御存知無いとは・・・。」
案内の人はそう言うと持っていたバッグから小さい箱を取り出した。
「本来であれば御部屋に案内した際に希望の方へとお渡しする物なのですが・・・。」
案内の人はそう言うと小さい箱を開けて俺の方に見せてきた。
「虫?」
「はい。死んでおりますが、コチラが先程お話したスカラベワームで御座います。」
「へぇ~確かに。(フンコロガシとミミズを合わせた様な生き物だなぁ。)それで、死骸を欲しがる人が居るんですか?」
「はい。御部屋に行った際、湖に面したテラスから釣りも楽しんで頂ける様になっておりまして、その際に餌として使用致します。」
「釣りが出来るんですか!?」
「はい。希望されるのであれば道具一式をお貸し致します。」
「へぇ~そんなサービスもあるんですねぇ。けど何で死骸なんですか?」
「それに関しましては先程申し上げました通り、大きいモノは死骸を食しますし、スカラベワームは高級餌としても有名ですが、それ以上に有名なのは生かしておく際に一定量の餌を与え続けない限り共喰いし、気付いた頃には1つの死骸しか居なくなっているという話がありますので、お客様には死骸を提供しております。」
「なるほど、でも多目に餌箱にそのスカラベワームの餌を入れておいたら良いんじゃないんですか?」
「そうすると個体数が急増してしまうだけで結果は同じで御座います。但し、此処に来るお客様の中には一定量を把握している方もいらっしゃいますので、お客様の希望次第では生き餌としての販売もしております。」
「そっちは販売なんですね。」
「はい。死骸は放置しておけますが、生きたスカラベワームは餌代やその他の世話にかなりの費用が発生致しますので、という事で販売とさせて頂いております。」
「なるほど、大変そうですね。」
俺がそう言うと案内の人は笑顔で会釈した。
その後、各部屋へと案内された俺は子供達と遊べるという施設に行って子供達と1日遊んだり、釣りをしたりして過ごした。
次の日、朝食を済ませた俺達はダンジョンへと向かった。
「おぉ、昨日も思ったけど、本当にコロッセウムだなぁ。」
「何言ってんだ?シュウト、当たり前だろ?」
「いや、ルークそうじゃなくて前世と造りが似てるって意味だって。」
「あれ?前世って、こんなの在ったっけか?」
「実際には無かったが、古代の建造物っていうので立体映像展って俺の家の近所でやってたの忘れたのか?」
「近所?・・・シュウトん家って山ん中じゃなかったか?」
ルークがそう言うとカナエがルークの肩を叩いた。
「ん?カナちゃんか、どうした?」
「シュウおじさん、あっ、違ったルークさん?」
「おっちゃんでも何でも良いぞ。」
「・・・まぁいいや、おっちゃん、父ちゃんが言ってるのって山2つぐらい離れた場所の事だと思うよ。」
「あぁ・・・何かあったなぁそんなんが。それに似てるって事か?」
「そんなんって・・・まぁいいか、それにそっくりなんだよ。」
「じゃあ何時の時代かは知らねぇが造った奴がメモリーホルダーだったんじゃねぇか?」
そう言いながらダンジョン入り口付近に来ると警備の人が立っていた。
「お客様、現在管理担当の者が戦闘中にて暫くお待ち下さい。」
「あれ?前回倒してからそんなに時間は掛かってないって聞いてたんだが?」
「・・・。」
ルークがそう言うと警備の人は下を向いてしまった。
「どうした?黙っていては分からんぞ。」
「・・・実は、そのぅ・・・。」
警備の人は辿々しい感じで、とても言いづらそうにしているのに対し、それを無視する様に話し続けた。
「もしや規約に抵触してしまったのか?」
「いえ!その様な事は!」
「なら、ダンジョンの暴走か?」
「いえ・・・。」
「整備中なり、清掃中の人的ミスか?」
「は、はい・・・。」
警備の人はそう言うとまた下を向いてしまった。
「もしかしてだが、俺達が来る事が決まって必要以上に丁寧にしようとしたとかか?」
「は、はい。その際に誤って魔法陣を起動させてしまいまして。」
「それで俺達が来る前に解決して無かった事にしようとしたとかか?」
「は、はい。その通りです。」
「俺達の為に頑張って、その所為で失敗してしまったのは良いとしよう。だが隠蔽しようとしたのは許される事では無い!」
