転生したらスキル転生って・・・!?

ノトア

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第329話 [無限闘技場コロッセウム。Part2]

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「さっきよりも大きいけど同じワニって事はDランクの上位なのか?」

魔法陣を踏みながら皆んなの方を見るとサスケが頷いていた。

「やっぱり倒すスピードじゃなく、出現してからのタイムって事か。」

俺はそう言いながら出現した巨大ワニを瞬殺した俺は再び魔法陣の方へ歩いていた。

「面倒だなぁ。」

俺はそう言うとカードを取り出し、出現しそうな場所でカードを浮かせたまま待機させて魔法陣に乗った。すると思った通りの場所に魔物が出現したので、速攻カードで攻撃し、爆死させた。

「おぉ、コレは楽かも。」

俺はそう言うと次々と魔物を出現させては爆死させていった。

暫くその攻撃で魔物を屠り続けた俺だったが魔物の強さが変わらなくなった事に気付いた俺は戦闘を続けながらサスケに声をかけてみる事にした。

「なぁ、コレって強くなってるか?」

「いや、先程からSランクの魔物しか出てきてないでござるよ。」

「やっぱりそうか・・・1人でも意味無いのか?」

俺がそう言いながら悩んで居ると座っていたシンジが立ち上がった。

「父ちゃん、合ってるかは分かんないけど1つ気になった事が有るんだけど良い?」

「おっ、このまま戦ってても意味はなさそうだからな、気付いた事があれば気にせず言って良いんだぞ。」

「じゃ、じゃあ、父ちゃんが最初のを倒した時なんだけど、あの時だけ彼処の時計みたいな所が光ったんだけど、その後、カードで攻撃したら光らなかったんだ。」

「最初って事は素手で攻撃した時か・・・有り得るかもなぁ。」

俺はそう言うと一旦、その場に居る魔物を討伐して外に出た。

「サスケ、1時間でリセットされるんだよなぁ?」

「多分そうじゃないでござるか?」

「なら少し待つか。」

そう言って暫く待つと時計の部分で光っていた場所の光りが消えた。

「よし、消えたな。ならもう一度やってみるから見ててくれ。」

「うん。」

シンジがそう言うと周りの皆んなも頷いたので魔法陣に触れて魔物を出現させた。

「今度はトラか、色んな魔物が出るのは面白かったが、その種類によって倒し方が変わるって事は無いよなぁ。」

俺がそう言いながら中に入るとトラの魔物は姿を消した。

「ほう。コレは普通に俺達以外だと難しくないか?」

俺がそう言うとサスケが観客席から声を掛けてきた。

「そやつはインビジブルタイガーでござるが、色からしてその場から動かないタイプでござる、シュウトから動かねば時間だけが過ぎて行くでござるよ。」

「あっ、そうなの?」

俺はそう言うと一瞬にて近付き、素手で腹や頭を突き破って討伐した。

「どうだ?」

俺はそう言いながら時計の方を見ると時計は光ってなかった。

「光らないかぁ。」

俺がそう言いながら時計を見ているとシンジが声を掛けてきた。

「父ちゃん、ごめんなさい。僕の勘違いだったのかなぁ。」

「いや、多分シンジは合ってたんだと思うぞ。」

「え?でも光ってないよ。」

「それは多分だが、倒し方の問題なんだと思うぞ。」

「倒し方?」

「あぁ、確かにシンジが言った様にあの時倒したワニの時は何かが時計の方に流れて行く感覚があったが、今回もそれが無かったからなぁ。予想通りならこの後も上手く嵌らないと光らないぞ。」

「予想通り?父ちゃんは間違ってるって分かってたの?」

「いや、最悪なパターンを想定してただけだ。」

「最悪なパターンって?」

「出現する魔物の種類で倒し方を変えないといけなくなるって事だ。例えば最初のワニだと鱗を持つ相手だから拳だったのか、パワータイプだからそうなのかって事だよ。もしかしたらそっちにヒントになるモノがあるかもしれないから探してみてくれないか?俺の方は俺の方で戦いながらヒントを探ってみるから。」

俺がそう言うと皆んなは頷いて一斉にバラけた。

俺はそれを確認すると次の戦闘までの間、神の瞳で闘技場内を確認していった。

「とりあえず気になるモノは無いか・・・次は何が出てくるかだな。」

俺がそう言いながら魔法陣に触れると今度は鱗を持つリザードマンみたいな魔物が現れた。

「どっちか分からないけど、ここは拳か?」

俺はそう言うと全力でリザードマンを吹き飛ばした。すると再び時計の方が光出した。

「やっぱり鱗系は拳か。」

俺はそう言いながらも直ぐに魔法陣に触れるのではなく、再び周辺を確認していった。すると闘技場の中心から魔力の流れが発生し、時計の方へと流れていた。

「やっぱりシンジの言う通り踏破の決め手になりそうだな。」

俺がそう言いながら魔法陣を触れると今度はライオンの獣人が出てきた。

「魔物なのか?」

俺がそう思っているとライオンの獣人から黒いオーラが立ち込め身体のあちこちから吹き出してきた。

「コレはあれか?アンデッドってやつか?って事は系統分けはどうなるんだ?アンデッドか?獣系か?まぁとりあえずアンデッドならモーニングスターみたいな打撃武器にしてみるか。」

俺はそう言うと一応、光魔法を放ち、ソレを実体化でモーニングスターの形にしてライオンの獣人に当てて粉砕していった。するとそれが良かったのか、再び時計の違う部分が光り始めた。

「おぉ、しかしこれは闘技場から光が伸びてるんじゃなくて時計の方から闘技場の一部に光が伸びてる感じなんだな。」

俺がそう思いながら魔法陣に触れると今度はライオンで尻尾に蛇がいる魔物が出てきた。

「えぇ・・・どっちだよ!とりあえず尻尾の蛇の方は素手か?」

俺はそう言うと素手で蛇を潰していき、そのままの勢いでライオンの頭をモーニングスターで潰そうとしたその時!

「待つでござる!」

サスケのその声が聞こえた瞬間、ライオンに当たる瞬間に手を当てて持っていた武器を吹き飛ばすと一旦離れてサスケの方を見た。

「どうした?何か見つけたのか?」

「爪でござる!獣系は爪でござる!」

「そうなのか?」

「絵が飾ってあったでござるよ。蛇や鱗を持つモノには拳だった様に!」

「なるほど、それが正解なら爪か。」

俺はそう言うと光魔法の様に水魔法で爪を造るとその爪で引き裂いて討伐、その他の魔物も同様に討伐した。するとサスケに言われた通りに倒したお陰で再度時計に光が灯った。

「なるほどな。って事はその前のはアンデッドって事か。」

「アンデッドも倒したでござるか?」

「おう、ライオンの獣人だったがな。」

「ライオンの獣人という事は王家の方だったのでござろうな。」

「そうなのか?」

「拙者の殿だった方は違うでござるが、獣人の王家といえばライオンという種類の獣人だと聞いてたでござる。」

「なるほどなぁ。まぁこれで鱗系なら素手、アンデッドならモーニングスター系の打撃系武器、獣系なら爪って分かったな。」

「そうでござるなぁ、絵では色んな鱗を持つ魔物の絵の中心に拳が描かれ、色んな獣系の魔物には爪が描かれていたでござるからなぁ。」

「まぁ何にせよ、個体ごとに変わるんじゃなけりゃ話は楽だな。」

「それで他には無いのか?」

「拙者の所にはそれだけでござるよ。」

「父ちゃん!あった!」

サスケとの話が終わると反対側からシンジが大きな声で俺に話し掛けてきた。

「何があったんだ?」

「絵だよ!鳥さんの絵の中に剣が描いてあるよ!」

「鳥系は剣か。他には?」

「隣がねぇ、魚?魚だと思うんだけど・・・。」

「サスケ!シンジが悩んでるみたいだから直ぐに行けるか?」

「承知でござる。」

サスケはそう言うと直ぐにシンジの方へと走っていった。

「シンジ、何で疑問形なんだ?」

「だってお魚さんが陸上で戦うのかなぁって思って。」

「あぁ、確かに。魚関係なら水が無けりゃ難しく感じるよなぁ。だが、此処は前世とは違うし、砂の中に棲息する魚も居るんじゃないか?」

「あっ、そうかぁ・・・それはそうかも。」

そんな事を言っているとサスケがシンジの下へ到着した。

「どうだサスケ?」

「他にも居るでござるが、シン坊の言ってるのはサンドフィッシュでござるな。」

「って事は魚系なんだな。」

「そうでござるよ。」

「なら、シンジ、真ん中に描いてあるのはなんだ?」

「ハンマーが描いてあるよ。」

「って事は打撃系でも種類に分かれるのか?」

「そうでもないのかもしれないでござるよ。」

「どういう事だ?」

「シュウトがアンデッドを倒したのは光魔法で造った武器でござるよな。」

「そうだな。」

「それならこうは考えられないでござるか?」

「どう?」

「光属性が付与された武器が決め手って事でござるよ。」

「あっ、それはあるかもしれないな。じゃあ他の属性でっていう魔物も居るって事か?」

「可能性の問題でござる。」

「なるほどなぁ、さてと次行ってみるか。」

俺はそう言うと魔法陣に触れた。すると今度は物の見事にサメの魔物が砂の中から出て来た。

「おっ、という事はコレか。」

俺はそう言うと土魔法でハンマーを造ってサメを土ごと潰して倒した。すると想定通り、時計には4つ目の光が灯った。

「よし、予定通りだな。」

「じゃあ次でござるな。」

その後も誰かが絵を見付けては次へ次へと進んで行き、とうとう13個目の光が灯ると時計に変化が起こった。

「おっ、これで終わりか?」

俺がそう言った瞬間、時計から光が闘技場に伸びていき、闘技場の外側の堀に差し掛かると光が堀全体から立ち上り、周りの13本の柱が光り輝いた。するとその柱の頂点が輝き、光りが闘技場へと一直線に降り注いだ。

「おっ、魔法陣が描かれ始めたか。」

俺がそう言いながら眺めていると完成した魔法陣から見覚えのある魔物が少しずつ出てきた。

「アレってルーク達があの時戦ってたアペなんとかって魔物じゃなかったか?」

「そうでござる!アペクマンティコアでござる!全魔法無効化の上に仙気や聖気でないと傷も付けれないでござる!」

「って事は他の人には踏破不可能なダンジョンって事かぁ。」

「シュウト!余裕で見てる場合では無いでござるよ!攻撃が来るでござる!」

「何が?」

俺はそう言うと内なる神気を少し解放して杖にすると攻撃してきたアペクマンティコアの身体をどんどん削っていき、最後には塵一つ残さず消し去ってしまった。

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