ルークが強くそう言うと警備の人は平伏して震えていた。
「何故許されないか、分かるか?」
「・・・。」
「分からないか?・・・それは命に関わる事態だからだ!」
「他のスタッフに被害は出ないと・・・。」
「誰かの指示か・・・。」
「それはそのぅ・・・。」
「中に居る者か?」
「いえ、それは・・・。」
「であれば許し難いな!そんな命令をしたのは何処のどいつだ!」
「そ、それは・・・。」
「今言わねば使徒様の国、フォスエスペランサ国として、このリゾート島の存在意義を各国に問うが問題ないな。」
「いえ!グリード様です!」
「グリードとは?」
「この無限闘技場コロッセウムを管理しているダンジョン庁の副総括長です!」
「中の、いや、中で戦ってるのは専門の作業員か?」
「それは・・・。」
「どうした?」
「お前達の些細なミスで大事な維持費を使えると思っているのか?と言われまして・・・。」
「という事は中で戦ってるのは素人か。」
「は、はい。でも武器は持たせて貰えました。」
「人数は?」
「10人です。」
「入ってどのくらい経つ?」
「1時間半です。」
「その間、中の様子は見に行ったのか?」
「持ち場を離れれば、1人で入らせると・・・。」
「そういう事か・・・。」
ルークはそう言いながら俺の方を見てきたので俺は頷いて返した。
「使徒様の眷属として命令だ。中に入らせろ。」
「は、はい。」
警備の人はそう言うと腕輪をルークに差し出した。
「コレは?」
「ソレを結界に近付けますと鍵穴が浮き出て来ますので、ソレを差し込んで頂ければ解除可能です。」
「そういう事か。」
ルークがそう言いながら腕輪を近付けると鍵穴が浮き出てきたので解錠して中に入った。
「コレがダンジョンか?それよりも!」
ルークがそう言うと俺達は急いで戦闘音のする方向へと向かった。すると10人が10人ともボロボロの状態で戦闘中だった。
「シュウト!コレは中のヤツが戦闘を続けてる限り入れない仕組みになってんだが、何とか魔物の動きを止められるか?」
「やってみる。」
俺はそう言うと中の魔物の動きを念動力で止める事が出来た。するとルークが中に向かって叫んだ。
「お前達!聞こえてるだろ!俺達は使徒様の眷属だ!命令する!仲間が魔物の動きを止めている間に急いで出てこい!1人として欠けるな!」
ルークがそう言うと魔物が突然動かなくなって、困惑していた人達がボロボロの状態で外に出てきた。
「よし!生きてるな。良かった、シュウト頼めるか?」
「おう。」
俺はそう言うと全員を完全回復してあげた。
「ツバキ、サーシャ。2人はこの人達を外に。」
ルークがそう言うと2人は優しげな表情で10人を連れて出て行った。
「バト、トルバは命令を下したバカを調べて証拠と協力者を見付けろ。」
ルークが再び指示を出すと2人は影に入って消えてしまった。
「よし!レイは俺と来てくれ。」
「だよね。」
「シュウト、魔物の方を頼めるか?」
「元々1人で挑戦するつもりだったからな、安心して任せろ。その変わり鉄槌を下してやれ。」
「おうよ!」
ルークは、そう言うとレイと共に真剣な表情で出て行った。
「さてと、俺は予定通り、1人で中に入るけど、お前達はどうする?」
俺がそう問掛けるとサスケが声を掛けてきた。
「拙者達は座ってシュウトの戦闘を見学してるでござるよ。」
サスケがそう言うと全員が観客席で座り始めた。
「後、もしかしたらルーク達から応援要請がきたら何人かは抜けるでござるが良いでござるか?」
「あぁ、その判断は任せる。」
俺はそう言うと中に入って行った。
「あれ?10体に増えてるな、もう2時間経ったのか。」
俺がそう言うと10体のワニの様な魔物が俺の方へ近付いてきた。
「素人に対してコレで挑めって無理ゲーだろ?」
俺はそう言いながらボロボロの剣を拾い上げると10体の内、1体に向けて軽く投げた。するとワニに当たった剣は少し刺さると粉々に吹き飛んでしまった。
「だよなぁ。使い方の問題なのか、見た目だけ直して備品として置いてあったのか。」
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